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ギルド職員編

キャリィを犯す 後編 #31

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 まだ夜も明けていないのに、キャリィの反応が悪くなってきた。


「チッ、獣人ってのも大したことないな」


 獣人は身体能力が優れていて、戦士やレンジャーなどの向きだと聞く。だから当然、期待する。この結果がイキ疲れで早々のマグロ化。せっかくレベルを下げてもいい相手だというのに、反応がなければいささかつまらない。


 だから、仕方がなく初日はこれくらいで勘弁してやる。目覚めたらすぐ再開するつもりだが、次はもっと長く持って欲しいところである。そんなことを考えながら、覆いかぶさるように眠りについた。


 目覚めたとき、外がほんのりと明るい。早朝に聞こえたのは遠くから響く獣の鳴き声ではなく、キャリィの心の声だった。


(こいつやべーやつにゃん。こんなのに付き合ってたらイキ殺されるにゃん。さっさと逃げて身を潜めて、体力だけでも回復しにゃいと……)


 いつの間にか俺を押しのけて、赤ちゃん歩きでベッドから逃げようとする。ガクガクした腰で立てないようだが、たとえ体力が有り余っていたとしても、俺から逃げられると思うなよ。


「そろりそろり……にゃひん!?」

「……どこへ行くつもりだ?」

「ちょ、ちょちょっとトイレにゃん。尻尾を掴むのは止めるにゃん」

「嘘つけ。お前の考え、ダダ漏れなんだよ」

(げぇっ、すっかり忘れてたにゃん。こんなふざけたスキル、反則にゃん。とにかく、誤魔化して乗り切るにゃ――)

「人が優しくしてたらつけあがりやがって!」

「にゃひぃぃぃん!!」


 体格の割に大きな尻に、平手を振り下ろす。ばちこーん。良い音がするじゃないか。


 やはり、俺はこの子猫ちゃんを虐めるべきだろう。だって優しくしてもマグロ化するんだから、反応を楽しむにはネチネチと攻めたり、ときにお尻を叩いても良いではないか。


 そうと決まれば、デカ尻にのしかかる。ついでに挿入……からの、細い首に手を回し、俺の元へと引き寄せる。つまるところエビ反りである。


「にゃぐぐぐぐ……っ、苦しいにゃ……離すにゃ……っ」

「……っ、締まる締まる。しばらくコレでイこう」


 喋る余裕があるなら問題ない。猫っぽいだけあって、柔軟性もいい。ちょっとキツい程度だろう。さすが獣人とでも言っておこうか。


 女のまっすぐな姿勢は美しいが、女の反りもまた美しい。控えめな胸が強調される。初めてこいつの体を見て興奮したくらいだ。


「にゃおっ、おお……っ、腰っ、振るの止め……っ」

「もうちょっと我慢しろ。今はいいところで……あー、出る出る。本日最初の中出しでっ、昨日のザーメン塗り替えるっ!!」


 朝イチの射精は特別だ。休めば感度も上がるし、金玉も満タンになる。そして何より、頭もスッキリする。


「にゃぐぅ……また中に出され……っ! ぎ、ギブギブ。限界にゃん……っ」


 射精の瞬間は腰を埋めるほど打ち付けるし、エビ反りさせる腕に力が入ってしまった。かつてない反りっぷりに、キャリィは早くも音を上げた。


「……ふぅー、出した出した。まぁまぁ、良かった」

「ひ、人の体を弄んでおいて、にゃんたる言い草……っ」


 おこである。がっ、エビ反りから開放されたばかりで声に覇気はなく、瞳はシミだらけのベッドを見つめてへばっている。


 せっかく長い時間が始まるのだ。こいつの体に欲情したほうが、プレイも楽しくなるはず。


 目につくのは、耳と尻尾。これは獣人の特徴で、毛並みがいい。癒やしにはなるかもしれないが、いやらしさには程遠い。


 次に、細身の体の割にしっかりとしたお尻と、肉突きの良い太ももだ。体の対比がちょっと不釣り合いだと感じるほど、しっかりしている。逃げ足も早そうだ。


「……ふんふん、アナルいっとくかっ」


 デカい尻山を割り開き、抜いたばかりで白濁の息子をキャリィのアナルに挿入する。入り口の抵抗は激しかったが、侵入してしまえば脆いものだ。


「にゃ……おぉぉっ!? ど、どこに入れてるにゃん!?」

「いや、だから、アナルだよ」

「そこは入れる穴じゃないにゃんっ!」

「いやいや、イケるって。コレより太いもの、毎日出してんだろ?」

(さ、最低なやつにゃん……女の子にその物言いはないにゃん! というかっ、こんな太いもの、出るわけないにゃん……っ)


