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134. やるからには、徹底的に
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薄いピンク色の乳輪を、まず指の腹でそっと撫でる。
そんなに感じなさそうなその行為に、しかし美香はぴくりと反応して身を捩る。
「目が見えないと、敏感になるだろ?」
「うん…」
今度はもっとしっかりと撫でてみる。
そして、傷つけないようにそっと爪を立ててみる。
刺激が増して、美香の息が荒くなってきた。
そのまま、指を横にずらして乳首に触れる。
「んっ…」
今度は微かながら声が漏れた。
乳首の先端を、撫で回したり掻いたりしてやると、徐々に指先でも固さが感じられるようになった。
手を離してみても、さっきと比べると明らかに主張を激しくしている。
薄いピンク色も、いくらか濃くなったようだ。
俺は一度、自分の体を起こして美香の姿を眺めた。
ベージュの長袖の服から、胸全体だけを露出した服。
その露出部分の先端は、さっきまでいじっていたおかげでピンと勃っている。
そして、相変わらずなにも隠すもののない下半身。
加えて、頬を紅潮させ目を隠された美香の姿。
どの要素を取っても満足できるような素晴らしい光景だが、美香がするのは乳首を使ったオナニー。
つまり、イカせなければならない。
(じわじわ責めて最後に強い刺激でイカせるのもいいけど…)
俺は、一つ思いついた案を実行するため、美香の股間に手を伸ばした。
太ももの間にそっと手を差し込んで少しだけ脚を開かせ、割れ目に指を差し込む。
「えっ…、そこは…」
予想外の刺激に思わず動いた美香の手を、俺は空いている方の手で抑え込んだ。
美香は素直に手を元の位置に戻した。どうやら、ちゃんと従ってくれるらしい。
俺は美香の膣内をゆっくりと指でかき回し、それから引き抜いた。
とろみのある透明な愛液が、指先にまとわりついていた。
その愛液を落とさないよう、ゆっくり慎重に手を動かして、乳首まで持っていく。
そして、濡れた指先を乳首にそっと触れさせた。
「ひゃんっ!?」
急に訪れた冷たい感覚に、美香は今度こそはっきりと声を上げた。
「ちょっと強くするからな」
「強くって…」
俺は答えを返さずに、両手の親指と人差し指に愛液をまとわりつかせた。
そして、勃起した乳首を強すぎない力で、それでもしっかりと挟み込む。
それから――俺は指を擦り合わせるように動かした。
もちろん、乳首を挟み込んだまま。
「ひゃ、あんっ…!?」
襲いくる快感に、しかし美香は必死で手を動かさないように我慢している。
この案――愛液をローション代わりにして乳首をしごくという考えは、どうやらうまくいったようだ。
「ヤバい、ヤバいって、これ、すぐイくってっ」
無意識にか身を捻り、俺の手から逃げ出そうとする美香。
だが、俺は逃さない。手を追従させ、いっときも休ませない。
「あっ、んっ、ダメっ…!」
その言葉を最後に、美香は歯を食いしばって身体を反らした。
何秒かの間、美香は背中をベッドから浮かせて、そして崩れ落ちた。
ベッドのバネがぎしりと音を立てる。
「はぁー…はぁー、これ、すごい…っ」
美香は荒い呼吸のまま、そう感想を漏らした。
額には薄っすらと汗をかき、股間には汗とは違う液体があった。
乳首は先程よりも大きくなっているし、赤みも増しているようだ。
「どうだった?」
美香の目隠しをほどいてやりながら、俺は訊ねた。
「…すごかった…あんまり知らない刺激で、最初はくすぐったかったけど…その、くせになるかも」
「まあ程々に、敏感さを保つくらいのつもりでやったら良いんじゃないか。それこそ、やりすぎるとアクセサリーを着けてるだけでも辛くなるだろうし」
「確かに。…ところで総司くん、そのタオルは?」
「胸を濡らしたから、拭かなきゃいけないだろ?」
「やっ、あっ、ちょっと、私イッたばっか――」
