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名前の無い感情 ※百合要素あり
中編:口づけの意味
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* * * *
二連休に浮かれながらパソコンに向かっていると、リセから連絡が入った。
「アイ、何か予定あるー? 遊びに行ってもいい?」
そういえば、今日明日はリセもシフトが休みだ。
ここのところ、リセは毎週のようにうちに遊びに来て泊っていく。
慕ってくれるのは嬉しいけれど。
リセは大切な、友達でもあるけれど。
趣味の時間が減ることに、わたしは少しもどかしさを感じてもいる。
少し、迷いながら。わたしは、リセの誘いを断ることにした。
「ごめん、ちょっと趣味に没頭したくて。今は、一人でいたい」
「えー、なになに? 読みたい本でもあるの? それなら、あたしも隣で本でも読んでるし。もしカラオケならつき合わせてよ!」
読書が趣味なのは、話したことがある。
一人でカラオケに行くこともあると話したことが、リセとカラオケに行くきっかけにもなった。
けれど小説を書いていることは、まだ言っていない。
少し気恥ずかしいけど、リセになら話しても良いだろうか。
「わたし、小説書いて投稿サイトに上げててね。ちょっと、今日明日は集中して書きたくて」
「え、アイ、お話書いてるの? 読みたい! サイトのアドレス、教えてよ!」
わたしの書いている物語を、リセはどう感じるだろう。内心ドキドキしながらリセにアドレスを送る。
それからは何の連絡も無く、わたしはひたすら文字を打ち続けた。
リセから連絡が来たのは、翌日の夕方になってからだ。
「凄く面白かったよ! アイが良ければ、感想を伝えに行ってもいい?」
その言葉に、胸が熱くなる。
投稿サイトで誰かから感想をもらった時にも、わたしはお腹の奥に深く染み入るような、深い幸福感を感じていた。
書いていて良かったと思う。知らせて、良かったと思う。
わたしはリセが家に来るのを、快諾した。
この二日間は一人でいたいなんて言っていたのに、ゲンキンなものだ。
リセはいつも通り、コンビニの袋を持って現れた。
挨拶もそこそこに、リセはハイボールを飲みながら喋り始める。
「アイのお話、凄い面白かったよ! 色々な人が出てきて、みんな変な人ばっかりなのに、こういう人が本当に居てもおかしくないかも、むしろ素敵かもって思わされちゃうの。よくあんなの思いつくね!」
誉められて、照れながらお礼を言い、何度も頭を下げる。
なんというかもう、感謝しかない。
わたしはいくつかの物語を投稿していて、どれも個性的な人ばかりが出てくるように書いてるけれど、どれを読んでくれたのだろうか。
「ありがとう。本当に嬉しい……! どのお話を読んでくれたの?」
「え? 全部読んだよ! 特に好きだったのはね……」
……え? 全部?
結構な量があったはずなんだけど。
もしかしてこの二日間、ずっと読んでてくれたんだろうか。
止まらないリセの感想を聞きながら、感激のあまり目頭が熱くなる。
リセの言葉に相槌を打ち、その物語にどんな思いを込めて書いたのかを語りながら、わたしは涙がこぼれないようにするのに必死だった。
ひとしきり感想を述べた後、リセは自嘲気味に口を開く。
「あたし、変な奴って言われること多くてさー。アイはどう思う? あたしのこと、変だと思う?」
「んー、どうだろ。妙に人との距離が近いなとは思うけれど。別に変だとは思わないかな? 人間なんて、皆違って当たり前だし」
「だよね! 普通ってなんだよって感じ。なんだろうね、誰かとくっついてたいんだよね、あたし。なんか、落ち着くの」
そう言って目を伏せるリセは、笑みを浮かべてはいるものの、どこか寂しげだ。
リセは、天真爛漫で。人との距離が近くて。そのグイグイ行く感じは、誰とでも距離をつめられそうで。
けれどその根底には。
深い孤独感を抱えているのではないか。
過度にスキンシップを求めるのは、その裏返しなのではないか。
寂しげな笑みは、わたしにそんな印象を抱かせる。
「前の彼氏からもさー、思ってたのと違った、変な奴って言われちゃったり。
失礼しちゃうよねー、勝手に幻想抱いたのはそっちじゃん? おまえはあたしの何を見て好きだとか言ってたんだ! っていう」
そんなこともあるのか。経験がないから、よくわからない。
「でも、アイの書いたお話読んでたら、変でも良いんだって言ってもらえた気がして。なんか、前向きになれる気がしたんだ。
教えてくれて、本当にありがとう!」
そんな風に、思ってもらえるなんて。
わたしはとにかくお礼を言い、リセと抱き締め合った。
リセがキスをしてくる。初めて口づけを交わして以来、リセとはそれが友情の確認のようになっている。
けれど、この日は。
いつもと、様子が違った。
いつもならすぐに終わるはずの口づけが、妙に長い。
リセは私を離さず、離れようとせず。
口づけたまま、舌を入れてきた。
「……?」
……ああ、これがディープキスというものか。
わたしは、どうすればいいんだろう。このまま何もしなくていいんだろうか。
それとも、何か応じるのが礼儀なのだろうか。
よくわからない。けれど何かした方が良いような気がして、わたしも舌を絡めてみる。
リセから、短く吐息混じりの声が漏れる。
なんだろう。猫を撫でた時に、ゴロゴロと喉を鳴らされて、もっと撫でていようかなと思うような。
そんな気持ちで、私はリセをよしよしと撫でながら、口づけを続けた。
すると急にリセが頭を振って、私から離れた。
「あ、ゴメン、何か嫌だった?」
基本的に友達同士の口づけはリセの文化にあるもので、わたしの文化には無いものだ。
見よう見まねで応じてみたけれど、やはり何か違ったのだろうか。
リセが、首を横に振る。
「ううん、嫌じゃ、ないんだけどね。むしろ、もっとこうしていたいと思うんだけど……。
でも、これ以上すると、その気になっちゃうから」
……ん?
リセの言葉を頭の中で反芻し、その意味を考える。
少しの沈黙の後、先に沈黙を破ったのはリセだった。
「だって、アイは。あたしとそういうことするつもり、無いでしょ? あたしはアイに、嫌われたくないから……」
……。
……ああ。
わたしは、なんて馬鹿だったんだろう。
思えばリセが、男も女も関係ないと言った時に、気づくべきだったのかもしれない。
恋愛なんてあまりに経験が無さすぎて、気づけなかった。
男も女も関係ない。リセは。
そういう子だったんだ。
わたしは。誰とも付き合う気が無いなんて言っておきながら。
なんていうことを、してしまったんだろう。
「……そっか、ごめんね」
急によそよそしくなるのも、おかしな話だ。
けれど優しい言葉でフォローしようとするのも、何か違う気がする。
リセの気持ちを意識しながらも、わたしは努めて普段通りに振る舞うことにした。
「そうそう、この前リセが好きだって言ってた歌。凄く良い歌だったから、わたしも今度カラオケで歌ってみたいと思ってね……」
他愛ないお喋りをする。いつも通りに。
リセもそれからは、いつも通りに振舞ってくれたので。
少しづつ、わたしは自然体に戻っていった。
いつも通りに、二人でお酒を飲み。
いつも通りに、お喋りをして。
いつも通りに、二人で眠る。
いつも通りに、けれど意識してみれば遠慮がちに、リセがわたしを抱きしめてくるので。
わたしもリセをいつも通りに、そっと抱きしめた。いつも通りではない、ためらいを感じながら。
二連休に浮かれながらパソコンに向かっていると、リセから連絡が入った。
「アイ、何か予定あるー? 遊びに行ってもいい?」
そういえば、今日明日はリセもシフトが休みだ。
ここのところ、リセは毎週のようにうちに遊びに来て泊っていく。
慕ってくれるのは嬉しいけれど。
リセは大切な、友達でもあるけれど。
趣味の時間が減ることに、わたしは少しもどかしさを感じてもいる。
少し、迷いながら。わたしは、リセの誘いを断ることにした。
「ごめん、ちょっと趣味に没頭したくて。今は、一人でいたい」
「えー、なになに? 読みたい本でもあるの? それなら、あたしも隣で本でも読んでるし。もしカラオケならつき合わせてよ!」
読書が趣味なのは、話したことがある。
一人でカラオケに行くこともあると話したことが、リセとカラオケに行くきっかけにもなった。
けれど小説を書いていることは、まだ言っていない。
少し気恥ずかしいけど、リセになら話しても良いだろうか。
「わたし、小説書いて投稿サイトに上げててね。ちょっと、今日明日は集中して書きたくて」
「え、アイ、お話書いてるの? 読みたい! サイトのアドレス、教えてよ!」
わたしの書いている物語を、リセはどう感じるだろう。内心ドキドキしながらリセにアドレスを送る。
それからは何の連絡も無く、わたしはひたすら文字を打ち続けた。
リセから連絡が来たのは、翌日の夕方になってからだ。
「凄く面白かったよ! アイが良ければ、感想を伝えに行ってもいい?」
その言葉に、胸が熱くなる。
投稿サイトで誰かから感想をもらった時にも、わたしはお腹の奥に深く染み入るような、深い幸福感を感じていた。
書いていて良かったと思う。知らせて、良かったと思う。
わたしはリセが家に来るのを、快諾した。
この二日間は一人でいたいなんて言っていたのに、ゲンキンなものだ。
リセはいつも通り、コンビニの袋を持って現れた。
挨拶もそこそこに、リセはハイボールを飲みながら喋り始める。
「アイのお話、凄い面白かったよ! 色々な人が出てきて、みんな変な人ばっかりなのに、こういう人が本当に居てもおかしくないかも、むしろ素敵かもって思わされちゃうの。よくあんなの思いつくね!」
誉められて、照れながらお礼を言い、何度も頭を下げる。
なんというかもう、感謝しかない。
わたしはいくつかの物語を投稿していて、どれも個性的な人ばかりが出てくるように書いてるけれど、どれを読んでくれたのだろうか。
「ありがとう。本当に嬉しい……! どのお話を読んでくれたの?」
「え? 全部読んだよ! 特に好きだったのはね……」
……え? 全部?
