ブサイクは祝福に含まれますか? ~テイマーの神様に魔法使いにしてもらった代償~

さむお

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自由編

順調 #47 ※微エロ

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 手コキ専門店に2日目がやってくる。朝のミーティングで店長っぽいことを言わなきゃならない。


「みんな、昨日はご苦労だった。慣れない疲労もあるだろうが、それ以上に確かな手応えがあると思う。だが、昨日は宣伝日に過ぎない。今日が本当の意味で、手コキ専門店としての初日だと思ってくれ!」


 今日からは手コキ料金が値上がりする。15分・中銅貨2枚。30分・中銅貨3枚だ。これでも1晩あたりの一般的な娼館よりは安い。手コキの気持ちよさと、お手軽さに魅了された客が増えていることを祈るばかりであった……。



「……順調だな。良い客入りだ」

「値上げの不満もないようで。一安心で」


 深夜のうちに、看板を手直しした。料金が大きく載っており、色分けして遠目で見てもすぐに分かるのである。受け入れた客のみが来るので、無駄なトラブルが起きないのだ。


「あとは同業者からクレームが来なければ成功で!」

「まぁ、直接言いに来てくれるなら楽なもんだろ。理屈もちゃんとお前に叩き込んだし、堂々としていれば問題ない」


 料金の決め手は、他の店から客を奪うことが目的ではない。単純に、射精1回あたりの値段としている。


 1晩あたり銀貨1枚は、客からすると長い時間を楽しめるし、宿として使えるから旅人に人気のプランだ。ただし、実際は時間いっぱい楽しむ客など皆無であり、2~3発ほど出して寝ることになるだろう。


 当店が提供する手コキプランは、時間も短く宿として利用できない。裏を返せば、地元住民のライフスタイルを狙い撃ちしたプランなのである。


「考えたもんで。普通の娼館より儲かりそうで」

「うむ、短時間で客を満足させれば、回転率で儲けも多いからな。旅人を狙うより、地元住民を狙ったほうが実入りが良い。リピーターになる可能性を秘めているからな」


 この日は何もかも順調に事が運び、営業を終えた……。



「みんな、今日はご苦労だった。細かい話は抜きにして、ランキングを発表する!」


 嬢たちは疲労より手応えが上回っているから、頑張れている。心の燃料を適度に注いであげるのも、店長としての努めだろう。その日、誰が店の売上に貢献したのか、みんなの前で発表会だ。


「1位・ガラナ! これ、今日の報酬ね」

「ふふん、今日からこのあたしが花形ね! まぁ、これくらい当然……」


 差し出された袋を覗き込み、固まっている。今までビリだったようだし、額に驚いたのだろう。


「2位・マリー! 明日は返り咲きを目指して頑張れよ」

「い、言われなくても分かってますわよ……あら、凄いわ」


 2位で苛立っていたマリーも、中身を見て微笑む。花形のときより稼いでいるからな。名ばかりのタイトルより現物だと分かってくれたことだろう。


「3位・アーネ! 実は惜しかったぞ。明日に期待する」

「あざーす。うっそ、何を買おう……とりま飯行く?」

「また今度な。4位・ドゥーエちゃん。残念だったな、明日は頼む」

「ありゃ~。ドゥーエちゃん頑張ったのに~。でも、ありがと~」

「これで満足しないように。明日の結果はがらりと変わるかもしれん、以上!」


 ミーティングが終われば、また自由希望という名の強制レッスンがある。ランキング効果もあり、いつもより身が入ることだろう。


「さて、今日もセックスレッスンだ。来週には口技が店のサービスに加わる。今日も気合を入れてナニをしゃぶるように!」

「はーい!」

「あ、アニキ……その、今日はもう勃ちやせん」


 申し訳無さそうに手を上げたロックから、白旗宣言が飛び出た。まぁ、連日のセックスレッスンの竿役をしていたから、とうとう限界が来たのだろう。


「舎弟にさせるか。とくに頑張っていて、丈夫そうなやつらを見繕え」

「感謝……! 圧倒的に感謝……っ! 一生ついていきやす……っ」

「離れたほうがいいのではなくって……?」


 ほろりと伝う涙が床に落ちるよりも早く、ロックは生贄……もとい、舎弟たちの元に急いだのであった。そしてすぐに、上機嫌なロックと、ソワソワした舎弟たちが入ってきた。


「おめぇらは毎日、頑張ってくれてる。感謝してんだ。その恩返しってわけじゃねぇが、とびきり気持ちいいことさせてやるからよ! おっと、これはアニキからの提案でもある。感謝しろよ!」