 ジタバタともがいたところで、巨漢にのしかかられては打つ手なし。ずっぷり入ってしまっている。


 異世界初のアナルは、入り口はキツキツだが、中は程よくふわとろである。あそこに比べて襞の感触は薄いが、抵抗されるとなかなかに締りがいい。


「そんじゃ、抜くぞ~」

「早くするにゃ……にゃおおぉぉっっ」


 埋めていた息子を、ゆっくりと抜く。膨れ上がった亀頭が、腸壁を引っ掛けながら出ていこうとする。いわば排泄の快楽に似たものがあり、キャリィは間抜けなメスの声を上げた。


「おや? アナル、好きなのかな?」

「ちがっ、びっくりして変な声が出ただけにゃ……おぉぉっ」


 抜くと言ったが、あれは嘘だ。亀頭が締め付けの良い出入り口に当たったところで、また埋め直す。これを繰り返している。


「ひっ、人のアニャルで遊ぶにゃぁっ!!」

「人のアナルで遊ばないでどうすんだ」

 他人のアナルをほじほじしていると、少しずつ滑りが良くなってきた。刺激によって腸液が排出され、キャリィの体はアナルセックスを受け入れている。


(せめて恥ずかしい声だけは出さないようにしにゃいと……っ)

「……っ! ふっ、ぉ……っ!」


 キャリィは俺を受け入れない。だからこそ、気持ちがいい。抵抗は身を縮ませ、それが締まりを生むのだから。


 とはいえ、虐めるだけが反応ではない。きちんと正しくメスの声を聞きたいと思うのも男の性だ。


 初めてのアナルセックスは、女にとって違和感の塊。だが、日頃から正しい目的で使われているので下地は整っており、薄い肉を隔てて、正しく感じる子宮がある。


 突く角度を変える。腸壁をなぞるように、腰を落とす。すると、硬く反り返った息子が、新たな扉を叩く。違和感の中に混ざる、子宮が揺れる喜びを自覚させる。


(こっ、こんなので……感じてる……っ。アナル掘られて気持ちよくなってる……っ。キャリィは……キャリィは……っ、変態なんかじゃ……っ)


「よし、アナル中出しするぞ! もっと締めろっ!」

「……っっ! にゃっ、あぁ……おぉぉぉぉっ!」


 ゴリっと削るような乱暴な打ち付け。これが子宮を強く揺らす。いつもとは違う角度から責められ、感じる。こいつはもう、そのうち勝手に自分でほじり出すことだろう。


「ふぅぅ、人のアナルは楽しいな。お前も癖になったろ?」

「な……なるわけないにゃん……っ」


 シーツに顔を埋めて、食いしばった歯の横からよだれを垂らすキャリィ。相手の考えなぞ知らずとも、この姿を見れば察するに余りある。


 感じるはずのない場所で感じてしまう。頭の中はぐちゃぐちゃである。その背徳が快楽を生むようになる。


「そんじゃ、汚れたからきれいにしろ」


 ツンと香る息子を、キャリィの頬に押し付ける。恍惚とした表情から、我に返って拒絶する。


「ひぃっ、止めっ、嫌だにゃんっ」


 キャリィは飛び起きたものの、まだ腰に力が入らないのか、後ずさりで逃げようとする。


「おいおい、自分の体液だろ。さっさとしねぇと……」


 拒絶の言葉を述べようとする口に、息子を突っ込む。半端な突きだと噛まれるかもしれないし、頭を掴んで根本まで埋める。


「……んぶぉっ!? げふっ、おぶぅっ!!」

「あー、噛んだら地獄見せるからな」


 アナルとは違い、口内は最も体液が出る場所だ。熱い喉奥の感触を楽しむように突くと、えづきながらもドバドバと唾液が溢れてくる。


 苦しさを伴う拒絶は、やはり締まりを生む。キャリィはとても苦しそうであるが、俺はとことん気持ちいい。


(うぶぇ……えげつない味がするにゃん。まるでこいつの存在のものを味にしたような酷さにゃん……っ)


