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ギルド職員編

キャリィを犯す 前編 #30

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 運んできたキャリィちゃんを、寝室のベッドに投げ捨てる。


「う゛に゛ゃっ!」


 泣きはらして意識が朦朧としていたのだろうが、これで目覚めたはず。キャリィちゃんは獣人であり、色々と俺に迷惑をかけてくれた極悪人だ。相手が獣なら、こちらも野獣になろう。見とけよ見とけよ……違うけど。


「それじゃ、ヤろうか。キャリィちゃんもいい加減に、覚悟できたでしょ?」

「くっ、この外道。女の子を肉欲のはけ口だとしか思ってないお前なんかに――」


 お決まりのセリフだろう。まったく、これだからバカまんこは困る。


「俺は女性を崇拝している。女性は強く賢く美しい。だからこそ、苦労して夜をともにする喜びがあるんだよ。お前は含まれないけどな!」

「ひぃっ、いきなり叫ぶにゃ……っ」


 手紙を盗んだり、転び屋を差し向けたり。小賢しい手は嫌いではない。だから、ルークを追い詰めたとき、キャリィがどのような行動を取るか期待していた。


 だが、こいつはただ泣きながら助けを求めただけ。強い男の権力を笠に着るだけの無能だ。


「お前のような、男に媚びることしか能がない、絵に書いたバカまんこを見ると、俺の信じるものが壊れる」


 革鎧の紐を乱暴に外し、衣服は破り捨てる。飾り気のない黒のパンティも同様だ。


 涙の後が光る頬を舐め上げ、首筋に噛み付く。貧相な胸を鷲掴みしながら、ある質問をする。


「ルークとは何回したのかな?」

「答えるつもりはないにゃんっ」

「ほうほう、数え切れないほどね。でもせっかくだし答えてよ」

「痛っ、この下手くそっ」

「チッ、うるせーな。反省してまーす」


 炭鉱夫生活は性行為とは無縁であり、アルバに戻ってきてからも、発散できたのは昨日の一発だけ。このオナホがぶっ壊れるまで犯す。その前に、聞いておきたいことがあるのだ。


 まずは新スキルの【ソウルリンク】をキャリィに発動する。こいつは使用者と対象の心をつなげるスキル。つまり、相手の考えたことが分かるスキルである。


(あー、テステス)

(何にゃこれ!? こいつの声が頭に響いてくるにゃん……)

「誰とでも分け隔てなく分かり合える、そんなスキルさ。それより、俺のポストにいたずらしたのは、お前か? 転び屋を差し向けたのも、お前か?」

(うっ、キャリィの仕業だってバレてるにゃん……)

「正直に話したら許してやるぞ」

(嘘だにゃん。話したらもっと酷い目に合うにゃん。どうしたら……そうにゃ! しらばっくれるにゃん!!)

「知ーらないにゃーん」


 こ、こいつ。まるで反省していない。さも名案のように思っているが、それで誰を騙せるというのか。


 あまりのアホさに怒りは薄れてしまった。宣言したとおり、あそこの味を確かめてやろう。


「ひぃっ、どっ、どこ舐めてるにゃん!?」

「はぁ? クンニなんて普通のプレイだろうが」

(こ、こんなの知らないにゃん。ルークは舐めてくれたことないにゃん)

「おやおや、恋人に舐められたことないのか。可哀相にねぇ。まぁ、仕方がないさ。こんな小便臭いあそこを舐めてあげるのは、俺くらいなもんさ」

(そ、そうなのにゃん……? うくっ、ちょっと気持ちいいにゃん……)


 ぶち犯す宣言をして脅しまくったので、怖くてチビってしまったのだろう。顔を近づけたときから、股ぐらの熱に混ざってアンモニアの匂いが鼻をくすぐる。


「あー、臭い。臭いなぁ。これじゃ恋人も舐めてくれないだろうなぁ」

(そんなに臭いのにゃん……? さっきチビってしまったせいにゃん。きっとそうにゃん!)

「でもルークに舐められたことないんだろ? あーあ、可哀相に。クンニの快楽を知らないなんて人生損してるよ」

「にゃぅっ、うぅ……」

(熱い舌でクリちゃん舐め上げられたら……すごく気持ちいいにゃん……っ)


 あそこの味は、舌をつんつんと叩く刺激的なお味だ。目的は果たした。


 キャリィの呼吸が早く荒くなる。すっかりクンニが好きになってしまったようで、俺の頬を挟み込む力が弱くなっていた。


「……はい、おしまい。クンニはおしまい」

(いいところだったのににゃぁ……はっ!? 違うにゃん! 気持ちよくなんてないにゃん!)

