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伊東愛奈(NTR要素あり。ヒロインには異性の恋人がいます)
伊東愛奈⑥
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一匹のアルラウネが、射精した直後の愛奈の男根を口にくわえて吸った。尿道に残っている精液まで、すべてを搾り取ろうというのだろう。愛奈はピリピリとした鮮明な刺激に、片目をしかめて耐える。
「今はダメぇっ! 敏感になってるから……!」
当然アルラウネたちは待ってはくれない。
「ダメかどうかはワタシたちが決めるのよ?」
「そうだわ、ペットは従うだけよ」
「楽しい時間はまだまだ続くわ」
「もっと楽しいことが待っているのよ」
アルラウネたちは精液で汚れた男根全体を二人がかりで丁寧に舐めて綺麗にしていく。愛奈は痺れるような、じれったい快感に喘いだ。
男根は今も雄々しく天を突くようにそり立っている。愛奈が自分で慰めるときも、最近は一回や二回では衰えたことがない。
「ワタシも気持ち良くなりたいわ」
「一緒に気持ち良くなればいいわ」
一匹が横に移動して、もう一匹が愛奈の正面に向き直った。
女性の上半身と、植物の花の下半身。その境目の辺り――人間で言えばちょうど陰部の辺りが、蕾のように、くぱっと開いた。その中はねっとりとした粘膜と、うるんだ肉に包まれた穴が見える。グロテスクなのに美しい。
「な、なに……?」
愛奈の顔の筋肉が強張った。
脳は思考することを拒否したが、本能はその『穴』の正体を察しているらしく、否応がなく心に不安と歓喜の波が立つ。無駄な抵抗と分かっていても、反射的に手足を動かして逃げようとしてしまった。
「一つになりましょう?」
「素敵な体験だわ」
「何もかも、どうでもよくなるわ」
「恋人のことなんて、忘れさせてあげる」
「ワタシたちのことだけ考えていればいいのよ」
「そう、ワタシたちがあなたのご主人様」
「ワタシたちが、あなたの全て」
アルラウネたちの優しく妖艶な微笑み。完璧な美しさをたたえているのに、寒気がして鳥肌が立つ。
「いや……やめて……忘れたくないっ!」
愛奈は激しく手足を動かして、必死の抵抗を始めた。そんな様子を、赤子を見守るような眼差しで見つめるアルラウネたち。
アルラウネは、ねっとりと濡れた穴を愛奈の男根へと近づけていく。ふるふると震える先端が、穴の入り口の肉に触れた。ヌルヌル、ザラザラしていて、温かい。
「ほしいでしょう?」
「ほしいって言いなさい」
アルラウネは下半身をくねくねと動かして、肉棒の先端にうるみ肉を擦り付けた。
「いらない……!」
愛奈は快感で腰が勝手に動きそうになるのを我慢した。
「本当に?」
「我慢しなくていいわ」
「奥はどうなっていると思う?」
「奥まで知りたい?」
先っぽだけが、アルラウネのうるみ肉に沈んだり出たりしている。愛奈の全身はそれだけで歓喜に打ち震えて、喘ぎ声が漏れそうだった。焦らすようにゆっくりとした動き。たぷ、たぷ、ちゃぽ、ちょぽ、と粘液がいやらしい音を響かせる。
「……っ♡ いらない……! こんなの、気持ちよくない……!」
「おちんちんビクビクさせながら言っても、説得力がないわ」
「そうよ、ビクビクしてるわ」
男根の先がうるみ肉に沈むと、まるで肉と肉が溶けて混ざり合って一つにになってしまうかのような、言葉にできない快感が襲ってくる。もしも根元まで全部を肉壺の中に思い切り突っ込んだら、どれほどの快感が得られるだろうか。想像もできないが、愛奈の意思に反して、体はそれを求めて疼く。
「フゥ……♡ フゥ……♡ フゥ……♡」
(こんなことを続けられたら、頭がおかしくなる……)
「さあ、ご主人様にお願いしなさい?」
「そうよ、奥まで全部入れたいって、言いなさい?」
「いら、ない……っ。いらない!」
愛奈は歯を食いしばって首を横に振った。
***
道沿いにある、観光客向けの公衆トイレ。男子トイレの一番奥の個室で、タクミとアヤカは体がくっつきそうな態勢で向かい合っていた。
二人とも浴衣の帯がほどけて、肌と下着が見えている。アヤカは先ほどからタクミの股間を、トランクスの上から何度も手で擦りあげていた。くっきりと浮かび上がる形は、勃起した男のモノ。
「こんなに硬くなってるよ。ねえ、タクミくんも触って。私の大事なところ」
