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第三章 GW帰省編
第四十五話 寂しかった(大空1泊目)
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単語 東京アララ問題を、妹の笑顔で無事解決した俺たちは、大空に都内での大学生活の話や、都内での一人暮らしのことなどを話していた。その話の途中で、春香が俺の家に毎週のように泊まりに来ているという話をすると、大空の表情が驚いたものに変わった。
「えぇ!? 春香お姉ちゃん、向こうでもお兄ちゃんの部屋泊まりに行ってるの!?」
「まあねぇー。別にもう慣れちゃったと言うか、大地の家に泊りに行くのが習慣みたいなものだし」
当たり前のように幼馴染の男の子の家に泊りに行くのが習慣だと豪語する大学生の幼馴染。それはそれでどうかと思いますけどね……
だが、大空は少し唇を尖らせて、むすっとした表情を浮かべる。
「いいなぁ春香お姉ちゃん。私も、お兄ちゃんいなくなって寂しいのに、向こうで毎週会えるんだもんなぁー」
頬杖を突きながら、どこか悲しそうな表情を浮かべる妹を、俺は必死に慰める。
「大丈夫だぞ大空、この一週間は、大空がお兄ちゃんの事独占していいからな?」
「ホントに!? やったぁ!」
嬉しそうに両手を上げて喜ぶ大空。そんな仲睦まじい兄妹の様子を見て、じとっとした目で俺を見つめてくる春香。
「な、なんだよ……」
俺がおどおどしながら声を上げると、すっと視線を逸らしながら春香は呟いた。
「シスコン」
「うるせぇ」
帰省しても、大空を含めて三人のいつも通り他愛もない会話を楽しんだ後、夕食を久々に春香が作ってくれてご馳走になった。途中で両親が帰って来て、「あら? あんた帰って来たの?」と、俺が帰ってくることを母親に忘れられたことなど、様々な出来事が起こりつつも、時間はあっという間に過ぎていき、俺は1カ月ぶりの実家の2階にある自分の寝室に布団を敷いて、寝る準備を整えていた。
春香は既に家に帰り、今は俺一人。
学習机とタンスなどが置かれたまま残っていた部屋は、少し妹の私物が置いてある以外は全く変化がなく、掃除もしっかりされているようで清潔に保たれていた。家族の気づかいに心の中で感謝しながら、俺は歯を磨くため洗面所へと向かった。
洗面所に向かうと、ピンクのモコモコとした冬用の寝間着を着こなして、先に歯を磨いていた大空の姿があった。
「はれ? おひいはん、ほおえうふほ」
大空は俺の姿に気が付くと、歯を磨きながら喋ってきた。
「口をゆすいでから喋りなさい」
「ふぁーい」
返事をすると、大空は口の中に水を含め、口を濯いでからこちらに話しかけてきた。
「お兄ちゃん、もう寝るの??」
「あぁ……長時間の移動で疲れちゃったからな。明日も出かけるし、早めに寝ようと思って」
「そっか、じゃあ私も今日は早く寝よっかな」
大空は、どこか上の方を少し向きながら、顎に人差し指を当ててしばし思案したかと思うと、俺の方へニコっと笑みを浮かべて、トンっと背中をつつき、自分の部屋へと戻っていった。
大空は元々寝るのが大好きっ子ちゃんなので、いつも寝る時間とあまり変わらない気がするが、受験期に入り、色々詰め込んでいるところもあるのだろう。
そんなことを考えながら、俺は歯ブラシに歯磨き粉を付けて、シャカシャカと歯を磨く。歯を磨いている自分の姿をマジマジと見つめていると、少し髪の毛が伸びた気がした。帰って来ている間に、髪も切りに行くか……今後の予定などを考えながら歯磨きを終えて、俺は部屋へと戻りドアを開けた。
部屋に戻ると、俺が敷いた布団の中では、大空が顔だけを出した状態で、ニヤニヤ顔でこちらを見つめていた。
「お兄ちゃん! 一緒に寝よ!」
「大空……何やってるの?」
俺が真顔で大空に尋ねる。
「え? 何って、1カ月会えなかった分のお兄ちゃん成分を補充するために一緒に寝よって言ってるの!」
帰って来た時に、後でたっぷり補充すると言っていたのは、そういうことだったのかと理解した。
大空は、少しむくれっ面を浮かべながら言葉を紡ぐ。
「それに……春香お姉ちゃんとは、毎週一緒に寝てるんでしょ?」
「いや、一緒に寝るったって、別に同じ布団では寝てないぞ?」
春香以外の女の子とは、同じ布団で寝たりしてますけど、はい。
「ダメ……?」
頬を少し染めて、期待の意を込めて上目づかいで見上げてくる大空を見て、誰が断るだろうか、いや、誰も断るお兄ちゃんなんてこの世に存在しない。
俺はふっと仕方がないなぁと言った吐息を漏らす。
「全く、しょうがないな大空は、よしっ、今日は一緒に寝るか!」
「やったぁ!」
