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第一章 宇宙の始まり
第7話 魔力の無い世界
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勝利はおさめたが、どうも納得できない。
なぜ、神のペースで踊らされる必要がある?
次の戦いは必要なのか?
おそらく、ほかの天使たちを俺を消したいから必死になっている。
でも、俺の目的はアリエルだけだ。
そう、アリエルにさえ、俺のことを認められればそれでいい。
魔術なしの惑星がいかに優れているかは、先の戦いで十分証明された。
これ以上の戦いはただの暇つぶしだ。
そんな茶番に付き合う必要はない。
アリエルに会いに行こう。
そう思い立った俺はさっそく故郷のある第10宇宙へ行った。
アリエルはすぐに見つかった。
故郷の惑星にある衛星で休憩していたのだ。
おそらく、そこから地上の様子を見守っていたのであろう。
「アリエル、ちょっと話がしたい」
「あら、アルターイ。珍しいね。どうしたの?」
「ああ、この前の試合は見ただろ? 魔術の無い地球がいかに素晴らしいかわかってもらえたはずだ」
「う~ん。この議論は終わったよね? だって、地球には精神疾患で悩んでいる人がたくさんいるじゃない?」
「ああ、それも、薬を開発して問題解決中だ。おそらく、もうすぐ特効薬もできる」
「本当? それって聞いたフリして、気づいたらまた同じ病気になるって薬じゃないの?」
「それは知らん。でも、回復した人間もいるそうだ」
「ほら、そんな無責任なこと言って。確かに科学もすごいけど、犠牲が多いんだよ。すぐに戦争起こすのも、人間が精神的に不安定だからでしょ? でも、魔力があれば精神は安定するし、戦争も小さな争いで済むよ?」
「それはそうなんだが、科学がすごいことは認めてくれるんだな?」
「それは認めるよ? でも、魔力の無い人間の弱さも認めてよ」
「わかった。それじゃあ、両方あればもっといいよな?」
「そんなこと実現しないと思うけどなぁ」
「やってみないとわからない」
「どうやってやるのさ?」
「俺に考えがある」
「まぁ、やれるだけのことはやってみたら? でも、周りの迷惑になるようなことはダメだよ?」
「わかった」
よし、言質は取った。
両立させてやろう。
まずは故郷の惑星へ行った。
そこで、ジンパッグという辺境の島国へ行った。
よく知っている。
俺はこの惑星を参考に地球を作ったからだ。
ここには国立大学あり、そこには、魔術の研究者がたくさんいることも知っている。
そいつらに、地球人を召喚させよう。
俺が連れてくると天使の魔力を使うだけで居場所がばれてしまう。
俺は今、第3宇宙に忍び込んだときと同じように、天使であることがバレない魔法を使っている。
魔力は人間だったころに戻るが、できることは多い。
たしかミハエル・ハインリッヒとか言うやつが専門家の中でも研究を進めているヒトだったな。
それじゃあ、やつに情報を漏らせば勝手に召喚するだろう。
足りない魔力は適当に特級を捕まえてくれば済むはずだ。
俺はミハエル・ハインリッヒ教授に情報を流した。
偶然、近くに特級が3人もいたらしく、そいつらの魔力を使うことにするらしい。
召喚自体はうまくいくように術式は教えておいた。
せっかくだから神殺しになれる素材を召喚させよう。
そう思い立った俺は召喚する素材を選びに地球へ向かった。
神殺しになれる逸材は何人か見つけたが、その中でも特別に召喚したい人間を見つけた。
名を山下修というらしい。
こいつは、重度のうつ病で仕事を休んでいる。
どうやら障害者として認定されるほどらしい。
1日の内、大半の時間を死ぬことだけを考えて生きている。
生きながら死んでいると言えよう。
アリエルと議論になった精神疾患者だ。
言い換えると、俺の魔術無し惑星の犠牲者とも言える。
コイツを救済することがわずかながら俺のできる罪滅ぼしなのかもしれない。
そして、コイツを育てて俺を殺させよう。
天使同士では殺し合いはできない。
多少の科学や魔術でも天使は殺せない。
神殺しに成ってしまえば、俺どころか神をも超える。
