猫の王様

大学で知り合った俺の友人、九条は要領が悪くて、鈍臭くて、とにかく心配になる奴だ。先日も、落としてもいない他人の携帯を探しに行って、自分の携帯を落としてくる始末。しかし携帯を受け取りに行ってからというもの、九条は昼休みになると猫に逢いに行くと言って、一人でどこかに消えるようになった。とはいえ、恋をしているのは明らかで、俺はしばらく生温かい目で見守っていたのだが、ある日突然、九条はひどく落ち込んだ様子で現れた。さすがに放っておけず、俺は九条から相手のことを聞き出すことにしたのだが、想像していたのとは全く違っていて……?
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*猫のこぼれ話1.広瀬さんのCVは、津田健次郎さんで脳内再生しながら執筆しています。

『猫の王様の、なんでもない話』も公開中!
九条くんの視点による猫の王様との出会い、定番イベントなど、日常エピソードの外伝短編集です。

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