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三つ巴対決
因縁の相手
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アイリ達はけが人の治療に当たっていた。
「よし!こっちは終わり!エイフィー達はどう?」
「こっちも終わった。」
どうやら他の2人も終わったらしい。
「よし、じゃあ早くリクト様のところへ・・・」
その時4人は強大な力を感じた。
「大きな力が2つ・・1つは分からないけどもう1つは・・」
「モグリね。向かいましょう。フィルとベルルはここに残っていて。」
2人のステータスも2500平均を超えている。余程のことでもない限り負けることはない。
アイリとエイフィーは大きな力の元へ向かった。
「ん?これは・・」
「どうやらリクトと親王の戦いが始まったようね。向こうは3人。少し分が悪そうね。さっさと向かいましょう。」
「僕はここに残る。」
「は?何を言っているのあんた。」
「あの2人が近づいてる」
「こんなの私とあんたで行けば・・」
「いや、これは僕1人で戦わなければいけない。先に行っててくれアリエッタさん。」
「・・・まぁ、いいわ。どうやら戦ってるのは1人。あまり下手に動く必要もないしね。近くに止まるくらいにしとくわ。じゃあ先に行くわよ。」
アリエッタはそう言って、リクトの方へと走って行った。
「さてと・・。」
残ったモグリは2人の少女を待つ。もう直ぐここに来るのだろう。かつて自分が破った相手はリベンジをしに来た。
リーダー、リクトに認めてもらうためなのかは分からない。ただ、挑戦者には全力で挑む。これがモグリの気持ちだった。
「ようやく来たか2人とも。」
アイリとエイフィーがそこにはいた。
「もうあなたには負けない。」
「私達は強くなった。この前とは違う。」
「そうかい。じゃあ僕に本気を出させてくれよ。」
そう言ってから、モグリは光の玉を放った。彼もあの時力を隠していたのだ。
しかし、2人はそれを難なく避ける。
エイフィーが剣でモグリに襲いかかるが、モグリの剣によって止められる。
「少しはやるようだね。でも・・」
エイフィーに攻撃を加えようとしていたモグリに容赦なく火の玉が降り注ぐ。
モグリが一旦離れたため、エイフィーは危機を脱した。
「ありがとうアイリ。」
「かなり腕を上げているようだね。勝つ可能性は五分五分くらいか。」
モグリは周りに光の針を作り、エイフィー達にぶつけた。エイフィーが剣で対応し、アイリは魔法で相殺。
「もたもたしてはいられないよ!」
モグリが襲いかかってきたが、アイリが受け止め蹴りを入れる。
モグリは腹を抑えながら後ろに下がった。
「クッ!かなり効くね。これは楽しくなりそうだな。」
2人の強さに敬意を払ってモグリは魔法攻撃を次々と繰り返し、隙をついて攻撃。しかし、アイリ達もうまく対処し互いに一歩も譲らない戦いとなっていた。
お互いの意地と意地のぶつかり合いは激しくそして長い戦いとなるのだった。
「よし!こっちは終わり!エイフィー達はどう?」
「こっちも終わった。」
どうやら他の2人も終わったらしい。
「よし、じゃあ早くリクト様のところへ・・・」
その時4人は強大な力を感じた。
「大きな力が2つ・・1つは分からないけどもう1つは・・」
「モグリね。向かいましょう。フィルとベルルはここに残っていて。」
2人のステータスも2500平均を超えている。余程のことでもない限り負けることはない。
アイリとエイフィーは大きな力の元へ向かった。
「ん?これは・・」
「どうやらリクトと親王の戦いが始まったようね。向こうは3人。少し分が悪そうね。さっさと向かいましょう。」
「僕はここに残る。」
「は?何を言っているのあんた。」
「あの2人が近づいてる」
「こんなの私とあんたで行けば・・」
「いや、これは僕1人で戦わなければいけない。先に行っててくれアリエッタさん。」
「・・・まぁ、いいわ。どうやら戦ってるのは1人。あまり下手に動く必要もないしね。近くに止まるくらいにしとくわ。じゃあ先に行くわよ。」
アリエッタはそう言って、リクトの方へと走って行った。
「さてと・・。」
残ったモグリは2人の少女を待つ。もう直ぐここに来るのだろう。かつて自分が破った相手はリベンジをしに来た。
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「ようやく来たか2人とも。」
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「もうあなたには負けない。」
「私達は強くなった。この前とは違う。」
「そうかい。じゃあ僕に本気を出させてくれよ。」
そう言ってから、モグリは光の玉を放った。彼もあの時力を隠していたのだ。
しかし、2人はそれを難なく避ける。
エイフィーが剣でモグリに襲いかかるが、モグリの剣によって止められる。
「少しはやるようだね。でも・・」
エイフィーに攻撃を加えようとしていたモグリに容赦なく火の玉が降り注ぐ。
モグリが一旦離れたため、エイフィーは危機を脱した。
「ありがとうアイリ。」
「かなり腕を上げているようだね。勝つ可能性は五分五分くらいか。」
モグリは周りに光の針を作り、エイフィー達にぶつけた。エイフィーが剣で対応し、アイリは魔法で相殺。
「もたもたしてはいられないよ!」
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モグリは腹を抑えながら後ろに下がった。
「クッ!かなり効くね。これは楽しくなりそうだな。」
2人の強さに敬意を払ってモグリは魔法攻撃を次々と繰り返し、隙をついて攻撃。しかし、アイリ達もうまく対処し互いに一歩も譲らない戦いとなっていた。
お互いの意地と意地のぶつかり合いは激しくそして長い戦いとなるのだった。
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この子のおかげで作家デビューできました
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