「おじさんはこう見えて紳士でさ。嫌がる女の子にクンニはしないわけ。分かるかな?」

(顔面舐めるやつがどこが紳士にゃん。気持ち悪いやつだにゃん。うぅ、でもクンニは気持ちいいにゃん……)


 キャリィは俺が嫌い。でもクンニは好き。自分からおねだりするのはプライドが許さない。だから、察しろと言わんばかりに、少しずつ股が開かれていく。


 がっ、おじさんはスルー。顔を真赤にして、横目でチラチラと見てくるキャリィを徹底的に、無視する。


(うぅぅ……こいつ性格悪いにゃん! 女の子が体を開いたら、察してあげるのが男ってもんにゃのに)

「そうだねぇ。受け身の女は、そういうおめでたい発想をするよねぇ」

(げぇっ、キャリィの考えてることがもろバレだって、すっかり忘れてたにゃん。こいつ分かっててやってるにゃん。ムカつくやつにゃん)

「で、どうすんの? 今日しか体験できないクンニ。して欲しいの?」

(きょ、今日しか……うぅぅぅっ)

「……キャリィのあそこ、舐めてもいいにゃんよ?」

「舐めてください、だろ。このヴォケ」

(ひーん! こいつ怖いにゃんよぉ! 機嫌を損ねたら殺されそうにゃん。ここは黙って従う振りをして乗り切るにゃん。だから、べ、別に恥ずかしくないにゃん)

「……キャ、キャリィの……あそこ……ぺろぺろして欲しいにゃん……っ」

(あーっ、これ超恥ずかしいにゃん。最悪にゃん……あぁっ、やっぱり気持ちいいにゃぁん……っ)


 両手で自分の口を抑え、息を殺すキャリィ。色々とダダ漏れなのだが、クンニの快楽ですっかり忘れているようだ。


(にゃぁぁ……クリちゃんっ、びりびりするにゃっ、ん……イクっ)


 本日最初のアクメを迎えたキャリィは、メスの顔を見せまいと、両腕で自分の顔を覆い隠す。だが、股は開かれたままであり、ビクビクと跳ねる肢体が丸見えだった。もうすっかり抵抗の意思がなくなっている。


「どう? 気持ちいいだろ? 気に入ったなら、ルークにも頼んでみろよ」

「はぁはぁ……うるさいにゃん」

(る、ルークも舐めてくれるかにゃあ……っ)


 俺はたびたびルークの名前を出す。その理由は、好きでもない男に抱かれている現実を見せつけるためであり、ルークに俺がキャリィを汚したことを遠回しに匂わせるためである。


 広場であれだけのことをして、男女が密室で一週間を過ごすとなれば、性行為があったことは誰もが確信することだろう。しかし、プレイ内容という具体的な話が、ルークの精神を攻撃するのだ。


(うーん、ルークに頼もうかにゃあ。ムカつくこいつにされてこんなに気持ちいいんだから、好きな人にして貰ったらもっと気持ちいいはずにゃ……うにゃっ!?)


 クンニの余韻で頭がパァになっているキャリィ。アクメ顔を隠す両腕を掴んでどかし、ニチャァと笑って覗き込む。


 うるんだ瞳を見つめながら、御開帳されたままの股に、怒り狂う我が息子をしれっと挿入してやった。


「ふーん、ガバガバかと思ったけど、意外と締まりがいいな」

「やっ、止めるにゃん! 抜くにゃん!!」


 膣内に溜まった愛液を竿全体に馴染ませるように動く。キャリィの精神的な拒絶は、膣内に締まりを生み、俺に快楽を与えてくれる。


「なんだ、意外とノリノリじゃん。こんなに締め付けて、おじさんのチンチンを受け入れちゃってるじゃん」

「違うにゃん! はーなーれーるーにゃぁぁん!」


 両腕を掴まれ、巨漢の俺に覆いかぶされたキャリィの抵抗などお遊びに等しい。敗者に相応しい格好だ。


 それでも抵抗には変わりなく、俺もそれを阻止しようと、打ち付けるような腰振りになる。それが図らずも快楽を生むのだから、レ○プは楽しい。


 心の通った男女の正常位なら、男が腰を揺するように振る。だが、覆いかぶさった状態で下半身を打ち付けるようにすると、通常とは違う角度になる。ひだ肉に擦り付けるように奥へと進むのだ。これが強い快感を与えてくれる。


「あー、そろそろ出そうっ。中に出すから!」

「ひっ、いやっ、止めるにゃん!!」

「キャリィちゃんは嘘つきだからっ、中に出すねっ!!」

「やだっ、止めてっ、キャリィがっ、キャリィが悪かったにゃん! だからっ、止め――」

「あー、出る出る! 好きでもない男の精液を子宮で飲んで、ママになれっ!!」


 のしかかり、最も奥に息子を擦り付ける。やかましい口は、おじさんの唇で塞ぐ。上の口と、下の口。ぶちゅうっとキスをしながら、煮えたぎる精液を注ぎ込んだ……。


「うぅ……ぐすっ、このくず……っ」

「何だ、知らなかったのか。おめでたいやつだなァ!」


 俺が今までこいつに優しくしていた理由は、ひとえに敵の心を汚すためである。想像していたより優しいと思わせて警戒心を薄れさせ、油断した頃に中出しという屈辱を与える。


 キャリィの心はぐちゃぐちゃになっていることだろう。それを想像すると、満足したはずの息子は衰えない。だから、続けて二発目へと腰を打ち付ける。


(にゃっ、にゃんで……出したはずにゃん。どうしてまた動くにゃん……っ!?)

「あのさぁ、ガキのセックスじゃねぇんだから、一発出しただけで終わるわけがないだろ」

(う、嘘にゃ嘘にゃ! だってルークは、男は誰でも一発出したら休憩しないといけないって……)

「青臭いガキの経験なんざ、クソの役にも立たねぇよ! 俺のチンコが立っている。それがすべてだろうがっ。オラッ、分かったらさっさと中古まんこ締めろ」

(にゃおっ、にゃぉぉぉ……っ。激しい……こんなの反則にゃん……っ)


 奥を突くたびに中は力強く締まり、短い吐息を吐き出すキャリィ。乱暴な腰振りで感じるとは、受け身の女らしいのか、こいつの性なのか。


(もうっ、こうなったらっ、耐えるしかっ、ないにゃん! さっさとイかせてっ、開放して貰うにゃっ、んんっ)

「おうおう、頑張って締めろよ。俺を満足させたら開放してやるからよぉ。まぁ、お前にはムリだがなっ」

(ふん、男なんてチョロイにゃん。キャリィがちょっと本気を出せば……っ!? こいつのチンチン、奥に当たるにゃんっ!)

「あっ、あぁっ、にゃぁぁ……っ」

「おや? エッチな声が出ちゃってるね? どうしたのかな? 気持ちいいのかな? ルークのチンチンじゃぁ、届かないところに当たっちゃってるのかな?」

「うっ、うぅぅぅ……うるさいにゃんっ」


 恋人より優れたものなど居ない。そういった幻想を抱くのは人として当然だ。身持ちの固い相手が、自分にだけ見せるはずの痴態。そういったことに特別感と満足感を得る。これは相手にも同じことが言える。


「好きな人が居るのに、嫌いな人のチンポで感じる気分はどうだ!?」

(……っ、キャリィは……淫乱なんかじゃっ、ないっ、にゃん……)

「じゃあ止めよう。おじさんも腰振るの疲れたし」


 情熱的に打ち付けていた腰をピタリと止め、瞳を見つめる。他のことは何もしない。


(そ、そんにゃ……もうちょっとで、イけそうだったのに……っ)

「イキたいなら、嘘でもいいから言ってごらん。おじさんの太くて長くて硬いチンチンは、誰のチンチンより気持ちいいんだ?」


 他人のつばが付いた女は敬遠されがちだが、他人の女だからこそ、得られるものがある。それこそが――。


「ルークのチンチンより気持ちいいにゃん……っ!」


 これだ。別に嘘でもいいから、この言葉が聞きたいのだ。嘘でも言わないはずの言葉を、言わせる。別の選択肢を与え、惑わせる。相手を汚した実感が湧く。この意地悪が楽しくてしょうがない。


 寝取り、寝取られが好きなわけじゃない。ただ、快楽に堕ちる女の子を見るのがたまらなく好きなだけだ。


「……っ、ふっ、にゃっ……あっっ」

「誰も見てないぞ。俺とお前のふたりきりだ。もっとメスの自分をさらけ出せ!」

(うっ、嫌いなはずのっ、男にっ、犯されてるのにっ、気持ちいいにゃぁ。あっ、あぁ……キたっ)

「にゃぁっ、んんっ、うにゃぁ……あっぁぁっ!」


 二度目のアクメの締め付けが、暴れ狂う息子を締め上げ説得してくる。溜めていた精液をどくどくと吐き出すと、いくらか頭がすっきりした。


「ふぅふぅっ……っっ」

「……それじゃ、三回戦やろっか」

(え……っ? こいつ、どれだけする気にゃん……?)


 俺の気が済むまでだよ。とっておきの道具もあるし、まだまだ弄ぶさ。



 あとがき

節子、これエロちゃう。ギャグや…
前編と後編に分けます
完全に作者の都合なんで活動報告にでもちょろっと書こうかと…
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