ブサイクは祝福に含まれますか? ~テイマーの神様に魔法使いにしてもらった代償~

さむお

文字の大きさ
上 下
36 / 230
夜鷹編

暗殺者フィーア死す #7

しおりを挟む
 今夜も北の森の奥地で、世直しに励んでいる。俺の命を狙ってきた大悪党フィーアちゃんを、両手を掴んで捕えると、バックから聖剣を挿入する。反り返った背中がとってもキュートだ。


「あぁっ! あっ、んんぅ……やめっ――」

「そんなこと言って、えっちな声が出てるよ? 本当はおじさんに犯されたくて来てるんじゃないの?」

「そんなっ、わけぇ……っ……あぁぁっ!」


 処女を散らして号泣していたフィーアちゃんはもう居ない。毎晩懲りずにやってくるので、おじさんも毎晩犯している。もはや手足を縛る必要はない。


 未熟で固かった膣内は、おじさんのチンポですっかりほぐされ、突き上げるたびにメスの声が自然に出るようになっていた。


「フィーアちゃんのおまんこっ、気持ちいいなぁ! フィーアちゃんも気持ちいいよね? おじさんのチンポの形、覚えちゃったんじゃない?」

「ちっ、違う……っ。わたしは……っ、ムリヤリ……んっ、くぅっ」

「暗殺者は嘘つきだからなぁ。勝てないと分かっているのに、健気に挑んでくるんだから、おじさんとセックスしたいとしか思えないよっ」

「違うっ! 違う……もん……っ……復讐に……来てるっ、だけぇ……っ!」

「じゃあフィーアちゃんに復讐させてあげるよ。このどすけべおまんこでっ、おじさんのザーメン搾り取ってっ、赤ちゃんの元を皆殺しにしていいよっ」

「やっ、やだぁ……そんなのっ、復讐じゃっ、な……イっ」


 フィーアちゃんの本心は割とどうでもいい。今はとにかく、セックスの快楽を体に教え込む時期なのだ。


「人殺しも復讐もできないフィーアちゃんは、どうしたら満足してくれるのかな? 子宮口を小突いてあげたらいいのかなっ?」

「んっ! あっあっ、あぁっ! それっ……やめ……んぅっ!」

「初めのときは固かった子宮口も、少しだけ柔らかくなったね。ここっ、突かれるのっ、気持ちいい?」


 否定も肯定もしなかった。ただ、甘ったるくあえぐだけ。そういう素直で可愛いところ、おじさん嫌いじゃない。


「……フィーアちゃん、そろそろイキそうでしょ? 膣内が、小さく痙攣し始めたね。中イキの前兆じゃないかなぁ?」

「はっ、あっ、あぁ……分かんっ、ない……っ!」

「いいや、分かりたくないだけさ。素直になってごらん。おちんぽでおまんこ突かれるの気持ちいいって、嘘でも言ってごらんよ」

「そんなのっ、恥ずかしくて……っ、言えっ、ない……っ」

「安心して。他の子は先に帰ったよ。もうおじさんとフィーアちゃんしか居ないんだ。誰にも聞かれないから、試しに言ってみなって」

「あっ、うぅ……っ……おちんぽでっ、おまんこ突かれるの……気持ちいい……」


 膣内がびくっと締まる。これが羞恥から来るものなのかはさておき、良い子のフィーアちゃんにご褒美をあげる時間だ。


「フィーアちゃん! クリトリスいじってあげる。手を離すからっ、自分で体を支えて、転ばないようにしてねっ!」

「っ……はい……っ。んぅっ! あっ、あぁぁ……んっ、くぅぅっ!」


 フィーアちゃんは、おじさんが動きやすいように、地面に両手を付いて尻を上げた。これを無自覚で行っているのだから、たまらない。おじさんも負けじと腰を振りながら、親指の腹で膨れ上がったクリトリスをこね回す。


「んぅぅっ! はぁっ、はぁ……っ! わたっ……しぃ……っ!」

「イキそうなんでしょ? 好きなときにっ、好きなだけっ、イっていいからね! おじさんは、フィーアちゃんが最高のアクメをキメられるようにっ、クリトリス弄っておくからねっ」

