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Side story 1. 色葉ちゃんのイキ我慢訓練
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意外に思われるかもしれないが、そもそも、ローターというのは普通に使えば絶頂するようには作られていない。
より正確に述べるなら、「現代のローターは」だ。
ファッション・アクセサリとしての性的玩具の普及の後、ローターの振動は弱まる方向へとシフトしていった。
何故かといえば――強すぎればアクセサリとして機能しないからである。
確かに、オナニーやセックスのように性的絶頂を前提とした行為は存在するし、クリトリスや乳首を勃起させないと装着が難しいアクセサリもある。
だが、そもそも普段過ごしているときからずっと絶頂しっぱなしでは、流石に生活に支障をきたす。
そういうわけで、だいたいのローターは膣内に入れている分には振動は感じても絶頂するほどではないという、微妙な強さが主流になった。
ローターの形をしたただのアクセサリも珍しくはない。
もちろん、その一方で『普通の用途』に使えるローターもある――
◆ ◆ ◆
8月の終わり。
「水希ー、荷物届いてたよー」
「ありがとママー」
わたし――色葉 水希は荷物を一つ注文していた。
早速自室に持ち帰って、開封する。
「おぉー…ゴツい…」
真っ黒なそれは、二つのローターだった。
今まで愛用していたローターと同じ色だ。
パッケージに踊る売り文句が目に留まる。
「振動十倍、静音モデルかぁ…」
それこそが、わたしがこのローターを買った理由だった。
わたしには、他人と比べてイきにくいという自覚があった。
実際、友達との他愛のない雑談ついでに絶頂我慢をやってみたりしたけれど、毎回わたしの方がイくまでの時間が長かった。セックスも同じだった。
元から持っていたローターも、実は勘違いでアクセサリではなく普通に『使える』モノだったのだが、わたしとしては特に違和感を感じることはなかった。
試しにスペアとして用意していたもう一つも合わせて同時に装着してみたが、フル稼働させてみてもイくほどまでではない。
このときパーカーを羽織ってみたら意外と画になったのが、今の外出時のパーカー+ローター二つというスタイルの始まりである。
普段は電池が勿体なくて稼働させてはいないが。
とにかく、わたしには『他人よりはイかない』という自信がそれなりにあった。
だから、絶頂我慢大会のときもまんまと図書カードをもらっていくつもりでいた。
それが、あの惨敗――まさかのブービー賞である。
罰ゲームとして、あの彼に股を弄られながらマイクを持って自己紹介をするハメになった、二度もイかされるという屈辱。
人間は絶頂しながらまともに喋ることなどできない。ふにゃふにゃになったり噛みまくったりでそれは大爆笑の嵐である。
さすがに悔しいのでどこかでリベンジを狙っていたら、海に行ったときに近づけるチャンスが来た。
そしてセックスを挑むも――結果はまた惨敗。
しかも確か、「簡単にイッた」とか言いやがった。
そうして、特訓するしかないと思って購入したのが、この強いローターだった。
「さて、やってみよっと」
挿入してみた感じ、サイズは普通のものと変わらない。
2つ挿れても、特に違和感はない。
「じゃ、スイッチを…ッ!?」
ボタンを押したその瞬間、子宮全体が激しく振動しているかのような錯覚をした。
いや、実際揺さぶられているのかもしれない。
「あっ、はぁっ、うぅっ…!」
声すら出ずに、激しく腰を跳ねさせてイッた。
信じられないくらいの勢いと量の潮を吹いて、思い切り床を水浸しにしてしまった。
「や、やばっ…これ…!」
こちらの絶頂などお構いなしに、ローターは震え続ける。
むしろ、絶頂による締め付けのせいで、余計に振動が伝わってくる。
本当にまずい。一度、スイッチを切らなければ――
震える手をなんとか動かして、二つのローターのスイッチを再び押す。
「――っ!?!?」
予想に反して、振動は今までより強まった。
(なんで、なんで、なんでっ――!?)
混乱するわたしの視界に、ローターのパッケージが入った。
そこに書いてある文字を、よく見ると。
「二、段階…!?」
そう、このローターの強さは二段階。
オフの状態から一度スイッチを押すと弱、もう一度押すと強になり、オフにするにはさらにもう一度押す必要があった。
動揺して、わたしは立ち上がり――背にしていたベッドに、足を滑らせて倒れ込んだ。
それも、ぐるりと体を回して――うつ伏せで。
(やば、この姿勢、お腹がっ…!)
下腹部が少し圧迫される。
その少しがとてもまずかった。
外からほんの少し押された結果、膣内でほんの少しローターが動いて――子宮に触れた。
さっきの絶頂で敏感になっていたわたしには効果覿面で…
「っあ――んっ…!」
声も出ず、さっきより激しく腰が跳ねた。
潮がまた自分の体から出ていって、床を汚す音が聞こえる。
わたしは必死で、股間から伸びるコードを掴んで、引っこ抜いた。
「はぁっ、はぁっ、死ぬかと、思った…っ…!」
絶頂で息切れするという初めての体験は、なかなかに凄まじいものだった。
これ以上挿れていたら本当に脱水症状で死ぬんじゃないかと思わされた。
でも――これに慣れさえすれば。
そう考えたら、もう戻れなくなって――地獄の訓練が始まった。
◆ ◆ ◆
電池の消費がそれなりに激しいこともあり、このローターはなんとわざわざコンセントから給電できるようになっていた。
だから、自分の部屋にいる間は、ずっとローターを挿入して過ごすことができる。
「ふ…ぅっ…んぅっ…!」
机に向かって宿題を解きながら、歯を食いしばる。
そもそも線がまともに引けなくて、わたしは早々にペンを手放した。
机で寝るような姿勢を取りながら、その実とんでもない快感に襲われている。
また盛大に潮を吹いて、椅子をびちゃびちゃにしてしまった。
そんな調子でほぼ四六時中ローターを付けて過ごしていると、流石に慣れてくる。
室内で、ローターを付けていても力が抜けずに歩き回るくらいはできるようになってきたのだ。
これくらい慣れたら、もう一つ実行しようと思っていた訓練があった。
それは――外出だ。
一歩間違えれば、歩いている途中で情けなくイって潮を撒き散らすというとんでもなく恥ずかしい目に遭うことになる。
でも、それを乗り越えなければ訓練を終えたとは言えないのではないか。
わたしはローターのパッケージを見つめた。
連続稼働時間、新品の電池で2-3時間ほど。
この間、平然と歩けるくらいになれば…セックス程度は、余裕だろう。
問題はない。
わたしは、自らに試練を課すため、混み合った繁華街へと足を運んだ。
◆ ◆ ◆
傍から見ればローターを二つつけた普通の女の子。
しかしそのローターは殺意の如き振動を与えてくる。
今もよく見れば股間から愛液が滴り落ちているだろう。
人前で堂々とするオナニーでもセックスでもなく、隠れてやっている――その事実が、わたしを無駄に興奮させてしまう。
「…ふぅっ…うぅ…」
こっそりと歯を食いしばって、必死でイかないよう抵抗する。
それでも、無駄だろうというのがわかってしまう。快楽の波が、自分の抵抗どころか意識さえも深海の底に引きずり込むような気がしている。
――限界だ!
無理だと悟ったわたしは、素早くあたりを見渡した。
早くどこかに隠れなきゃ…という焦りが、かえって視界を狭くする。
それでも、なんとか見つけた。細い路地裏。そこの店の従業員くらいしか使わないだろうというような細い道。
気持ち早足で、わたしはそこへ滑り込んだ。
「あれ、色葉?」
「なぁっ…近藤っ…!?」
そこで、わたしは知り合いに会ってしまった。
最悪のタイミング。
もう手遅れな快楽の津波。
混乱する思考。
それらが絡まって、脚から力が抜けて…
「お、おいっ、大丈夫か!?」
「…っ、くぅっ――!!!」
近藤に支えられたまま、わたしの防波堤は完全に崩壊した。
とんでもない勢いで、自分の中から液体が迸っている。
地面がびちゃびちゃと音を立てて濡れていく。
「はぁっ、はあっ、ぐっ…あぁっ…!」
そのまま、わたしはしばらく肩で息をしていた。
◆ ◆ ◆
「…本当に何をしてるんだ、色葉…」
「…なんなんだろうね」
わたしはスッと目を逸らした。
ローターは既にわたしの股間にはない。きちんと拭いてポケットにしまってある。
「まあ…この件は秘密にしといてやるから…」
「本当に頼むよ…にしてもどんな確率なの、たまたま知り合いがここの店で働いてるって」
「不幸な事故だ。忘れよう」
わたしたちはそう合意した。
このときはまだ、わたしたちがあんな関係になるなんて思ってなかった。
より正確に述べるなら、「現代のローターは」だ。
