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日常編

とある村人の日常(ペッカ)

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これまで戦いの連続で日常編に入れてなかったので日常編入れます。


俺の名前はヤオ、ペッカ村・・じゃなかったペッカ国の人間だ。訳あって俺は幸運の星ラッキースターに入っているのだが今日は俺の1日を紹介したいと思う。

ジリジリジリ!!
そのうるさい音とともに俺は起床する。
「はぁ~眠い~」
俺は朝ご飯を適当に作り、完食すると外に散歩をしに行った。
「今日はどうしようかな~」
「おっ、ヤオじゃねぇか!!」
「おっ、ナラじゃん!!」

こいつはナラ。よく一緒につるんでいる奴だ。
「お前今日暇か?っていうか暇だろ?」
「勝手に決めつけるな笑笑。暇だけどな」
「じゃあさ、運動も兼ねて行こうぜ」
「はいはい、他にメンバーは?」
「今日は2人だ。」
「じゃあ・・51階くらいからにするか。肩慣らしも兼ねて。っていうか空いてるのか?」
「あぁ、予約は取ってるぜ。早く行こうぜ」
ナラに半ば連れてかれる感じで俺達はダンジョンへと着いた。

「51階からで」
「同じく」
俺達がそう言うと瞬時に51階まで転移していた。これはソウイチさんが作ったスキルらしく、俺達メンバー限定にしてくれたものだ。唱えればその階に行けると言う素晴らしいスキル。
ちなみに実力不相応な場所に行こうとすると代替え案を提案されると言うこりゃまた便利な機能付き。

「よ~し、早速狩るぜ~」
「夕食の調達も兼ねてな」
俺達は早速狩りを始めた。
「よし、オークはある程度狩れたな~」
「そうだな・・あっ!!アレ!!」
ナラが指差した先にはレアオークがいた。確か名前はテリヤオーク。

「確か、リクトさん達がテリヤキとか言ってたよな」
「そうだな、味が既についてる上物だ。」
俺達は獣のように襲いかかった。
グシャ!!ザクッ!!ギャーー!!ザクッ!!・・規制音

「ふぅ~狩った狩った~」
「装備が返り血で血まみれだな。あとでクランに連絡しとくか。」
俺達は最初に渡される装備以外は自分達で素材を集めて作るようになっている。どうやら、俺達の強化を図ると同時に自分の分は自分で準備というルールになっている。

ただし、その武器が壊れた際はクランに言うと同じものを届けてくれる。頼んで10分ほどで届いたことがあり驚いたことがあるのだが・・
「おっ、届いた届いた。」
アイテムボックスに早くも送信されていた。
「それにしてもあの人どうやってこんな早く送ってるんだろ。不思議でたまらねぇぜ。」
「まぁ、知らなくていいこともあるしほっとこうぜ」
俺達はダンジョンを後にした。そして不用品は売り、それで酒を買ってきた。

「バロスさんのところは何でも安いよな~」
「まぁ、量が多いしな。安くなるわ。よし!!出来たぞ~!!」
俺が調理したものをテーブルに運ぶ。

「この匂いが最高なんだよな~」
「「いただきま~す!!」」
俺達は今日取ってきたものの半分を一気に食っていったのだった。

~翌日~
「ヤベェ、動けねぇ~」
「二日酔い・・頭いてぇ」
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