 自分の腸液なのに、なんたる言い草だ。反省を促す喉奥突きで、湧き上がった怒りはすっかりほだされてしまったが。


「おぉ……口の具合はそこそこ……出すから飲めよっ」

「んぶっ、にゃぶ……っ、ぐぶぉ……っ! んぶぅぅぅっ!!」


 最後は打ち下ろすように、喉奥にみっちり息子を埋める。かつてない締まりに包まれて、喉の奥に直接射精する……。


 熱く、粘つき、締め付けの良い肉の感触は、病みつきになる。射精を終えても、そのまま余韻に浸ってしまうほどだ。だが、みっちりと隙間のない喉には、酸素を通す空きがない。


 喉奥に残った精液を擦りつけながら、ずるりと抜き出した。


「げほっ、げほ……っ。死ぬかと思ったにゃん……っ!!」

「元気そうだなぁ。またやっていい?」

「にゃひぃ……止めてにゃん。他のことならしてもいいから……」


 これぞ愛だ。和姦が成立した瞬間である。


 ハードなセックスを堪能すると、いくらか満足した。あとは膣穴でのんびりと過ごした……。


「……うっ、ぁぁ……っ、ふぅっ」

 のんびりと過ごしたつもりだが、キャリィの反応が悪くなってしまった。強めに突いても小さな吐息が漏れるだけ。こうなるとつまらない。


 せっかくだし、アレを使おう。


「はーい、キャミィちゃん。これを飲もうねぇ」


 焦点の定まらない瞳が、一瞬だけ俺を見たが、反応はない。まぁ、そんなことはどうでもいいのだ。半開きの口に、ある薬をねじ込み、指を差し入れて水を注いでやる。


 ゴクリと喉がなった。それからまもなくして、キャリィの様子が一変する。


「うにゃぁ……なんにゃ? これぇ、凄く幸せな気分にゃぁんっ」

「これはお薬だよ。大丈夫、天然由来の成分です」

「ふにゃぁ……ハッピーにゃぁぁん」


 ベッドを転がり周り、頭をシーツに擦り付ける。俺と話をしているようで、出来ていない。まぁ、幸せな気分になれて良かったね。


 別にこいつはヤバい薬ではない、と思う。猫型の魔物に使う薬で、敵意を削ぐらしい。つまり、地球で言うところの、『マタタビ』である。


「キャリィちゃん幸せだね。おじさんのチンチンも幸せにしてよ」


 のたうつ体を押さえつけ、柔らかい割れ目に押し当てる。散々入れたので、俺の形になっている。


「にゃっ、にゃぁぁっ……おちんぽっ、凄いにゃっん」

「キャリィちゃん、嬉しい? 大嫌いなおじさんのチンチンだよ」

「にゃぁぁ……太くて硬いにゃぁん。気持ちいいところに当たってぇ、頭も子宮もハッピーだにゃぁん」


 うむ、天然由来の成分だから大丈夫だ。魔物用だけど、女はみんな魔物さ。正気に戻る前に楽しんでおこう。


「にゃっ、あっあっ、んぅぅっ! はっ、あぁぁ……っ」

「どう? おまんこ気持ちいい? 中出ししてもいい?」

「いいいっ、にゃぁっ、あぁぁっ、気持ちいいにゃんっ。もっと、もっとぉ! 最後までっ、気持ちよくしてぇっ!」


 大嫌いな男に組み敷かれているのに、喜んで股を開き、チンポを受け入れている。甘ったるいメス声を上げ、よだれをこぼしながら中出しをねだる子宮に、溜め込んだ精液を注ぎ込む……。


