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150. 二人の愛を、フレームに
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「あっ、今回はおちんちん貸してとかそういうんじゃないんだ」
「えっ」
身体で…と心構えていた俺は拍子抜けした表情で彼女たちを見つめることとなった。
「ちょっとね…これでやってほしいことがあって」
由美先輩はスマホを渡してきた。
起動しているのはカメラアプリだ。
「ほっ…本当にやるんですかぁ…?」
「大丈夫だから、緊張しないで、花音」
由美先輩はちょっと尻込みしているらしい花音先輩の頭を撫でた。
「わたしたちが二人でいろいろするから、良いと思ったところで写真を撮って欲しいんだ」
「…それ、俺で良いんですか?」
「キミ『が』良いんだよ。わたしたちは、男子の中では奥原くんを一番信頼しているかもしれない」
「それは光栄ですけど…」
俺が少し困惑した色を見せていると、花音先輩が補足してきた。
「私たちって…女同士ですから、こういう他の人の協力が必要なことって頼みづらいんです。もちろん、最近は別に気持ち悪がられたりとかはしないんですけど、それでもなんか配慮みたいなものを感じちゃって…」
「なるほど…」
まあ、碓かにそうだ。
当人は普通に接してほしいよな。
「文化祭のときにキミにわたしたちの関係を明かしたのは賭けではあったけど、勝ちだったみたいだね。ルーレットはボロボロだったけど」
あはは、と三人で小さく笑ってから、俺はカメラを構えた。
「早くやりましょう。時間がないですよ」
「そうだね。花音、しよっか」
由美先輩はそう言って、花音先輩に正面から密着した。
二人の露出した胸が触れ合い、ふにゃりと形を変える。
「い、いきなりですか…っ」
「大丈夫、最初は他のとこから触るから」
胸から上を写してシャッターを切る。
窓から差し込む夕日のおかげで若干逆光気味だが、それがいい感じにシルエットを浮き上がらせた。
「んっ…」
由美先輩が花音先輩の乳首を撫で上げ、そのまま指先で優しく擦る。
それから、由美先輩はグッと姿勢を低くして、乳首を唇で啄んだ。
漏れ出る声を必死に我慢する花音先輩もまたされるがままではなく、腕を伸ばして指先で由美先輩の股間をくすぐっている。
俺は胸と股間のどちらも写真に収めた。
やがて、花音先輩の指は由美先輩の割れ目の中へと侵入する。
「ん…やるじゃん花音…っ」
由美先輩は胸から口を離し、再び花音先輩と至近距離で見つめ合う。
その一方で手は下へと伸び、互いが互いの股間を弄り合う構図になった。
そこでまた、シャッターを切った。
「どっちが…っ、先にイくか、勝負だね…っ、花音…!」
「負けないよ、由美っ…」
二人は責め合うが、机側にいる花音先輩が若干不利なようで、だんだん押されてきた。
そして、花音先輩はバランスを崩し、机に倒れ込んでしまう。
それを逃さず、由美先輩は机の上へと乗りかかって、完全に覆いかぶさった上でなお指を動かし続ける。
圧倒的に不利になってしまった花音先輩も負けじと責めたてる。
俺は二人の後ろへと回り込む。
それを知ってか知らずか、二人は互いの割れ目を指で広げた。
絶好のシャッターチャンスを、俺は逃さない。
夕日に照らされ濡れているのがよくわかるピンク色の膣内を、二つも同時にフレームに収めた。
「よしっ」
不意に由美先輩は机から降りた。
花音先輩に目を向けてみれば、息も絶え絶えでイく寸前といった様子だ。
この勝負はどうやら花音先輩の負けである。
…まあ、二人と初めて会ったときから、どちらが攻めでどちらが受けなのかは明白ではあったが、今回も多分に漏れずといったところだ。
由美先輩は、ちょうど机の高さのところにさらけ出された花音先輩の割れ目に口づけをした。
そして、水音を立てながら舌で膣内を蹂躙し始めた。
「ひんっ…今は、ダメだって、出ちゃうからっ…いろいろ…っ」
「いいよ。出して、花音の出したものならなんだって受け入れてあげるから」
「や、やぁっ、イくっ、出ちゃうっ――」
その言葉を最後に、花音先輩は机の上でエビのように背中を反らせて絶頂した。
一瞬激しく迸った潮が由美先輩の顔を濡らしたが、すぐに由美先輩は口をぴったりとつけてその全てを口内に受け入れ、そして喉を鳴らしながら飲み込んでいく。
やがて、ビクビクと絶頂の余韻を感じていた花音先輩の腰が収まっても、由美先輩は口を離さない。
一滴も漏らさず、何かを飲み下している。
花音先輩はそれを、ぼーっとした目で見つめていた。
◆ ◆ ◆
「おーっ!いい写真ばっか!奥原くんカメラマンの才能あるよ」
「ありがとうございます」
俺の撮った写真は、二人には大変好評だった。
時間がなくて互いにキスまでたどり着かなかったことは少し不満そうだったが、それでもこの写真を見て二人で顔を綻ばせていたので、二人の行為の一助になれたなら良かった。
「それじゃ、帰りましょう。俺はこれで…」
「あっ、ちょっと待って。一応聞いておくんだけど」
