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ギルド職員編
キャリィを犯す 前編 #30
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運んできたキャリィちゃんを、寝室のベッドに投げ捨てる。
「う゛に゛ゃっ!」
泣きはらして意識が朦朧としていたのだろうが、これで目覚めたはず。キャリィちゃんは獣人であり、色々と俺に迷惑をかけてくれた極悪人だ。相手が獣なら、こちらも野獣になろう。見とけよ見とけよ……違うけど。
「それじゃ、ヤろうか。キャリィちゃんもいい加減に、覚悟できたでしょ?」
「くっ、この外道。女の子を肉欲のはけ口だとしか思ってないお前なんかに――」
お決まりのセリフだろう。まったく、これだからバカまんこは困る。
「俺は女性を崇拝している。女性は強く賢く美しい。だからこそ、苦労して夜をともにする喜びがあるんだよ。お前は含まれないけどな!」
「ひぃっ、いきなり叫ぶにゃ……っ」
手紙を盗んだり、転び屋を差し向けたり。小賢しい手は嫌いではない。だから、ルークを追い詰めたとき、キャリィがどのような行動を取るか期待していた。
だが、こいつはただ泣きながら助けを求めただけ。強い男の権力を笠に着るだけの無能だ。
「お前のような、男に媚びることしか能がない、絵に書いたバカまんこを見ると、俺の信じるものが壊れる」
革鎧の紐を乱暴に外し、衣服は破り捨てる。飾り気のない黒のパンティも同様だ。
涙の後が光る頬を舐め上げ、首筋に噛み付く。貧相な胸を鷲掴みしながら、ある質問をする。
「ルークとは何回したのかな?」
「答えるつもりはないにゃんっ」
「ほうほう、数え切れないほどね。でもせっかくだし答えてよ」
「痛っ、この下手くそっ」
「チッ、うるせーな。反省してまーす」
炭鉱夫生活は性行為とは無縁であり、アルバに戻ってきてからも、発散できたのは昨日の一発だけ。このオナホがぶっ壊れるまで犯す。その前に、聞いておきたいことがあるのだ。
まずは新スキルの【ソウルリンク】をキャリィに発動する。こいつは使用者と対象の心をつなげるスキル。つまり、相手の考えたことが分かるスキルである。
(あー、テステス)
(何にゃこれ!? こいつの声が頭に響いてくるにゃん……)
「誰とでも分け隔てなく分かり合える、そんなスキルさ。それより、俺のポストにいたずらしたのは、お前か? 転び屋を差し向けたのも、お前か?」
(うっ、キャリィの仕業だってバレてるにゃん……)
「正直に話したら許してやるぞ」
(嘘だにゃん。話したらもっと酷い目に合うにゃん。どうしたら……そうにゃ! しらばっくれるにゃん!!)
「知ーらないにゃーん」
こ、こいつ。まるで反省していない。さも名案のように思っているが、それで誰を騙せるというのか。
あまりのアホさに怒りは薄れてしまった。宣言したとおり、あそこの味を確かめてやろう。
「ひぃっ、どっ、どこ舐めてるにゃん!?」
「はぁ? クンニなんて普通のプレイだろうが」
(こ、こんなの知らないにゃん。ルークは舐めてくれたことないにゃん)
「おやおや、恋人に舐められたことないのか。可哀相にねぇ。まぁ、仕方がないさ。こんな小便臭いあそこを舐めてあげるのは、俺くらいなもんさ」
(そ、そうなのにゃん……? うくっ、ちょっと気持ちいいにゃん……)
ぶち犯す宣言をして脅しまくったので、怖くてチビってしまったのだろう。顔を近づけたときから、股ぐらの熱に混ざってアンモニアの匂いが鼻をくすぐる。
「あー、臭い。臭いなぁ。これじゃ恋人も舐めてくれないだろうなぁ」
(そんなに臭いのにゃん……? さっきチビってしまったせいにゃん。きっとそうにゃん!)
