ブサイクは祝福に含まれますか? ~テイマーの神様に魔法使いにしてもらった代償~

さむお

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夜鷹編

アイン調教日記その7 #13

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 翌朝、当初の目的をすっかり忘れてハメまくったことを反省したおじさんは、今日こそオナニーを教え込むぞ……意気込んだところで、まさかのヒーラー要請が入ってしまった。


 家にこもり続けるのもチンポに良くないので、夜まで真面目に過ごすことになるだろう。だが、この空白の時間を有効活用したい。


 オナニーは、ひとりでするもの。ゆえにオナニーの方法をメモした書き置きを残して、おじさんが頑張っているあいだ、アインちゃんにも頑張ってもらうことにした。


 作戦名は、『ここはおじさんに任せて、先にイけっ!』である。手頃なバイブやローターを並べる。水や食料も運び込んだし、準備完了だ。


 シャドーデーモン越しにアインちゃんのオナニーを眺めながら、夜まで頑張るぞい……。



「あんにゃろー、ちっともオナニーしねぇじゃんか」


 ヒーラーを終えて夜道を急ぎ足で進みながら、愚痴る。目覚めたアインは、俺のメモを見たし、バイブも突っ込んでいたのだが、すぐに止めてしまったのだ。


 それからは食事に夢中で、ちっともオナニーしない。これは詐欺だ。エネルギー補給したら、しっかり発散して欲しかった!


 すけべな体は、一日にして成らず。アインちゃんに雷を落とすしかあるまい。やや乱暴に扉を開けて、サボり姫の部屋に入ると……。


「あっ、おかえり。どこ行ってたの? 死ねば良かったのに」


 ナチュラルに悪態をつかれた。ベッドに座って足をぶらぶらさせていたので、よほど暇だったらしいが……。


「いや、夜までギルドに居るって言っただろ。お前こそ何してたんだよ。ナニしろよ」

「いつ言ったのよ。起きたら卑猥なものが並んでるだけで、あんたと話した記憶なんてないわよ」

「いやいや、メモ書きあるじゃん。読んだだろ!?」

「あたし、字が読めないから」


 な、何だってー!? 字が読めない? 文字が小さすぎて読めなァい? ルーペか? ルーペが必要なのか!?


「目が悪いのか? メガネっ子になっちまうのか!? どうしてもと言うなら、赤いフレームのメガネなら買ってあげてもいいぞ!?」

「視力には自信があるわよ。単純に、字が読めないの」

「どうやって生きてきたんだ……?」

「話せば分かるじゃない。夜鷹はあたしのように字が読めなくて、伝令役から聞いてる子も多いわよ」


 ガチな疑問に、アインはさも当然のように答える。これはいかんですよ。人間の最大の発明は、文字だと思うのよ。


「アインちゃん! 君は……不幸だ!!」

「何よ……字が読めないのが、そんなにいけないのっ?」

「あぁ、ダメだね。最悪だ。それだけは許容できない。だからおじさんと一緒に、勉強しようか!!」


 別室から平面が多い拘束椅子を机代わりに持ってきて、寝室にドンと置く。紙と羽ペンに、インクも用意した。


 グレートティーチャークロノ……略して、GTKの誕生である。


 意気込んでみたものの、おじさんはこの世界の言葉を理解しているわけではない。世界様の翻訳パワーに頼っているから若干の不安を覚えたものの、普通に教えることができた。世界様、バンザイ!


「うぅ……勉強ってつまらない……」

「やかましい。文字を覚えないと、開放してやらんぞ」

「そ、そんなぁ……別にいいじゃない……知らなくても生きていけるし」

「知識は力だ。お前は生き残るために必死でやってきたんだろ。この勉強も、生きるために絶対に必要なことだ。覚えないなら拉致監禁陵辱レイプ、中出し100連発からのボテ腹アクメキメさせんぞオラァ!!」

「ひぃっ……わ、分かったわよ! 勉強するわよっ!」


 そんなわけで、オナニーを教えるどころではなかった。既に拉致監禁陵辱レイプからの中出し100連発くらいはしているのだが。ボテ腹アクメをさせないために、GTKは真面目に教え続けた……。


