秘密のお注射

風雅ゆゆ

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秘密のお注射

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太陽が照り付ける夏の校庭。
賑やかな少年の一団がサッカーを楽しんでいた。

「うわ痛ぇ!」

彼らのうちの一人が豪快に転んだ。
急に回ってきたボールにつまづいて顔から地面につんのめったのだ。
少年は半べそだったが、仲間にむりやり作った笑顔を返す。

 「おい大丈夫かよトモ!?」

名前を呼ばれた少年は、すりむいた膝をさすりながらもゆっくり立ち上がる。

「へ、ヘーキヘーキ!ドジっちった!ちょっと保健室いってくるから俺抜きでやってて!」

友人達は心配そうに頷き、またゲームに戻っていった。
トモは傷を消毒するため保健室へと急ぐ。

「すいませーん足すりむいたんですけど~」

ガラッとドアを開けるなり、ズカズカ部屋に入っていく。
少しでも早くゲームに戻りたい。
トモのチームは2点差で負けていたのだ。
校庭がしまる五時迄にどうにか逆転しなくては。
焦る気持ちを抑え、机に向かっていた保健医に声をかける。

「あのー!消毒液貸して下さい!」

すると保健医は眼鏡を光らせて後ろを振り向いた。

「うっさいガキだな!怒鳴らんでも聞こえるっつの!」

目があった男の顔は思ったよりも若かった。
〇学校の保健医だからもっと歳を重ねた中年かと踏んでいたが、この男は26、7歳といったところだろうか。
トモは〇学に入ってからこの2年間、保健室にお世話になるような事が無かったので当然保健医と顔をあわせる機会もなかった。
呆けた顔をしているトモを不機嫌そうに睨みながら、保健医が言う。

「おい用があるなら早く言え。俺も暇じゃないんだ」

 ――何だよその言い草…!――

むかむかしながらも、トモはすりむいた膝を見せた。

「あのっ、転んじゃったから消毒してもらいたいんですけどっ!」

「いちいち声のでかい奴だな…まぁいい、そこで傷口洗ってこい。肘と額もすりむいてるからソコもな。どんな転び方すんだよ全く…」

溜め息をつきながら保健医は救急箱から絆創膏と消毒液を取り出す。
トモはぞんざいな保健医の態度にムカッ腹を立てていた。

「何だよアイツ!怪我人なんだからもっと優しく扱えっつーの。若い奴の腕なんか信用できないよなぁったく!」

「何かいったか」

いきなり背後から話しかけられ、トモはビクリとする。

「い、いいえ!!」

思わず声が引っくり返ったが、保健医は鼻を鳴らしただけだった。

―さっきの聞かれてないよな…?―

「ホラッぼけっとしてないで早くこっち来いよ」

長い手足を組み、保健医はトモを睨んだ。
傷を洗ってトコトコと椅子に座る。

「何だよコレっくらいで保健室なんかにくるなよな。男だろうが!」

ピンッと指で弾かれ、トモは額を押さえた。

「痛っ!何すんだよもう!本当に痛いんだから早く手当しろよ!」

涙目で怒鳴るトモを見下ろして保健医が答えた。

「うるせえなあこんなちょびっとの怪我でわめいてんじゃねぇよ。なんなら点滴も打ってやろうか?」

意地悪く言う保健医を睨みつけ、トモはスクッと椅子から立ち上がった。

「もぅ自分でやるっ!お前なんかに頼まねぇよっ!」

「何キレてんだよ。可愛くねえなあ最近の〇学生は。」

「可愛くなくて結構!薬箱貸せよ!」

トモは無理矢理消毒を奪い取ろうとしたが、逆に腕を引っ張られて保健医の胸に倒れ掛ってしまった。
そのまま両腕を掴まれ、トモは真正面に保健医の顔を見た。
そのまま端正な顔はトモの薄く肉づいた唇に吸い付く。

「――――――ッッ!?」

いきなりの出来事にトモの頭はクエスチョンマークで埋めつくされた。

 お・・・俺こいつにチューされてる・・・・・・!?

硬直している少年に気付いたのか、保健医は唇を離す。

「何?お前キス初めて?」

「…………」

驚きが大きすぎて言葉も出ない。
そんな相手を見て保健医は不服そうな顔をした。

「何だよ無反応かよ…。本当につまんねぇなあ〇学生は…よっしゃ俺がいっちょお前を男にしてやるか。」

明るく言って放つ保健医に脅えたトモは力一杯首をふった。

「超遠慮します!俺十分男臭いんで!有難うございました!」

勢いよく立ち上がり、マッハでその場を去ろうとしたが、保健医に腕を掴まれた。
そのままバランスを崩し、保健医の胸に背中から倒れる。
トモの体を羽交い締めにしながら保健医が言った。

「へぇーどこが男だって?こんなぷにぷにした体でよぉ。」

トモはたじろぎながら早口でしゃべる。

「わ…脇毛ボーボーです!」

「ほぅ。脛は?」

「じゃ…ジャングルです!」

「ふぅん…じゃあアソコの毛は?」

「……?」

首を傾げて顔をあげる。保健医はクスリと笑ってトモの股間を撫でた。

「コ・コ。ココも生えてるのか?」

「!!!!!!」

トモは顔を真っ赤にしながらも再び硬直する。

「あれ?また固まってる?ここはいや~ん先生だめぇ~って悶えてくれなきゃ。」

言いながら手は股間を揉みほぐしている。
トモの体はガクガク震え始めた。
まだ自慰行為も知らない体を遊ばれて、ただただ恐怖を感じていた。
軽いノリでかわせるような経験値もなかった少年は、抵抗も出来ずに男の腕の中で震えている。その様子に気づいた保健医はニヤリと口許に笑みを浮かべた。

 「何だお前まじで初めてなワケ?今まで何人も誘ってきたからお前もその口かと思ったら… 」

「誘……?あれ、先生もサッカーしたかったんですか?」

きょとんとした顔で見上げると、保健医は耐えきれないといわんばかりに噴き出した。

「お前天然のバカだな!」

「!ッバカとはなんだ!離せよ変態!」

調子を取り戻したトモは腕を振り払い、また立ち上がった。
ふと自分の股間を見下ろすと、先程まで揉まれていたせいか性器が形を変えていた。
保健医はめざとくトモの膨らんだ股間に気づき、そこを指で突いた。

「へぇ…感じてはいるのか?部屋でオナニーとかすんの?」

バッと保健医の手を振り払い、睨みつけた。

「知りません!もう俺いきますからっ!」

「このまま帰すと思う?」

笑顔でトモをひょいっとだき抱え、窓際に置いてあるソファへ横たえた。
トモは呆気にとられて目を丸くしている。

「オナニーもしらないなんて希少だな。ホラこうやって…」

保健医は慣れた手付きでトモのズボンからペニスを掴み出し、竿を上下にしごいた。

「ひぁっ!な…何?やめろよっ!やめ…ッ!」

両手足は体重をかけられ、拘束されている。
トモは生まれて初めて性器を激しくしごかれ、感じたことのない感覚に戸惑っていた。
その行為が何を意味するのか、知るのが怖い。
初めて経験する波に、思わず身をすくませる。

「やぁ…先生だめ!やだ!離せよ離せよ!離してったらぁ!」

真っ青な顔で懇願するが、保健医は見てみぬフリだ。
ジワジワと愛液が沁みだしてくる。
新しい玩具を見付けたかのような保健医の表情は次第に興奮の色を強める。
何を言っても聞き入れて貰えず、トモはとうとう泣き出した。

「やっ…やだぁ…こわいよぉ…ッ…やめてぇやめてぇ……ッ」

保健医はしくしく泣き出したトモを見下ろしながらニヤッと笑った。

「お前が男だっていうから男らしい扱いをしてやってるんだろ?それとも何処か痛いのか?…俺が診察してやるよ、」

ひときわ強くペニスを握られ、きゃうんと泣きながらトモはパタパタ射精した。
無理強いされた射精の感覚はトモをひたすら困惑させた。
飛び散った精液は床に点々とシミをつくり、トモの羞恥心をあおる。

「あ…あ……ッ…」

「気持ちよかったかよ?そんなサルみたいな顔できょとんとされたら色気もなんもねえなあ」 

保健医は手に付いた精子を舐めながら半裸で座り込んでいるトモを見下ろす。
少年は目を見開いて、完全に放心状態だ。
面白そうにわらった保健医は小さな体を抱き上げ、部屋の隅にあるベッドに運んだ。 

「この様子じゃ縛らなくてもヤれそうだな…」

仰向けに寝かせられたトモは小刻に震えながら天井を見つめていた。
足を力づくで全開にされ、下半身をいじられている感触が鮮明に感じられる。
頭を真っ白にしてひたすら解放を待った。
ざらついた舌が蕾を無理矢理こじあけ浸入してくる。
予想外の場所を舐められ、トモはビクンと体を起こす。

「ひぁっ!やめ…そんなとこ…………」

足を閉じようとしたが、ペニスをギュッと揉まれたトモは背を反らしながらあえぐ。
5本の指がピアノを弾くかのような手付きでトモを揉みしだく。

「は…ぅ…や…ぁあ…!」

最後に付け根から先端まできつくしごくと、あっけなく小さな肉棒から甘い蜜が散った。

「2回もイクなんてやらしいなあ。気持ちいいならそういえよ。」
保健医は愛液をすくいとり、アヌスに塗りこんだ。
末開拓のソコはかたくなに指を拒む。
しびれをきらした保健医は無理矢理太い指をねじこんだ。

「いぁあっ!やぁ!気持ち悪いッ!」

排泄のための器官に侵入され、気持ちの悪さに危うく嘔吐しそうになる。
内部はぬめり気を帯びてもきつく、指は1本入れるのがやっとだった。

「…これじゃほぐすのに百年かかるな…」

ちっと舌うちしながら保健医は指を引き抜くと、おもむろに立ち上がり、薬品棚を探し始める。トモは息をあげながら目をつぶっていた。自分がまた勃起してしまっているのを感じた。
気持ち悪いはずの行為にも、正直な分身は空を向いてピンッと身を反らせている。
白い液体がペニスを伝い、筋を作っていた。
全てが急な事だったので頭が追いつかない。
友達とのサッカーで怪我をして、手当てをして貰いに来たはずなのに、何故か今保健医に性的な悪戯を受けている…。
立て続けの慣れない射精で体がだるい。
トモはうつろに顔を傾け、何かを探している保健医の背中をみた。

「お、これこれ。さぁ尻出せ。これでやわらかくなるぜ、」

 保健医は脱力している少年におおいかぶさり、手にしたクリームを蕾に塗りこんだ。
指先でアヌスの形をなぞってやると、ヒクヒクしながら微かに痙攣する。

「ほら気持ちよくなってこねえ?中がムズムズしてくるだろ」

にやつきながら保健医が愛撫の手を早める。
トモはクリームを塗られた部分に熱を感じた。じわじわと何かが迫ってくる。

「や…何これ…ぇ…!」

「股がジンジンしてくる?結構つよいんだよなこれ…もう効果でてんな。弛くなった」

ヌプヌプと二本の指を穴に差し込む。
トモはだんだん感じはじめ、思わず腰をもじつかせて気持ち良さを現す。

「あ………へ…変になる…俺変になっちゃう…!」

どんどん快楽が大きくなり、切なそうな表情を浮かべた。
保健医は楽しそうにトモを眺める。

「涎たらしてヒクついて…やらしいなお前。指増やしてやるよ」

3本の指でグリッと蕾をかきまわしてやると、トモは声をあげて腰をふった。
気持が良くてしょうがない。もっと固くて大きくて太い物を挿れて欲しい……。大胆な事を考え始めた自分に戸惑いながらも愛撫にうめく。

「お前さあ、さっき治療しろとか何とかいってたじゃん?望み通りしてやるよ。このデッカイ注射でさ、」

そういうと保健医はズボンから自身を取り出した。
硬くなり、先走りが先端から溢れている。

「…注射なんて……頼んでな…い…」

トモは力なくいうが、痙攣している蕾は本心を語っていた。

こんなに感じちゃうなんて…。

トモは燃えるようなアヌスの感覚に意識を麻痺させていた。

「じゃあ何だよこの腰は?おれ一応医者だし注射は得意なんだぜ?一瞬で治してやるよ」

「し…信用でき…ない…」

「失礼なやつだな!昇天するくらい気持いいのぶちこんでやるよ」

媚薬のせいでひくつき、よだれを溢している蕾を指でグチャグチャにかきまわしながら保健医は口に笑みを浮かべる。トモは腰を揺らしてもどかしそうな顔で誘う。

「んな顔すんなよ…今いれてやるから」

保健医は含み笑いを浮かべながらペニスをあてがう。
トモの両足を限界まで開かせ、陰部を白日のもとに晒す。
幼いペニスは攣りそうに背伸びをしていた。
紅色の蕾はジュクジュクと蜜を垂らしながら挿入をまちかまえている。
一呼吸置き、巨大な肉茎が少年に突き刺さった。

「ひぁっ!ぁあぁあああっ!」

トモは大きく息をはきながら衝撃に鳴き叫ぶ。
初めて経験する痛みに意識が吹っ飛びそうになる。
保健医は狭い壁を拓きながら奥へと進んでいく。
一つ一つの動きに過敏に反応する純粋な少年を汚していくのを心からたのしんでいた。トモは薬のせいで声をあげてヨガっていた。

「ぁああん!あっ!あー…ッ」

シーツを両手で掴みながら必死に腰を揺らす。
保健医は少年の体を引き寄せながら激しく突いた。
まだ完成していない未成熟の体は脆く折れてしまいそうだ。

「息をゆっくり吐いて力抜けよ。気持ちいいだろう俺の注射は…?」

「んッ…あぁソコ…ッあぁん先生……ソコぉ……ッ」

素直に気持ち良さを訴えるトモを小刻に突きながら慰めてやる。

「ホラ…ッたっぷり射してやるよ…」

狭い内壁に更に絞められ、保健医は濃厚な薬を注ぎこんだ。

「ンアぁあッ!」

内部に射精され、トモは粗そうをした感覚に捕われる。
自分も幼いペニスからミルクを放っていた。
トモは初めて体験する大人の快楽に酔い、そのまま失神してしまった。




日が落ち、学校の門が閉められる時刻になると友人達がトモの様子を見にきた。 

「もー!!トモったら何ねこけてんだよ!」

「俺達まけちゃったじゃんお前抜けたから…!」

トモは目を覚まし、周りに集まった友人を見回した。

「保健の先生は…?」

「今さっき会議に行くって言って出でいったよ!トモのことよろしくってさ。」

「背高いしカッコイイよなあの先生。でも何かヤらしそうだけど」

皆がどっと笑い、トモも乾いた笑顔をとりつくろった。


明日も注射してもらおうかな…

コッソリ仮病の言い訳を考えながら、トモは友人達と家路についた。
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