「でもルークに舐められたことないんだろ? あーあ、可哀相に。クンニの快楽を知らないなんて人生損してるよ」
「にゃぅっ、うぅ……」
(熱い舌でクリちゃん舐め上げられたら……すごく気持ちいいにゃん……っ)
あそこの味は、舌をつんつんと叩く刺激的なお味だ。目的は果たした。
キャリィの呼吸が早く荒くなる。すっかりクンニが好きになってしまったようで、俺の頬を挟み込む力が弱くなっていた。
「……はい、おしまい。クンニはおしまい」
(いいところだったのににゃぁ……はっ!? 違うにゃん! 気持ちよくなんてないにゃん!)
「おじさんはこう見えて紳士でさ。嫌がる女の子にクンニはしないわけ。分かるかな?」
(顔面舐めるやつがどこが紳士にゃん。気持ち悪いやつだにゃん。うぅ、でもクンニは気持ちいいにゃん……)
キャリィは俺が嫌い。でもクンニは好き。自分からおねだりするのはプライドが許さない。だから、察しろと言わんばかりに、少しずつ股が開かれていく。
がっ、おじさんはスルー。顔を真赤にして、横目でチラチラと見てくるキャリィを徹底的に、無視する。
(うぅぅ……こいつ性格悪いにゃん! 女の子が体を開いたら、察してあげるのが男ってもんにゃのに)
「そうだねぇ。受け身の女は、そういうおめでたい発想をするよねぇ」
(げぇっ、キャリィの考えてることがもろバレだって、すっかり忘れてたにゃん。こいつ分かっててやってるにゃん。ムカつくやつにゃん)
「で、どうすんの? 今日しか体験できないクンニ。して欲しいの?」
(きょ、今日しか……うぅぅぅっ)
「……キャリィのあそこ、舐めてもいいにゃんよ?」
「舐めてください、だろ。このヴォケ」
(ひーん! こいつ怖いにゃんよぉ! 機嫌を損ねたら殺されそうにゃん。ここは黙って従う振りをして乗り切るにゃん。だから、べ、別に恥ずかしくないにゃん)
「……キャ、キャリィの……あそこ……ぺろぺろして欲しいにゃん……っ」
(あーっ、これ超恥ずかしいにゃん。最悪にゃん……あぁっ、やっぱり気持ちいいにゃぁん……っ)
両手で自分の口を抑え、息を殺すキャリィ。色々とダダ漏れなのだが、クンニの快楽ですっかり忘れているようだ。
(にゃぁぁ……クリちゃんっ、びりびりするにゃっ、ん……イクっ)
本日最初のアクメを迎えたキャリィは、メスの顔を見せまいと、両腕で自分の顔を覆い隠す。だが、股は開かれたままであり、ビクビクと跳ねる肢体が丸見えだった。もうすっかり抵抗の意思がなくなっている。
「どう? 気持ちいいだろ? 気に入ったなら、ルークにも頼んでみろよ」
「はぁはぁ……うるさいにゃん」
(る、ルークも舐めてくれるかにゃあ……っ)
俺はたびたびルークの名前を出す。その理由は、好きでもない男に抱かれている現実を見せつけるためであり、ルークに俺がキャリィを汚したことを遠回しに匂わせるためである。
広場であれだけのことをして、男女が密室で一週間を過ごすとなれば、性行為があったことは誰もが確信することだろう。しかし、プレイ内容という具体的な話が、ルークの精神を攻撃するのだ。
(うーん、ルークに頼もうかにゃあ。ムカつくこいつにされてこんなに気持ちいいんだから、好きな人にして貰ったらもっと気持ちいいはずにゃ……うにゃっ!?)