「……はぁ、飽きたわ。休憩したい」

「しょうがないやつだ。オナニーしていいぞ。ストレス発散には、オナニーが一番だぞ!」

「あんまり気持ちよくなかったわよ? 自分じゃダメね」


 涼しい顔でとんでもないことを言ってきた。エッッッロ!! 絶好の機会なので、オナニーを教えてあげよう……。


 エロ道具をベッドに投げ置き、アインちゃんを抱き上げてベッドにGO。膝の上に乗せて、後ろから抱き締める形だ。


「ちょっと、物のように扱うのは止めてよ」

「そのセリフは人間らしくなってから言いなさい。オナニーは人間に許された最高の娯楽のひとつだぞ」

「はいはい、勝手にしないさいよ……しないの?」


 黙ってアインちゃんを後ろから抱きしめ続ける。体の接触は、すけべな気持ちを高めやすくする。ついでにおじさんの体温を与えて、感じやすい体を地味に作っているのだ。


 それとなくおっぱいをおさわりしながら、少しずつ体に教え込む。乳首がふっくらしてきたら、乳輪を指でなぞり続ける……。


「……それ、くすぐったいわ」

「だからお前は未熟なんだ。いきなり気持ちよくなると思っているのが間違い。体に、神経に、これからすけべしますよって教えていくことから始まるんだよ」


 指先でツンと立った乳首を弾いたり、軽く摘んで揉み込んだりする。貧乳とは言えないが、巨乳ではない成長過程のおっぱいは、揉むより乳首で感じさせたほうが確実だ……。


「んぅ……変な感じ……っ」

「その違和感が、快感だと自覚することが大事なんだ。ゆっくり深く息をして、目を閉じろ。おじさんの指とおっぱいに集中しろ」

「うん……あっ! 何だかっ、熱くなってきたかも……っ」

「良い子だ。思ったこと、感じたことを素直に受け止めて、言葉に出せ。相手も喜ぶし、自分にも暗示がかかって、より気持ちよくなる」


 すっかり尖って固くなった乳首を少し強めに摘む。小さな吐息が、しっかりと漏れた。


「左の乳首は、自分で触れ。おじさんの動きを真似して、どうすれば感じるのか手探りで学習するんだ」

「う、うん……こうやって……軽く摘まれるとビクってする……」


 夢中で乳首をいじり続ける様子を、後ろから眺める。おじさんもまた、勉強である。ついでに、後ろから覗き込む主観的な映像はちょっと興奮する。


「あぁ……あんたのちんちんがお尻に当たってる……?」

「今は気にするな。それより、あそこを弄ってあげるから、おっぱいは自分でいじり続けろよ?」

「分かった……ちょうどっ、慣れてきたところだしっ」


 あまり話しかけると、オナニーで高まってきた気持ちが薄れてしまう。おじさんはおじさんで、アインちゃんの体に快感を与えてあげなければならぬ。ベッドに転がるエログッズを眺めて、どれにしようか考えた。


 選んだのはローターだ。中に入れて放置したあのローターである。どれくらい吸い付くのか試すにはいい機会だろう。スイッチを入れて、ふっくらした陰核に軽く押し当てる……。


 その吸着力は凄まじいものだった。水に濡れるとくっつくようで、手を離してもローターは陰核に張り付いて振動を続けている……。


「んぅっ! しっ、振動が……凄い……っ」


 少し身をよじって逃げようとしたので、片腕で抱き締めて固定する。逃げようとするほどにローターを押し込んでいくと、呼吸はどんどん乱れて艶めかしい吐息が部屋に満ちる……。


「あっ! はぁっ、これ……凄く気持ちいい……っ!」

「乳首を疎かにするなよ? もうちょっと強めに摘んでみたらどうだ? おじさんが手伝ってやろう」


 空いていた手をアインの手に重ねて、細い指の上から乳首をつまみ上げる。ビクっと体が跳ねたあと、力が抜けたアインはおじさんにもたれかかってきた。


「はぁぁっ、はぁぁぁ……イっちゃった……かも……っ」

「乳首とクリ、どっちでイった?」

「うぅん、分かんなぁい……っ」


 絶頂を迎えた直後で朦朧としながら答えたアインは、どこか甘えている印象を受ける。こいつはこいつで、男を惹き付ける才能があるようだ。


 基本的にツンツンしてるのに、エッチのときだけ甘えてくるなんて、並の男なら一晩で虜になってしまうだろう。未来は明るいな。


「次はバイブを使って、自分でやってみろ」

「うぅーん、それあんまり気持ちよくなかったし……」

「教えてやるから、騙されてみろって」


 バイブを受け取ったアインは、取っ手にある赤いボタンを押した。これでホット機能により人肌……チンポの体温まで温まる。


 次にたどたどしい手付きで、ローションを垂らして、あそこになぞるように当てる。自分のイキ汁とローションがバイブに絡まったら、ゆっくりと挿入させる。


 ぬぷぬぷと確実に膣内に埋まっていくバイブにより、小陰唇が開かれてじつにエロい。あとは少しずつ手で出し入れさせると……。


「あぅ……ちょっと、イイかも……っ」

「そうだろ? いきなり突っ込むんじゃなくて、軽いオナニーから始める。体を温めて、興奮しきったら、バイブを入れて中を刺激するんだ」


 耳元で囁き、快楽に戸惑うアインに指示を飛ばす。


「うっ、うん……あっ、あぁぁ……ふっ、うぅっ」


 中がほぐれてきたら、手の動きを早く、深いものへと変えていく……。


「んくっ! あぁっ、んっ、ふぅっ……気持ちっ、いい……っ」

「そうだろう? 中イキできる女の子は、モテるぞ?」

「そっ、そうなのぉ? 別にどっちでもっ、いいけどっ、気持ちいいほうが……楽しいよね……っ」

「うんうん。そのとおりだ。さぁ、おまんこに集中して。この部屋にはアインちゃんしかいない。思いっきり手を動かして、中イキしまくっていいんだよ」


 催眠というわけではないが、アインの手はどんどん激しくなる。ぶちゅぶちゅっと卑猥な音が室内に満ちているのに、動きが止まる気配はない。もしそれが止まるとしたら……。


「あっ、あぁぁっ! イっ、イク……イクぅっっっ!!」


 大きくのけぞるように体が跳ねる。両足がグッと閉じて、バイブを突っ込んでいた腕ごと押さえつけるような激しいアクメを迎えた……。


「アクメ、気持ちよかった? 好き?」

「はぁっ、はぁぁ……アクメっ、気持ちいいっ、好き……っ!」

「じゃあ、おじさんが出かけているときは、毎日するよね?」

「うん……オナニーする……気持ちいいから……っ」


 恥じらいを知らない女の子は、未知で強烈な快楽に溺れている。今はそれでいいのだ。好きなだけイキまくって、体を作ればいい……。


「女の子はね、イったあとからが本番だよ。またバイブを使ってごらん。何度も、何度もアクメして、最高に幸せな気分を知ってごらんよ」

「ほ、本当……っ!? するっ、オナニー……っ、んくっ、あぁぁっ!」


 みだらな吐息と水音は、止むことはなかった……。
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