呼び止められて、二人の先輩を振り返る。
「この写真、ほしい?」
「はい」
即答した。
「えっ」
身体で…と心構えていた俺は拍子抜けした表情で彼女たちを見つめることとなった。
「ちょっとね…これでやってほしいことがあって」
由美先輩はスマホを渡してきた。
起動しているのはカメラアプリだ。
「ほっ…本当にやるんですかぁ…?」
「大丈夫だから、緊張しないで、花音」
由美先輩はちょっと尻込みしているらしい花音先輩の頭を撫でた。
「わたしたちが二人でいろいろするから、良いと思ったところで写真を撮って欲しいんだ」
「…それ、俺で良いんですか?」
「キミ『が』良いんだよ。わたしたちは、男子の中では奥原くんを一番信頼しているかもしれない」
「それは光栄ですけど…」
俺が少し困惑した色を見せていると、花音先輩が補足してきた。
「私たちって…女同士ですから、こういう他の人の協力が必要なことって頼みづらいんです。もちろん、最近は別に気持ち悪がられたりとかはしないんですけど、それでもなんか配慮みたいなものを感じちゃって…」
「なるほど…」
まあ、碓かにそうだ。
当人は普通に接してほしいよな。
「文化祭のときにキミにわたしたちの関係を明かしたのは賭けではあったけど、勝ちだったみたいだね。ルーレットはボロボロだったけど」
あはは、と三人で小さく笑ってから、俺はカメラを構えた。
「早くやりましょう。時間がないですよ」
「そうだね。花音、しよっか」
由美先輩はそう言って、花音先輩に正面から密着した。
二人の露出した胸が触れ合い、ふにゃりと形を変える。
「い、いきなりですか…っ」
「大丈夫、最初は他のとこから触るから」
胸から上を写してシャッターを切る。
窓から差し込む夕日のおかげで若干逆光気味だが、それがいい感じにシルエットを浮き上がらせた。
「んっ…」
由美先輩が花音先輩の乳首を撫で上げ、そのまま指先で優しく擦る。
それから、由美先輩はグッと姿勢を低くして、乳首を唇で啄んだ。
漏れ出る声を必死に我慢する花音先輩もまたされるがままではなく、腕を伸ばして指先で由美先輩の股間をくすぐっている。
俺は胸と股間のどちらも写真に収めた。
やがて、花音先輩の指は由美先輩の割れ目の中へと侵入する。
「ん…やるじゃん花音…っ」
由美先輩は胸から口を離し、再び花音先輩と至近距離で見つめ合う。
その一方で手は下へと伸び、互いが互いの股間を弄り合う構図になった。
そこでまた、シャッターを切った。
「どっちが…っ、先にイくか、勝負だね…っ、花音…!」
「負けないよ、由美っ…」
二人は責め合うが、机側にいる花音先輩が若干不利なようで、だんだん押されてきた。
そして、花音先輩はバランスを崩し、机に倒れ込んでしまう。
それを逃さず、由美先輩は机の上へと乗りかかって、完全に覆いかぶさった上でなお指を動かし続ける。
圧倒的に不利になってしまった花音先輩も負けじと責めたてる。
俺は二人の後ろへと回り込む。
それを知ってか知らずか、二人は互いの割れ目を指で広げた。
絶好のシャッターチャンスを、俺は逃さない。
夕日に照らされ濡れているのがよくわかるピンク色の膣内を、二つも同時にフレームに収めた。
「よしっ」
不意に由美先輩は机から降りた。
花音先輩に目を向けてみれば、息も絶え絶えでイく寸前といった様子だ。
この勝負はどうやら花音先輩の負けである。
…まあ、二人と初めて会ったときから、どちらが攻めでどちらが受けなのかは明白ではあったが、今回も多分に漏れずといったところだ。
由美先輩は、ちょうど机の高さのところにさらけ出された花音先輩の割れ目に口づけをした。
そして、水音を立てながら舌で膣内を蹂躙し始めた。
「ひんっ…今は、ダメだって、出ちゃうからっ…いろいろ…っ」
「いいよ。出して、花音の出したものならなんだって受け入れてあげるから」
「や、やぁっ、イくっ、出ちゃうっ――」
その言葉を最後に、花音先輩は机の上でエビのように背中を反らせて絶頂した。
一瞬激しく迸った潮が由美先輩の顔を濡らしたが、すぐに由美先輩は口をぴったりとつけてその全てを口内に受け入れ、そして喉を鳴らしながら飲み込んでいく。
やがて、ビクビクと絶頂の余韻を感じていた花音先輩の腰が収まっても、由美先輩は口を離さない。
一滴も漏らさず、何かを飲み下している。
花音先輩はそれを、ぼーっとした目で見つめていた。
◆ ◆ ◆
「おーっ!いい写真ばっか!奥原くんカメラマンの才能あるよ」
「ありがとうございます」
俺の撮った写真は、二人には大変好評だった。
時間がなくて互いにキスまでたどり着かなかったことは少し不満そうだったが、それでもこの写真を見て二人で顔を綻ばせていたので、二人の行為の一助になれたなら良かった。
「それじゃ、帰りましょう。俺はこれで…」
「あっ、ちょっと待って。一応聞いておくんだけど」
呼び止められて、二人の先輩を振り返る。
「この写真、ほしい?」
「はい」
即答した。
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