第1王子に一目惚れされて困ってます！！！

滞在

シュタノールは一息つくと、この世界について説明してくれた。


俺が今いる所は、さっきクローラルが言った通り、「シュタノールの森」と言われているそうだ。


この森は、とても神聖な場所らしくあまり人が入っては来れない場所らしい。
その理由としては、普通人間は「嫉妬」「傲慢」「わがまま」など色々な悪意を持っている。

そのため、この森に入ろうとすると、その悪意が神聖力に弾き返され、この森に入ることが出来なくなるらしい。

例えば、大罪を冒した人やその計画を企てている人、それから、悪意を持って人を傷つけた人、自分のためなら何も惜しまずに行動する人などは、森の中に入ろうとすると弾き返されてしまうらしい。

そして、多少の悪意を持っている人はこの森に長時間滞在していると、体調を崩してしまったりするらしい。

だが、俺はシュタノールいわく、心がとても綺麗で澄んでいるらしく、全く影響がないと言っていた

いつまでも、ここにいていいとも言っていた。俺としてはありがたいが、もっとこの世界について知りたいため、さすがにそれは遠慮しておこう。



そして、この世界は、3つの大陸でできているらしい。

今俺がいるヴィンセント王国、そして、隣国のリーヴィッヒ王国、それからルージェント王国の3つがあるらしい




それから、俺みたいに魔力が高くて、ユニークスキルをもっている人は非常に少ないらしく、この世界について全く知らない俺がこのまま外の世界に出て生きていくのはさすがに危ないらしい。



だから、俺はこの森でしばらく過ごすことにした。



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「シエル、こっち」

俺は妖精に案内されて、この森を探検していた



すると、カラフルな色をしたきのこを見つけた

「お、これ食べれるの？」

俺は手に取って、匂いを嗅いでみた

「だめ、死ぬ」






（……………。）







「え、、まじ？？」
（あっぶねええ、食べるとこだった、！）




「これなら、大丈夫」




そう言って、妖精が持ってきたのは水色をした木の実だった
 



「これ、、、？」



どう見ても怪しかった。




（え、毒とか入ってねえの？よくおとぎ話とかに出てくるやつにめっちゃ似てるんだけど、、）


俺は、絶対食べるまいと


「あ！な、なんか腹痛いな～！あ、あはは」
  （これでいけるか、、？）


何とか誤魔化そうと思ったが、、





「うそつき」







「ぐ、、」
（すぐバレてしまった、、）






「ほら、あーん」






「え、いや、でも、これ食えねえって」





俺は絶対食べたくなかったが、妖精は俺の口にぽいっと投げ込んだ


（！？！！？）



「はぁ？？ちょ、う、、もぐもぐ、、」

（え、まじかよ、、こんなん食べたら…………ん？）













・・・
















うまい。









「え、美味しい…………」



妖精いわく、その実はミロールというものらしい。
前の世界で言ういちごのような味がした。




その後も俺は妖精たちに森の案内をしてもらうついでに、食べられるもの、そうでないものなど色々なものを教えてもらった










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ほんとに更新と進展遅くてすみません💦



これから、1日1話以上は更新しようと思うので楽しみにしといてください！！！！