最悪、神殺し候補のままでも天使くらいなら殺せるだろう。
そして、こいつが、アリエルの宇宙で科学を残してくれるだろう。
電車が来た。
おそらく、コイツは飛び込めない。
俺が押してやろう。
ドンッ
キキィーー、グシャ
ずっと死にたがっていたから、これでこいつも救われたはずだ。
今頃召喚転生の魔術も成功しているころだろう。
しばらくしてアリエルが俺のところへ来た。
この時、俺は山下修の家族が心配で見守っていた。
もちろん、天使としての気配は消し、人間として近づいていた。
「あー、やっと見つけたー!」
「どうした?」
「アルターイったら、召喚転生の術式をヒトに教えたでしょ?」
「うっ。なぜわかった?」
「調べたんだからー!」
「そうか」
「そうかじゃない!ヒトが死んだよ?いっぱい」
「え?召喚転生の魔術が失敗したのか?」
「いや、逆に、それ以上のクオリティを出してマナ暴走になったね」
「それ以上? 何をやったら暴走するんだ?」
「どうやら、マナを注ぎすぎたみたい。だから、次の神殺しは他の特級にも影響を与えるでしょうね」
「どういうことだ?」
「あなたが人工的に作った神殺しが他の特級を神殺しにまで押し上げるって言ってんのよ」
「増えるのか」
「アルターイは何がしたかったの?」
「最終的には天使を殺させたかった」
「なんでそんなことするのよ?」
「だって、天使は10人で十分だろ?」
「そんなこと気にしてたの?」
「それで、誰を殺させるつもりだったのよ?」
「俺だ」
「だめじゃない。それはだめ。それなら私が死ぬわ。あなたを巻き込んだのは私だもの」
「それもいいかもしれないな」
その時、俺は何もかもがどうでもよくなりつつあった。
山下修の家族は悲しみに明け暮れていたからだ。
あんなに、家族ともうまくいっていなかったのに。
あんなに、自ら死にたがっていたのに。
どうやら、俺は自身が死にたい気持ちを山下修にぶつけただけだったのかもしれない。
ああ、これが、魔力の無い世界か。
俺は人間同様に魔力を消していたため、憂鬱な気分になっていたのだ。
そんなときにアリエルが現れ、作戦の破綻を感じた。
その絶望がアリエルへの返事として現れてしまったのだ。
もう、何もかもがどうでもよくなっていた。
なぜ、神のペースで踊らされる必要がある?
次の戦いは必要なのか?
おそらく、ほかの天使たちを俺を消したいから必死になっている。
でも、俺の目的はアリエルだけだ。
そう、アリエルにさえ、俺のことを認められればそれでいい。
魔術なしの惑星がいかに優れているかは、先の戦いで十分証明された。
これ以上の戦いはただの暇つぶしだ。
そんな茶番に付き合う必要はない。
アリエルに会いに行こう。
そう思い立った俺はさっそく故郷のある第10宇宙へ行った。
アリエルはすぐに見つかった。
故郷の惑星にある衛星で休憩していたのだ。
おそらく、そこから地上の様子を見守っていたのであろう。
「アリエル、ちょっと話がしたい」
「あら、アルターイ。珍しいね。どうしたの?」
「ああ、この前の試合は見ただろ? 魔術の無い地球がいかに素晴らしいかわかってもらえたはずだ」
「う~ん。この議論は終わったよね? だって、地球には精神疾患で悩んでいる人がたくさんいるじゃない?」
「ああ、それも、薬を開発して問題解決中だ。おそらく、もうすぐ特効薬もできる」
「本当? それって聞いたフリして、気づいたらまた同じ病気になるって薬じゃないの?」
「それは知らん。でも、回復した人間もいるそうだ」
「ほら、そんな無責任なこと言って。確かに科学もすごいけど、犠牲が多いんだよ。すぐに戦争起こすのも、人間が精神的に不安定だからでしょ? でも、魔力があれば精神は安定するし、戦争も小さな争いで済むよ?」
「それはそうなんだが、科学がすごいことは認めてくれるんだな?」
「それは認めるよ? でも、魔力の無い人間の弱さも認めてよ」
「わかった。それじゃあ、両方あればもっといいよな?」
「そんなこと実現しないと思うけどなぁ」
「やってみないとわからない」
「どうやってやるのさ?」
「俺に考えがある」
「まぁ、やれるだけのことはやってみたら? でも、周りの迷惑になるようなことはダメだよ?」
「わかった」
よし、言質は取った。