 射精が収まり、一度抜こうとすると、足を絡めて放さない。それは言葉を超えた誘惑であり、俺はそれに従いそのまま続ける。


 腕が伸びてきて、俺の背中に回り、抱きしめてくる。二度目の射精は、舌を絡め合い、ひとつになった状態だった。


 別に好きでもないが、一度くらいなら悪くない。薬の効果は絶大だ。だが、所詮は一時的なもの……キャリィは長い夢から覚めた。


「……んにゃぁ? 何してるにゃん?」

「キャリィちゃんに秘密のお薬をあげたんだよ。覚えてない?」

「……あっ、そうだったにゃん! 凄く幸せな気分だったにゃん。もっとお薬欲しいにゃん。お願いにゃぁ……」


 さっそく薬にハマってしまったようだ。優しいおじさんだが、タダであげるわけにはいかない。ここはひとつ、提案をしようじゃないか。


「ガニ股腰振りダンスしてくれる? 間近で眺めとくから、俺の顔にマン汁飛ばせたらまたお薬あげるよ?」

「にゃぁぁっ!? そ、そんな下品なこと、出来るわけないにゃん……っ」

「……お薬、いらないの? 気持ちいいよ?」

(うぅぅぅ……そんなはしたないことは出来にゃい。で、でも……っ、お薬欲しい。またハッピーになりたい……っ)


 乙女の葛藤の答えは、すぐに見れるだろう。


 立ち上がったキャリィが、両手を頭の後ろに置いた。精液と愛液が伝う生足をがばっと広げ、前後に腰を振った。


 なんと下品で、なんと魅惑的なことか。通常なら絶対にしない恥ずべき行為。好きな男には絶対に見せたことのない姿。それを眺めていると、俺の心はどうしようもなく満たされ、興奮する。


「おっ、お薬……欲しい……にゃぁん?」

「もっと頑張って! そんな腰振りじゃ、おじさんの顔にマン汁は飛ばないよ」

「にゃぉぉぉぉっ! お薬っ、お薬欲しいにゃぁぁぁん!! へこっ、へこっ!!」


 粘り気のある愛液が、股ぐらの周りでぷらぷらと揺れる。腰振りを強めるほど揺れは大きくなり、やがて温かく透明な愛液が、俺の頬を濡らした。


「よく出来たね。とっても偉いよ。ほら、ご褒美のお薬だよ」


 取り出した薬を、俺の舌先に乗せる。するとキャリィは、何のためらいもなく俺に抱きつき、舌を絡めて薬をかすめ取ろうとする。だが、俺は口の奥へと薬を隠した。


「ちゅぅ、んっ、れろ……っ」


 情熱的に舌を絡めながら、口内を探ってくる。幸せのお薬を求めて、艶めかしい舌に愛撫される。


「ぴちゃ……っ、ちゅるぅ……じゅるっ!」


 お互いに大量の唾液が出ると、薬は溶け始める。だからキャリィは、混ざりあった唾液を嬉しそうにすすり、飲むのだ。


「んちゅぅ……あっ、あぁぁっ、キたっ、キたキた……っ」


 俺には何の効果もない薬だが、キャリィの乱れる姿から効果は絶大だ。自ら俺の息子を掴み、あてがい、挿入する。


 快楽に理性を失い、嫌いな相手と対面座位でセックスをする。制限が多く、快楽そのものは少ない体位にも関わらず、キャリィは抱きついたまま、体を揺するように動き続ける。


「そんなに情熱的なキスをされたら、おじさん出ちゃうよ?」

「らしてっ、ちゅぅ……っ! 中出しっ、してして欲しいにゃん。キャリィの子宮っ、あったかザーメンで幸せにしてぇっ」

「しょうがないにゃあ。キメセク大好き獣人にっ、中出ししてやるっ!」

「にゃっ、あぁっ……っ! にゃっ、おぉぉぉぉっ!! イグっ、イグぅぅぅぅっ!!」


 メス猫の下品なアクメ声を耳元で聞きながら、子宮口に押し当てた息子が痙攣を始める。中を白濁で満たしても、アクメの喜びで締まりきった膣内と、膨れ上がった息子が蓋となり、流れ出るのを許さない。


 お互いに密着したまま、舌を吸い合って余韻に浸る。高ぶる心臓の鼓動が、控えめな胸の奥から響いてくる。


 その後も粗い呼吸は整うことを知らず、乱れた吐息と、下品な嬌声が寝室を満たし続けた……。
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