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第53話 圧倒的実力差
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アステリアさんとガーベラ、サルビアの手合わせについてだが、一言でいうと、圧倒的だった。
ガーベラが剣を振るより早くアステリアさんが、剣を振り、サルビアが得意とする巨大火球より大きな水球でレジストして、水圧で圧倒した。
アステリアさんとガーベラ、サルビアとの間には神と人ほどの差があった。
絶対に超えることのできない大きな壁というやつだ。
二人は観念し、アステリアさんの実力を認めた。
「アステリアさん、すごいですね。当代剣聖を剣で倒し、当代賢者を魔法で圧倒した。こんな方ほかにはいませんよ?」
ガーベラが興奮気味に言う。
「いえ、買いかぶりすぎです。それに、アーサー殿下はもっと上級者なのでしょう?」
急に話をふられてたじろぐ僕。
「え、えーっと、スキルコピーさせてもらえばどうにかなるかもしれません」
「え?」
みんなが驚く。
あわててしまい、爆弾発言をしてしまった。
「アーサー、スキルコピーなんてできるんですか?」
「え、あ、えーっと、……うん」
「ひょっとして『剣聖』スキルはコピーしましたか?」
「そ、……そうだね」
「やはり、実家で資料を読んでいると、ストライク家以外で『剣聖』スキルが発現したのは百年ぶりのことみたいだったので、イレギュラーな原因でもあるのかと思っていましたが……まさかスキルコピーだとは……」
ガーベラもドン引きの内容だったらしい。
僕はなんとなくズルをしているのはわかっていたので、スキルコピーについては誰にも言っていなかった。
「まさか『勇者』も……?」
サルビアがめずらしく鋭い。
「そ、そうだね……」
これが一番後ろめたい気持ちの原因だ。
スキルコピーで爵位を得たのだから……。
しかも、美少女と結婚したいって理由で……。
「そりゃ、できるならするよね。それで? 私の『賢者』はしたの?」
「いや、まだなんだ。なんとなく、忘れるんだよね」
「そりゃ『勇者』があればなんでもできるもんね。あ、でも、派生スキルが獲得できないから強い基本スキルがあっても意味ないか」
「そうなんだよ。魔法関係は全く使えないんだ」
「そうに決まってるじゃない。派生スキルで魔法を使えるようになるんだから」
サルビアの話を要約すると、どうやら、派生スキルに『白魔法』のような色ごとの魔法があるそうだ。
基本スキルのレベルが上がれば派生スキルは発生し、そこでやっと魔法が使えるようになるらしい。
そのレベルが10になった時に基本スキルに合成することで、さらにレベルを上げて派生させるのが、セオリーとのことだ。
要するに、レベル上げが不十分だったということだ。
だって、僕のスキルレベルは『剣聖』が1で、『勇者』が5だもんな。
サルビアは60代で低いと嘆いていたので、ガーベラの600代がすごいと言われるレベルなのだろう。
つまり、100には届いていないと話にならないわけだ。
今の僕のレベルでは何もできなくて当然ということになる。
「あの、私もスキルについてはレアなものを持っています」
アステリアさんが、話題に入ってきた。
全権大使を放置して、スキルトークに夢中になっていた。
申し訳ないことをしたな。
「どんなものですか?」
「はい『女神』というものを持っています。鑑定すればわかることなので先に話しておくと、レベルは9999です」
「え?」
カンスト?
やりすぎにもほどがある。
そりゃ、ガーベラやサルビアを子供みたいにあしらえるはずだ。
「スキル『女神』では、あらゆるスキルをレベルマックス状態で使うことができます」
「え? チートすぎないですか?」
「ちーと?」
おっと、素が出てしまった。
「いえ、こちらの話です。反則すぎませんか?」
「そうですね。私もそう思います。ですから、あまり、国の大きな出来事には関与しないようにしています。周囲が騒ぎすぎますので……」
「あ、すいません。無遠慮すぎました。そんな秘密を明かしてくれたのは何か理由があるんですか?」
気になるから聞いてみる。
「そうですね。あえて言うなら、アーサーさんだからです。それと、アーサーさんの選んだ未来の奥様たちだからですね。……あ、いきなり殿下にアーサーさんだなんて失礼でしたね」
「いえ、これからも好きに呼んでください。むしろ殿下と呼ばれる方がむずがゆいです」
「そうでしたか。それなら、アーサーさんと呼ばせてもらいますね」
「はい、これからもよろしくお願いします。アステリアさん」
こうして、レイサーム王国との共同戦線は整った。
しかし、肩を並べてと言っていたが、アステリアさん本人はあくまで後方支援に徹するようだ。
やはり、チートスキルを使いすぎると悪目立ちするかららしい。
しかたがないとはいえ、美女と一緒に戦えないことは残念だった。
ダンジョン攻略は僕たちが主力になり、サポートとしてレイサーム王国のバックアップを受ける形に落ち着いた。