クンニの余韻で頭がパァになっているキャリィ。アクメ顔を隠す両腕を掴んでどかし、ニチャァと笑って覗き込む。
うるんだ瞳を見つめながら、御開帳されたままの股に、怒り狂う我が息子をしれっと挿入してやった。
「ふーん、ガバガバかと思ったけど、意外と締まりがいいな」
「やっ、止めるにゃん! 抜くにゃん!!」
膣内に溜まった愛液を竿全体に馴染ませるように動く。キャリィの精神的な拒絶は、膣内に締まりを生み、俺に快楽を与えてくれる。
「なんだ、意外とノリノリじゃん。こんなに締め付けて、おじさんのチンチンを受け入れちゃってるじゃん」
「違うにゃん! はーなーれーるーにゃぁぁん!」
両腕を掴まれ、巨漢の俺に覆いかぶされたキャリィの抵抗などお遊びに等しい。敗者に相応しい格好だ。
それでも抵抗には変わりなく、俺もそれを阻止しようと、打ち付けるような腰振りになる。それが図らずも快楽を生むのだから、レ○プは楽しい。
心の通った男女の正常位なら、男が腰を揺するように振る。だが、覆いかぶさった状態で下半身を打ち付けるようにすると、通常とは違う角度になる。ひだ肉に擦り付けるように奥へと進むのだ。これが強い快感を与えてくれる。
「あー、そろそろ出そうっ。中に出すから!」
「ひっ、いやっ、止めるにゃん!!」
「キャリィちゃんは嘘つきだからっ、中に出すねっ!!」
「やだっ、止めてっ、キャリィがっ、キャリィが悪かったにゃん! だからっ、止め――」
「あー、出る出る! 好きでもない男の精液を子宮で飲んで、ママになれっ!!」
のしかかり、最も奥に息子を擦り付ける。やかましい口は、おじさんの唇で塞ぐ。上の口と、下の口。ぶちゅうっとキスをしながら、煮えたぎる精液を注ぎ込んだ……。
「うぅ……ぐすっ、このくず……っ」
「何だ、知らなかったのか。おめでたいやつだなァ!」
俺が今までこいつに優しくしていた理由は、ひとえに敵の心を汚すためである。想像していたより優しいと思わせて警戒心を薄れさせ、油断した頃に中出しという屈辱を与える。
キャリィの心はぐちゃぐちゃになっていることだろう。それを想像すると、満足したはずの息子は衰えない。だから、続けて二発目へと腰を打ち付ける。
(にゃっ、にゃんで……出したはずにゃん。どうしてまた動くにゃん……っ!?)
「あのさぁ、ガキのセックスじゃねぇんだから、一発出しただけで終わるわけがないだろ」
(う、嘘にゃ嘘にゃ! だってルークは、男は誰でも一発出したら休憩しないといけないって……)
「青臭いガキの経験なんざ、クソの役にも立たねぇよ! 俺のチンコが立っている。それがすべてだろうがっ。オラッ、分かったらさっさと中古まんこ締めろ」
(にゃおっ、にゃぉぉぉ……っ。激しい……こんなの反則にゃん……っ)
奥を突くたびに中は力強く締まり、短い吐息を吐き出すキャリィ。乱暴な腰振りで感じるとは、受け身の女らしいのか、こいつの性なのか。
(もうっ、こうなったらっ、耐えるしかっ、ないにゃん! さっさとイかせてっ、開放して貰うにゃっ、んんっ)
「おうおう、頑張って締めろよ。俺を満足させたら開放してやるからよぉ。まぁ、お前にはムリだがなっ」
(ふん、男なんてチョロイにゃん。キャリィがちょっと本気を出せば……っ!? こいつのチンチン、奥に当たるにゃんっ!)