結局、俺は美香をもう一度乳首でイカせ、あとで「やりすぎ」と少々怒られる羽目になった。
そんなに感じなさそうなその行為に、しかし美香はぴくりと反応して身を捩る。
「目が見えないと、敏感になるだろ?」
「うん…」
今度はもっとしっかりと撫でてみる。
そして、傷つけないようにそっと爪を立ててみる。
刺激が増して、美香の息が荒くなってきた。
そのまま、指を横にずらして乳首に触れる。
「んっ…」
今度は微かながら声が漏れた。
乳首の先端を、撫で回したり掻いたりしてやると、徐々に指先でも固さが感じられるようになった。
手を離してみても、さっきと比べると明らかに主張を激しくしている。
薄いピンク色も、いくらか濃くなったようだ。
俺は一度、自分の体を起こして美香の姿を眺めた。
ベージュの長袖の服から、胸全体だけを露出した服。
その露出部分の先端は、さっきまでいじっていたおかげでピンと勃っている。
そして、相変わらずなにも隠すもののない下半身。
加えて、頬を紅潮させ目を隠された美香の姿。
どの要素を取っても満足できるような素晴らしい光景だが、美香がするのは乳首を使ったオナニー。
つまり、イカせなければならない。
(じわじわ責めて最後に強い刺激でイカせるのもいいけど…)
俺は、一つ思いついた案を実行するため、美香の股間に手を伸ばした。
太ももの間にそっと手を差し込んで少しだけ脚を開かせ、割れ目に指を差し込む。
「えっ…、そこは…」
予想外の刺激に思わず動いた美香の手を、俺は空いている方の手で抑え込んだ。
美香は素直に手を元の位置に戻した。どうやら、ちゃんと従ってくれるらしい。
俺は美香の膣内をゆっくりと指でかき回し、それから引き抜いた。
とろみのある透明な愛液が、指先にまとわりついていた。
その愛液を落とさないよう、ゆっくり慎重に手を動かして、乳首まで持っていく。
そして、濡れた指先を乳首にそっと触れさせた。
「ひゃんっ!?」
急に訪れた冷たい感覚に、美香は今度こそはっきりと声を上げた。
「ちょっと強くするからな」
「強くって…」
俺は答えを返さずに、両手の親指と人差し指に愛液をまとわりつかせた。
そして、勃起した乳首を強すぎない力で、それでもしっかりと挟み込む。
それから――俺は指を擦り合わせるように動かした。
もちろん、乳首を挟み込んだまま。
「ひゃ、あんっ…!?」
襲いくる快感に、しかし美香は必死で手を動かさないように我慢している。
この案――愛液をローション代わりにして乳首をしごくという考えは、どうやらうまくいったようだ。
「ヤバい、ヤバいって、これ、すぐイくってっ」
無意識にか身を捻り、俺の手から逃げ出そうとする美香。
だが、俺は逃さない。手を追従させ、いっときも休ませない。
「あっ、んっ、ダメっ…!」
その言葉を最後に、美香は歯を食いしばって身体を反らした。
何秒かの間、美香は背中をベッドから浮かせて、そして崩れ落ちた。
ベッドのバネがぎしりと音を立てる。
「はぁー…はぁー、これ、すごい…っ」
美香は荒い呼吸のまま、そう感想を漏らした。
額には薄っすらと汗をかき、股間には汗とは違う液体があった。
乳首は先程よりも大きくなっているし、赤みも増しているようだ。
「どうだった?」
美香の目隠しをほどいてやりながら、俺は訊ねた。
「…すごかった…あんまり知らない刺激で、最初はくすぐったかったけど…その、くせになるかも」
「まあ程々に、敏感さを保つくらいのつもりでやったら良いんじゃないか。それこそ、やりすぎるとアクセサリーを着けてるだけでも辛くなるだろうし」
「確かに。…ところで総司くん、そのタオルは?」
「胸を濡らしたから、拭かなきゃいけないだろ?」
「やっ、あっ、ちょっと、私イッたばっか――」
結局、俺は美香をもう一度乳首でイカせ、あとで「やりすぎ」と少々怒られる羽目になった。
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