結構な量があったはずなんだけど。
もしかしてこの二日間、ずっと読んでてくれたんだろうか。
止まらないリセの感想を聞きながら、感激のあまり目頭が熱くなる。
リセの言葉に相槌を打ち、その物語にどんな思いを込めて書いたのかを語りながら、わたしは涙がこぼれないようにするのに必死だった。
ひとしきり感想を述べた後、リセは自嘲気味に口を開く。
「あたし、変な奴って言われること多くてさー。アイはどう思う? あたしのこと、変だと思う?」
「んー、どうだろ。妙に人との距離が近いなとは思うけれど。別に変だとは思わないかな? 人間なんて、皆違って当たり前だし」
「だよね! 普通ってなんだよって感じ。なんだろうね、誰かとくっついてたいんだよね、あたし。なんか、落ち着くの」
そう言って目を伏せるリセは、笑みを浮かべてはいるものの、どこか寂しげだ。
リセは、天真爛漫で。人との距離が近くて。そのグイグイ行く感じは、誰とでも距離をつめられそうで。
けれどその根底には。
深い孤独感を抱えているのではないか。
過度にスキンシップを求めるのは、その裏返しなのではないか。
寂しげな笑みは、わたしにそんな印象を抱かせる。
「前の彼氏からもさー、思ってたのと違った、変な奴って言われちゃったり。
失礼しちゃうよねー、勝手に幻想抱いたのはそっちじゃん? おまえはあたしの何を見て好きだとか言ってたんだ! っていう」
そんなこともあるのか。経験がないから、よくわからない。
「でも、アイの書いたお話読んでたら、変でも良いんだって言ってもらえた気がして。なんか、前向きになれる気がしたんだ。
教えてくれて、本当にありがとう!」
そんな風に、思ってもらえるなんて。
わたしはとにかくお礼を言い、リセと抱き締め合った。
リセがキスをしてくる。初めて口づけを交わして以来、リセとはそれが友情の確認のようになっている。
けれど、この日は。
いつもと、様子が違った。
いつもならすぐに終わるはずの口づけが、妙に長い。
リセは私を離さず、離れようとせず。
口づけたまま、舌を入れてきた。
「……?」
……ああ、これがディープキスというものか。
わたしは、どうすればいいんだろう。このまま何もしなくていいんだろうか。
それとも、何か応じるのが礼儀なのだろうか。
よくわからない。けれど何かした方が良いような気がして、わたしも舌を絡めてみる。
リセから、短く吐息混じりの声が漏れる。
なんだろう。猫を撫でた時に、ゴロゴロと喉を鳴らされて、もっと撫でていようかなと思うような。
そんな気持ちで、私はリセをよしよしと撫でながら、口づけを続けた。
すると急にリセが頭を振って、私から離れた。
「あ、ゴメン、何か嫌だった?」
基本的に友達同士の口づけはリセの文化にあるもので、わたしの文化には無いものだ。
見よう見まねで応じてみたけれど、やはり何か違ったのだろうか。
リセが、首を横に振る。
「ううん、嫌じゃ、ないんだけどね。むしろ、もっとこうしていたいと思うんだけど……。
でも、これ以上すると、その気になっちゃうから」
……ん?
リセの言葉を頭の中で反芻し、その意味を考える。
少しの沈黙の後、先に沈黙を破ったのはリセだった。
「だって、アイは。あたしとそういうことするつもり、無いでしょ? あたしはアイに、嫌われたくないから……」
……。
……ああ。
わたしは、なんて馬鹿だったんだろう。
思えばリセが、男も女も関係ないと言った時に、気づくべきだったのかもしれない。
恋愛なんてあまりに経験が無さすぎて、気づけなかった。
男も女も関係ない。リセは。
そういう子だったんだ。
わたしは。誰とも付き合う気が無いなんて言っておきながら。
なんていうことを、してしまったんだろう。
「……そっか、ごめんね」
急によそよそしくなるのも、おかしな話だ。
けれど優しい言葉でフォローしようとするのも、何か違う気がする。
リセの気持ちを意識しながらも、わたしは努めて普段通りに振る舞うことにした。
「そうそう、この前リセが好きだって言ってた歌。凄く良い歌だったから、わたしも今度カラオケで歌ってみたいと思ってね……」
他愛ないお喋りをする。いつも通りに。
リセもそれからは、いつも通りに振舞ってくれたので。
少しづつ、わたしは自然体に戻っていった。
いつも通りに、二人でお酒を飲み。
いつも通りに、お喋りをして。
いつも通りに、二人で眠る。
いつも通りに、けれど意識してみれば遠慮がちに、リセがわたしを抱きしめてくるので。
わたしもリセをいつも通りに、そっと抱きしめた。いつも通りではない、ためらいを感じながら。
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