 生贄たちから感謝の言葉が次々と飛んでくる。うん、まぁ、頑張って。


 舎弟たちを並べて椅子に座らせると、嬢たちも服を脱ぐ。舎弟たちは、周りの目があっておおっぴらには喜べないが、視線は裸に釘付けで、あそこもピン勃ち。若いっていいね。


――うおっ、すっげ……っ。


 他の嬢たちは舌で舐めあげているなか、ドゥーエちゃんは即尺だ。この行動力は、ランキングで4位だった影響もあるだろう。悔しさをバネに頑張って欲しい。


「逃げちゃらめらよ~」


 いきなりしゃぶられ、強烈な快楽から腰を引いた舎弟くん。そこにドゥーエちゃんの手が巻き付いてきて、逃げ場を塞がれる。


「じゅるっ、じゅぶ……ぐぼっ」


 腰に顔を埋めながら、吸い立てる。口内では、熱くぬめる舌が、竿に巻き付いていることだろう。


――あっ、あっ、出る……うっ!!


 呆気なく射精をしてしまう舎弟くんは、恥ずかしいやら悔しいやらで顔が赤くなる。しかし、ドゥーエちゃんは咥えたまま微笑むと、優しく吸い上げて吐き出された精液を飲み込んだ。


――の、飲むのか……凄い。


 ドゥーエちゃんは食いしん坊らしいので、珍味とでも思っているのかもしれない。客が喜べばどちらでもいいわけだが、ここで店長クロノの指導、入ります!


「精飲は自由だが、ただ飲めば良いというものでもない。次の嬢は、出されたら手を上げて」


 口技の特訓は、ひとりを2回射精させることが合格の条件としている。ドゥーエちゃんはすでに咥えたまま首を振っているし、他の嬢たちも負けじと音を立ててしゃぶりついている。


 その中でも、激しく首を振っていたマリーが、竿役を射精に導いたらしい。咥えたまま手を上げて、こちらを見てくる。


「よくやった。口に出されたら、なるべくゆっくりと口を開け。吐き出された精液が、口内を染めあげている様子を、客に見せつけろ」


 マリーは頷くと、竿を咥えたままゆっくりと顔を離す。ここでもまた、指導入ります!


「口から抜くとき、唇を閉じて、舌は這わせる。これもまた刺激のひとつだ」


 指導通りに動き、マリーの口からちゅぽんと竿が抜けた。ゆっくりと口を開き、舌を出して白濁を見せつける。


 他人の口内を凝視する機会は早々ない。赤い肉に、白い歯。分厚い舌が、艶かしく動く様子。そして自分が吐き出した精液が、女の口内を染め上げる光景に、舎弟くんは釘付けになっていた……。


「よし、合格だ。この行為は、生々しいと思う人もいる。客の反応を確かめながらするといい。俺は好きだけどな、普段と違う女の顔が見れて」

「俺も好きっすね。他人のを見てるとムラムラしてやした……」

「変化のおかげだろう。ロックも頑張ってくれたし、指導がてら抜いて貰えばいい」

「アニキはいいんで? 一番、頑張ってると思いやすが……」

「はっはっは、あの程度のテクじゃまだまだ全然だ」


 俺は倒すべき敵であらねばならぬ。これもまた心の燃料だ。挑発された嬢たちは奮起し、竿役の精液をごっそり搾り取ったのだった……。


 口技の指導が終われば、嬢たちの性感帯開発の時間だ。男のナニをしゃぶり続けた嬢たちのあそこは、すでに濡れ光っている。しゃぶりながら器用にあそこを弄る姿も見て取れた。


 しかし、アクメは禁止していた。散々焦らされた嬢たちは、絶頂というご褒美を貰うために、合格した順に俺の前に並んでいた。


 熱気のある股ぐらに顔を近づけ、ピンと勃った愛らしい核を舌で弾く。ただそれだけのことでメスの声を上げ、絶頂に浸るのだ。


「はぁはぁ……な、なかなか良くってよ?」

「よく言うよ。生まれたての子鹿みたいにガクガクじゃねーか」

「ひゃいんっ!!」

 マリーの軽口に、俺は軽く尻を引っ叩いたのであった……。




 あとがき(普段アルファポリスでは項目がないから省略してる)

メリークリスマス!
これを見たやつは今すぐシコれ
隣に誰かいるなら今すぐパコれ
サバト感出していけ
ちなみにサンタは来なかったです
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