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第三章 ― 筆頭勇者と無法者 ―
第85話 ドロップスカイ到着
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ドロップスカイ。
魔人から国を守るための建物。
ラジオでそう聞いたときは、ファンタジー風な石造りの城壁が佇んでいるのを想像していた。
だけど、違った。
高さ50mはある真っ黒な建造物。
それが平原と砂漠を隔てる境界線の如く、左右に地平線の彼方に消えるまで続いていた。
建物には窓や装飾などが無く、横の長さが無限大にある巨大な黒い箱といった様相だった。
そんな異形の存在に臆することなく馬車は進み続けた。
何だろう。この違和感は。
*
ドロップスカイの外観を捉えてから一時間が立って、ようやく入り口らしき場所にたどり着く。
平原のド真ん中にこれまた横にずっと続く高さ30m鉄柵があり、それに行く手を阻まれた馬車は歩みを止めた。
「馬車はここまでだ。全員降りな」
ディックの言葉に従い、全員地面に足をつける。
「よーしよし、エボニー、アイボリー。しばらくの間その辺で遊んできな」
ディックが二頭のユニコーンっぽい馬から馬車を繋いでいる綱を外すと、馬は草原を駆け回り始めた。
馬のことはさておき。鉄柵の隙間からドロップスカイの黒い外観がチラチラと見え隠れしている。
この距離なら、さっきよりもハッキリと建物の様子が見られるかもしれない。少し覗いてみるか。
俺は鉄柵に手をかけて向こう側を覗こうとした。
「黒焦げになりたいなら止めはしないが、触らないことをオススメするぜ」
「えっ!」
ディックに言われ、焦って手を引っ込めた。
「気をつけてくださーい! 柵には高圧電流が流れていまーす!」
「さ、先に言ってくれ」
「ハーイ! ディックちゃん! 来てくれたのねん!」
そこへ柵の向こうから、男の低音ねっとりボイスが聞こえてきた。
「よお、ビージェー博士。来てやったぞ。あとちゃんは要らねぇ」
「んもう、相変わらずディックちゃんは照れ屋さんなんだからん。その辺り筆頭の称号を得ても変わらないわね」
ピッ! という駅の改札でICカードを通したときに鳴る音と、似た音が鉄柵の向こうから聞こえた。
すると、空を貫く槍のように立っていた鉄柵の一部が地面の中へとゆっくり引っ込み始めた。
数十本の鉄の槍が完全に地面の中へ埋まり、向こう側にいる人間の姿を完全に捉える。
オレンジのツナギ服を着た男が二人いた。
その内の片方は印象に残る姿だった。ディックよりもさらに短い紫色の髪で、無精ヒゲを生やしたぽっちゃり体系な男。男なのに口紅やらマスカラやらで化粧している。
「ビージェー博士も変わんねぇなあ。少しはダイエットしろよ」
「したくっても、忙殺されちゃってね。あらん? 話に聞いていたより大所帯じゃない」
ゲッ! この太った人、オカマかよ!