「はっ、はぁっ、はぁぁっ! んくっ……あぁっ……イクっ、イクぅっ!」


 おじさんにされるがままだったフィーアちゃんが、イク直前にお尻を打ち付けてきた。それを合図に腟内がぎゅーっと締り、おじさんのチンポも強制的にイかされる。長く力強い射精が終わるまで、フィーアちゃんは離れない。


「……ふぅ、ちゃんとイクって言えたね。それにしても、教えていないのに、まさか最後で合わせて来るなんて。末恐ろしい子だ……おぉっと」


 前に倒れ込みそうになったフィーアちゃんを抱き止めて、持ち上げる。地面は不衛生だ。この子が寝るには相応しくない。簡易的だがシーツを敷いた場所まで運び、ゆっくりと降ろしてあげる。もちろん、うつ伏せの状態だ。


「……さーて、今日もゴッドハンドクロノがマッサージしちゃうぞ」

「……………………」


 フィーアちゃんは、アクメの快楽で体に力が入らないものの、意識ははっきりしている。


 初日こそすぐに目覚めたり、暴れたりしたが、今ではすっかりおじさんのマッサージが気に入ってしまったご様子。それが恥ずかしいから、寝たふりをしているにすぎない。


 焚き火で温めたローションを背中に垂らすと、息を抑える声が漏れた。肩甲骨から腰、そして尻にたっぷりと落として、ヒールをかけた両手で塗り拡げていく。


「ふーんふふふん……」


 鼻歌を交えながら、薄っすらと傷の残る腰をぐっと押し込む。ボディラインに沿うように手のひらを広げて、腰から肩甲骨へと滑らせる。


 もしも昼だったなら、テカテカのエロボディを拝めたのだが、夜空と焚き火の明かりでは影が多い。だが、それゆえに、フィーアちゃんの体のラインと温もりを感じるのだ……。


「いやぁ、よほど深く眠っているんだなぁ」


 アクメも落ち着き、呼吸がゆっくりと深いものに変わったら、ぷりっとしたお尻にローションを塗っていく。もちもちの感触を楽しみつつ、尻の肉を掴んで広げたり閉じたりする。


 もぞり、とお尻が揺れた。寝返りのつもりだろうか? 我慢できなくなったようなので、割れ目を手のひらで覆うように触り続ける。


 滑りが悪くなってきた。ローションが乾き始めたのだ。膣口に中指を突っ込み、天然のローションを補充しながら、熱くうねる膣壁を擦り上げる。ついでに、中出ししたザーメンを掻き出してきれいにした。


 続けて人差し指も突っ込んで、掻き回す。眠り姫フィーアちゃんの呼吸が浅く短いものになったら、指を曲げる。ざらつく場所を探して押し込んだり優しく擦ったりする。


「っ! ふっ、ぁっ……ん……っ」


 えっちな息が聞こえても、焦ってはいけない。フィーアちゃんの性感帯はまだ未熟だ。違和感やむず痒さに驚いたのかもしれない。根気強く教え込んであげないと!


「……あっ! うぅ……んっ……っ!」


 ドスケベな寝息を聞いていたら、流石のおじさんも興奮する。カウパーでだらだらになった息子を割れ目に近づけて、配置につく。指の腹で反応が良いところを、とんとんと叩き続けた。


「っ……んくっ、あっ……んんっ、はっ……あ……んんぅっ!」


 膣内がぎゅーっと締り、ぷしっと潮が吹き出す。眠り姫フィーアちゃんは、口を抑えて乱れた呼吸を誤魔化しているが、荒い鼻息までは隠せない。


「……はぁ、ふぅ……んぅ……あっ」


 絶頂が終わり、おじさんの手の動きも止まったことで気が緩んだのだろう。濡れ光ったおまんこの小さな穴から、温かい水が漏れる。あとは出し切るまで止まらないはずだ。


 その光景を黙って見ているおじさんではない。息子の根本を掴んで操作し、鈴口でしっかり受け止める。その刺激を感じながらしごきあげると、あっという間に果てた。白濁のローションを尻にぶっかけた……。