「あっ、あぁっ、にゃぁぁ……っ」
「おや? エッチな声が出ちゃってるね? どうしたのかな? 気持ちいいのかな? ルークのチンチンじゃぁ、届かないところに当たっちゃってるのかな?」
「うっ、うぅぅぅ……うるさいにゃんっ」
恋人より優れたものなど居ない。そういった幻想を抱くのは人として当然だ。身持ちの固い相手が、自分にだけ見せるはずの痴態。そういったことに特別感と満足感を得る。これは相手にも同じことが言える。
「好きな人が居るのに、嫌いな人のチンポで感じる気分はどうだ!?」
(……っ、キャリィは……淫乱なんかじゃっ、ないっ、にゃん……)
「じゃあ止めよう。おじさんも腰振るの疲れたし」
情熱的に打ち付けていた腰をピタリと止め、瞳を見つめる。他のことは何もしない。
(そ、そんにゃ……もうちょっとで、イけそうだったのに……っ)
「イキたいなら、嘘でもいいから言ってごらん。おじさんの太くて長くて硬いチンチンは、誰のチンチンより気持ちいいんだ?」
他人のつばが付いた女は敬遠されがちだが、他人の女だからこそ、得られるものがある。それこそが――。
「ルークのチンチンより気持ちいいにゃん……っ!」
これだ。別に嘘でもいいから、この言葉が聞きたいのだ。嘘でも言わないはずの言葉を、言わせる。別の選択肢を与え、惑わせる。相手を汚した実感が湧く。この意地悪が楽しくてしょうがない。
寝取り、寝取られが好きなわけじゃない。ただ、快楽に堕ちる女の子を見るのがたまらなく好きなだけだ。
「……っ、ふっ、にゃっ……あっっ」
「誰も見てないぞ。俺とお前のふたりきりだ。もっとメスの自分をさらけ出せ!」
(うっ、嫌いなはずのっ、男にっ、犯されてるのにっ、気持ちいいにゃぁ。あっ、あぁ……キたっ)
「にゃぁっ、んんっ、うにゃぁ……あっぁぁっ!」
二度目のアクメの締め付けが、暴れ狂う息子を締め上げ説得してくる。溜めていた精液をどくどくと吐き出すと、いくらか頭がすっきりした。
「ふぅふぅっ……っっ」
「……それじゃ、三回戦やろっか」
(え……っ? こいつ、どれだけする気にゃん……?)
俺の気が済むまでだよ。とっておきの道具もあるし、まだまだ弄ぶさ。
あとがき
節子、これエロちゃう。ギャグや…
前編と後編に分けます
完全に作者の都合なんで活動報告にでもちょろっと書こうかと…
「う゛に゛ゃっ!」
泣きはらして意識が朦朧としていたのだろうが、これで目覚めたはず。キャリィちゃんは獣人であり、色々と俺に迷惑をかけてくれた極悪人だ。相手が獣なら、こちらも野獣になろう。見とけよ見とけよ……違うけど。
「それじゃ、ヤろうか。キャリィちゃんもいい加減に、覚悟できたでしょ?」
「くっ、この外道。女の子を肉欲のはけ口だとしか思ってないお前なんかに――」
お決まりのセリフだろう。まったく、これだからバカまんこは困る。
「俺は女性を崇拝している。女性は強く賢く美しい。だからこそ、苦労して夜をともにする喜びがあるんだよ。お前は含まれないけどな!」
「ひぃっ、いきなり叫ぶにゃ……っ」
手紙を盗んだり、転び屋を差し向けたり。小賢しい手は嫌いではない。だから、ルークを追い詰めたとき、キャリィがどのような行動を取るか期待していた。
だが、こいつはただ泣きながら助けを求めただけ。強い男の権力を笠に着るだけの無能だ。
「お前のような、男に媚びることしか能がない、絵に書いたバカまんこを見ると、俺の信じるものが壊れる」
革鎧の紐を乱暴に外し、衣服は破り捨てる。飾り気のない黒のパンティも同様だ。
涙の後が光る頬を舐め上げ、首筋に噛み付く。貧相な胸を鷲掴みしながら、ある質問をする。
「ルークとは何回したのかな?」
「答えるつもりはないにゃんっ」
「ほうほう、数え切れないほどね。でもせっかくだし答えてよ」
「痛っ、この下手くそっ」
「チッ、うるせーな。反省してまーす」
炭鉱夫生活は性行為とは無縁であり、アルバに戻ってきてからも、発散できたのは昨日の一発だけ。このオナホがぶっ壊れるまで犯す。その前に、聞いておきたいことがあるのだ。
まずは新スキルの【ソウルリンク】をキャリィに発動する。こいつは使用者と対象の心をつなげるスキル。つまり、相手の考えたことが分かるスキルである。
(あー、テステス)
(何にゃこれ!? こいつの声が頭に響いてくるにゃん……)
「誰とでも分け隔てなく分かり合える、そんなスキルさ。それより、俺のポストにいたずらしたのは、お前か? 転び屋を差し向けたのも、お前か?」
(うっ、キャリィの仕業だってバレてるにゃん……)
「正直に話したら許してやるぞ」
(嘘だにゃん。話したらもっと酷い目に合うにゃん。どうしたら……そうにゃ! しらばっくれるにゃん!!)
「知ーらないにゃーん」
こ、こいつ。まるで反省していない。さも名案のように思っているが、それで誰を騙せるというのか。
あまりのアホさに怒りは薄れてしまった。宣言したとおり、あそこの味を確かめてやろう。
「ひぃっ、どっ、どこ舐めてるにゃん!?」
「はぁ? クンニなんて普通のプレイだろうが」
(こ、こんなの知らないにゃん。ルークは舐めてくれたことないにゃん)
「おやおや、恋人に舐められたことないのか。可哀相にねぇ。まぁ、仕方がないさ。こんな小便臭いあそこを舐めてあげるのは、俺くらいなもんさ」
(そ、そうなのにゃん……? うくっ、ちょっと気持ちいいにゃん……)
ぶち犯す宣言をして脅しまくったので、怖くてチビってしまったのだろう。顔を近づけたときから、股ぐらの熱に混ざってアンモニアの匂いが鼻をくすぐる。
「あー、臭い。臭いなぁ。これじゃ恋人も舐めてくれないだろうなぁ」
(そんなに臭いのにゃん……? さっきチビってしまったせいにゃん。きっとそうにゃん!)
「でもルークに舐められたことないんだろ? あーあ、可哀相に。クンニの快楽を知らないなんて人生損してるよ」
「にゃぅっ、うぅ……」
(熱い舌でクリちゃん舐め上げられたら……すごく気持ちいいにゃん……っ)
あそこの味は、舌をつんつんと叩く刺激的なお味だ。目的は果たした。
キャリィの呼吸が早く荒くなる。すっかりクンニが好きになってしまったようで、俺の頬を挟み込む力が弱くなっていた。
「……はい、おしまい。クンニはおしまい」
(いいところだったのににゃぁ……はっ!? 違うにゃん! 気持ちよくなんてないにゃん!)
「おじさんはこう見えて紳士でさ。嫌がる女の子にクンニはしないわけ。分かるかな?」
(顔面舐めるやつがどこが紳士にゃん。気持ち悪いやつだにゃん。うぅ、でもクンニは気持ちいいにゃん……)
キャリィは俺が嫌い。でもクンニは好き。自分からおねだりするのはプライドが許さない。だから、察しろと言わんばかりに、少しずつ股が開かれていく。
がっ、おじさんはスルー。顔を真赤にして、横目でチラチラと見てくるキャリィを徹底的に、無視する。
(うぅぅ……こいつ性格悪いにゃん! 女の子が体を開いたら、察してあげるのが男ってもんにゃのに)
「そうだねぇ。受け身の女は、そういうおめでたい発想をするよねぇ」
(げぇっ、キャリィの考えてることがもろバレだって、すっかり忘れてたにゃん。こいつ分かっててやってるにゃん。ムカつくやつにゃん)
「で、どうすんの? 今日しか体験できないクンニ。して欲しいの?」
(きょ、今日しか……うぅぅぅっ)
「……キャリィのあそこ、舐めてもいいにゃんよ?」
「舐めてください、だろ。このヴォケ」
(ひーん! こいつ怖いにゃんよぉ! 機嫌を損ねたら殺されそうにゃん。ここは黙って従う振りをして乗り切るにゃん。だから、べ、別に恥ずかしくないにゃん)
「……キャ、キャリィの……あそこ……ぺろぺろして欲しいにゃん……っ」
(あーっ、これ超恥ずかしいにゃん。最悪にゃん……あぁっ、やっぱり気持ちいいにゃぁん……っ)
両手で自分の口を抑え、息を殺すキャリィ。色々とダダ漏れなのだが、クンニの快楽ですっかり忘れているようだ。
(にゃぁぁ……クリちゃんっ、びりびりするにゃっ、ん……イクっ)
本日最初のアクメを迎えたキャリィは、メスの顔を見せまいと、両腕で自分の顔を覆い隠す。だが、股は開かれたままであり、ビクビクと跳ねる肢体が丸見えだった。もうすっかり抵抗の意思がなくなっている。
「どう? 気持ちいいだろ? 気に入ったなら、ルークにも頼んでみろよ」
「はぁはぁ……うるさいにゃん」
(る、ルークも舐めてくれるかにゃあ……っ)
俺はたびたびルークの名前を出す。その理由は、好きでもない男に抱かれている現実を見せつけるためであり、ルークに俺がキャリィを汚したことを遠回しに匂わせるためである。
広場であれだけのことをして、男女が密室で一週間を過ごすとなれば、性行為があったことは誰もが確信することだろう。しかし、プレイ内容という具体的な話が、ルークの精神を攻撃するのだ。
(うーん、ルークに頼もうかにゃあ。ムカつくこいつにされてこんなに気持ちいいんだから、好きな人にして貰ったらもっと気持ちいいはずにゃ……うにゃっ!?)
クンニの余韻で頭がパァになっているキャリィ。アクメ顔を隠す両腕を掴んでどかし、ニチャァと笑って覗き込む。
うるんだ瞳を見つめながら、御開帳されたままの股に、怒り狂う我が息子をしれっと挿入してやった。
「ふーん、ガバガバかと思ったけど、意外と締まりがいいな」
「やっ、止めるにゃん! 抜くにゃん!!」
膣内に溜まった愛液を竿全体に馴染ませるように動く。キャリィの精神的な拒絶は、膣内に締まりを生み、俺に快楽を与えてくれる。
「なんだ、意外とノリノリじゃん。こんなに締め付けて、おじさんのチンチンを受け入れちゃってるじゃん」
「違うにゃん! はーなーれーるーにゃぁぁん!」
両腕を掴まれ、巨漢の俺に覆いかぶされたキャリィの抵抗などお遊びに等しい。敗者に相応しい格好だ。
それでも抵抗には変わりなく、俺もそれを阻止しようと、打ち付けるような腰振りになる。それが図らずも快楽を生むのだから、レ○プは楽しい。
心の通った男女の正常位なら、男が腰を揺するように振る。だが、覆いかぶさった状態で下半身を打ち付けるようにすると、通常とは違う角度になる。ひだ肉に擦り付けるように奥へと進むのだ。これが強い快感を与えてくれる。
「あー、そろそろ出そうっ。中に出すから!」
「ひっ、いやっ、止めるにゃん!!」
「キャリィちゃんは嘘つきだからっ、中に出すねっ!!」
「やだっ、止めてっ、キャリィがっ、キャリィが悪かったにゃん! だからっ、止め――」
「あー、出る出る! 好きでもない男の精液を子宮で飲んで、ママになれっ!!」
のしかかり、最も奥に息子を擦り付ける。やかましい口は、おじさんの唇で塞ぐ。上の口と、下の口。ぶちゅうっとキスをしながら、煮えたぎる精液を注ぎ込んだ……。
「うぅ……ぐすっ、このくず……っ」
「何だ、知らなかったのか。おめでたいやつだなァ!」
俺が今までこいつに優しくしていた理由は、ひとえに敵の心を汚すためである。想像していたより優しいと思わせて警戒心を薄れさせ、油断した頃に中出しという屈辱を与える。
キャリィの心はぐちゃぐちゃになっていることだろう。それを想像すると、満足したはずの息子は衰えない。だから、続けて二発目へと腰を打ち付ける。
(にゃっ、にゃんで……出したはずにゃん。どうしてまた動くにゃん……っ!?)
「あのさぁ、ガキのセックスじゃねぇんだから、一発出しただけで終わるわけがないだろ」
(う、嘘にゃ嘘にゃ! だってルークは、男は誰でも一発出したら休憩しないといけないって……)
「青臭いガキの経験なんざ、クソの役にも立たねぇよ! 俺のチンコが立っている。それがすべてだろうがっ。オラッ、分かったらさっさと中古まんこ締めろ」
(にゃおっ、にゃぉぉぉ……っ。激しい……こんなの反則にゃん……っ)
奥を突くたびに中は力強く締まり、短い吐息を吐き出すキャリィ。乱暴な腰振りで感じるとは、受け身の女らしいのか、こいつの性なのか。
(もうっ、こうなったらっ、耐えるしかっ、ないにゃん! さっさとイかせてっ、開放して貰うにゃっ、んんっ)
「おうおう、頑張って締めろよ。俺を満足させたら開放してやるからよぉ。まぁ、お前にはムリだがなっ」
(ふん、男なんてチョロイにゃん。キャリィがちょっと本気を出せば……っ!? こいつのチンチン、奥に当たるにゃんっ!)
「あっ、あぁっ、にゃぁぁ……っ」
「おや? エッチな声が出ちゃってるね? どうしたのかな? 気持ちいいのかな? ルークのチンチンじゃぁ、届かないところに当たっちゃってるのかな?」
「うっ、うぅぅぅ……うるさいにゃんっ」
恋人より優れたものなど居ない。そういった幻想を抱くのは人として当然だ。身持ちの固い相手が、自分にだけ見せるはずの痴態。そういったことに特別感と満足感を得る。これは相手にも同じことが言える。
「好きな人が居るのに、嫌いな人のチンポで感じる気分はどうだ!?」
(……っ、キャリィは……淫乱なんかじゃっ、ないっ、にゃん……)
「じゃあ止めよう。おじさんも腰振るの疲れたし」
情熱的に打ち付けていた腰をピタリと止め、瞳を見つめる。他のことは何もしない。
(そ、そんにゃ……もうちょっとで、イけそうだったのに……っ)
「イキたいなら、嘘でもいいから言ってごらん。おじさんの太くて長くて硬いチンチンは、誰のチンチンより気持ちいいんだ?」
他人のつばが付いた女は敬遠されがちだが、他人の女だからこそ、得られるものがある。それこそが――。
「ルークのチンチンより気持ちいいにゃん……っ!」
これだ。別に嘘でもいいから、この言葉が聞きたいのだ。嘘でも言わないはずの言葉を、言わせる。別の選択肢を与え、惑わせる。相手を汚した実感が湧く。この意地悪が楽しくてしょうがない。
寝取り、寝取られが好きなわけじゃない。ただ、快楽に堕ちる女の子を見るのがたまらなく好きなだけだ。
「……っ、ふっ、にゃっ……あっっ」
「誰も見てないぞ。俺とお前のふたりきりだ。もっとメスの自分をさらけ出せ!」
(うっ、嫌いなはずのっ、男にっ、犯されてるのにっ、気持ちいいにゃぁ。あっ、あぁ……キたっ)
「にゃぁっ、んんっ、うにゃぁ……あっぁぁっ!」
二度目のアクメの締め付けが、暴れ狂う息子を締め上げ説得してくる。溜めていた精液をどくどくと吐き出すと、いくらか頭がすっきりした。
「ふぅふぅっ……っっ」
「……それじゃ、三回戦やろっか」
(え……っ? こいつ、どれだけする気にゃん……?)
俺の気が済むまでだよ。とっておきの道具もあるし、まだまだ弄ぶさ。
あとがき
節子、これエロちゃう。ギャグや…
前編と後編に分けます
完全に作者の都合なんで活動報告にでもちょろっと書こうかと…
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ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
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