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激突!悪魔編!
~その頃陸斗は2~
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しばらく歩いていると俺は上に続く階段を見つけた。
「何だ?これは。ダンジョンみたいだな。」
ここがダンジョンだとすると上に行けば外に出れるということか?俺は登るか迷っていたが
「ここにいても意味はなさそうだ。登ってみるか。」
俺はその階段を登った。そして光が見えてくるとその光景が目に入った。
「やはり、こんなものか。だが、前より少しマシになった気がするな。」
陸斗が飛ばされたここは時空の歪みというダンジョンである。その名の通り時空が歪んだことによって出来たダンジョンなので創一の通信も通じない。
上に登っていけば地上には出れるが、ここの魔物達は段違いに強く他のダンジョンとは比べ物にはならない。先ほど現れたグランドキマイラのようなものが沢山いるのだ。ここの魔素によって強くなっているというのもあるが。
「さっさと階段を探すか。」
俺はその場を探索するが、早速魔物に出会ってしまった。金色の甲冑に黒い魔力に包まれた馬。そして何よりも特徴的なのは首がないことだ。
「デュラハンか。」
俺は鑑定を使った。
レガシーデュラハン
lv230
体力7万5千
攻撃力7万3千
防御力7万3千
MP7万
スピード7万
強い怨念によって具現化された最強のデュラハン。
なるほど、確かに強いがキマイラほどではない。さっさと蹴りをつけるか。
「フレイムランス」
俺は槍を召喚しデュラハンにぶつけた。
デュラハンは持っていた盾でガードを試みるも防ぎきれずにバランスを崩した。
「おらよっと!!」
俺はバランスを崩した隙をついて飛び上がり、攻撃を仕掛けた。脇腹に蹴りを入れると鎧にヒビが入った。
「もう一発!!!食らえ!!!!」
さらに追撃をして蹴りを打ち込むとデュラハンの鎧が壊れて崩れ去って行った。
「何かあっけなかったな。まぁ、さっきのやつがあれだししょうがないな。」
そう呟いたのだが、ふと後ろに気配を感じ、後ろを振り向いた。
「・・・マジかよ・・。」
そこには大量のデュラハンがいた。少なくとも15は超えている。群れで行動するものなのか。
感心していると前にいた3体のデュラハンが攻撃を仕掛けた。かなりの連携で危うく当たるところだった。
「おっと!危なかったな。」
何とか避けたが2体ほどが後ろに回りこみ、攻撃を仕掛けようとした。
「クリスタルキャノン!!!」
俺はクリスタル魔法を1体に当て、消し飛ばした。さらに動きが止まっていたもう1体にも攻撃を仕掛けた。
ステータスの上では俺の方が上であり、奴はもろに攻撃をくらった。
だが、追撃をする前に他のデュラハンが割り込み、ガードをしてきた。
「これはかなりまずいかもな・・。」
一旦距離を置き、立て直しを図ったが奴らは交互に攻撃を仕掛け、俺にその隙を与えようとはしなかった。こいつらにも自動回復はあるようである程度経つと他のやつと交代してきた。
「だったら、こっちも本気で行くか。龍体接続!!!!」
俺は奥の手を使うことになった。
「何だ?これは。ダンジョンみたいだな。」
ここがダンジョンだとすると上に行けば外に出れるということか?俺は登るか迷っていたが
「ここにいても意味はなさそうだ。登ってみるか。」
俺はその階段を登った。そして光が見えてくるとその光景が目に入った。
「やはり、こんなものか。だが、前より少しマシになった気がするな。」
陸斗が飛ばされたここは時空の歪みというダンジョンである。その名の通り時空が歪んだことによって出来たダンジョンなので創一の通信も通じない。
上に登っていけば地上には出れるが、ここの魔物達は段違いに強く他のダンジョンとは比べ物にはならない。先ほど現れたグランドキマイラのようなものが沢山いるのだ。ここの魔素によって強くなっているというのもあるが。
「さっさと階段を探すか。」
俺はその場を探索するが、早速魔物に出会ってしまった。金色の甲冑に黒い魔力に包まれた馬。そして何よりも特徴的なのは首がないことだ。
「デュラハンか。」
俺は鑑定を使った。
レガシーデュラハン
lv230
体力7万5千
攻撃力7万3千
防御力7万3千
MP7万
スピード7万
強い怨念によって具現化された最強のデュラハン。
なるほど、確かに強いがキマイラほどではない。さっさと蹴りをつけるか。
「フレイムランス」
俺は槍を召喚しデュラハンにぶつけた。
デュラハンは持っていた盾でガードを試みるも防ぎきれずにバランスを崩した。
「おらよっと!!」
俺はバランスを崩した隙をついて飛び上がり、攻撃を仕掛けた。脇腹に蹴りを入れると鎧にヒビが入った。
「もう一発!!!食らえ!!!!」
さらに追撃をして蹴りを打ち込むとデュラハンの鎧が壊れて崩れ去って行った。
「何かあっけなかったな。まぁ、さっきのやつがあれだししょうがないな。」
そう呟いたのだが、ふと後ろに気配を感じ、後ろを振り向いた。
「・・・マジかよ・・。」
そこには大量のデュラハンがいた。少なくとも15は超えている。群れで行動するものなのか。
感心していると前にいた3体のデュラハンが攻撃を仕掛けた。かなりの連携で危うく当たるところだった。
「おっと!危なかったな。」
何とか避けたが2体ほどが後ろに回りこみ、攻撃を仕掛けようとした。
「クリスタルキャノン!!!」
俺はクリスタル魔法を1体に当て、消し飛ばした。さらに動きが止まっていたもう1体にも攻撃を仕掛けた。
ステータスの上では俺の方が上であり、奴はもろに攻撃をくらった。
だが、追撃をする前に他のデュラハンが割り込み、ガードをしてきた。
「これはかなりまずいかもな・・。」
一旦距離を置き、立て直しを図ったが奴らは交互に攻撃を仕掛け、俺にその隙を与えようとはしなかった。こいつらにも自動回復はあるようである程度経つと他のやつと交代してきた。
「だったら、こっちも本気で行くか。龍体接続!!!!」
俺は奥の手を使うことになった。
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