両立させてやろう。
まずは故郷の惑星へ行った。
そこで、ジンパッグという辺境の島国へ行った。
よく知っている。
俺はこの惑星を参考に地球を作ったからだ。
ここには国立大学あり、そこには、魔術の研究者がたくさんいることも知っている。
そいつらに、地球人を召喚させよう。
俺が連れてくると天使の魔力を使うだけで居場所がばれてしまう。
俺は今、第3宇宙に忍び込んだときと同じように、天使であることがバレない魔法を使っている。
魔力は人間だったころに戻るが、できることは多い。
たしかミハエル・ハインリッヒとか言うやつが専門家の中でも研究を進めているヒトだったな。
それじゃあ、やつに情報を漏らせば勝手に召喚するだろう。
足りない魔力は適当に特級を捕まえてくれば済むはずだ。
俺はミハエル・ハインリッヒ教授に情報を流した。
偶然、近くに特級が3人もいたらしく、そいつらの魔力を使うことにするらしい。
召喚自体はうまくいくように術式は教えておいた。
せっかくだから神殺しになれる素材を召喚させよう。
そう思い立った俺は召喚する素材を選びに地球へ向かった。
神殺しになれる逸材は何人か見つけたが、その中でも特別に召喚したい人間を見つけた。
名を山下修というらしい。
こいつは、重度のうつ病で仕事を休んでいる。
どうやら障害者として認定されるほどらしい。
1日の内、大半の時間を死ぬことだけを考えて生きている。
生きながら死んでいると言えよう。
アリエルと議論になった精神疾患者だ。
言い換えると、俺の魔術無し惑星の犠牲者とも言える。
コイツを救済することがわずかながら俺のできる罪滅ぼしなのかもしれない。
そして、コイツを育てて俺を殺させよう。
天使同士では殺し合いはできない。
多少の科学や魔術でも天使は殺せない。
神殺しに成ってしまえば、俺どころか神をも超える。
最悪、神殺し候補のままでも天使くらいなら殺せるだろう。
そして、こいつが、アリエルの宇宙で科学を残してくれるだろう。
電車が来た。
おそらく、コイツは飛び込めない。
俺が押してやろう。
ドンッ
キキィーー、グシャ
ずっと死にたがっていたから、これでこいつも救われたはずだ。
今頃召喚転生の魔術も成功しているころだろう。
しばらくしてアリエルが俺のところへ来た。
この時、俺は山下修の家族が心配で見守っていた。
もちろん、天使としての気配は消し、人間として近づいていた。
「あー、やっと見つけたー!」
「どうした?」
「アルターイったら、召喚転生の術式をヒトに教えたでしょ?」
「うっ。なぜわかった?」
「調べたんだからー!」
「そうか」
「そうかじゃない!ヒトが死んだよ?いっぱい」
「え?召喚転生の魔術が失敗したのか?」
「いや、逆に、それ以上のクオリティを出してマナ暴走になったね」
「それ以上? 何をやったら暴走するんだ?」
「どうやら、マナを注ぎすぎたみたい。だから、次の神殺しは他の特級にも影響を与えるでしょうね」
「どういうことだ?」
「あなたが人工的に作った神殺しが他の特級を神殺しにまで押し上げるって言ってんのよ」
「増えるのか」
「アルターイは何がしたかったの?」
「最終的には天使を殺させたかった」
「なんでそんなことするのよ?」
「だって、天使は10人で十分だろ?」
「そんなこと気にしてたの?」
「それで、誰を殺させるつもりだったのよ?」
「俺だ」
「だめじゃない。それはだめ。それなら私が死ぬわ。あなたを巻き込んだのは私だもの」
「それもいいかもしれないな」
その時、俺は何もかもがどうでもよくなりつつあった。
山下修の家族は悲しみに明け暮れていたからだ。
あんなに、家族ともうまくいっていなかったのに。
あんなに、自ら死にたがっていたのに。
どうやら、俺は自身が死にたい気持ちを山下修にぶつけただけだったのかもしれない。
ああ、これが、魔力の無い世界か。
俺は人間同様に魔力を消していたため、憂鬱な気分になっていたのだ。
そんなときにアリエルが現れ、作戦の破綻を感じた。
その絶望がアリエルへの返事として現れてしまったのだ。
もう、何もかもがどうでもよくなっていた。
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