「まぁな、いろいろとオマケがついてきてよ」
ディックがオルガ、ジェニー、メシュを一瞥する。
「それならゲストカードがもっと必要ね。あなた、手配してきてちょうだい」
「はい、わかりました。それでは皆さん、また後ほど」
ビージェー博士と呼ばれるオカマの隣にいた男は、俺たちに軽く頭を下げた後、巨大な黒い箱――ドロップスカイへと歩き去っていった。
「エマちゃんに、アイリスちゃんも久しぶりね。元気にしてたかしら?」
「はいでーす! 元気バリバリですよー!」
「まぁ、それなりに」
「フフフッ、良かったわ。それにしても知世ちゃん!」
「わわっ!」
オカマが知世を、両肩の下から掴んで持ち上げる。
「大きくなったわねー! 最後にここへ来たときなんてヒヨコみたいにママさんの傍にくっついていたのに!」
「は、博士! 降ろしてください! 知世はもう子供じゃありませんよ!」
「ンッフッフ! 私の顔見てビクビク震えてた娘が言うようになったじゃない! そこまで言うからには、濃厚な一夜を誰かと過ごすぐらいの経験はしたのかしらん?」
「し、してません!」
より声を大にして知世はハッキリ言った。
「あらあら、勇者認定されているっていうのに、草薙家はやっぱりお堅いのね。それにしても知世ちゃんまで来てくれるなんて意外だったわ」
オカマは知世を降ろす。
「“知は力なり”。知っているのと知らないとでは、取れる戦術の幅は大きく変わりますから。新たな技術が開発されたとあれば、それを学ばないわけにはいきません。母様にも未知の理は率先して我が物にしなさいと言いつけられていますので」
「ふーん。私に会いたくて来てくれたわけじゃないのねん」
「ハハハ……」
オカマは知世の乾いた笑いを尻目に少しつまらなそうな顔を見せた後、ようやく俺たちの方を向いた。
「どうもー、皆、初めまして。電子兵器開発部門の所長を勤めるビージェーよ。よろしくねっ」
オカマはウィンクした。
その恐ろしい光景にそっと目を閉じた。
「ささっ、いつまでもこんなところいないで、中へ中へ!」
オカマは軽い足取りでドロップスカイへと進み始めたので、俺たちもそれに続いた。
鉄柵からドロップスカイまでの距離は1kmはあるだろうか。
俺たちは歩き続けて、その距離を縮めていく。距離が縮まるほど、ドロップスカイの外観は詳細に映る。
ん? あれは……赤い光の筋?
目を凝らしてドロップスカイをよく観察すると、壁はただ黒いだけじゃなかった。線がアミダくじのように張り巡らされていて、その線の中をたくさんの赤い光の点が高速で駆け巡っている。
遠くから見たときも異様だとは思ったけど、近くで見ると一層不思議だな。
……ああ。そうか、最初の違和感の正体がわかった。
全然違うんだ。
ここだけ。
俺がこれまで見てきた異世界ウォールガイヤは、ファンタジーの世界に俺たちが住んでいた地球の文明が混ざり込んでるって感じだった。
でもドロップスカイは違う。
ファンタジーでも現代の文明でもない。
本当に異世界のような空気感を漂わせてるんだ。
「はい、着いたわよー」
雰囲気に圧倒されている間に、ドロップスカイの目の前まで来ていた。
「着いたってただの壁ではないかーっ! 貴様は俺様をバカにしているのか!」
メシュの言うとおり、前にあるのは黒い壁だけで、入り口らしき箇所は見当たらない。
「あーんっ! そこの金髪君、とっても良いリアクションするわね! 気に入ったわん!」
「やめい!」
「まぁまぁ、見てなさいって」
オカマが黒い壁を手で軽くタッチした。タッチした部分が細長い棒状に青白く光り出すと、それの前に緑色の電卓みたいな物が空中に浮かび上がった。
……って、何これ! 立体映像?! ホログラムってやつ?! いきなりサイエンス・フィクションになったんだけど!
オカマが立体映像らしきものに、ポンポンッとボタンを押すような動作を4回繰り返した。
<パスワードを確認しました。これより本人確認を行います>
無機質な女性の電子音声が響くと、電卓は消え、代わりにオカマの体前面に緑色の光が壁から照射される
<網膜パターン解析、一致。遺伝子情報解析、一致。生体反応に異常なし。マジックバリアロックおよび、ドアロックを一時解除します>
壁の中からガコンッという音が聞こえた後、黒い壁が上へ上がっていった。上がっていく途中、その壁の厚みが確認できたが1m以上はある。なんて分厚い扉だ。
いや、待てよ。上がっていった扉の奥にも同じ構造が四つ並んでる。まさか、こんな分厚い扉が五重に並んでたのか? ……鉄柵、パスワード、本人認証、扉、なんて厳重なセキュリティなんだ。
「うわぁ、すっごい! 教科書で外側の写真は見たことあったけど、中はこうなってるんだあ!」
ミカは興味津々に前に出て中を覗き込む。
中は照明の明かりで満たされており、外よりも明るかった。内装も白い壁、白い天井、白い床の廊下といった配色なため、慣れるまで少し目がチカチカした。
「さ、入った入った」
オカマに言われるがまま、俺たちはその白い空間の中へと入っていった。けど、入ってすぐ、また行き止まりで進めない状態となった。
「みんなー。少しの間ジッとしててねん」
今度は何だ?
<……検査完了。問題ありません>
また女性の声。だけど、今のは機械音声じゃなく、実際の人の声だった。
「あなたたちの衣服に変な菌が纏わり付いていたりしていないか、索敵チート能力で確認させてもらったわ。さ、この先の扉がドロップスカイよ」
そのオカマの台詞を合図にしたかのように、行く手を阻んでいた白い壁が横にスライドした。
「うわぁ」
一歩、その扉を超えたとき、口から感動の一声が漏れた。
真っ白な白い空間。この一言に尽きる。
空間の幅や高さを、俺がいた世界で例えるなら、あれだ、阪急梅田の南北コンコースと同じぐらいの広さだ。大阪でその場所を見たときも驚いたもんだが、ここドロップスカイはそれ以上に奥行きが半端じゃない。
ドロップスカイを外側から見たとき、延々と黒い建物が続いていたわけだが、内部も左右にどこまでも続いている。とても屋内にいるとは思えない。巨大なトンネルの真っ只中にいるような感覚だ。
ポーンッ
<業務連絡。業務連絡です。本日午後三時より、第十一ブロック地下演習場にてドロップスカイ第九開発局 オートマティック・アンマンド・ウェポン開発部による模擬演習を行います。模擬演習が行われている間は、安全のため1034から1056番までの連絡路への立ち入り、および第三十五、高速エレベーターの使用を禁止します。繰り返します――>
魔人から国を守るための建物。
ラジオでそう聞いたときは、ファンタジー風な石造りの城壁が佇んでいるのを想像していた。
だけど、違った。
高さ50mはある真っ黒な建造物。
それが平原と砂漠を隔てる境界線の如く、左右に地平線の彼方に消えるまで続いていた。
建物には窓や装飾などが無く、横の長さが無限大にある巨大な黒い箱といった様相だった。
そんな異形の存在に臆することなく馬車は進み続けた。
何だろう。この違和感は。
*
ドロップスカイの外観を捉えてから一時間が立って、ようやく入り口らしき場所にたどり着く。
平原のド真ん中にこれまた横にずっと続く高さ30m鉄柵があり、それに行く手を阻まれた馬車は歩みを止めた。
「馬車はここまでだ。全員降りな」
ディックの言葉に従い、全員地面に足をつける。
「よーしよし、エボニー、アイボリー。しばらくの間その辺で遊んできな」
ディックが二頭のユニコーンっぽい馬から馬車を繋いでいる綱を外すと、馬は草原を駆け回り始めた。
馬のことはさておき。鉄柵の隙間からドロップスカイの黒い外観がチラチラと見え隠れしている。
この距離なら、さっきよりもハッキリと建物の様子が見られるかもしれない。少し覗いてみるか。
俺は鉄柵に手をかけて向こう側を覗こうとした。
「黒焦げになりたいなら止めはしないが、触らないことをオススメするぜ」
「えっ!」
ディックに言われ、焦って手を引っ込めた。
「気をつけてくださーい! 柵には高圧電流が流れていまーす!」
「さ、先に言ってくれ」
「ハーイ! ディックちゃん! 来てくれたのねん!」
そこへ柵の向こうから、男の低音ねっとりボイスが聞こえてきた。
「よお、ビージェー博士。来てやったぞ。あとちゃんは要らねぇ」
「んもう、相変わらずディックちゃんは照れ屋さんなんだからん。その辺り筆頭の称号を得ても変わらないわね」
ピッ! という駅の改札でICカードを通したときに鳴る音と、似た音が鉄柵の向こうから聞こえた。
すると、空を貫く槍のように立っていた鉄柵の一部が地面の中へとゆっくり引っ込み始めた。
数十本の鉄の槍が完全に地面の中へ埋まり、向こう側にいる人間の姿を完全に捉える。
オレンジのツナギ服を着た男が二人いた。
その内の片方は印象に残る姿だった。ディックよりもさらに短い紫色の髪で、無精ヒゲを生やしたぽっちゃり体系な男。男なのに口紅やらマスカラやらで化粧している。
「ビージェー博士も変わんねぇなあ。少しはダイエットしろよ」
「したくっても、忙殺されちゃってね。あらん? 話に聞いていたより大所帯じゃない」
ゲッ! この太った人、オカマかよ!
