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絆編
ティミちゃんママ #36
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まえがき
今回はエロ回よー
久々に訪れた小人族の本拠地。通称・ボロ宿である。今日も突風が吹いたら倒壊しそうなボロさだ。扉を開けると耳をつんざくような音がして、ベルの役割を果たすハイパーエコな作りなのだ。
「あっ、ブサクロノ! あたしに会いに来てくれ……どうしたの?」
体が小さいがゆえに、受付台から首だけを出しているように見えるティミちゃん。今日もジト目が愛らしい。
「やぁ、ティミちゃん。実はマナポーションが切れてしまったんだ」
「いいよ。補充するね。でもその前に、お話しよ」
ティミちゃんに腕を引かれて別室に入る。内装は外観通りのボロさだが、ベッドだけやたらと豪華になっていた。ラブホ感が凄い。まぁ、ラブホみたいなもんだけど。
「ねぇ、ブサクロノ。何かあったの?」
「何もないさ。ちょっとハードなことが続いただけだよ」
「嘘。ブサクロノはね、やってくるたびにニコニコ笑ってるの。嘘みたいに笑ってる」
「美少女とお話できるなんて、これほど嬉しいことはないさ」
「それならどうして、今日は笑ってないの? あの笑顔は本物だった。なら、今の心境も本物」
「……どうしてだろうね」
「疲れてるんだね。元気が出るおまじないしてあげる」
ティミちゃんはいきなり服を脱ぎだし、あっという間に裸になった。
「さぁ、おいで……」
両手を広げて、未熟な胸元に男を誘い込む。ジト目に混ざるほのかな笑顔が、この行為に打算が含まれていないことの証明であった。
もたれかかるように顔を預けると、温かく柔らかな胸に包まれる。質量なんて関係ない。男は女の胸にやすらぎを感じるのだ。
「……おっぱい、吸っていいよ」
心臓の音が大きくて、すぐには聞こえなかった。尋ねるように顔を上げて見つめ返すと、また笑顔を向けられ、気づけば小さな突起を口に含んでいた。舌を尖らせて愛撫をしようとすると――。
「……こらこら、そうじゃないよ」
なぜか叱られてしまった。
「ブサクロノはね、今は赤ちゃんなんだよ。赤ちゃんはそんな風にエッチなのかな?」
そうか、俺は赤ちゃんだったのか。確かに、相手をどうこうするなど考えない。ただ力強く、おっぱいを吸うのが仕事である。
「そうそう、上手だよ。偉いね」
今までの俺は、常に誰かのことを考えていた気がする。ひょっとして、俺ってとても神経質なのかもしれない。
今の俺は赤ちゃん。何も考えなくていいんだ。ママのおっぱいを無心になって吸うだけでいいんだ。無償の愛を全身で感じるだけでいいんだ。
「ブサクロノはね、いつも頑張ってるよ。人から話を聞くたびに、誰かのために突き進んでる。でも、それじゃきっと疲れちゃうよ。今はお休みの時間」
そうか。俺に必要だったのは、富や名声ではない。障害を跳ね返す力でもない。すべてを包み込んでくれるママ……バブみが必要だったんだ。
「ママ……ママぁ」
「うんうん。ママだよ。おっぱい美味しい?」
「ちゅぱちゅぱ」
「偉い偉い。ママのおっぱいは赤ちゃんのものだからね。安心して吸っていいからね」
疲れた心に染み渡る、ティミちゃんママの包容力。ジト目にほんのりと混ざる微笑み。それがとても眩しく温かい。凝り固まった心が溶かされていく……。
「ママ、聞いて。俺ね、凄い頑張ったんだ。でもうまくいかなかったんだ」
いつの間にか、すべてを話していた。ティミちゃんにはあまり弱みを見せたくなかった。いつも強がりをしていた。しかし、目の前に居る相手はママだ。ママに嘘はつけない。あっさりと見抜かれてしまうから。
「……うん。うん」
ティミちゃんママは、何も言わない。ただ目を閉じて、図体だけ立派になってしまった背中をぽんぽんと叩いて、頷くだけ。
ふと我に返って難しい話をしようとするたびに、胸を押し付けてきて、言葉を封じられる。柔らかく温かい、愛のお叱りである。そのたびに俺は反省して、きめ細やかな肌に頬ずりをしながら、おっぱいを吸うのだった。
赤ちゃんプレイを超えた先……すべてを包み込む包容力を持ったママ。最高の女性とふたりきりで居られて、俺は幸せだった。
男はみんなママに恋をしちまう。仕方がないことさ。熱を帯びてグングンと高まりを自覚した頃、ズボンの上からそっと手を添えられた。小さくとも力強い、ママの手だ。
目を閉じて何も見えないはずなのに、引っ掛かりもなくチャックを降ろされ、解き放たれる。やっぱりママは凄い。何でもお見通しのようだ。
「しこしこしてあげる。悪いものは出しちゃおうね」
部屋に置かれていたローションを手慣れた手付きで垂らしてくる。透明な粘液を押さえつけるようにまぶしていく。
小さな手からは想像も付かない力強さで、ほんの少しばかり角度を付けて。敏感な粘膜と、肌の表面が擦れ合うたびに、にちゃにちゃといやらしい音が室内に響き渡る。
しごかれるたびに情けない声が出てしまいそうになり、それを隠すように乳首に吸い付く。それでも俺の呼吸は乱れ、口の端から吐息が漏れる。だが、ママは寛大な心で聴こえなかったふりをしてくれるのだ。
すっかり固くなった息子は、ずりゅんっ、ずりゅんと強弱のついたしごきの虜となっている。鈴口から溢れる先走りが、乾いたローションに変わってママの手を汚していく。
ママは少しも嫌な顔をしない。むしろ、微笑みを深めて手の動きを早める。強い快楽に身を震わせたが、ママの手が俺の背中を支えてくれている。だから安心して与えられた快楽に浸ることができた。
「ママっ、精液でちゃう……っ」
「うんうん。分かってるよ。おっぱい吸ってていいからね。このまま出しちゃおうね……はいぴゅっぴゅ」
ママの手と言葉に射精を促され、微笑みを見つめながら射精する。ママは手のひらで鈴口を軽く包んで、吐き出される精液を受け止めてくれる……。
小さなママの手では収まりきらず、指のあいだから溢れた精液は、手の甲まで白濁で染め上げていた。
「あぁ……凄い量だね。ゼリーみたい。真っ先にママに会いに来てくれたんだ。ママね、凄く嬉しい……キスしてもいい?」
穏やかだったママの頬が染まり、少し乱れた吐息で見つめてきた。ピンと尖った乳首から口を離して、ゆっくりとベッドに体を預けると、ママが屈んで唇を重ねてきた。
「ちぅ……ちゅる……ぴちゃ……っ」
すぐに舌を差し込まれ、ママの小さくて熱い舌が絡みついてくる。けれどママはいつだって赤ちゃんのことを考えてくれている。
射精を終えて、脈を打っている息子を、親指と人差し指でつまむと、亀頭と裏筋をちゅこちゅこと細かいストロークで愛してくれる。
激しくはないが濃厚なキスをしながら、しごかれ続けた息子は、射精を終えても萎えることを忘れていた。
「ママ……もっと……」
「……うん。からっぽにしてあげるね」
人差し指で輪っかを作り、ぱんぱんに膨れ上がった亀頭を完全ホールド。カリ首に引っ掛けながら、小刻みに上下されるたびに新鮮な快楽が昇ってくる。
いつもならはしたない声を上げる俺だが、絡みつく舌が言葉を奪う。俺は赤ちゃんなんだ。これでいい。せいぜい、ママの小さな舌を無心で吸い付くくらいでちょうどいい。それでも――。
「ママの手に射精するっ」
「うん。いつでもいいよ。れろぉ……ちゅるっ、じゅるるっ」
穏やかな言葉とは裏腹に、口内を吸い立てられて、暴力的な快楽の前にあっさりと射精してしまう。ビクビクと脈打つ息子を撫で回されると、また褒められている気分で、最高の余韻となった。
「はぁ……はぁ……気持ち良かった?」
乱れた吐息が顔をくすぐる。強烈すぎる快楽に脳を焼かれた俺は、ゆっくりと頷くことしか出来なかった。
「ふふ、良かった。それにしても……凄い量。本当に……」
何度も精液を受け止めたママの手は、白濁に染まっている。それも、にちゃにちゃとしごき続けたものだから、空気を含んで泡立っている。我ながら引くくらいどぎつい光景だ。
しかしママは自分の手をぽーっと見つめると、顔に近づけて、すんと鼻を鳴らした。その後に吐き出したねっとりと熱い吐息が、俺の肌を撫でたと思ったら、ママは手に口づけをして……。
「れろ……ちゅぱ……じゅるぅっ」
とびきり濃厚な精液を、吸い上げてゆっくりと飲み干していく。ふぅーっと吐いた息遣いには、赤ちゃんながらゾクリとさせられた。
「……あぁ、あぁ大変。すぐにきれいにするね」
ママは少し慌てながら、くたっとした息子に顔を近づける。口からぬらりと出た小さな舌が、竿の根本から這い上がっていく……。
「れろぉぉぉっ、ぴちゃぁ……っ」
辛うじて落ち着きを取り戻した俺の息子も、図体ばかりデカくなってしまっている。いかに包容力のあるママでも、小さな舌では舐め取るのは大変そうだ。
「れろっ、ちゅぱ……ちゅるっ」
それでも、ママは大変な素振りを見せることなく、一心に舐め続けてくれる。それを見ていた俺に、ある考えがよぎった。
不慣れなことであっても、苦手なことであっても。一生懸命に頑張る。それが大事なんだ。ママの熱い舌に舐められるたびに、その気持ちはどんどん強くなった。人として大切なことを、ママは教えてくれたのだ。
「……元気、出た?」
「あぁ、ありがとう。ティミちゃんママのおかげで、大事なことを思い出せたよ」
「そっか。良かった。良い子のあなたに、ご褒美あげようかな。何をして欲しい?」
俺は自分を取り戻した。だから願いはひとつだ。
「おちんちん洗ってくれるかい? ティミちゃんママのおしっこで、きれいきれいして欲しいんだ」
相棒の深い溜息が聞こえた気がするが、気のせいだろう。ティミちゃんも固まってるしな。
「こ、今回だけだよ……?」
覚悟を決めたティミちゃんママは、俺の正面に立つ。羞恥に染まった表情を見上げられるのだから、最高の位置取りだと思う。
華奢な股ぐらの下では、我が息子がビクンビクンと暴れまわっている。期待しすぎて今にも射精しそうであった。
ティミちゃんママが自分の割れ目に両手を伸ばして、割り開こうとする。言わずともそこまで見せてくれるなんて、やっぱりママは俺の一番の理解者だ。
しかし、完璧なママにも誤算があったようだ。縦筋から流れ出る愛液は、周辺をとろとろに濡らしている。座っていたせいで、内股に広がり、濡れてない箇所のほうが少ない。
だから自分で割り広げようとしても、ぬるりと滑ってなかなかうまくいかないようだ。ママは何度も挑戦して、とうとう自らの秘所を広げ、見せつけてきた……。
「えっと……す、するね……っ?」
目を閉じて、ぷるりと小さく体を震わせて。ちょろっと出た黄金色の液体が、俺の腹を濡らした。
徐々に勢いを増していく清水の制御は難しく、少しガニ股で中腰になりながら、期待で膨れ上がった息子に当ててきた!
ママの温かい液体に裏筋を叩かれ、極上の熱と快楽が俺を襲う。爆発寸前だった息子はすぐにぴゅぴゅっと射精を始めるが、ママのおしっこが洗い流してくれる。
俺は半ば放心状態になりながらも、ママのあそこの小さな穴から出てくるおしっこを、瞬きを忘れて見つめていた……。
夢の時間が終わる。ティミちゃんママはもう一度ぷるりと身を震わせると、そこで清水は途切れた。しかし俺の興奮は静まらない。がばりと起き上がって、濡れた股ぐらを舌で拭き続けた……。
あとがき
失意のどん底にいたクロノがティミちゃんママの介抱により自分を取り戻すはーとふるらぶすとーりー
今回はエロ回よー
久々に訪れた小人族の本拠地。通称・ボロ宿である。今日も突風が吹いたら倒壊しそうなボロさだ。扉を開けると耳をつんざくような音がして、ベルの役割を果たすハイパーエコな作りなのだ。
「あっ、ブサクロノ! あたしに会いに来てくれ……どうしたの?」
体が小さいがゆえに、受付台から首だけを出しているように見えるティミちゃん。今日もジト目が愛らしい。
「やぁ、ティミちゃん。実はマナポーションが切れてしまったんだ」
「いいよ。補充するね。でもその前に、お話しよ」
ティミちゃんに腕を引かれて別室に入る。内装は外観通りのボロさだが、ベッドだけやたらと豪華になっていた。ラブホ感が凄い。まぁ、ラブホみたいなもんだけど。
「ねぇ、ブサクロノ。何かあったの?」
「何もないさ。ちょっとハードなことが続いただけだよ」
「嘘。ブサクロノはね、やってくるたびにニコニコ笑ってるの。嘘みたいに笑ってる」
「美少女とお話できるなんて、これほど嬉しいことはないさ」
「それならどうして、今日は笑ってないの? あの笑顔は本物だった。なら、今の心境も本物」
「……どうしてだろうね」
「疲れてるんだね。元気が出るおまじないしてあげる」
ティミちゃんはいきなり服を脱ぎだし、あっという間に裸になった。
「さぁ、おいで……」
両手を広げて、未熟な胸元に男を誘い込む。ジト目に混ざるほのかな笑顔が、この行為に打算が含まれていないことの証明であった。
もたれかかるように顔を預けると、温かく柔らかな胸に包まれる。質量なんて関係ない。男は女の胸にやすらぎを感じるのだ。
「……おっぱい、吸っていいよ」
心臓の音が大きくて、すぐには聞こえなかった。尋ねるように顔を上げて見つめ返すと、また笑顔を向けられ、気づけば小さな突起を口に含んでいた。舌を尖らせて愛撫をしようとすると――。
「……こらこら、そうじゃないよ」
なぜか叱られてしまった。
「ブサクロノはね、今は赤ちゃんなんだよ。赤ちゃんはそんな風にエッチなのかな?」
そうか、俺は赤ちゃんだったのか。確かに、相手をどうこうするなど考えない。ただ力強く、おっぱいを吸うのが仕事である。
「そうそう、上手だよ。偉いね」
今までの俺は、常に誰かのことを考えていた気がする。ひょっとして、俺ってとても神経質なのかもしれない。
今の俺は赤ちゃん。何も考えなくていいんだ。ママのおっぱいを無心になって吸うだけでいいんだ。無償の愛を全身で感じるだけでいいんだ。
「ブサクロノはね、いつも頑張ってるよ。人から話を聞くたびに、誰かのために突き進んでる。でも、それじゃきっと疲れちゃうよ。今はお休みの時間」
そうか。俺に必要だったのは、富や名声ではない。障害を跳ね返す力でもない。すべてを包み込んでくれるママ……バブみが必要だったんだ。
「ママ……ママぁ」
「うんうん。ママだよ。おっぱい美味しい?」
「ちゅぱちゅぱ」
「偉い偉い。ママのおっぱいは赤ちゃんのものだからね。安心して吸っていいからね」
疲れた心に染み渡る、ティミちゃんママの包容力。ジト目にほんのりと混ざる微笑み。それがとても眩しく温かい。凝り固まった心が溶かされていく……。
「ママ、聞いて。俺ね、凄い頑張ったんだ。でもうまくいかなかったんだ」
いつの間にか、すべてを話していた。ティミちゃんにはあまり弱みを見せたくなかった。いつも強がりをしていた。しかし、目の前に居る相手はママだ。ママに嘘はつけない。あっさりと見抜かれてしまうから。
「……うん。うん」
ティミちゃんママは、何も言わない。ただ目を閉じて、図体だけ立派になってしまった背中をぽんぽんと叩いて、頷くだけ。
ふと我に返って難しい話をしようとするたびに、胸を押し付けてきて、言葉を封じられる。柔らかく温かい、愛のお叱りである。そのたびに俺は反省して、きめ細やかな肌に頬ずりをしながら、おっぱいを吸うのだった。
赤ちゃんプレイを超えた先……すべてを包み込む包容力を持ったママ。最高の女性とふたりきりで居られて、俺は幸せだった。
男はみんなママに恋をしちまう。仕方がないことさ。熱を帯びてグングンと高まりを自覚した頃、ズボンの上からそっと手を添えられた。小さくとも力強い、ママの手だ。
目を閉じて何も見えないはずなのに、引っ掛かりもなくチャックを降ろされ、解き放たれる。やっぱりママは凄い。何でもお見通しのようだ。
「しこしこしてあげる。悪いものは出しちゃおうね」
部屋に置かれていたローションを手慣れた手付きで垂らしてくる。透明な粘液を押さえつけるようにまぶしていく。
小さな手からは想像も付かない力強さで、ほんの少しばかり角度を付けて。敏感な粘膜と、肌の表面が擦れ合うたびに、にちゃにちゃといやらしい音が室内に響き渡る。
しごかれるたびに情けない声が出てしまいそうになり、それを隠すように乳首に吸い付く。それでも俺の呼吸は乱れ、口の端から吐息が漏れる。だが、ママは寛大な心で聴こえなかったふりをしてくれるのだ。
すっかり固くなった息子は、ずりゅんっ、ずりゅんと強弱のついたしごきの虜となっている。鈴口から溢れる先走りが、乾いたローションに変わってママの手を汚していく。
ママは少しも嫌な顔をしない。むしろ、微笑みを深めて手の動きを早める。強い快楽に身を震わせたが、ママの手が俺の背中を支えてくれている。だから安心して与えられた快楽に浸ることができた。
「ママっ、精液でちゃう……っ」
「うんうん。分かってるよ。おっぱい吸ってていいからね。このまま出しちゃおうね……はいぴゅっぴゅ」
ママの手と言葉に射精を促され、微笑みを見つめながら射精する。ママは手のひらで鈴口を軽く包んで、吐き出される精液を受け止めてくれる……。
小さなママの手では収まりきらず、指のあいだから溢れた精液は、手の甲まで白濁で染め上げていた。
「あぁ……凄い量だね。ゼリーみたい。真っ先にママに会いに来てくれたんだ。ママね、凄く嬉しい……キスしてもいい?」
穏やかだったママの頬が染まり、少し乱れた吐息で見つめてきた。ピンと尖った乳首から口を離して、ゆっくりとベッドに体を預けると、ママが屈んで唇を重ねてきた。
「ちぅ……ちゅる……ぴちゃ……っ」
すぐに舌を差し込まれ、ママの小さくて熱い舌が絡みついてくる。けれどママはいつだって赤ちゃんのことを考えてくれている。
射精を終えて、脈を打っている息子を、親指と人差し指でつまむと、亀頭と裏筋をちゅこちゅこと細かいストロークで愛してくれる。
激しくはないが濃厚なキスをしながら、しごかれ続けた息子は、射精を終えても萎えることを忘れていた。
「ママ……もっと……」
「……うん。からっぽにしてあげるね」
人差し指で輪っかを作り、ぱんぱんに膨れ上がった亀頭を完全ホールド。カリ首に引っ掛けながら、小刻みに上下されるたびに新鮮な快楽が昇ってくる。
いつもならはしたない声を上げる俺だが、絡みつく舌が言葉を奪う。俺は赤ちゃんなんだ。これでいい。せいぜい、ママの小さな舌を無心で吸い付くくらいでちょうどいい。それでも――。
「ママの手に射精するっ」
「うん。いつでもいいよ。れろぉ……ちゅるっ、じゅるるっ」
穏やかな言葉とは裏腹に、口内を吸い立てられて、暴力的な快楽の前にあっさりと射精してしまう。ビクビクと脈打つ息子を撫で回されると、また褒められている気分で、最高の余韻となった。
「はぁ……はぁ……気持ち良かった?」
乱れた吐息が顔をくすぐる。強烈すぎる快楽に脳を焼かれた俺は、ゆっくりと頷くことしか出来なかった。
「ふふ、良かった。それにしても……凄い量。本当に……」
何度も精液を受け止めたママの手は、白濁に染まっている。それも、にちゃにちゃとしごき続けたものだから、空気を含んで泡立っている。我ながら引くくらいどぎつい光景だ。
しかしママは自分の手をぽーっと見つめると、顔に近づけて、すんと鼻を鳴らした。その後に吐き出したねっとりと熱い吐息が、俺の肌を撫でたと思ったら、ママは手に口づけをして……。
「れろ……ちゅぱ……じゅるぅっ」
とびきり濃厚な精液を、吸い上げてゆっくりと飲み干していく。ふぅーっと吐いた息遣いには、赤ちゃんながらゾクリとさせられた。
「……あぁ、あぁ大変。すぐにきれいにするね」
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「れろぉぉぉっ、ぴちゃぁ……っ」
辛うじて落ち着きを取り戻した俺の息子も、図体ばかりデカくなってしまっている。いかに包容力のあるママでも、小さな舌では舐め取るのは大変そうだ。
「れろっ、ちゅぱ……ちゅるっ」
それでも、ママは大変な素振りを見せることなく、一心に舐め続けてくれる。それを見ていた俺に、ある考えがよぎった。
不慣れなことであっても、苦手なことであっても。一生懸命に頑張る。それが大事なんだ。ママの熱い舌に舐められるたびに、その気持ちはどんどん強くなった。人として大切なことを、ママは教えてくれたのだ。
「……元気、出た?」
「あぁ、ありがとう。ティミちゃんママのおかげで、大事なことを思い出せたよ」
「そっか。良かった。良い子のあなたに、ご褒美あげようかな。何をして欲しい?」
俺は自分を取り戻した。だから願いはひとつだ。
「おちんちん洗ってくれるかい? ティミちゃんママのおしっこで、きれいきれいして欲しいんだ」
相棒の深い溜息が聞こえた気がするが、気のせいだろう。ティミちゃんも固まってるしな。
「こ、今回だけだよ……?」
覚悟を決めたティミちゃんママは、俺の正面に立つ。羞恥に染まった表情を見上げられるのだから、最高の位置取りだと思う。
華奢な股ぐらの下では、我が息子がビクンビクンと暴れまわっている。期待しすぎて今にも射精しそうであった。
ティミちゃんママが自分の割れ目に両手を伸ばして、割り開こうとする。言わずともそこまで見せてくれるなんて、やっぱりママは俺の一番の理解者だ。
しかし、完璧なママにも誤算があったようだ。縦筋から流れ出る愛液は、周辺をとろとろに濡らしている。座っていたせいで、内股に広がり、濡れてない箇所のほうが少ない。
だから自分で割り広げようとしても、ぬるりと滑ってなかなかうまくいかないようだ。ママは何度も挑戦して、とうとう自らの秘所を広げ、見せつけてきた……。
「えっと……す、するね……っ?」
目を閉じて、ぷるりと小さく体を震わせて。ちょろっと出た黄金色の液体が、俺の腹を濡らした。
徐々に勢いを増していく清水の制御は難しく、少しガニ股で中腰になりながら、期待で膨れ上がった息子に当ててきた!
ママの温かい液体に裏筋を叩かれ、極上の熱と快楽が俺を襲う。爆発寸前だった息子はすぐにぴゅぴゅっと射精を始めるが、ママのおしっこが洗い流してくれる。
俺は半ば放心状態になりながらも、ママのあそこの小さな穴から出てくるおしっこを、瞬きを忘れて見つめていた……。
夢の時間が終わる。ティミちゃんママはもう一度ぷるりと身を震わせると、そこで清水は途切れた。しかし俺の興奮は静まらない。がばりと起き上がって、濡れた股ぐらを舌で拭き続けた……。
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失意のどん底にいたクロノがティミちゃんママの介抱により自分を取り戻すはーとふるらぶすとーりー
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