一緒に寝ることが決まり、嬉しそうに顔をほころばせる我が妹。あぁ……この笑顔、毎日見たい。
そうと決まれば、俺はちゃちゃっと支度を済ませて、大空の隣に身体を滑り込ませる。
「明かり消すぞ」
「はーい」
俺は部屋の明かりをリモコンで操作して、蛍光灯の真ん中にあるオレンジ色の間接照明だけを付けて、リモコンを枕元に置いた。大空は真っ暗の部屋で寝ることが出来ない体質なので、いつも間接照明を付けて寝ている。
俺が横になった途端、妹はぎゅっと俺の右腕に目一杯抱きついて、顔をスリスリとマーキングするように擦りつける。
「わぁーい、お兄ちゃんだー! はぁ……お兄ちゃん暖かいぃ~」
俺のむくもりを感じながら、妹がリラックスするような声を上げる。お兄ちゃん成分を思いっきしチャージしているようだ。
「うわぁぁぁー1か月ぶりのお兄ちゃんの匂いだよぉー。幸せだよぉ~……」
甘い吐息を吐きながら、満足そうな言葉を漏らしている妹が、布団の中でモゾモゾと身悶えている。綾香も俺の匂いがお気に入りらしいが、俺ってそんなフェロモン的な何かが分泌されてるわけ?
くだらない疑問を抱いている間にも、大空は蕩けた声を出す。
「あぁ~お兄ちゃん。あなたはどうしてお兄ちゃんなの??」
「何急に意味わかんないこと言ってるんだよ」
「だってぇ~……お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなかったら、私たち結婚出来るわけじゃん?? あっ! でも、お兄ちゃんじゃなかったらそもそも仲良くなれなかった可能性も!?? あ~でもでも……! 私が声を掛けたらお兄ちゃんが私にニコって笑いかけて、そしてそして!!」
「はいはい、くだらない妄想はいいから」
一人で暴走している妹をなだめるように、俺は大空の頭を抱き寄せて、脇の下あたりに抱えて、そのまま頭をポンポンと撫でてやる。
「はぁ~……これはお兄ちゃん必殺、『大空、愛してるぞ』攻撃!」
「いつ俺がそんな技名を付けたんだ」
「エヘヘヘ……なんか言ってみたくなっちゃって」
「ったく」
文句は言いながらも大空の頭をポンポンと撫でていると、今度は大空が俺の胸の辺りに腕を置いた。
「お兄ちゃん……」
「ん? どうした??」
真剣な声で俺を呼んだのち、少しだけ身体をもぞもぞと動かした妹が、ちょっと拗ねた声で言った。
「……寂しかった」
「そっか……悪かったな、お兄ちゃんが家にいなくて……」
「うん……」
大空は甘えるようにして、俺の脇の辺りに顔を埋めてぴったりとくっついてきた。
「帰らないで……」
不意に大空がそんな言葉を漏らした。
「それは、出来ないかな……」
「お願い、大空が高校進学するまででいいから……」
「ほら、余計なこと考えてないで、今いるお兄ちゃんをちゃんと堪能しないとダメだぞ」
話を誤魔化すように俺は横になって、そのまま大空を撫でたまま、もう一方の手を背中に回してギュッと抱きしめた。
「うん……」
甘い吐息を吐きながら、大空も俺を抱き返してくる。大空の柔らかい身体の感触が全身に伝わり、お風呂上りのフワッとした甘い香りも漂ってきた。
俺は一度大空の頭を撫でるのをやめると、大空が不思議な様子で顔を向けてくる。
見つめ合うような形になり、俺は破顔して、優しい微笑みを浮かべた。。
「俺も本当は寂しいけど、今大空に会えて、とっても幸せだぞ」
「本当に……?」
シュンとしていた表情が徐々に明るくなってくる。
「あぁ、大空とこうやってギューってしながら一緒に寝たくてしょうがなかったんだから」
俺はそう言うと、再び大空の頭を胸の辺りに抱き寄せて頭を撫でた。
「そっか……そか」
大空は何か納得したように呟いた。そして、顔をスっと俺の顔の方に上げてニコっとした表情を浮かべる。
「お兄ちゃん」
「ん?」
「ありがと、私も大好きだよ!」
恥ずかしそうに微笑みながら言うと、再び大空は恥ずかしさを隠すため、顔を再び俺の胸元へ埋めてしまう。俺はそんな可愛い妹を再びギュっと抱きしめた。
「おやすみ、お兄ちゃん……」
「あぁ……おやすみ、大空」
そうお互いに就寝の挨拶を交わし、二人仲良く兄妹は今まで蓄積されていたお互いの寂しさを振り払うようにくっつきあいながら、眠りに落ちていった。
「えぇ!? 春香お姉ちゃん、向こうでもお兄ちゃんの部屋泊まりに行ってるの!?」
「まあねぇー。別にもう慣れちゃったと言うか、大地の家に泊りに行くのが習慣みたいなものだし」
当たり前のように幼馴染の男の子の家に泊りに行くのが習慣だと豪語する大学生の幼馴染。それはそれでどうかと思いますけどね……
だが、大空は少し唇を尖らせて、むすっとした表情を浮かべる。
「いいなぁ春香お姉ちゃん。私も、お兄ちゃんいなくなって寂しいのに、向こうで毎週会えるんだもんなぁー」