「まぁな、いろいろとオマケがついてきてよ」
ディックがオルガ、ジェニー、メシュを一瞥する。
「それならゲストカードがもっと必要ね。あなた、手配してきてちょうだい」
「はい、わかりました。それでは皆さん、また後ほど」
ビージェー博士と呼ばれるオカマの隣にいた男は、俺たちに軽く頭を下げた後、巨大な黒い箱――ドロップスカイへと歩き去っていった。
「エマちゃんに、アイリスちゃんも久しぶりね。元気にしてたかしら?」
「はいでーす! 元気バリバリですよー!」
「まぁ、それなりに」
「フフフッ、良かったわ。それにしても知世ちゃん!」
「わわっ!」
オカマが知世を、両肩の下から掴んで持ち上げる。
「大きくなったわねー! 最後にここへ来たときなんてヒヨコみたいにママさんの傍にくっついていたのに!」
「は、博士! 降ろしてください! 知世はもう子供じゃありませんよ!」
「ンッフッフ! 私の顔見てビクビク震えてた娘が言うようになったじゃない! そこまで言うからには、濃厚な一夜を誰かと過ごすぐらいの経験はしたのかしらん?」
「し、してません!」
より声を大にして知世はハッキリ言った。
「あらあら、勇者認定されているっていうのに、草薙家はやっぱりお堅いのね。それにしても知世ちゃんまで来てくれるなんて意外だったわ」
オカマは知世を降ろす。
「“知は力なり”。知っているのと知らないとでは、取れる戦術の幅は大きく変わりますから。新たな技術が開発されたとあれば、それを学ばないわけにはいきません。母様にも未知の理は率先して我が物にしなさいと言いつけられていますので」
「ふーん。私に会いたくて来てくれたわけじゃないのねん」
「ハハハ……」
オカマは知世の乾いた笑いを尻目に少しつまらなそうな顔を見せた後、ようやく俺たちの方を向いた。
「どうもー、皆、初めまして。電子兵器開発部門の所長を勤めるビージェーよ。よろしくねっ」
オカマはウィンクした。
その恐ろしい光景にそっと目を閉じた。
「ささっ、いつまでもこんなところいないで、中へ中へ!」
オカマは軽い足取りでドロップスカイへと進み始めたので、俺たちもそれに続いた。
鉄柵からドロップスカイまでの距離は1kmはあるだろうか。
俺たちは歩き続けて、その距離を縮めていく。距離が縮まるほど、ドロップスカイの外観は詳細に映る。
ん? あれは……赤い光の筋?
目を凝らしてドロップスカイをよく観察すると、壁はただ黒いだけじゃなかった。線がアミダくじのように張り巡らされていて、その線の中をたくさんの赤い光の点が高速で駆け巡っている。
遠くから見たときも異様だとは思ったけど、近くで見ると一層不思議だな。
……ああ。そうか、最初の違和感の正体がわかった。
全然違うんだ。
ここだけ。
俺がこれまで見てきた異世界ウォールガイヤは、ファンタジーの世界に俺たちが住んでいた地球の文明が混ざり込んでるって感じだった。
でもドロップスカイは違う。
ファンタジーでも現代の文明でもない。
本当に異世界のような空気感を漂わせてるんだ。
「はい、着いたわよー」
雰囲気に圧倒されている間に、ドロップスカイの目の前まで来ていた。
「着いたってただの壁ではないかーっ! 貴様は俺様をバカにしているのか!」
メシュの言うとおり、前にあるのは黒い壁だけで、入り口らしき箇所は見当たらない。
「あーんっ! そこの金髪君、とっても良いリアクションするわね! 気に入ったわん!」
「やめい!」
「まぁまぁ、見てなさいって」
オカマが黒い壁を手で軽くタッチした。タッチした部分が細長い棒状に青白く光り出すと、それの前に緑色の電卓みたいな物が空中に浮かび上がった。
……って、何これ! 立体映像?! ホログラムってやつ?! いきなりサイエンス・フィクションになったんだけど!
オカマが立体映像らしきものに、ポンポンッとボタンを押すような動作を4回繰り返した。
<パスワードを確認しました。これより本人確認を行います>
無機質な女性の電子音声が響くと、電卓は消え、代わりにオカマの体前面に緑色の光が壁から照射される
<網膜パターン解析、一致。遺伝子情報解析、一致。生体反応に異常なし。マジックバリアロックおよび、ドアロックを一時解除します>
壁の中からガコンッという音が聞こえた後、黒い壁が上へ上がっていった。上がっていく途中、その壁の厚みが確認できたが1m以上はある。なんて分厚い扉だ。
いや、待てよ。上がっていった扉の奥にも同じ構造が四つ並んでる。まさか、こんな分厚い扉が五重に並んでたのか? ……鉄柵、パスワード、本人認証、扉、なんて厳重なセキュリティなんだ。
「うわぁ、すっごい! 教科書で外側の写真は見たことあったけど、中はこうなってるんだあ!」
ミカは興味津々に前に出て中を覗き込む。
中は照明の明かりで満たされており、外よりも明るかった。内装も白い壁、白い天井、白い床の廊下といった配色なため、慣れるまで少し目がチカチカした。
「さ、入った入った」
オカマに言われるがまま、俺たちはその白い空間の中へと入っていった。けど、入ってすぐ、また行き止まりで進めない状態となった。
「みんなー。少しの間ジッとしててねん」
今度は何だ?
<……検査完了。問題ありません>
また女性の声。だけど、今のは機械音声じゃなく、実際の人の声だった。
「あなたたちの衣服に変な菌が纏わり付いていたりしていないか、索敵チート能力で確認させてもらったわ。さ、この先の扉がドロップスカイよ」
そのオカマの台詞を合図にしたかのように、行く手を阻んでいた白い壁が横にスライドした。
「うわぁ」
一歩、その扉を超えたとき、口から感動の一声が漏れた。
真っ白な白い空間。この一言に尽きる。
空間の幅や高さを、俺がいた世界で例えるなら、あれだ、阪急梅田の南北コンコースと同じぐらいの広さだ。大阪でその場所を見たときも驚いたもんだが、ここドロップスカイはそれ以上に奥行きが半端じゃない。
ドロップスカイを外側から見たとき、延々と黒い建物が続いていたわけだが、内部も左右にどこまでも続いている。とても屋内にいるとは思えない。巨大なトンネルの真っ只中にいるような感覚だ。
ポーンッ
<業務連絡。業務連絡です。本日午後三時より、第十一ブロック地下演習場にてドロップスカイ第九開発局 オートマティック・アンマンド・ウェポン開発部による模擬演習を行います。模擬演習が行われている間は、安全のため1034から1056番までの連絡路への立ち入り、および第三十五、高速エレベーターの使用を禁止します。繰り返します――>
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