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夜鷹編
ヘルム戦
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真夜中の北の森で、テレサちゃんとヘルムが戦っている。俺は一刻も早く駆けつけたい気持ちを堪えて、次々と現れる足止め役の構成員を処理していた。
ヘルムは間違いなく強敵だ。戦いに集中するために、邪魔者は確実に排除しておかなければ足元を救われる。頬を濡らす血を拭って、森を全速力で駆けた。
「……待ってろ、テレサちゃん!」
腐っても元アイン。その実力に、テレサとしての強い心が備わった。だからテレサちゃんが負けるはずがない。俺がたどり着いたときには、ヘルムを返り討ちにしてる可能性だってある。
焦る気持ちを諭すように物事を考える。もう誰かが死ぬのは嫌だった。
ようやく戦地に到着したとき、そこはとても静かだった。
月夜に照らし出されたのは、太い腕に首を掴まれ、宙吊りになっているテレサちゃんの姿だった……。
「その手を離せ! このチキン野郎!!」
周囲に戦いの痕跡は見られるが、肝心のヘルムは無傷だった。黒い布がまばらに浅く切られており、隙間から黒銀の鎧が見える。
それが抵抗の証? あのテレサちゃんが手も足も出ない相手だというのか。
「……ちっ。クズどもは足止めもできんのか。この場所が分かるということは、やはりお前がクロノで、このゴミを餌に使ったな?」
「だったらどうする? また逃げるか? 俺を見逃せば、絶対に後悔することになるぞ」
「私がここまでしたんだ。姿を見られたからには、お前も殺す。いや、珍しい魔術師だったか?」
テレサちゃんは、まだ微かに息がある。早く助け出したいが、それを悟られると返って首を締めることになる。今は、耐えるときだ。
「あぁ、闇と光の魔術師だ。世界にたった一人だけのレアモノだぜ。ザコじゃ俺を殺すことも捕まえることもできない。ヘルム……お前はどうかな?」
「クズどもに勝ったくらいでいきがるな。しかし、この私をおびき出したその執念には警戒の余地がある。特別に相手をしてやろう。生かすも殺すもあとで考えれば良い」
ヘルムがテレサちゃんを放り投げた。着地のときにうめき声が聞こえたから、やはりまだ生きている。駆けつけてあげたい。しかし、この男から視線を逸らすのは死を連想させる……。
「ヘルム……俺の人生をぶち壊したお前は絶対に許さない。クソほど煽り倒してやるよ。【ウィスパー】」
「その口から次に出るのは、血反吐だ。【ウィスパー】」
ウィスパー……それが戦いの合図だ。威勢のいいことを言ったが、ヘルムの能力は未知数。シャドーデーモンで身を守りながら、まずは実力を探る。
ヘルムが重心を落として、半身に構える。拳を握りしめ、右腕を突き出している。これはレンジャーの構えではない。まるで武術の型だ。
気が変わって逃げられたら困る。リスクを承知で、俺は盾を構えながらルーティンソードで斬りかかった。
「……ごっ、はぁっ!?」
間違いなく、俺は斬りかかった。それなのに、腹に強い衝撃が走ったと思ったら、吹き飛ばされていた。
息ができない。内臓をぶちまけたかと錯覚するほどの痛み。シャドーデーモンが数匹死んだが、すべてを抜かれたわけでもないのに、これほどのダメージを負うなどありえない。
ふらりと立ち上がって遠くのヘルムを見ると、やつの足元が陥没している。黒い布の肘が破れて、黒銀の防具の一部が顕になっていた。
肩口に斬りかかったのに、肘に当たる余地はない。そして剣の手応えもなかった。つまり、肘によるカウンターを食らったと考えるのが妥当だ。
これらの状況から考えると、ヘルムはこれまでの暗殺者とは気色が違う。
こいつの職は、拳闘士か!
武器を持たないからと油断していた。拳闘士にとって、全身が武器。冒険者としては極めて希少な職だが、対峙するとその厄介さが嫌でも分かる。
武器を使用した攻撃と違い、殴打による衝撃がシャドーデーモンという鎧を超えて、脆い内臓に直接届く。宣言通り、本当に血反吐をぶちまけることになるとは……っ。
実力は相手が数段上。そのうえ相性も最悪ときている。大口を叩いておいてなんてザマだ。勝てる光景がまったく浮かばない。
「ほぅ、一撃では死なんか。クズどもでは相手にならないわけだ。その渋とさがいつまで続くか見ものだな。【ウィスパー】」
先制攻撃を食らったあげく、十八番の煽りまでされてしまった。地面が陥没するほどの跳躍で、開いた距離を一瞬で詰めてくる気か。
痛すぎて頭が回らない。【ヒール】を使ってダメージは帳消しにできたが、卓越した身のこなしのヘルムに反撃する手段を見つけないとなぶり殺しにされてしまう。
まずは追撃を躱すことが先決だ。相手は跳躍している身。空中で方向転換はできないはず。俺は真横に飛んで、攻撃を躱した……その直後、意識が飛んだ。
木に叩きつけられた痛みで我に返る。確実に攻撃を避けたのに、頭が割れるように痛い。手を添えると、べっとりと血が付着している。
何かしらの攻撃を受けたのは間違いない。その正体が分からない。俺の動体視力では、ヘルムの動きを追うこともできないのか……。
こうなれば自分の視界を捨てる。目を閉じて、展開したシャドーデーモンの視界を貰う。
ヘルムがまた跳躍している。図らずとも先ほどと同じ展開だ。二度目にして、ようやくその正体が分かった。
ヘルムは何も特別なことはしていない。俺が攻撃を躱し、視線が切れたあとすぐに着地して、死角から頭部への一撃をお見舞いしてきただけ。
跳躍中に自在に着地するなど、ありえないことだ。それを可能にしているのが、ほぼ真横に飛び、足を畳んで浮いている状態を作り出す技術にある。足を伸ばすだけで、いつでもまた地面を蹴れるというわけだ。ふざけてやがる。
そのうえ攻撃の速度と威力が凄まじく、分かったところで魔術師の俺では対応できない。
仮に闇の感覚を使って下半身を強化しても、結果は変わらない。それほどの差がある。今こうして生きているのが不思議なくらいだ。
(……おかしい。なぜ、追撃をしない? 遊ばれているのか? 探られているのか? それとも――)
【ダークネス】を警戒しているのか。
あの破れた布から覗かせる黒銀の防具は、ハゲの装備と同程度のものだと仮定する。相当な名品なのだろうが、俺の最強スキル【ダークネス】なら傷を付けることができるのだろうか。
どうにかしてダークネスを当てないと、俺に勝機はない。安っぽい挑発に乗る間抜けでもない。
(だったら、当てる確率を上げてやる)
ヘルムが再び跳躍する。俺は愚直に避ける。そして頭部を殴られ、吹き飛ばされる。ここまでは同じ。違うのは、意図して吹き飛ばされた位置が、倒れたテレサちゃんの近くだということだ。
立ち上がることはせず、尻もちを付いたままずりずりと後ろに下がる。俺の表情は恐怖に歪んでいる。実際に怖いのだから、演技をするまでもなく、ヘルムにも伝わるだろう。
敵はそれでも油断しない。また跳躍からの攻撃をしてくる。その寸前で、とっておきのスキルを使う!
(【フラッシュ】からの、【ヒール】)
閃光に視界を奪われたヘルムが、俺の横を通り抜けて木々をなぎ倒していく。これではっきりした。ヘルムは【ダークネス】を警戒している。だから着地せず、間抜けだろうと距離を取る方法を選んだのだ。
握ったテレサちゃんの手が、ぴくりと動いた。もう一度【ヒール】を使って、瀕死だったライフを回復させる。
「うぅ……あんた……来たのね……っ」
「遅くなってごめん。一緒にヘルムを倒そう」
「倒すって言っても……あたしじゃ相手にならなかったわ……っ」
悔しそうに唇を噛むと、血が滴る。自傷ダメージは止めなさい。最後まで諦めない心が、勝利を呼ぶのだ。
にこりと微笑み、ぎゅっと手を握る。俺の意図を感じ取ってくれたのか、テレサちゃんの瞳に闘志が戻ってきた。
「……ふはははははっ! クロノォ……してやられたぞ。こんなくだらない目くらましを土壇場でしてくるとは……やはり厄介だな!
「眩しいだろ? 鉄仮面の下の間抜け面を拝めなくて残念だよ」
「ククク……二度目はないぞ。とっておきを使ってやりたかったことが、そこのクズを回復させることか? クズがどれだけ集まろうと、クズだ!」
「それはどうかな? 【ウィスパー】【エンチャント・ダークネス】」
テレサちゃんの双短剣に、ダークネスを付与する。俺ではヘルムに攻撃を当てることができない。だがテレサちゃんの速度なら、黒い刃がヘルムに届くはずだ!
「やるぞ、テレサちゃん! 悪党を退治して、自分の人生を掴み取れ!」
「えぇ、やってやるわよ! 絶対勝って、あのクソ野郎の顔面につばを吐きかけてやるんだからっ!」
それはおじさんにしてくれないか。勝ったときのご褒美に。
今は邪念を捨てる。リスクを承知で裏ボスを引っ張り出したんだ。勝ってすべてを終わらせる!
あとがき
今日マック行ったんですよマック。ポケGoのレイド目的で。そこそこ混んでて店員が可愛い子だったのでそっちに並んだんですよ。いざ自分の番になると可愛い店員さんが笑顔でお出迎え。1年ぶりくらいのマックだったしメニュー小さくて悩みまして、顔をあげたらくっそ不機嫌な表情してて興奮しました。そんな趣味ないはずなんですがクロノの性格を煮詰めてるうちにさむおも変わってたんですね。にちゃあ
ヘルムは間違いなく強敵だ。戦いに集中するために、邪魔者は確実に排除しておかなければ足元を救われる。頬を濡らす血を拭って、森を全速力で駆けた。
「……待ってろ、テレサちゃん!」
腐っても元アイン。その実力に、テレサとしての強い心が備わった。だからテレサちゃんが負けるはずがない。俺がたどり着いたときには、ヘルムを返り討ちにしてる可能性だってある。
焦る気持ちを諭すように物事を考える。もう誰かが死ぬのは嫌だった。
ようやく戦地に到着したとき、そこはとても静かだった。
月夜に照らし出されたのは、太い腕に首を掴まれ、宙吊りになっているテレサちゃんの姿だった……。
「その手を離せ! このチキン野郎!!」
周囲に戦いの痕跡は見られるが、肝心のヘルムは無傷だった。黒い布がまばらに浅く切られており、隙間から黒銀の鎧が見える。
それが抵抗の証? あのテレサちゃんが手も足も出ない相手だというのか。
「……ちっ。クズどもは足止めもできんのか。この場所が分かるということは、やはりお前がクロノで、このゴミを餌に使ったな?」
「だったらどうする? また逃げるか? 俺を見逃せば、絶対に後悔することになるぞ」
「私がここまでしたんだ。姿を見られたからには、お前も殺す。いや、珍しい魔術師だったか?」
テレサちゃんは、まだ微かに息がある。早く助け出したいが、それを悟られると返って首を締めることになる。今は、耐えるときだ。
「あぁ、闇と光の魔術師だ。世界にたった一人だけのレアモノだぜ。ザコじゃ俺を殺すことも捕まえることもできない。ヘルム……お前はどうかな?」
「クズどもに勝ったくらいでいきがるな。しかし、この私をおびき出したその執念には警戒の余地がある。特別に相手をしてやろう。生かすも殺すもあとで考えれば良い」
ヘルムがテレサちゃんを放り投げた。着地のときにうめき声が聞こえたから、やはりまだ生きている。駆けつけてあげたい。しかし、この男から視線を逸らすのは死を連想させる……。
「ヘルム……俺の人生をぶち壊したお前は絶対に許さない。クソほど煽り倒してやるよ。【ウィスパー】」
「その口から次に出るのは、血反吐だ。【ウィスパー】」
ウィスパー……それが戦いの合図だ。威勢のいいことを言ったが、ヘルムの能力は未知数。シャドーデーモンで身を守りながら、まずは実力を探る。
ヘルムが重心を落として、半身に構える。拳を握りしめ、右腕を突き出している。これはレンジャーの構えではない。まるで武術の型だ。
気が変わって逃げられたら困る。リスクを承知で、俺は盾を構えながらルーティンソードで斬りかかった。
「……ごっ、はぁっ!?」
間違いなく、俺は斬りかかった。それなのに、腹に強い衝撃が走ったと思ったら、吹き飛ばされていた。
息ができない。内臓をぶちまけたかと錯覚するほどの痛み。シャドーデーモンが数匹死んだが、すべてを抜かれたわけでもないのに、これほどのダメージを負うなどありえない。
ふらりと立ち上がって遠くのヘルムを見ると、やつの足元が陥没している。黒い布の肘が破れて、黒銀の防具の一部が顕になっていた。
肩口に斬りかかったのに、肘に当たる余地はない。そして剣の手応えもなかった。つまり、肘によるカウンターを食らったと考えるのが妥当だ。
これらの状況から考えると、ヘルムはこれまでの暗殺者とは気色が違う。
こいつの職は、拳闘士か!
武器を持たないからと油断していた。拳闘士にとって、全身が武器。冒険者としては極めて希少な職だが、対峙するとその厄介さが嫌でも分かる。
武器を使用した攻撃と違い、殴打による衝撃がシャドーデーモンという鎧を超えて、脆い内臓に直接届く。宣言通り、本当に血反吐をぶちまけることになるとは……っ。
実力は相手が数段上。そのうえ相性も最悪ときている。大口を叩いておいてなんてザマだ。勝てる光景がまったく浮かばない。
「ほぅ、一撃では死なんか。クズどもでは相手にならないわけだ。その渋とさがいつまで続くか見ものだな。【ウィスパー】」
先制攻撃を食らったあげく、十八番の煽りまでされてしまった。地面が陥没するほどの跳躍で、開いた距離を一瞬で詰めてくる気か。
痛すぎて頭が回らない。【ヒール】を使ってダメージは帳消しにできたが、卓越した身のこなしのヘルムに反撃する手段を見つけないとなぶり殺しにされてしまう。
まずは追撃を躱すことが先決だ。相手は跳躍している身。空中で方向転換はできないはず。俺は真横に飛んで、攻撃を躱した……その直後、意識が飛んだ。
木に叩きつけられた痛みで我に返る。確実に攻撃を避けたのに、頭が割れるように痛い。手を添えると、べっとりと血が付着している。
何かしらの攻撃を受けたのは間違いない。その正体が分からない。俺の動体視力では、ヘルムの動きを追うこともできないのか……。
こうなれば自分の視界を捨てる。目を閉じて、展開したシャドーデーモンの視界を貰う。
ヘルムがまた跳躍している。図らずとも先ほどと同じ展開だ。二度目にして、ようやくその正体が分かった。
ヘルムは何も特別なことはしていない。俺が攻撃を躱し、視線が切れたあとすぐに着地して、死角から頭部への一撃をお見舞いしてきただけ。
跳躍中に自在に着地するなど、ありえないことだ。それを可能にしているのが、ほぼ真横に飛び、足を畳んで浮いている状態を作り出す技術にある。足を伸ばすだけで、いつでもまた地面を蹴れるというわけだ。ふざけてやがる。
そのうえ攻撃の速度と威力が凄まじく、分かったところで魔術師の俺では対応できない。
仮に闇の感覚を使って下半身を強化しても、結果は変わらない。それほどの差がある。今こうして生きているのが不思議なくらいだ。
(……おかしい。なぜ、追撃をしない? 遊ばれているのか? 探られているのか? それとも――)
【ダークネス】を警戒しているのか。
あの破れた布から覗かせる黒銀の防具は、ハゲの装備と同程度のものだと仮定する。相当な名品なのだろうが、俺の最強スキル【ダークネス】なら傷を付けることができるのだろうか。
どうにかしてダークネスを当てないと、俺に勝機はない。安っぽい挑発に乗る間抜けでもない。
(だったら、当てる確率を上げてやる)
ヘルムが再び跳躍する。俺は愚直に避ける。そして頭部を殴られ、吹き飛ばされる。ここまでは同じ。違うのは、意図して吹き飛ばされた位置が、倒れたテレサちゃんの近くだということだ。
立ち上がることはせず、尻もちを付いたままずりずりと後ろに下がる。俺の表情は恐怖に歪んでいる。実際に怖いのだから、演技をするまでもなく、ヘルムにも伝わるだろう。
敵はそれでも油断しない。また跳躍からの攻撃をしてくる。その寸前で、とっておきのスキルを使う!
(【フラッシュ】からの、【ヒール】)
閃光に視界を奪われたヘルムが、俺の横を通り抜けて木々をなぎ倒していく。これではっきりした。ヘルムは【ダークネス】を警戒している。だから着地せず、間抜けだろうと距離を取る方法を選んだのだ。
握ったテレサちゃんの手が、ぴくりと動いた。もう一度【ヒール】を使って、瀕死だったライフを回復させる。
「うぅ……あんた……来たのね……っ」
「遅くなってごめん。一緒にヘルムを倒そう」
「倒すって言っても……あたしじゃ相手にならなかったわ……っ」
悔しそうに唇を噛むと、血が滴る。自傷ダメージは止めなさい。最後まで諦めない心が、勝利を呼ぶのだ。
にこりと微笑み、ぎゅっと手を握る。俺の意図を感じ取ってくれたのか、テレサちゃんの瞳に闘志が戻ってきた。
「……ふはははははっ! クロノォ……してやられたぞ。こんなくだらない目くらましを土壇場でしてくるとは……やはり厄介だな!
「眩しいだろ? 鉄仮面の下の間抜け面を拝めなくて残念だよ」
「ククク……二度目はないぞ。とっておきを使ってやりたかったことが、そこのクズを回復させることか? クズがどれだけ集まろうと、クズだ!」
「それはどうかな? 【ウィスパー】【エンチャント・ダークネス】」
テレサちゃんの双短剣に、ダークネスを付与する。俺ではヘルムに攻撃を当てることができない。だがテレサちゃんの速度なら、黒い刃がヘルムに届くはずだ!
「やるぞ、テレサちゃん! 悪党を退治して、自分の人生を掴み取れ!」
「えぇ、やってやるわよ! 絶対勝って、あのクソ野郎の顔面につばを吐きかけてやるんだからっ!」
それはおじさんにしてくれないか。勝ったときのご褒美に。
今は邪念を捨てる。リスクを承知で裏ボスを引っ張り出したんだ。勝ってすべてを終わらせる!
あとがき
今日マック行ったんですよマック。ポケGoのレイド目的で。そこそこ混んでて店員が可愛い子だったのでそっちに並んだんですよ。いざ自分の番になると可愛い店員さんが笑顔でお出迎え。1年ぶりくらいのマックだったしメニュー小さくて悩みまして、顔をあげたらくっそ不機嫌な表情してて興奮しました。そんな趣味ないはずなんですがクロノの性格を煮詰めてるうちにさむおも変わってたんですね。にちゃあ
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