頬杖を突きながら、どこか悲しそうな表情を浮かべる妹を、俺は必死に慰める。
「大丈夫だぞ大空、この一週間は、大空がお兄ちゃんの事独占していいからな?」
「ホントに!? やったぁ!」
嬉しそうに両手を上げて喜ぶ大空。そんな仲睦まじい兄妹の様子を見て、じとっとした目で俺を見つめてくる春香。
「な、なんだよ……」
俺がおどおどしながら声を上げると、すっと視線を逸らしながら春香は呟いた。
「シスコン」
「うるせぇ」
帰省しても、大空を含めて三人のいつも通り他愛もない会話を楽しんだ後、夕食を久々に春香が作ってくれてご馳走になった。途中で両親が帰って来て、「あら? あんた帰って来たの?」と、俺が帰ってくることを母親に忘れられたことなど、様々な出来事が起こりつつも、時間はあっという間に過ぎていき、俺は1カ月ぶりの実家の2階にある自分の寝室に布団を敷いて、寝る準備を整えていた。
春香は既に家に帰り、今は俺一人。
学習机とタンスなどが置かれたまま残っていた部屋は、少し妹の私物が置いてある以外は全く変化がなく、掃除もしっかりされているようで清潔に保たれていた。家族の気づかいに心の中で感謝しながら、俺は歯を磨くため洗面所へと向かった。
洗面所に向かうと、ピンクのモコモコとした冬用の寝間着を着こなして、先に歯を磨いていた大空の姿があった。
「はれ? おひいはん、ほおえうふほ」
大空は俺の姿に気が付くと、歯を磨きながら喋ってきた。
「口をゆすいでから喋りなさい」
「ふぁーい」
返事をすると、大空は口の中に水を含め、口を濯いでからこちらに話しかけてきた。
「お兄ちゃん、もう寝るの??」
「あぁ……長時間の移動で疲れちゃったからな。明日も出かけるし、早めに寝ようと思って」
「そっか、じゃあ私も今日は早く寝よっかな」
大空は、どこか上の方を少し向きながら、顎に人差し指を当ててしばし思案したかと思うと、俺の方へニコっと笑みを浮かべて、トンっと背中をつつき、自分の部屋へと戻っていった。
大空は元々寝るのが大好きっ子ちゃんなので、いつも寝る時間とあまり変わらない気がするが、受験期に入り、色々詰め込んでいるところもあるのだろう。
そんなことを考えながら、俺は歯ブラシに歯磨き粉を付けて、シャカシャカと歯を磨く。歯を磨いている自分の姿をマジマジと見つめていると、少し髪の毛が伸びた気がした。帰って来ている間に、髪も切りに行くか……今後の予定などを考えながら歯磨きを終えて、俺は部屋へと戻りドアを開けた。
部屋に戻ると、俺が敷いた布団の中では、大空が顔だけを出した状態で、ニヤニヤ顔でこちらを見つめていた。
「お兄ちゃん! 一緒に寝よ!」
「大空……何やってるの?」
俺が真顔で大空に尋ねる。
「え? 何って、1カ月会えなかった分のお兄ちゃん成分を補充するために一緒に寝よって言ってるの!」
帰って来た時に、後でたっぷり補充すると言っていたのは、そういうことだったのかと理解した。
大空は、少しむくれっ面を浮かべながら言葉を紡ぐ。
「それに……春香お姉ちゃんとは、毎週一緒に寝てるんでしょ?」
「いや、一緒に寝るったって、別に同じ布団では寝てないぞ?」
春香以外の女の子とは、同じ布団で寝たりしてますけど、はい。
「ダメ……?」
頬を少し染めて、期待の意を込めて上目づかいで見上げてくる大空を見て、誰が断るだろうか、いや、誰も断るお兄ちゃんなんてこの世に存在しない。
俺はふっと仕方がないなぁと言った吐息を漏らす。
「全く、しょうがないな大空は、よしっ、今日は一緒に寝るか!」
「やったぁ!」
一緒に寝ることが決まり、嬉しそうに顔をほころばせる我が妹。あぁ……この笑顔、毎日見たい。
そうと決まれば、俺はちゃちゃっと支度を済ませて、大空の隣に身体を滑り込ませる。
「明かり消すぞ」
「はーい」
俺は部屋の明かりをリモコンで操作して、蛍光灯の真ん中にあるオレンジ色の間接照明だけを付けて、リモコンを枕元に置いた。大空は真っ暗の部屋で寝ることが出来ない体質なので、いつも間接照明を付けて寝ている。
俺が横になった途端、妹はぎゅっと俺の右腕に目一杯抱きついて、顔をスリスリとマーキングするように擦りつける。
「わぁーい、お兄ちゃんだー! はぁ……お兄ちゃん暖かいぃ~」
俺のむくもりを感じながら、妹がリラックスするような声を上げる。お兄ちゃん成分を思いっきしチャージしているようだ。
「うわぁぁぁー1か月ぶりのお兄ちゃんの匂いだよぉー。幸せだよぉ~……」
甘い吐息を吐きながら、満足そうな言葉を漏らしている妹が、布団の中でモゾモゾと身悶えている。綾香も俺の匂いがお気に入りらしいが、俺ってそんなフェロモン的な何かが分泌されてるわけ?
くだらない疑問を抱いている間にも、大空は蕩けた声を出す。
「あぁ~お兄ちゃん。あなたはどうしてお兄ちゃんなの??」
「何急に意味わかんないこと言ってるんだよ」
「だってぇ~……お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなかったら、私たち結婚出来るわけじゃん?? あっ! でも、お兄ちゃんじゃなかったらそもそも仲良くなれなかった可能性も!?? あ~でもでも……! 私が声を掛けたらお兄ちゃんが私にニコって笑いかけて、そしてそして!!」
「はいはい、くだらない妄想はいいから」
一人で暴走している妹をなだめるように、俺は大空の頭を抱き寄せて、脇の下あたりに抱えて、そのまま頭をポンポンと撫でてやる。
「はぁ~……これはお兄ちゃん必殺、『大空、愛してるぞ』攻撃!」
「いつ俺がそんな技名を付けたんだ」
「エヘヘヘ……なんか言ってみたくなっちゃって」
「ったく」
文句は言いながらも大空の頭をポンポンと撫でていると、今度は大空が俺の胸の辺りに腕を置いた。
「お兄ちゃん……」
「ん? どうした??」
真剣な声で俺を呼んだのち、少しだけ身体をもぞもぞと動かした妹が、ちょっと拗ねた声で言った。
「……寂しかった」
「そっか……悪かったな、お兄ちゃんが家にいなくて……」
「うん……」
大空は甘えるようにして、俺の脇の辺りに顔を埋めてぴったりとくっついてきた。
「帰らないで……」
不意に大空がそんな言葉を漏らした。
「それは、出来ないかな……」
「お願い、大空が高校進学するまででいいから……」
「ほら、余計なこと考えてないで、今いるお兄ちゃんをちゃんと堪能しないとダメだぞ」
話を誤魔化すように俺は横になって、そのまま大空を撫でたまま、もう一方の手を背中に回してギュッと抱きしめた。
「うん……」
甘い吐息を吐きながら、大空も俺を抱き返してくる。大空の柔らかい身体の感触が全身に伝わり、お風呂上りのフワッとした甘い香りも漂ってきた。
俺は一度大空の頭を撫でるのをやめると、大空が不思議な様子で顔を向けてくる。
見つめ合うような形になり、俺は破顔して、優しい微笑みを浮かべた。。
「俺も本当は寂しいけど、今大空に会えて、とっても幸せだぞ」
「本当に……?」
シュンとしていた表情が徐々に明るくなってくる。
「あぁ、大空とこうやってギューってしながら一緒に寝たくてしょうがなかったんだから」
俺はそう言うと、再び大空の頭を胸の辺りに抱き寄せて頭を撫でた。
「そっか……そか」
大空は何か納得したように呟いた。そして、顔をスっと俺の顔の方に上げてニコっとした表情を浮かべる。
「お兄ちゃん」
「ん?」
「ありがと、私も大好きだよ!」
恥ずかしそうに微笑みながら言うと、再び大空は恥ずかしさを隠すため、顔を再び俺の胸元へ埋めてしまう。俺はそんな可愛い妹を再びギュっと抱きしめた。
「おやすみ、お兄ちゃん……」
「あぁ……おやすみ、大空」
そうお互いに就寝の挨拶を交わし、二人仲良く兄妹は今まで蓄積されていたお互いの寂しさを振り払うようにくっつきあいながら、眠りに落ちていった。
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