83 / 230
夜鷹編
おまけ イケメンの勘違い
しおりを挟む
これは、クロノが北の森で暗殺者と戦っていた頃、あるイケメンの話である。
真昼のギルドの酒場に、男が遠征から帰ってきた。冒険者たちが出払い、飲んだくれがまばらに居るだけのギルドを見渡し、首をかしげる。
彼の名は、ライオネル。戦士でありながらPTメンバーを守るガードを名乗っている。どちらかといえば不遇職やロマン職に分類され、同じくロマン職のクロノのことを自分のことのように気にかけている。
「なぁ、クロノ見なかった? 今日もヒーラーやってないのか?」
――さ、さぁ……見てないぜ。
あれだけ存在感のある男の姿をまったく見かけないとなっては、偶然にしては出来すぎだ。疑問に思ったライオネルは、周囲の冒険者に聞いたが、話をはぐらかすだけで何の情報も得られない。
冒険者はクロノのように嘘が得意ではない。鈍感なライオネルであっても、隠し事をされていると気づくまでそう時間はかからなかった。
「……あいつ、厄介事に巻き込まれてるんじゃないだろうな」
下手に隠されたことで不安が募り、焦りを覚える。愚直に聞いて回って成果を得られなかったライオネルが、酒場の隅で深い息を吐いていると、女の冒険者が近寄ってきた。
――あのブサイクのこと、知りたい?
満面の笑みで救いの手を差し伸べる女冒険者を見て、ライオネルは内心、嫌な予感がした。それでも、せっかく見つけた手がかりを振り払う非情さはなく、条件付きで探って貰えることになった。
数日が経過し、あの女冒険者がやってきた。ぞろぞろと見たことのある女たちを引き連れて。いずれも組んだことのある女冒険者だ。普段なら【アクセル】で逃げ出していたことだろう。
周囲の女たちは、ライオネルとパーティーを組んでくれるという条件に釣られて、ギルドが出した箝口令を破って情報提供したらしい。とくに罰則がないので、女たちが口を閉ざす理由はなかった。
「クロノが夜鷹に狙われてるだって!? しかも、居場所は分からない!?」
クロノがヤバい。そんなことは分かっているが、それ以外のことは本当に誰も知らない。それがいかにまずい状況であるか、察するに余りある。
冷や汗を流し、すぐにでもクロノを探しに行こうとしたライオネルの腕に、背中に、首に……捕食者もとい女たちの手が絡みつく。見返りを求められ、舌の根も乾かぬうちに振り払うゲスさを彼は持たなかった。
「きょ、今日は東の森に行こうかな……?」
じゃんけんで選ばれた女冒険者たちとともに冒険に出る。ただ、ライオネルには別の思惑がある。約束を守ると同時に、クロノを探していた。
女冒険者たちも時折ライオネルに熱い眼差しを向けるが、命がかかっていることなので基本的に真面目に戦ってくれる。だからライオネルは頭を抱えずに済む。遠征さえ断れば、襲われることはないのだ。
そんな生活を続けていたが、クロノは見つからない。ギルドでも時折、クロノの名前が上がるようになっていた。
クロノは冒険者としては微妙だが、ヒーラーとしては真面目で平等だった。クロノが抜けただけで他のヒーラーたちは早々にギブアップし、ギルドはプチヒーラーショックに見舞われる。
そのツケが小人族に回る。今も必死にポーションを作っているであろう小人族ことミラとティミの動きを遅れさせる要因にもなった。
ライオネルのように、冒険の合間にクロノを探す者も増えたが、やはり見つからない。クロノは誰も巻き込むまいと、北の森のさらに奥地に生息していた。日帰りが多いアルバの冒険者の活動範囲からかけ離れている。
クロノは死んでしまったのでは? 暗い噂がポツポツと聞こえ始めるが、ライオネルはクロノが生きていることを信じていた。
ある日、ライオネルが冒険から戻ってくると、門が騒がしい。【アクセル】で駆けつけると、門番たちが魔物と戦っている。
腹が出ており、緑色の肌をした醜悪な魔物……オークだった。
ライオネルは加勢するかと思いきや……オークと門番の間に立ち、戦いを制止した。そして、オークに語りかけた。
「待ってくれ! クロノ! お前、クロノなんだろう!?」
門番たちがざわつく。ライオネルに賛同するものも現れる。しかし、門番のガイルはきっぱりと否定する。
「ライオネル! あれはオークだ! ブサクロノじゃない!」
「いいや、俺には分かる! あれは絶対、クロノだ!」
「なぜそう言える!? 我々に襲いかかってきたんだぞ!?」
「クロノは夜鷹に狙われてる。長く苦しい戦いのなかで、自分を見失ってるだけなんだ!」
「なん……だと……? いいや、ありえん! あれはオークだ! 衛兵、構えろ!」
ガイルは町の守備隊長として、部下の命を預かっている。不確かな情報では、動けない。
「お願いだ、待ってくれ! 話をさせてくれ!」
ライオネルは両手を広げ、オークを庇う。その気迫に押され、衛兵たちが再びざわついた。
ライオネルはオークに振り返り、話しかける。
「クロノ……お前、クロノだろ? なに棍棒なんて持ってるんだよ。似合いすぎだぜ。それじゃ、オークと間違われてもしょうがねぇよ、はははっ」
オークは薄汚い腰巻きに、棍棒を持っていた。オークの標準装備なのだが、ライオネルの考えは違った。
「でも、仕方ねぇよな。満足に補給もできない場所で、ひとり戦ってたんだろ? 生きるために何でもする。その強さを笑っちゃダメだよな」
では、どうして門番に襲いかかったのか? その疑問についても、彼なりの考えがあるようだ。
「お前……怖いんだろ? 誰が自分の味方なのか、分からなくなってるんだろ? 仕方ねぇよな。だっていきなり命を狙われてさ……信じるのは難しいよな」
ライオネルが優しく語りかけながら、一歩踏み出す。オークは、一歩後ずさった。
「大丈夫だ。怖くないさ。俺たち、友達じゃないか! そんで俺は、ガードだ! 夜鷹からお前を守ってやるよ!」
オークは動揺していた。言葉の意味はほとんど分からないが、なぜか獲物が優しく笑いながら近寄ってくるのだ。
もしオークが喋れるのなら、きっとこう言うだろう。
『なに、こいつ……怖い』
顔から戦意が薄れたと思ったライオネルは、オークをクロノだと確信した。振り返り、門番たちにこのオークがクロノであることを証明した。
「ほら、やっぱりこいつはクロノだ。今は混乱してるだけで、そのうちまたバカみたいなことを言ってくるさ」
――本当に、ブサクロノなのか……?
――俺は信じる。ライオネルさんが言うなら、きっとブサクロノだ。
――ガイル隊長……自分はっ、自分はっっっ! 信じます!!
流れが変わり、門番たちは次々と武器を下ろした。部下の意見を聞くのも守備隊長としての務め。ガイルもまた、信じて武器を下ろしかけた次の瞬間――。
「みんなで暖かく迎えてやろうぜ……ぐぇぇっ!」
ライオネルは後ろからオークに殴られた。もうお分かりだろう。
「やっぱり、オークじゃないか!!」
――よ、要救助者一名!!
――あー、まじで見分けつかないもんなぁ。
その後、オークは討伐され、伸びていたライオネルも救助された。
真昼のギルドの酒場に、男が遠征から帰ってきた。冒険者たちが出払い、飲んだくれがまばらに居るだけのギルドを見渡し、首をかしげる。
彼の名は、ライオネル。戦士でありながらPTメンバーを守るガードを名乗っている。どちらかといえば不遇職やロマン職に分類され、同じくロマン職のクロノのことを自分のことのように気にかけている。
「なぁ、クロノ見なかった? 今日もヒーラーやってないのか?」
――さ、さぁ……見てないぜ。
あれだけ存在感のある男の姿をまったく見かけないとなっては、偶然にしては出来すぎだ。疑問に思ったライオネルは、周囲の冒険者に聞いたが、話をはぐらかすだけで何の情報も得られない。
冒険者はクロノのように嘘が得意ではない。鈍感なライオネルであっても、隠し事をされていると気づくまでそう時間はかからなかった。
「……あいつ、厄介事に巻き込まれてるんじゃないだろうな」
下手に隠されたことで不安が募り、焦りを覚える。愚直に聞いて回って成果を得られなかったライオネルが、酒場の隅で深い息を吐いていると、女の冒険者が近寄ってきた。
――あのブサイクのこと、知りたい?
満面の笑みで救いの手を差し伸べる女冒険者を見て、ライオネルは内心、嫌な予感がした。それでも、せっかく見つけた手がかりを振り払う非情さはなく、条件付きで探って貰えることになった。
数日が経過し、あの女冒険者がやってきた。ぞろぞろと見たことのある女たちを引き連れて。いずれも組んだことのある女冒険者だ。普段なら【アクセル】で逃げ出していたことだろう。
周囲の女たちは、ライオネルとパーティーを組んでくれるという条件に釣られて、ギルドが出した箝口令を破って情報提供したらしい。とくに罰則がないので、女たちが口を閉ざす理由はなかった。
「クロノが夜鷹に狙われてるだって!? しかも、居場所は分からない!?」
クロノがヤバい。そんなことは分かっているが、それ以外のことは本当に誰も知らない。それがいかにまずい状況であるか、察するに余りある。
冷や汗を流し、すぐにでもクロノを探しに行こうとしたライオネルの腕に、背中に、首に……捕食者もとい女たちの手が絡みつく。見返りを求められ、舌の根も乾かぬうちに振り払うゲスさを彼は持たなかった。
「きょ、今日は東の森に行こうかな……?」
じゃんけんで選ばれた女冒険者たちとともに冒険に出る。ただ、ライオネルには別の思惑がある。約束を守ると同時に、クロノを探していた。
女冒険者たちも時折ライオネルに熱い眼差しを向けるが、命がかかっていることなので基本的に真面目に戦ってくれる。だからライオネルは頭を抱えずに済む。遠征さえ断れば、襲われることはないのだ。
そんな生活を続けていたが、クロノは見つからない。ギルドでも時折、クロノの名前が上がるようになっていた。
クロノは冒険者としては微妙だが、ヒーラーとしては真面目で平等だった。クロノが抜けただけで他のヒーラーたちは早々にギブアップし、ギルドはプチヒーラーショックに見舞われる。
そのツケが小人族に回る。今も必死にポーションを作っているであろう小人族ことミラとティミの動きを遅れさせる要因にもなった。
ライオネルのように、冒険の合間にクロノを探す者も増えたが、やはり見つからない。クロノは誰も巻き込むまいと、北の森のさらに奥地に生息していた。日帰りが多いアルバの冒険者の活動範囲からかけ離れている。
クロノは死んでしまったのでは? 暗い噂がポツポツと聞こえ始めるが、ライオネルはクロノが生きていることを信じていた。
ある日、ライオネルが冒険から戻ってくると、門が騒がしい。【アクセル】で駆けつけると、門番たちが魔物と戦っている。
腹が出ており、緑色の肌をした醜悪な魔物……オークだった。
ライオネルは加勢するかと思いきや……オークと門番の間に立ち、戦いを制止した。そして、オークに語りかけた。
「待ってくれ! クロノ! お前、クロノなんだろう!?」
門番たちがざわつく。ライオネルに賛同するものも現れる。しかし、門番のガイルはきっぱりと否定する。
「ライオネル! あれはオークだ! ブサクロノじゃない!」
「いいや、俺には分かる! あれは絶対、クロノだ!」
「なぜそう言える!? 我々に襲いかかってきたんだぞ!?」
「クロノは夜鷹に狙われてる。長く苦しい戦いのなかで、自分を見失ってるだけなんだ!」
「なん……だと……? いいや、ありえん! あれはオークだ! 衛兵、構えろ!」
ガイルは町の守備隊長として、部下の命を預かっている。不確かな情報では、動けない。
「お願いだ、待ってくれ! 話をさせてくれ!」
ライオネルは両手を広げ、オークを庇う。その気迫に押され、衛兵たちが再びざわついた。
ライオネルはオークに振り返り、話しかける。
「クロノ……お前、クロノだろ? なに棍棒なんて持ってるんだよ。似合いすぎだぜ。それじゃ、オークと間違われてもしょうがねぇよ、はははっ」
オークは薄汚い腰巻きに、棍棒を持っていた。オークの標準装備なのだが、ライオネルの考えは違った。
「でも、仕方ねぇよな。満足に補給もできない場所で、ひとり戦ってたんだろ? 生きるために何でもする。その強さを笑っちゃダメだよな」
では、どうして門番に襲いかかったのか? その疑問についても、彼なりの考えがあるようだ。
「お前……怖いんだろ? 誰が自分の味方なのか、分からなくなってるんだろ? 仕方ねぇよな。だっていきなり命を狙われてさ……信じるのは難しいよな」
ライオネルが優しく語りかけながら、一歩踏み出す。オークは、一歩後ずさった。
「大丈夫だ。怖くないさ。俺たち、友達じゃないか! そんで俺は、ガードだ! 夜鷹からお前を守ってやるよ!」
オークは動揺していた。言葉の意味はほとんど分からないが、なぜか獲物が優しく笑いながら近寄ってくるのだ。
もしオークが喋れるのなら、きっとこう言うだろう。
『なに、こいつ……怖い』
顔から戦意が薄れたと思ったライオネルは、オークをクロノだと確信した。振り返り、門番たちにこのオークがクロノであることを証明した。
「ほら、やっぱりこいつはクロノだ。今は混乱してるだけで、そのうちまたバカみたいなことを言ってくるさ」
――本当に、ブサクロノなのか……?
――俺は信じる。ライオネルさんが言うなら、きっとブサクロノだ。
――ガイル隊長……自分はっ、自分はっっっ! 信じます!!
流れが変わり、門番たちは次々と武器を下ろした。部下の意見を聞くのも守備隊長としての務め。ガイルもまた、信じて武器を下ろしかけた次の瞬間――。
「みんなで暖かく迎えてやろうぜ……ぐぇぇっ!」
ライオネルは後ろからオークに殴られた。もうお分かりだろう。
「やっぱり、オークじゃないか!!」
――よ、要救助者一名!!
――あー、まじで見分けつかないもんなぁ。
その後、オークは討伐され、伸びていたライオネルも救助された。
5
お気に入りに追加
150
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる