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仮面の男、襲撃
神気解放
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「くっ、リクトか・・まぁ、探す手間が省けたからいいとするか」
「随分と手の込んだ真似をしてくれたな。たっぷりと借りは返させてもらうけどな。」
陸斗の魔法がウィカに直撃するが平気な顔で立っていた。その後も何度か陸斗は攻撃を加えるがウィカには効いていなかった。
「だから言ったでしょう。人間の攻撃は神には通じないと。」
「なんだ、ハッタリじゃないのか」
「では、こちらから行きますよ。」
ウィカは陸斗の前に移動すると強い打撃を加える。
「ぐっ・・流石神様ってわけだ・・」
「すぐにくたばる貴方じゃないでしょう?」
ウィカは攻撃の手を緩めずに確実に陸斗を追い詰めていった。
「神の魔力・・物凄い圧力だな・・」
「はぁっ!!」
ゆうに百を超える魔弾が陸斗目掛けて襲いかかる。陸斗は腕に魔力を纏い防御態勢をとるが完全に防ぎきることはできなかった。
「これで終わりです、神聖なる審判」
ウィカが巨大な光弾を陸斗に落とす。
「やばっ!!ハーッ!!!」
陸斗の撃った魔法が飲み込まれていき、
そのまま光弾が地面に激突し大爆発を起こした。
[職業??が発現、5%解放されました。]
よし、これでいける!
俺はこのアナウンスが流れると同時に確信した。奴に対抗できると。
大きクレーターの真ん中に陸斗は立っていた。瞬間的に腕を龍化させただけでなく、大量の魔力を放出しバリアのようなものを作ったのだ。
「おやおや、まだ生きていましたか・・まぁ、次で終わ・・っ!!」
突然陸斗がウィカ目掛けて突っ込んできた。ウィカは間一髪避けたが信じられないような目で自分の頰についた傷を見つめた。
「な、何故・・私の体にダメージを・・?」
「ようやく使えるようになったか・・神様の力ってやつを・・」
「その魔力は・・!?」
「お前の魔力をほんの少しだけ身体の中に取り入れたらなれるようになったぜ。まぁ、大きな賭けだったけどな。」
「まさか・・敢えて私の攻撃を!?」
「正解、じゃあ第2ラウンド行くぜ!!」
今度は陸斗が押す展開となった。
元々ステータス勝負では陸斗の方に分があり、ウィカは攻撃無効という最大の武器がなくなったことによる動揺で力を出し切れなかった。
「こっちだのろま」
陸斗がウィカの隙をついて背後に回り回し蹴りを喰らわせた。
「グアッ!!」
「まだ終わりじゃないよな?」
「お、おのれっ!!」
ウィカは神槍を出したが、
キキィーン!!
「そっちが武器ならこっちも武器を出させてもらうぜ。」
「そ、それはっ!!神屠の武器!!」
「へぇ、やっぱり苦手武器だったか。名前だけでしか判断してなかったがな!!」
そう言って思い切り剣を振るうとウィカの体に大きな切り傷が入り、さらに苦しみ始めた。
「なるほど傷口からもダメージを与えるってやつか」
となると、俺にとっても危険ってわけか。俺は苦しむウィカに対しさらに剣を振り下ろすのだった。
「随分と手の込んだ真似をしてくれたな。たっぷりと借りは返させてもらうけどな。」
陸斗の魔法がウィカに直撃するが平気な顔で立っていた。その後も何度か陸斗は攻撃を加えるがウィカには効いていなかった。
「だから言ったでしょう。人間の攻撃は神には通じないと。」
「なんだ、ハッタリじゃないのか」
「では、こちらから行きますよ。」
ウィカは陸斗の前に移動すると強い打撃を加える。
「ぐっ・・流石神様ってわけだ・・」
「すぐにくたばる貴方じゃないでしょう?」
ウィカは攻撃の手を緩めずに確実に陸斗を追い詰めていった。
「神の魔力・・物凄い圧力だな・・」
「はぁっ!!」
ゆうに百を超える魔弾が陸斗目掛けて襲いかかる。陸斗は腕に魔力を纏い防御態勢をとるが完全に防ぎきることはできなかった。
「これで終わりです、神聖なる審判」
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「やばっ!!ハーッ!!!」
陸斗の撃った魔法が飲み込まれていき、
そのまま光弾が地面に激突し大爆発を起こした。
[職業??が発現、5%解放されました。]
よし、これでいける!
俺はこのアナウンスが流れると同時に確信した。奴に対抗できると。
大きクレーターの真ん中に陸斗は立っていた。瞬間的に腕を龍化させただけでなく、大量の魔力を放出しバリアのようなものを作ったのだ。
「おやおや、まだ生きていましたか・・まぁ、次で終わ・・っ!!」
突然陸斗がウィカ目掛けて突っ込んできた。ウィカは間一髪避けたが信じられないような目で自分の頰についた傷を見つめた。
「な、何故・・私の体にダメージを・・?」
「ようやく使えるようになったか・・神様の力ってやつを・・」
「その魔力は・・!?」
「お前の魔力をほんの少しだけ身体の中に取り入れたらなれるようになったぜ。まぁ、大きな賭けだったけどな。」
「まさか・・敢えて私の攻撃を!?」
「正解、じゃあ第2ラウンド行くぜ!!」
今度は陸斗が押す展開となった。
元々ステータス勝負では陸斗の方に分があり、ウィカは攻撃無効という最大の武器がなくなったことによる動揺で力を出し切れなかった。
「こっちだのろま」
陸斗がウィカの隙をついて背後に回り回し蹴りを喰らわせた。
「グアッ!!」
「まだ終わりじゃないよな?」
「お、おのれっ!!」
ウィカは神槍を出したが、
キキィーン!!
「そっちが武器ならこっちも武器を出させてもらうぜ。」
「そ、それはっ!!神屠の武器!!」
「へぇ、やっぱり苦手武器だったか。名前だけでしか判断してなかったがな!!」
そう言って思い切り剣を振るうとウィカの体に大きな切り傷が入り、さらに苦しみ始めた。
「なるほど傷口からもダメージを与えるってやつか」
となると、俺にとっても危険ってわけか。俺は苦しむウィカに対しさらに剣を振り下ろすのだった。
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