第1王子に一目惚れされて困ってます！！！

森での異変 ノアside

2ヶ月前、シュタノールの森で膨大な魔力が感知された。このようなことが起きるのはいままで1000年以上も無かったはずだ。どうしてこのような事に…。


俺は、前代未聞のことに頭をかかえていた。
シュタノールの森は、部外者が立ち入れないはずだったのに、、。
それに加え、とんでもない量の魔力である。私でさえも太刀打ちできないであろう。


「ペイン、皆を集めよ。」


「はっ！！」


俺は近衛騎士団長に命じた。
このままでは国の存亡に関わることになるだろう。
そうなる前に策を立てなければ……。



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「さあ、早速本題と行くが。皆も知っている通り、2ヶ月前にシュタノールの森に膨大な魔力が感知された。突然の事で私にもなぜこのような事が起きたのかわかっていない。それに加え、何者なのかも全く検討がつかない。」



俺がそう言うと、ざわざわとした。


当然であろう。恐らく、皆このことに関しては噂程度には知っていたとは思うが、なにもわかってない状況だとは誰しも思ってなかっただろう。


「静粛に！！」








･･･。







「皆が混乱するのも無理はない。だが、これは国家を脅かす可能性が大である。そのため、近衛騎士のペインらに偵察に行ってもらう。もし、危険な場合はすぐ引き返すように！！」



「はっ！」




「以上だ。」





俺はそれだけ告げると、部屋に戻った、


溜まっている書類に目を通し、一通り終わった所で、ふと窓の方を見た。