6 / 172
第一章 ― ワールドガイダンス ―
第3話 女の子
しおりを挟む
「……ダ……スカ……ウブ…………ジョ……」
何だろう……声が……聞こえる。
「大丈夫ですか?」
高く澄んだ声の呼びかけに、閉じていた目を開ける。
すると、同い年くらいの女の子が俺の顔を覗き込んでいた。嗅いだことの無いふんわりとした甘い香り、後頭部の柔かな感触。
……ちょ、え? これ、もしかして膝枕されてる?!
ダメ、それはダメだって!
この渡辺 勝麻、彼女いない暦イコール年齢、未だ童貞の身! 膝枕は刺激が強すぎる!
己の理性を守るべく、横に転がって女の子の魔の膝から逃れた。
「あ、急に動いたら体に障りますよ」
離れる俺に手を伸ばそうとする女の子。
髪は絹の様にしなやか、かつ腰まであるロングヘアであり、色は輝く青色だ。服は布面積が非常に少ないワンピースで肩やら胸元やら脇やら、白い肌が露になっていて大変エッチだ。下の方も短く、触り心地の良さそうな太ももが見える。
生太もも。生膝。生太もも枕。
つまり、俺の頭に“生”がダイレクトアタックしてたってことだ。
やばい、保て俺の理性!
しかもだ。
下が短すぎて、真ん丸なお尻が……っていうかこれ……履いていないのでは?!
横から見える彼女の尻の輪郭を凝視する。きっと目は血走っているだろう。
だーっ! 早く目を逸らせ! エロい男だと思われてしまう!
「あ……あの、あまり見られると恥ずかしいです……」
彼女は顔を赤らめると、ワンピースの裾を伸ばしてお尻を隠そうとした。
アギャァア! ダメ! ソレダメ! 理性コワレチャウ!
何だろう……声が……聞こえる。
「大丈夫ですか?」
高く澄んだ声の呼びかけに、閉じていた目を開ける。
すると、同い年くらいの女の子が俺の顔を覗き込んでいた。嗅いだことの無いふんわりとした甘い香り、後頭部の柔かな感触。
……ちょ、え? これ、もしかして膝枕されてる?!
ダメ、それはダメだって!
この渡辺 勝麻、彼女いない暦イコール年齢、未だ童貞の身! 膝枕は刺激が強すぎる!
己の理性を守るべく、横に転がって女の子の魔の膝から逃れた。
「あ、急に動いたら体に障りますよ」
離れる俺に手を伸ばそうとする女の子。
髪は絹の様にしなやか、かつ腰まであるロングヘアであり、色は輝く青色だ。服は布面積が非常に少ないワンピースで肩やら胸元やら脇やら、白い肌が露になっていて大変エッチだ。下の方も短く、触り心地の良さそうな太ももが見える。
生太もも。生膝。生太もも枕。
つまり、俺の頭に“生”がダイレクトアタックしてたってことだ。
やばい、保て俺の理性!
しかもだ。
下が短すぎて、真ん丸なお尻が……っていうかこれ……履いていないのでは?!
横から見える彼女の尻の輪郭を凝視する。きっと目は血走っているだろう。
だーっ! 早く目を逸らせ! エロい男だと思われてしまう!
「あ……あの、あまり見られると恥ずかしいです……」
彼女は顔を赤らめると、ワンピースの裾を伸ばしてお尻を隠そうとした。
アギャァア! ダメ! ソレダメ! 理性コワレチャウ!
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈


聖女の娘に転生したのに、色々とハードな人生です。
みちこ
ファンタジー
乙女ゲームのヒロインの娘に転生した主人公、ヒロインの娘なら幸せな暮らしが待ってると思ったけど、実際は親から放置されて孤独な生活が待っていた。

あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。

【完結】聖女ディアの処刑
大盛★無料
ファンタジー
平民のディアは、聖女の力を持っていた。
枯れた草木を蘇らせ、結界を張って魔獣を防ぎ、人々の病や傷を癒し、教会で朝から晩まで働いていた。
「怪我をしても、鍛錬しなくても、きちんと作物を育てなくても大丈夫。あの平民の聖女がなんとかしてくれる」
聖女に助けてもらうのが当たり前になり、みんな感謝を忘れていく。「ありがとう」の一言さえもらえないのに、無垢で心優しいディアは奇跡を起こし続ける。
そんななか、イルミテラという公爵令嬢に、聖女の印が現れた。
ディアは偽物と糾弾され、国民の前で処刑されることになるのだが――
※ざまあちょっぴり!←ちょっぴりじゃなくなってきました(;´・ω・)
※サクッとかる~くお楽しみくださいませ!(*´ω`*)←ちょっと重くなってきました(;´・ω・)
★追記
※残酷なシーンがちょっぴりありますが、週刊少年ジャンプレベルなので特に年齢制限は設けておりません。
※乳児が地面に落っこちる、運河の氾濫など災害の描写が数行あります。ご留意くださいませ。
※ちょこちょこ書き直しています。セリフをカッコ良くしたり、状況を補足したりする程度なので、本筋には大きく影響なくお楽しみ頂けると思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる