8 / 14
妖精さん
しおりを挟む
「わぁぁ……」
俺は思わず息を飲んだ。
そこで俺が見たものは、とても神秘的なものだった
泉の近くには小さな蛍?がたくさんいて、その蛍たちは赤、青、黄など色んな色に発光しておりとても綺麗だった
(この世界の蛍は色んな色になれるのかな……?)
『あ、もしかして蒼空くん、妖精のこと蛍とか思ってる?笑』
「え、妖精!?!」
『そーだよー!«妖精»だよ!』
「うわ、まじかぁ」
(妖精とか初めて見た、、)
俺は初めての妖精に感激していると、クローラルは続けて言った
『あ、ちなみにね~、妖精って蒼空くんの元の世界でもいたんだよ』
「え!?!」
『びっくりしたでしょ~。まあ、そっちの世界では見える人はほぼいなかったみたいだしね』
「そ、そうなんだ…」
まさか、俺が元いた世界でも妖精がいるだなんて驚きだった
「ねえねえ、何の話してるの?」
妖精は俺たちの方にやってきて、話しかけてきた
『君たちのことだよ~』
「わたしたち?」
『うんうん!』
「そうなんだ!」
妖精はそう言うと嬉しそうにくるくると俺たちの周りを飛び回った
「私たちが見えるなんて珍しいわね」
緑色の妖精がそう言った
「確かに確かに」
周りの妖精たちも、緑色の妖精の言うことに頷いていた
「妖精が見える人間なんて何百年ぶりかしら?」
「え!?そんなに!?!」
『まあ、1000年に1度現れるって言われるくらいだからね笑』
(え、そんなにすごいものだとは知らなかった、、)
「それにしても、あなたかわいい」
「へ?」
(・・・?)
「えと、、もしかして、僕のこと?」
「あなた以外に誰がいるの?」
「確かに、僕しかいないけど……」
「あっ、自覚がないのね」
「なるほどなるほど」
「え、あ、いや、僕は……」
(確かに、今の僕は華奢かもしれないが、かわいいとは言えないだろう…)
「かわいくないですけど……」
「『かわいい!!!』」
妖精たちとクローラルが声を合わせて言った
(えぇ、、、かわいいとか言われても嬉しくないんだけどな…)
俺は思わず息を飲んだ。
そこで俺が見たものは、とても神秘的なものだった
泉の近くには小さな蛍?がたくさんいて、その蛍たちは赤、青、黄など色んな色に発光しておりとても綺麗だった
(この世界の蛍は色んな色になれるのかな……?)
『あ、もしかして蒼空くん、妖精のこと蛍とか思ってる?笑』
「え、妖精!?!」
『そーだよー!«妖精»だよ!』
「うわ、まじかぁ」
(妖精とか初めて見た、、)
俺は初めての妖精に感激していると、クローラルは続けて言った
『あ、ちなみにね~、妖精って蒼空くんの元の世界でもいたんだよ』
「え!?!」
『びっくりしたでしょ~。まあ、そっちの世界では見える人はほぼいなかったみたいだしね』
「そ、そうなんだ…」
まさか、俺が元いた世界でも妖精がいるだなんて驚きだった
「ねえねえ、何の話してるの?」
妖精は俺たちの方にやってきて、話しかけてきた
『君たちのことだよ~』
「わたしたち?」
『うんうん!』
「そうなんだ!」
妖精はそう言うと嬉しそうにくるくると俺たちの周りを飛び回った
「私たちが見えるなんて珍しいわね」
緑色の妖精がそう言った
「確かに確かに」
周りの妖精たちも、緑色の妖精の言うことに頷いていた
「妖精が見える人間なんて何百年ぶりかしら?」
「え!?そんなに!?!」
『まあ、1000年に1度現れるって言われるくらいだからね笑』
(え、そんなにすごいものだとは知らなかった、、)
「それにしても、あなたかわいい」
「へ?」
(・・・?)
「えと、、もしかして、僕のこと?」
「あなた以外に誰がいるの?」
「確かに、僕しかいないけど……」
「あっ、自覚がないのね」
「なるほどなるほど」
「え、あ、いや、僕は……」
(確かに、今の僕は華奢かもしれないが、かわいいとは言えないだろう…)
「かわいくないですけど……」
「『かわいい!!!』」
妖精たちとクローラルが声を合わせて言った
(えぇ、、、かわいいとか言われても嬉しくないんだけどな…)
0
お気に入りに追加
207
あなたにおすすめの小説
総受けルート確定のBLゲーの主人公に転生してしまったんだけど、ここからソロエンドを迎えるにはどうすればいい?
寺一(テライチ)
BL
──妹よ。にいちゃんは、これから五人の男に抱かれるかもしれません。
ユズイはシスコン気味なことを除けばごくふつうの男子高校生。
ある日、熱をだした妹にかわって彼女が予約したゲームを店まで取りにいくことに。
その帰り道、ユズイは階段から足を踏みはずして命を落としてしまう。
そこに現れた女神さまは「あなたはこんなにはやく死ぬはずではなかった、お詫びに好きな条件で転生させてあげます」と言う。
それに「チート転生がしてみたい」と答えるユズイ。
女神さまは喜んで願いを叶えてくれた……ただしBLゲーの世界で。
BLゲーでのチート。それはとにかく攻略対象の好感度がバグレベルで上がっていくということ。
このままではなにもしなくても総受けルートが確定してしまう!
男にモテても仕方ないとユズイはソロエンドを目指すが、チートを望んだ代償は大きくて……!?
溺愛&執着されまくりの学園ラブコメです。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
悪役令息の異世界転移 〜ドラゴンに溺愛された僕のほのぼのスローライフ〜
匠野ワカ
BL
ある日、リューイは前世の記憶を思い出した。
そして気付いたのだ。
この世界、高校生だった前世でやり込んでいたゲームかも? 僕ってば、もしかして最終的に処刑されちゃう悪役令息……?
そこからなんとか死亡エンドを回避するため、良い子の努力を続けるリューイ。しかし、ゲームのストーリー強制力に連戦連敗。何をやっても悪役令息まっしぐら。
ーーこうなったらもう逃げ出すしかない!!
他国に逃げる計画は失敗。断罪イベント直前に聖女に助けられ、何故だか他国どころか異世界に飛ばされてしまって、さぁ大変。
ジャングルみたいな森に落っこちたリューイは、親切なドラゴンに助けられ、目指すはほのぼのスローライフ!
平和に長生きしたいんだ!
ドラゴン×悪役令息
言葉の通じない二人のほのぼの(当社比)BLです。
出会うまでにちょっと時間がかかりますが、安心安全のハピエンBL。
ゆっくり更新です。ゆるゆるお楽しみください。
転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい
翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。
それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん?
「え、俺何か、犬になってない?」
豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。
※どんどん年齢は上がっていきます。
※設定が多く感じたのでオメガバースを無くしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる