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ギルド職員編
野外プレイでクロノ死す #32
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真夜中のアルバの大通りに、凍てつく風が吹き荒れる。そんな状況で、俺とテレサちゃんは散歩をしている。ただし、普通の散歩ではない。
テレサちゃんは一切の衣服を身に着けていない。もちろん、下着さえも。身につけているものは、アクセサリー。リードの付いた首輪と、黒い猫耳のカチューシャだけだ。
「さぁ、行こうかテレサちゃん」
「ほ、本気なの……? こんな格好で散歩なんて……」
「真夜中なんだから大丈夫さ」
真夜中と言えど、人通りはゼロではない。衛兵の巡回はもちろんのこと、たまに酔っ払いが歩くこともある。例を挙げるときりがないほど、人が通る可能性は存在する。
「……やっぱり、出来ないっ」
目をぎゅっとつぶり、力なく首を振るテレサちゃん。どうやら乗り気ではないらしい。優しいおじさんが、魔法の言葉をかけてあげよう。
「おや? ひょっとして、反省してないのか?」
反省してないの? これが魔法の言葉。この状況において、究極的にマウントを取る言葉なのだ。
「ち、違っ……他のことなら、何でも――」
「やっぱり反省してないんだな。また最初からやり直しかな?」
やり直し。それは、また薄着で町の中を歩く。冬の厳しさは日に日に増してきている。朝には凍死するかもしれない。
羞恥か、命か……テレサちゃんの選択を聞こう。
「わ、分かった……やるわよ……」
連日の寒さと空腹で、気力はすっかり削がれている。許してもらうには、従うしかない。そう思い、諦めるように頷いた。
「いい子だ。ご褒美をあげよう。まずは四つん這いになってね」
星の明かりだけが頼りの暗い大通りの中心で、テレサは四つん這いになる。俺は冷たくなったテレサちゃんの尻を割り開き、閉じきったアナルに尻尾をねじ込んだ。
「んひ……っ!」
「ほら、テレサちゃんが欲しかった猫耳と、尻尾だよ」
「……はい。ありがとう……ございます……っ」
「それじゃ、行こうか」
リードを持って笑顔を向けると、テレサは四つん這いのまま、硬い石畳の上を歩き始める。
良い子に歩いているあいだは、生尻を撫で回し、鳥肌の感触を楽しむ。足が止まれば、平手打ちで元気をあげる。
白かったはずの尻が真っ赤に染まった頃には、テレサは従順に散歩をするようになった。時折、聞こえてくるすすり泣きは、俺の空耳さ。
順調な散歩だが、順調すぎるのもつまらない。せっかくの露出徘徊なのだから、スリルが欲しいところだ。
「テレサちゃん、おしっこしたくなった?」
「えっ、いや……そんなこと――」
「おしっこしたくなったよね?」
「……っ。はい……っ」
「じゃあ、ここでしていいよ」
「こ、ここで……っ!?」
テレサちゃんの目が見開かれる。感覚が麻痺してしまったのなら、別の方向から刺激してやればいい。露骨に首を振られて拒絶されてしまっては、見たくなるのが人間というものだ。
「早くしないと、誰か来ちゃうかもよ? 夜が明けるのが先かな?」
「ひ……っ! し、します。しますから……っ」
俺を見て、何をそんなに恐れるのか。振り返っても誰も居ないし、気配もない。まさか霊感少女なわけもない。
「……あぁ、俺の顔か」
少しばかり本性が表情に出てしまっていたらしい。まぁ、そんなことはどうでもいい。俺は一秒でも早く、テレサちゃんのおしっこが見たい。
「さぁ、ペットはペットらしく、片足を上げておしっこするんだよ」
テレサちゃんが、恐る恐る右足を上げる。これはいけない。高さが中途半端なのだ。
「その程度でいいの? 自分の体にかかっちゃうよ?」
「……っっ。ごめんなさい……っ」
生足が大きく上がる。ようやく動物の排泄行為らしい体勢になった。緊張しながらも、コトを始めようとするテレサちゃんだが、これはいけない。
「俺がせっかく待ってあげてるのに、言葉のひとつもないのか?」
「あ、あたしの……おしっこを……見てください……っ」
「うんうん! よく言えたね。偉いよ」
大きく開かれた足の付け根。股ぐらのぴったりと閉じた割れ目を凝視する。頬ずりしたくなるほど可愛い部位だ。そこから、清水が湧き出した。
緩やかな放物線を描きながら、びちゃびちゃと卑猥な水音が、静かな道に響き渡る。
「嫌……っ、聞かないで……っ」
体内に蓄えられた清水は熱を持っている。湯気が立つ光景は、いつまでも見ていたくなるほど魅力的だった。
喜びに浸る俺の耳に届く、新しい音……それは、遠くから聞こえる酔っ払いの鼻歌だった。テレサちゃんに見惚れ、聞き惚れることから我に返った俺は、笑顔で語りかける。
「テレサちゃん、早くおしっこ出しきらないと、誰かに見られちゃうよ?」
この数日間、テレサちゃんは満足に食事を摂っていない。空腹を紛らわせるために、生活魔法で作った水を大量に飲んでいる。だから、蓄えられた量も多くなっている。
リードは俺が握っている。だからテレサちゃんは、おしっこを出し切るまでここから動けない。そうなると、行動は決まっている。
「う……っっ」
下腹部に力を込める。放尿の勢いが上がり、地面を叩く水音がより一層響き渡る。立ち上る湯気の量も増える。だから、跳ね返りのことも忘れて、俺は間近でその様子を拝んでいる。
「うぅ……早く……早く……っ、終わって……っっ」
徐々に失われていく水の勢いが、放尿の終わりを告げている。
いつまでも見ていたいが、限りあるからこそ、儚く美しい。
内ももを伝う奇跡の名残り。いつもなら舐め回してしまうが、今日はペットの散歩なのだ。
「はぁはぁ……おしっこ見てくれて……ありがとうございました……っっ」
残っていた水を力んで二度三度と切ると、ぶるりと身を震わせながら、お礼の言葉を述べられた。素直な良い子だ。
再び四つん這いで歩き始めるテレサちゃん。自主性を尊重すべきである。しかし、どうしても気になることがある。
テレサちゃんの揺れる生尻を眺めていると、内股を伝う雫が今も残っている。そこに目を奪われて散歩どころではない。
これはペットの散歩だ。飼い主が舐め取ることはないし、拭いてあげることもない。本心はしてやりたいのだが、してはいけない。禁止された行為にどうしようもなく欲情してしまい、腫れ上がった息子が俺の歩みを阻害する。
どうするべきか迷っていると、先頭を歩くテレサちゃんが首だけで振り返る。ペットの視点の高さから、真っ先に膨れ上がったズボンが目に入るだろう。
すると、テレサちゃんは四つん這いのまま近づいてきて、俺の股間に顔を埋める。歯を使ってジッパーを下ろすと、外気の冷たさを感じる暇もなく、開放されたばかりの息子を咥えた。
「ちゅぱ……れろぉ……ちゅぅっ」
テレサちゃんの口技は、二世代に及ぶ俺の人生の中でも、屈指の実力を誇る。
まずは先端を口の中に迎え入れると、温かく発達した舌を添えてくる。円を描くようになぞって刺激を与えつつ、鈴口を舌先でほじり返して溢れていたカウパーを舐め取り、吸い上げてくる。
だが、テレサちゃんの真価はこの先だ。俺が心地よさとじれったさに突き動かされ、頭を掴もうとするより早く、根本まで一気に顔を埋めてくるのだ。
とびきり熱く、粘り気の多い喉奥が、俺の息子でみっちりと埋まる。常人なら異物感に吐き気を感じ、離れてむせてしまうというのに、この子は違う。
拒絶する体を黙らせるように、より深く顔を押し込み、喉奥を締め付けて放さない。それでいて、喉を動かして腫れ上がった亀頭から、感じることのない付け根まで辛抱強く愛撫してくれる……。
それすらも、テレサちゃんにとっては前戯にすぎない。喉の熱が息子に伝わり、溢れ出る唾液がたっぷりと馴染んだと思ったら、すぐに頭を振る。口内から、喉奥まで……蹂躙させてくれるのだ。
「ぐぶっ……ぶちゅ……っ、う゛ぶっ……お゛ぶぅ……っ」
年頃の女の子らしからぬ声が勝手に漏れようと、テレサちゃんの首振りは止まらない。いつもなら、俺が射精するまで続く。だが、今日はそういう気分ではなかった。
「うぶ……ぉ……っ、けほ……っ?」
テレサちゃんの頭を掴み、強制的に引き剥がし、喉から息子を引き抜く。涙が溜まった目が、『どうしたの?』と健気に聞いてくる。
疑問に対する回答より、テレサちゃんが気になったのは、引き抜いた息子だ。泡立つ透明な唾液が、息子とテレサちゃんの口の架け橋となっている。それが少しずつ垂れていき、落ちてしまいそうだ。
だからテレサちゃんは、自らの意思で、大きく口を開け、だらりと舌を伸ばして、すくい上げる。そのままごく自然と俺の息子を加えようとしてくるが――。
「待て。お座り……よし、このまま歩け」
テレサちゃんはまた俺に生尻を向けて、歩き始める。その揺れる腰を両手で掴み、まだ雫が伝う割れ目に、天然のローションを纏った息子を一気に埋めた。
「あぁっ……い、いきなり……奥っっっ」
驚きと快楽が同時に押し寄せ、膣内がぎゅうっと締まる。熱い肉の壁が絡みついてきて、より一層の熱を感じた。
「さぁ、このまま散歩しようね」
「……っっ、うん……っ」
一瞬、迷っていた様子だったが、奥をぐりっと撫でてやると、艶っぽい吐息を吐いたあと、頷いてまた前を向いた。だから散歩は続行だ。
「っ、ぁ……っ、ふっ、んく……あんっ!」
繋がったまま散歩するのは難しい。お互いに呼吸が合わず、たどたどしく歩いている。だが、この体勢は図らずも後背位だ。それは、テレサちゃんが最も好み、最も感じ、最もメスの声を出す体位だ。
喘ぎによって大きく開かれた口の端から、とろりと唾液が流れ落ちる。冷たい石畳に染みを作り、どれだけ歩いてもその痕跡が途絶えることはなかった。
「あんまり声を出すと、誰かに見つかるかもしれないぞ?」
露出プレイは、『誰かに見つかるかもしれない』そのスリルと開放感を楽しむもの。本当に見つかってしまえば、ただの痴女である。
「だ、だって……あんたがっ、気持ちいいところ……突くから……っ」
どうやら声を抑える努力はしているようだ。こうも声が出てしまうのは、四つん這いの状態では口を抑えられないこと。そして、不慣れなタイミングでやってくる快楽の波のせいだろう。
真夜中に加えて、澄み切った夜の空気は、さぞ音が響くことだろう……。
「……しょうがない。さっさと通り抜けるか」
急ぐ拍子に、人工の尻尾を掴み、引っ張ってしまう。
「おぉぉぉ……っっっ!?」
可愛い乙女にあるまじき、生々しい声。寒さで固くなったアナルの腸壁を、尻尾越しに引っ張ってしまったがために聞こえた声だ。
普通の男なら幻滅するのかもしれないが、むしろ興奮した。いたずらっ子になった気分で、不規則に引っ張る。
「おっ、おぉぉ……っ、ダメ……っ、変な声が……あぁっ!」
乙女の抗議は、腰を突き入れて黙らせる。熱い襞肉を擦り上げるように奥に到達した瞬間……テレサの膣内が長い痙攣を起こした。俺もそれに引きずられるように、どくどくと白濁を注ぎ込んだ……。
「フーッ、フーッ、はぁぁ……もぉ……ばか……っ」
テレサのアクメが落ち着き、振り返って俺を見ようとした目が、大きく開かれた。
――うわっ!?