お父様に報告すると「レイサームから持ってきた話に主戦力を投入しないのはおかしい」と怒っていたが、僕たちは納得している。
アステリアさんがとても強いことはわかったし、信用に値する人物であることもわかったので、それを踏まえて説得した。
お父様は僕の説得と、全権大使の歓迎パーティなどでアステリアさんの人となりを観察し、一応の納得はしてくれたようだ。
それにしても、アステリアさんは美しい。
初めて出会ったときの騎士としての服装でも美しかったが、パーティでのドレス姿は見とれるなんてレベルを遥かに超えていた。
周囲の男性陣も同様に驚いていたようだ。
パーティには正室であるブーゲンビリア様のほかに、側室であるお母様も出席していた。
僕がアステリアさんとの担当窓口で、その母だからだろう。
その日のパーティはアステリアさんの周りに人だかりがずっとできていた。
ガーベラが剣を振るより早くアステリアさんが、剣を振り、サルビアが得意とする巨大火球より大きな水球でレジストして、水圧で圧倒した。
アステリアさんとガーベラ、サルビアとの間には神と人ほどの差があった。
絶対に超えることのできない大きな壁というやつだ。
二人は観念し、アステリアさんの実力を認めた。
「アステリアさん、すごいですね。当代剣聖を剣で倒し、当代賢者を魔法で圧倒した。こんな方ほかにはいませんよ?」
ガーベラが興奮気味に言う。
「いえ、買いかぶりすぎです。それに、アーサー殿下はもっと上級者なのでしょう?」
急に話をふられてたじろぐ僕。
「え、えーっと、スキルコピーさせてもらえばどうにかなるかもしれません」
「え?」
みんなが驚く。
あわててしまい、爆弾発言をしてしまった。
「アーサー、スキルコピーなんてできるんですか?」
「え、あ、えーっと、……うん」
「ひょっとして『剣聖』スキルはコピーしましたか?」
「そ、……そうだね」
「やはり、実家で資料を読んでいると、ストライク家以外で『剣聖』スキルが発現したのは百年ぶりのことみたいだったので、イレギュラーな原因でもあるのかと思っていましたが……まさかスキルコピーだとは……」
ガーベラもドン引きの内容だったらしい。
僕はなんとなくズルをしているのはわかっていたので、スキルコピーについては誰にも言っていなかった。
「まさか『勇者』も……?」
サルビアがめずらしく鋭い。
「そ、そうだね……」
これが一番後ろめたい気持ちの原因だ。
スキルコピーで爵位を得たのだから……。
しかも、美少女と結婚したいって理由で……。
「そりゃ、できるならするよね。それで? 私の『賢者』はしたの?」
「いや、まだなんだ。なんとなく、忘れるんだよね」
「そりゃ『勇者』があればなんでもできるもんね。あ、でも、派生スキルが獲得できないから強い基本スキルがあっても意味ないか」
「そうなんだよ。魔法関係は全く使えないんだ」
「そうに決まってるじゃない。派生スキルで魔法を使えるようになるんだから」
サルビアの話を要約すると、どうやら、派生スキルに『白魔法』のような色ごとの魔法があるそうだ。
基本スキルのレベルが上がれば派生スキルは発生し、そこでやっと魔法が使えるようになるらしい。
そのレベルが10になった時に基本スキルに合成することで、さらにレベルを上げて派生させるのが、セオリーとのことだ。
要するに、レベル上げが不十分だったということだ。
だって、僕のスキルレベルは『剣聖』が1で、『勇者』が5だもんな。
サルビアは60代で低いと嘆いていたので、ガーベラの600代がすごいと言われるレベルなのだろう。
つまり、100には届いていないと話にならないわけだ。
今の僕のレベルでは何もできなくて当然ということになる。
「あの、私もスキルについてはレアなものを持っています」
アステリアさんが、話題に入ってきた。
全権大使を放置して、スキルトークに夢中になっていた。
申し訳ないことをしたな。
「どんなものですか?」
「はい『女神』というものを持っています。鑑定すればわかることなので先に話しておくと、レベルは9999です」
「え?」
カンスト?
やりすぎにもほどがある。
そりゃ、ガーベラやサルビアを子供みたいにあしらえるはずだ。
「スキル『女神』では、あらゆるスキルをレベルマックス状態で使うことができます」
「え? チートすぎないですか?」
「ちーと?」
おっと、素が出てしまった。
「いえ、こちらの話です。反則すぎませんか?」
「そうですね。私もそう思います。ですから、あまり、国の大きな出来事には関与しないようにしています。周囲が騒ぎすぎますので……」
「あ、すいません。無遠慮すぎました。そんな秘密を明かしてくれたのは何か理由があるんですか?」
気になるから聞いてみる。
「そうですね。あえて言うなら、アーサーさんだからです。それと、アーサーさんの選んだ未来の奥様たちだからですね。……あ、いきなり殿下にアーサーさんだなんて失礼でしたね」
「いえ、これからも好きに呼んでください。むしろ殿下と呼ばれる方がむずがゆいです」
「そうでしたか。それなら、アーサーさんと呼ばせてもらいますね」
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