「……あー、気持ちよかった。フィーアちゃんはやっぱり可愛いなぁ」


 ローションやザーメンを拭き取ってあげると、度重なるアクメで満足したフィーアちゃんが眠り始める。黄金の水というお代もいただいたことだし、あとは起きるまで古傷を治すことにした……。




 朝日が昇り、小鳥のさえずりが聞こえた頃、フィーアちゃんの体が動いた。

「……あっ、わたし……寝ちゃったんだ……」

「おはよう、フィーアちゃん。よく眠ってたみたいだね。もう朝だよ」

「うっ……疲れてた……から……」

「そうだねぇ。イキすぎて疲れちゃったね」

「そんなんじゃ……ないから……普通にっ、普通に疲れてたの……」


 恥じらう女の子も好きだ。いざ行為が始まったあとの、乱れ狂う姿とのギャップが映えるから。


 焚き火で沸かしたお湯を使って、ココアを注ぐ。ふわっと甘く香ばしい香りに、フィーアちゃんも興味津々のご様子。軽く微笑んで渡すと、両手で受け取ってくれた。サンキュー、ケバブ野郎。


「ずずっ……あっ、美味しい……」

「良かった。女の子は甘いものが好きかなって思って、用意してたんだ。おかわりもあるから、好きなだけ飲んでいいよ」

「あ、ありがとう……ずずずっ、はぁぁ……」


  ほうっと息を吐き出したフィーアちゃんは、ただの女の子にしか見えない。体つきといい、仕草といい……この子は、他の暗殺者と違って、わずかだが自分というものを持っている気がする。


「飲み物、ごちそうさまでした。美味しかったよ」


 立ち上がってお尻のほこりを払っている。もう帰ってしまうようだが、ここは引き止めることにした。


「夜にまた来るんでしょ? だったら、おじさんとお話しよう。今から帰って戻ってくるなんて、非効率だと思わないかい?」

「少し前までお話していた人の命を狙うのも、どうかと思う」

「心配しないで。どうせ誰もおじさんは殺せないよ」

「め、面と向かって言われるとムカつく……」


 諦めたように座ってくれたが、どうせお話するならそれなりの場というものが必要だ。木を切って、丸太を即席の椅子にした。


「……わーお、手慣れてる」

「はっはっは! 卓越した剣さばきから、日曜大工まで。おじさんは何でもできるのさ」

「魔術師なんでしょ? どうして剣士の格好をしてるの?」

「くぐり抜けてきた場数が違うからだよ」

「えー、何それ。嘘くさい……」

「本当さ。記憶喪失のおじさんが初めて町にやってきたときなんて、いきなり武器を向けられたり、買い物すらさせて貰えなかったんだからね」


 転生してからの出来事を話すと、フィーアちゃんの表情はころころ変わっていた。中でもポーション騒動の脱糞事件は、ココアを吹き出すほど気に入ってくれたらしい。


「あはは、いくらなんでもっ、脱糞はないでしょ。脱糞って! 笑いすぎてお腹がいたい……あっ、そういう意味じゃないから!」

「自分ながら、あれはどうかと思ったよ。でも、下ネタで笑ってくれるなんて、フィーアちゃんは優しいね」

「そうかなぁ。普通に面白かったよ。あなたと話していると、何だか普通の女の子にされちゃった気分」


 照れくさそうに笑う姿はいじらしい。やっぱりこの子は、人間味を持っている。他の暗殺者とは違って、特別だ……。


「色んな意味で、間違っちゃいないけどねぇ」

「そ、そっちじゃなくてぇ! わたし帰るね。言っておくけど、次は負けないから。覚悟しておいたほうがいいよ」

「……あぁ、分かったよ。フィーアちゃんも、普通の女の子になりたくなったら、またおいで。色んな意味で、可愛がってあげるから」


 暗殺者フィーアは死んだ。普通の女の子、フィーアちゃんは、森の中に消えていった……。
しおりを挟む
感想 48

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない

一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。 クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。 さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。 両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。 ……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。 それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。 皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。 ※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました

ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

処理中です...