俺の背後から、聞いたことのない男の、驚く声が聞こえた。すぐさま足音が遠ざかっていく……。
「ば、ばかばかばか! 見られちゃったじゃない……どうしよどうしよ……っ」
「あー、逃げるか。衛兵が来たら捕まるし」
「……ムリ。腰が抜けて動けないの……っ」
「まじか。俺が持ってやるから、さっさと逃げるぞ」
腰の抜けたテレサを抱え上げ、家に向かって走り出した。
「……ねぇ、今日くらい、一緒に寝ていい……?」
「うーん……分かった。分かったから、抱きつくな。転けるっ」
俺がやけくそで答えると、疲れきったテレサの表情の中に、僅かな微笑みがあった……。
テレサちゃんは一切の衣服を身に着けていない。もちろん、下着さえも。身につけているものは、アクセサリー。リードの付いた首輪と、黒い猫耳のカチューシャだけだ。
「さぁ、行こうかテレサちゃん」
「ほ、本気なの……? こんな格好で散歩なんて……」
「真夜中なんだから大丈夫さ」
真夜中と言えど、人通りはゼロではない。衛兵の巡回はもちろんのこと、たまに酔っ払いが歩くこともある。例を挙げるときりがないほど、人が通る可能性は存在する。
「……やっぱり、出来ないっ」
目をぎゅっとつぶり、力なく首を振るテレサちゃん。どうやら乗り気ではないらしい。優しいおじさんが、魔法の言葉をかけてあげよう。
「おや? ひょっとして、反省してないのか?」
反省してないの? これが魔法の言葉。この状況において、究極的にマウントを取る言葉なのだ。
「ち、違っ……他のことなら、何でも――」
「やっぱり反省してないんだな。また最初からやり直しかな?」
やり直し。それは、また薄着で町の中を歩く。冬の厳しさは日に日に増してきている。朝には凍死するかもしれない。
羞恥か、命か……テレサちゃんの選択を聞こう。
「わ、分かった……やるわよ……」
連日の寒さと空腹で、気力はすっかり削がれている。許してもらうには、従うしかない。そう思い、諦めるように頷いた。
「いい子だ。ご褒美をあげよう。まずは四つん這いになってね」
星の明かりだけが頼りの暗い大通りの中心で、テレサは四つん這いになる。俺は冷たくなったテレサちゃんの尻を割り開き、閉じきったアナルに尻尾をねじ込んだ。
「んひ……っ!」
「ほら、テレサちゃんが欲しかった猫耳と、尻尾だよ」
「……はい。ありがとう……ございます……っ」
「それじゃ、行こうか」
リードを持って笑顔を向けると、テレサは四つん這いのまま、硬い石畳の上を歩き始める。
良い子に歩いているあいだは、生尻を撫で回し、鳥肌の感触を楽しむ。足が止まれば、平手打ちで元気をあげる。
白かったはずの尻が真っ赤に染まった頃には、テレサは従順に散歩をするようになった。時折、聞こえてくるすすり泣きは、俺の空耳さ。
順調な散歩だが、順調すぎるのもつまらない。せっかくの露出徘徊なのだから、スリルが欲しいところだ。
「テレサちゃん、おしっこしたくなった?」
「えっ、いや……そんなこと――」
「おしっこしたくなったよね?」
「……っ。はい……っ」
「じゃあ、ここでしていいよ」
「こ、ここで……っ!?」
テレサちゃんの目が見開かれる。感覚が麻痺してしまったのなら、別の方向から刺激してやればいい。露骨に首を振られて拒絶されてしまっては、見たくなるのが人間というものだ。
「早くしないと、誰か来ちゃうかもよ? 夜が明けるのが先かな?」
「ひ……っ! し、します。しますから……っ」
俺を見て、何をそんなに恐れるのか。振り返っても誰も居ないし、気配もない。まさか霊感少女なわけもない。
「……あぁ、俺の顔か」
少しばかり本性が表情に出てしまっていたらしい。まぁ、そんなことはどうでもいい。俺は一秒でも早く、テレサちゃんのおしっこが見たい。
「さぁ、ペットはペットらしく、片足を上げておしっこするんだよ」
テレサちゃんが、恐る恐る右足を上げる。これはいけない。高さが中途半端なのだ。
「その程度でいいの? 自分の体にかかっちゃうよ?」
「……っっ。ごめんなさい……っ」
生足が大きく上がる。ようやく動物の排泄行為らしい体勢になった。緊張しながらも、コトを始めようとするテレサちゃんだが、これはいけない。
「俺がせっかく待ってあげてるのに、言葉のひとつもないのか?」
「あ、あたしの……おしっこを……見てください……っ」
「うんうん! よく言えたね。偉いよ」
大きく開かれた足の付け根。股ぐらのぴったりと閉じた割れ目を凝視する。頬ずりしたくなるほど可愛い部位だ。そこから、清水が湧き出した。
緩やかな放物線を描きながら、びちゃびちゃと卑猥な水音が、静かな道に響き渡る。
「嫌……っ、聞かないで……っ」
体内に蓄えられた清水は熱を持っている。湯気が立つ光景は、いつまでも見ていたくなるほど魅力的だった。
喜びに浸る俺の耳に届く、新しい音……それは、遠くから聞こえる酔っ払いの鼻歌だった。テレサちゃんに見惚れ、聞き惚れることから我に返った俺は、笑顔で語りかける。
「テレサちゃん、早くおしっこ出しきらないと、誰かに見られちゃうよ?」
この数日間、テレサちゃんは満足に食事を摂っていない。空腹を紛らわせるために、生活魔法で作った水を大量に飲んでいる。だから、蓄えられた量も多くなっている。
リードは俺が握っている。だからテレサちゃんは、おしっこを出し切るまでここから動けない。そうなると、行動は決まっている。
「う……っっ」
下腹部に力を込める。放尿の勢いが上がり、地面を叩く水音がより一層響き渡る。立ち上る湯気の量も増える。だから、跳ね返りのことも忘れて、俺は間近でその様子を拝んでいる。
「うぅ……早く……早く……っ、終わって……っっ」
徐々に失われていく水の勢いが、放尿の終わりを告げている。
いつまでも見ていたいが、限りあるからこそ、儚く美しい。
内ももを伝う奇跡の名残り。いつもなら舐め回してしまうが、今日はペットの散歩なのだ。
「はぁはぁ……おしっこ見てくれて……ありがとうございました……っっ」
残っていた水を力んで二度三度と切ると、ぶるりと身を震わせながら、お礼の言葉を述べられた。素直な良い子だ。
再び四つん這いで歩き始めるテレサちゃん。自主性を尊重すべきである。しかし、どうしても気になることがある。
テレサちゃんの揺れる生尻を眺めていると、内股を伝う雫が今も残っている。そこに目を奪われて散歩どころではない。
これはペットの散歩だ。飼い主が舐め取ることはないし、拭いてあげることもない。本心はしてやりたいのだが、してはいけない。禁止された行為にどうしようもなく欲情してしまい、腫れ上がった息子が俺の歩みを阻害する。
どうするべきか迷っていると、先頭を歩くテレサちゃんが首だけで振り返る。ペットの視点の高さから、真っ先に膨れ上がったズボンが目に入るだろう。
すると、テレサちゃんは四つん這いのまま近づいてきて、俺の股間に顔を埋める。歯を使ってジッパーを下ろすと、外気の冷たさを感じる暇もなく、開放されたばかりの息子を咥えた。
「ちゅぱ……れろぉ……ちゅぅっ」
テレサちゃんの口技は、二世代に及ぶ俺の人生の中でも、屈指の実力を誇る。
まずは先端を口の中に迎え入れると、温かく発達した舌を添えてくる。円を描くようになぞって刺激を与えつつ、鈴口を舌先でほじり返して溢れていたカウパーを舐め取り、吸い上げてくる。
だが、テレサちゃんの真価はこの先だ。俺が心地よさとじれったさに突き動かされ、頭を掴もうとするより早く、根本まで一気に顔を埋めてくるのだ。
とびきり熱く、粘り気の多い喉奥が、俺の息子でみっちりと埋まる。常人なら異物感に吐き気を感じ、離れてむせてしまうというのに、この子は違う。
拒絶する体を黙らせるように、より深く顔を押し込み、喉奥を締め付けて放さない。それでいて、喉を動かして腫れ上がった亀頭から、感じることのない付け根まで辛抱強く愛撫してくれる……。
それすらも、テレサちゃんにとっては前戯にすぎない。喉の熱が息子に伝わり、溢れ出る唾液がたっぷりと馴染んだと思ったら、すぐに頭を振る。口内から、喉奥まで……蹂躙させてくれるのだ。
「ぐぶっ……ぶちゅ……っ、う゛ぶっ……お゛ぶぅ……っ」
年頃の女の子らしからぬ声が勝手に漏れようと、テレサちゃんの首振りは止まらない。いつもなら、俺が射精するまで続く。だが、今日はそういう気分ではなかった。
「うぶ……ぉ……っ、けほ……っ?」
テレサちゃんの頭を掴み、強制的に引き剥がし、喉から息子を引き抜く。涙が溜まった目が、『どうしたの?』と健気に聞いてくる。
疑問に対する回答より、テレサちゃんが気になったのは、引き抜いた息子だ。泡立つ透明な唾液が、息子とテレサちゃんの口の架け橋となっている。それが少しずつ垂れていき、落ちてしまいそうだ。
だからテレサちゃんは、自らの意思で、大きく口を開け、だらりと舌を伸ばして、すくい上げる。そのままごく自然と俺の息子を加えようとしてくるが――。
「待て。お座り……よし、このまま歩け」
テレサちゃんはまた俺に生尻を向けて、歩き始める。その揺れる腰を両手で掴み、まだ雫が伝う割れ目に、天然のローションを纏った息子を一気に埋めた。
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驚きと快楽が同時に押し寄せ、膣内がぎゅうっと締まる。熱い肉の壁が絡みついてきて、より一層の熱を感じた。
「さぁ、このまま散歩しようね」
「……っっ、うん……っ」
一瞬、迷っていた様子だったが、奥をぐりっと撫でてやると、艶っぽい吐息を吐いたあと、頷いてまた前を向いた。だから散歩は続行だ。
「っ、ぁ……っ、ふっ、んく……あんっ!」
繋がったまま散歩するのは難しい。お互いに呼吸が合わず、たどたどしく歩いている。だが、この体勢は図らずも後背位だ。それは、テレサちゃんが最も好み、最も感じ、最もメスの声を出す体位だ。
喘ぎによって大きく開かれた口の端から、とろりと唾液が流れ落ちる。冷たい石畳に染みを作り、どれだけ歩いてもその痕跡が途絶えることはなかった。
「あんまり声を出すと、誰かに見つかるかもしれないぞ?」
露出プレイは、『誰かに見つかるかもしれない』そのスリルと開放感を楽しむもの。本当に見つかってしまえば、ただの痴女である。
「だ、だって……あんたがっ、気持ちいいところ……突くから……っ」
どうやら声を抑える努力はしているようだ。こうも声が出てしまうのは、四つん這いの状態では口を抑えられないこと。そして、不慣れなタイミングでやってくる快楽の波のせいだろう。
真夜中に加えて、澄み切った夜の空気は、さぞ音が響くことだろう……。
「……しょうがない。さっさと通り抜けるか」
急ぐ拍子に、人工の尻尾を掴み、引っ張ってしまう。
「おぉぉぉ……っっっ!?」
可愛い乙女にあるまじき、生々しい声。寒さで固くなったアナルの腸壁を、尻尾越しに引っ張ってしまったがために聞こえた声だ。
普通の男なら幻滅するのかもしれないが、むしろ興奮した。いたずらっ子になった気分で、不規則に引っ張る。
「おっ、おぉぉ……っ、ダメ……っ、変な声が……あぁっ!」
乙女の抗議は、腰を突き入れて黙らせる。熱い襞肉を擦り上げるように奥に到達した瞬間……テレサの膣内が長い痙攣を起こした。俺もそれに引きずられるように、どくどくと白濁を注ぎ込んだ……。
「フーッ、フーッ、はぁぁ……もぉ……ばか……っ」
テレサのアクメが落ち着き、振り返って俺を見ようとした目が、大きく開かれた。
――うわっ!?
俺の背後から、聞いたことのない男の、驚く声が聞こえた。すぐさま足音が遠ざかっていく……。
「ば、ばかばかばか! 見られちゃったじゃない……どうしよどうしよ……っ」
「あー、逃げるか。衛兵が来たら捕まるし」
「……ムリ。腰が抜けて動けないの……っ」
「まじか。俺が持ってやるから、さっさと逃げるぞ」
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「……ねぇ、今日くらい、一緒に寝ていい……?」
「うーん……分かった。分かったから、抱きつくな。転けるっ」
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