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俺嫁~消えない記憶~3
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あっという間に放課後になり、私はすぐに帰ろうとした。
今日は本当に疲れた。こいつは教科書を持っていないから私が見せていたのだけど……うるさい。本当にうるさい。から集中ができないのだ。やっと帰れると思い鞄を持ち立ち上がると
翔「なぁ沙羅!!俺ら今からカラオケ行くけど来る?」
こいつは馬鹿なのか?あぁ、馬鹿だからここにいるのか。
沙羅「行くわけないでしょ。」
そうキッパリ断った
「翔~やめときなよ~。沙羅に何言っても無駄だって~」
「そーそーうちらも何回か誘ったことあるけど全部拒否られてっから~」
「なんか一線引かれてるよね~」
「それな~なんかうちらのこと見下してな~い?」
めんどくさい。何回同じことを言えばいいんだこいつらは……
沙羅「じゃ、そういうことなんで。」
私が帰ろうとドアの前に立った時────
翔「じゃあ俺も帰る!!」
……は?いや、なんでこいつも?
「え?翔?冗談っしょ?笑」
翔「いや、沙羅こねーなら行かねーよ。それに沙羅のこと悪く言う奴とは遊ばねー」
周りの女子たちはポカンとした顔をして立ちすくんでいた。
翔「沙羅。一緒に帰ろ?」
いやいやいや、こいつが帰ることはわかったけど、なんで私と一緒に帰らないといけないの。
沙羅「断る」
冗談じゃない。ただでさえ学校で邪魔をしてきたくせに帰りまでこいつと一緒だと?ありえない。
沙羅「では。」
そう言い、早足で学校を出た……のだが……
翔「待てよ沙羅~歩くの早くね?笑」
いや、君が付いて来るからでしょ!!
沙羅「あの!なんで付いてくるの?」
翔「だから言ったじゃん。一緒に帰ろ?って」
沙羅「断るって言いませんでしたっけ?」
こいつには耳がないのか。
翔「それに俺の家こっちだし?」
……それなら仕方ない……か……私は再び背を向けて早足で歩き出した……が…いつまで同じ方向なんだろう。もうすぐ家に着く……だがあの男はまだ私の後ろを歩いてる
沙羅「本当に家の方向あってるの?」
翔「あってるよ?だって俺の家ここだもん」
それは私の家の丁度真ん前の家。
沙羅「嘘でしょ……」
翔「これで毎日一緒に学校に行けるな!!」
そいつは笑顔でそう言った────
今日は本当に疲れた。こいつは教科書を持っていないから私が見せていたのだけど……うるさい。本当にうるさい。から集中ができないのだ。やっと帰れると思い鞄を持ち立ち上がると
翔「なぁ沙羅!!俺ら今からカラオケ行くけど来る?」
こいつは馬鹿なのか?あぁ、馬鹿だからここにいるのか。
沙羅「行くわけないでしょ。」
そうキッパリ断った
「翔~やめときなよ~。沙羅に何言っても無駄だって~」
「そーそーうちらも何回か誘ったことあるけど全部拒否られてっから~」
「なんか一線引かれてるよね~」
「それな~なんかうちらのこと見下してな~い?」
めんどくさい。何回同じことを言えばいいんだこいつらは……
沙羅「じゃ、そういうことなんで。」
私が帰ろうとドアの前に立った時────
翔「じゃあ俺も帰る!!」
……は?いや、なんでこいつも?
「え?翔?冗談っしょ?笑」
翔「いや、沙羅こねーなら行かねーよ。それに沙羅のこと悪く言う奴とは遊ばねー」
周りの女子たちはポカンとした顔をして立ちすくんでいた。
翔「沙羅。一緒に帰ろ?」
いやいやいや、こいつが帰ることはわかったけど、なんで私と一緒に帰らないといけないの。
沙羅「断る」
冗談じゃない。ただでさえ学校で邪魔をしてきたくせに帰りまでこいつと一緒だと?ありえない。
沙羅「では。」
そう言い、早足で学校を出た……のだが……
翔「待てよ沙羅~歩くの早くね?笑」
いや、君が付いて来るからでしょ!!
沙羅「あの!なんで付いてくるの?」
翔「だから言ったじゃん。一緒に帰ろ?って」
沙羅「断るって言いませんでしたっけ?」
こいつには耳がないのか。
翔「それに俺の家こっちだし?」
……それなら仕方ない……か……私は再び背を向けて早足で歩き出した……が…いつまで同じ方向なんだろう。もうすぐ家に着く……だがあの男はまだ私の後ろを歩いてる
沙羅「本当に家の方向あってるの?」
翔「あってるよ?だって俺の家ここだもん」
それは私の家の丁度真ん前の家。
沙羅「嘘でしょ……」
翔「これで毎日一緒に学校に行けるな!!」
そいつは笑顔でそう言った────
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