ファッション・アクセサリとしての性的玩具の普及の後、ローターの振動は弱まる方向へとシフトしていった。
何故かといえば――強すぎればアクセサリとして機能しないからである。
確かに、オナニーやセックスのように性的絶頂を前提とした行為は存在するし、クリトリスや乳首を勃起させないと装着が難しいアクセサリもある。
だが、そもそも普段過ごしているときからずっと絶頂しっぱなしでは、流石に生活に支障をきたす。
そういうわけで、だいたいのローターは膣内に入れている分には振動は感じても絶頂するほどではないという、微妙な強さが主流になった。
ローターの形をしたただのアクセサリも珍しくはない。
もちろん、その一方で『普通の用途』に使えるローターもある――
◆ ◆ ◆
8月の終わり。
「水希ー、荷物届いてたよー」
「ありがとママー」
わたし――色葉 水希は荷物を一つ注文していた。
早速自室に持ち帰って、開封する。
「おぉー…ゴツい…」
真っ黒なそれは、二つのローターだった。
今まで愛用していたローターと同じ色だ。
パッケージに踊る売り文句が目に留まる。
「振動十倍、静音モデルかぁ…」
それこそが、わたしがこのローターを買った理由だった。
わたしには、他人と比べてイきにくいという自覚があった。
実際、友達との他愛のない雑談ついでに絶頂我慢をやってみたりしたけれど、毎回わたしの方がイくまでの時間が長かった。セックスも同じだった。
元から持っていたローターも、実は勘違いでアクセサリではなく普通に『使える』モノだったのだが、わたしとしては特に違和感を感じることはなかった。
試しにスペアとして用意していたもう一つも合わせて同時に装着してみたが、フル稼働させてみてもイくほどまでではない。
このときパーカーを羽織ってみたら意外と画になったのが、今の外出時のパーカー+ローター二つというスタイルの始まりである。
普段は電池が勿体なくて稼働させてはいないが。
とにかく、わたしには『他人よりはイかない』という自信がそれなりにあった。
だから、絶頂我慢大会のときもまんまと図書カードをもらっていくつもりでいた。
それが、あの惨敗――まさかのブービー賞である。
罰ゲームとして、あの彼に股を弄られながらマイクを持って自己紹介をするハメになった、二度もイかされるという屈辱。
人間は絶頂しながらまともに喋ることなどできない。ふにゃふにゃになったり噛みまくったりでそれは大爆笑の嵐である。
さすがに悔しいのでどこかでリベンジを狙っていたら、海に行ったときに近づけるチャンスが来た。
そしてセックスを挑むも――結果はまた惨敗。
しかも確か、「簡単にイッた」とか言いやがった。
そうして、特訓するしかないと思って購入したのが、この強いローターだった。
「さて、やってみよっと」
挿入してみた感じ、サイズは普通のものと変わらない。
2つ挿れても、特に違和感はない。
「じゃ、スイッチを…ッ!?」
ボタンを押したその瞬間、子宮全体が激しく振動しているかのような錯覚をした。
いや、実際揺さぶられているのかもしれない。
「あっ、はぁっ、うぅっ…!」
声すら出ずに、激しく腰を跳ねさせてイッた。
信じられないくらいの勢いと量の潮を吹いて、思い切り床を水浸しにしてしまった。
「や、やばっ…これ…!」
こちらの絶頂などお構いなしに、ローターは震え続ける。
むしろ、絶頂による締め付けのせいで、余計に振動が伝わってくる。
本当にまずい。一度、スイッチを切らなければ――
震える手をなんとか動かして、二つのローターのスイッチを再び押す。
「――っ!?!?」
予想に反して、振動は今までより強まった。
(なんで、なんで、なんでっ――!?)
混乱するわたしの視界に、ローターのパッケージが入った。
そこに書いてある文字を、よく見ると。
「二、段階…!?」
そう、このローターの強さは二段階。
オフの状態から一度スイッチを押すと弱、もう一度押すと強になり、オフにするにはさらにもう一度押す必要があった。
動揺して、わたしは立ち上がり――背にしていたベッドに、足を滑らせて倒れ込んだ。
それも、ぐるりと体を回して――うつ伏せで。
(やば、この姿勢、お腹がっ…!)
下腹部が少し圧迫される。
その少しがとてもまずかった。
外からほんの少し押された結果、膣内でほんの少しローターが動いて――子宮に触れた。
さっきの絶頂で敏感になっていたわたしには効果覿面で…
「っあ――んっ…!」
声も出ず、さっきより激しく腰が跳ねた。
潮がまた自分の体から出ていって、床を汚す音が聞こえる。
わたしは必死で、股間から伸びるコードを掴んで、引っこ抜いた。
「はぁっ、はぁっ、死ぬかと、思った…っ…!」
絶頂で息切れするという初めての体験は、なかなかに凄まじいものだった。
これ以上挿れていたら本当に脱水症状で死ぬんじゃないかと思わされた。
でも――これに慣れさえすれば。
そう考えたら、もう戻れなくなって――地獄の訓練が始まった。
◆ ◆ ◆
電池の消費がそれなりに激しいこともあり、このローターはなんとわざわざコンセントから給電できるようになっていた。
だから、自分の部屋にいる間は、ずっとローターを挿入して過ごすことができる。
「ふ…ぅっ…んぅっ…!」
机に向かって宿題を解きながら、歯を食いしばる。
そもそも線がまともに引けなくて、わたしは早々にペンを手放した。
机で寝るような姿勢を取りながら、その実とんでもない快感に襲われている。
また盛大に潮を吹いて、椅子をびちゃびちゃにしてしまった。
そんな調子でほぼ四六時中ローターを付けて過ごしていると、流石に慣れてくる。
室内で、ローターを付けていても力が抜けずに歩き回るくらいはできるようになってきたのだ。
これくらい慣れたら、もう一つ実行しようと思っていた訓練があった。
それは――外出だ。
一歩間違えれば、歩いている途中で情けなくイって潮を撒き散らすというとんでもなく恥ずかしい目に遭うことになる。
でも、それを乗り越えなければ訓練を終えたとは言えないのではないか。
わたしはローターのパッケージを見つめた。
連続稼働時間、新品の電池で2-3時間ほど。
この間、平然と歩けるくらいになれば…セックス程度は、余裕だろう。
問題はない。
わたしは、自らに試練を課すため、混み合った繁華街へと足を運んだ。
◆ ◆ ◆
傍から見ればローターを二つつけた普通の女の子。
しかしそのローターは殺意の如き振動を与えてくる。
今もよく見れば股間から愛液が滴り落ちているだろう。
人前で堂々とするオナニーでもセックスでもなく、隠れてやっている――その事実が、わたしを無駄に興奮させてしまう。
「…ふぅっ…うぅ…」
こっそりと歯を食いしばって、必死でイかないよう抵抗する。
それでも、無駄だろうというのがわかってしまう。快楽の波が、自分の抵抗どころか意識さえも深海の底に引きずり込むような気がしている。
――限界だ!
無理だと悟ったわたしは、素早くあたりを見渡した。
早くどこかに隠れなきゃ…という焦りが、かえって視界を狭くする。
それでも、なんとか見つけた。細い路地裏。そこの店の従業員くらいしか使わないだろうというような細い道。
気持ち早足で、わたしはそこへ滑り込んだ。
「あれ、色葉?」
「なぁっ…近藤っ…!?」
そこで、わたしは知り合いに会ってしまった。
最悪のタイミング。
もう手遅れな快楽の津波。
混乱する思考。
それらが絡まって、脚から力が抜けて…
「お、おいっ、大丈夫か!?」
「…っ、くぅっ――!!!」
近藤に支えられたまま、わたしの防波堤は完全に崩壊した。
とんでもない勢いで、自分の中から液体が迸っている。
地面がびちゃびちゃと音を立てて濡れていく。
「はぁっ、はあっ、ぐっ…あぁっ…!」
そのまま、わたしはしばらく肩で息をしていた。
◆ ◆ ◆
「…本当に何をしてるんだ、色葉…」
「…なんなんだろうね」
わたしはスッと目を逸らした。
ローターは既にわたしの股間にはない。きちんと拭いてポケットにしまってある。
「まあ…この件は秘密にしといてやるから…」
「本当に頼むよ…にしてもどんな確率なの、たまたま知り合いがここの店で働いてるって」
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