熱っぽい上目遣いで頼まれて、タクミは視線を下に向けた。ブラジャーと同じ薄ピンク色のパンツ。おへそと太ももの抜けるような肌の白さ。
タクミはごくりと唾を飲み込み、抗いがたい欲望に負けて、アヤカの股に手を伸ばした。パンツの上から太ももの間を、縦になぞる。
「アヤカの、ここ……」
「濡れてるでしょ? タクミくんのせいだよ」
アヤカはタクミのトランクスに手を入れ、直接触り始めた。最初は手のひらでさするようにしていたが、じれったくなったのか、トランクスを完全に下げ、肉棒を露出させて握った。しごきながら、アヤカにキスを求められ、応じてしまう。
「アヤカ……やばい。気持ちいい……」
「まだダメ」
タクミが達しそうになると、アヤカは手を止めていたずらっぽく笑った。
「私も気持ち良くして?」
アヤカは薄ピンク色のパンツを自分で下ろし、薄く毛の生えた陰部をタクミに見せた。透明な蜜が滴っている。タクミはそこへ人差し指を這わせ、小さな突起を探り当てると、円を描くように刺激した。
「んっ♡ タクミくん、もっと……」
アヤカは再びタクミの硬いものを手のひら全体を使って撫でる。何度もキスを求められ、タクミは全て応じた。
「もっと触って。もっと」
こんなに情熱的に誰かに求められたことは、今までなかった。だから、自分を求めてくれるアヤカのために、もっと何かをしてあげたいという気持ちが芽生えた。アヤカの舌が口の中に入ってくると、タクミは自分の舌を絡ませて期待に応える。二人の唾液が混ざり合って、粘ついた水音を立てる。そうしているうちに、股間が一層熱くたぎってくるのだった。
「タクミ……タクミ……」
「アヤカ……アヤカ……」
唇が離れて、ほんの数センチの距離で二人は見つめ合っている。アヤカの瞳は星空のように輝いて、その中心にタクミ自身の顔が映っていた。
「タクミくんの瞳に、私がいる」
アヤカの屈託のない微笑み。男なら誰もがドキリとしてしまうだろう。
タクミはこの女の子を、心の底から可愛いと思った。
「今はダメぇっ! 敏感になってるから……!」
当然アルラウネたちは待ってはくれない。
「ダメかどうかはワタシたちが決めるのよ?」
「そうだわ、ペットは従うだけよ」
「楽しい時間はまだまだ続くわ」
「もっと楽しいことが待っているのよ」
アルラウネたちは精液で汚れた男根全体を二人がかりで丁寧に舐めて綺麗にしていく。愛奈は痺れるような、じれったい快感に喘いだ。
男根は今も雄々しく天を突くようにそり立っている。愛奈が自分で慰めるときも、最近は一回や二回では衰えたことがない。
「ワタシも気持ち良くなりたいわ」
「一緒に気持ち良くなればいいわ」
一匹が横に移動して、もう一匹が愛奈の正面に向き直った。
女性の上半身と、植物の花の下半身。その境目の辺り――人間で言えばちょうど陰部の辺りが、蕾のように、くぱっと開いた。その中はねっとりとした粘膜と、うるんだ肉に包まれた穴が見える。グロテスクなのに美しい。
「な、なに……?」
愛奈の顔の筋肉が強張った。
脳は思考することを拒否したが、本能はその『穴』の正体を察しているらしく、否応がなく心に不安と歓喜の波が立つ。無駄な抵抗と分かっていても、反射的に手足を動かして逃げようとしてしまった。
「一つになりましょう?」
「素敵な体験だわ」
「何もかも、どうでもよくなるわ」
「恋人のことなんて、忘れさせてあげる」
「ワタシたちのことだけ考えていればいいのよ」
「そう、ワタシたちがあなたのご主人様」
「ワタシたちが、あなたの全て」
アルラウネたちの優しく妖艶な微笑み。完璧な美しさをたたえているのに、寒気がして鳥肌が立つ。
「いや……やめて……忘れたくないっ!」
愛奈は激しく手足を動かして、必死の抵抗を始めた。そんな様子を、赤子を見守るような眼差しで見つめるアルラウネたち。
アルラウネは、ねっとりと濡れた穴を愛奈の男根へと近づけていく。ふるふると震える先端が、穴の入り口の肉に触れた。ヌルヌル、ザラザラしていて、温かい。
「ほしいでしょう?」
「ほしいって言いなさい」
アルラウネは下半身をくねくねと動かして、肉棒の先端にうるみ肉を擦り付けた。
「いらない……!」
愛奈は快感で腰が勝手に動きそうになるのを我慢した。
「本当に?」
「我慢しなくていいわ」
「奥はどうなっていると思う?」
「奥まで知りたい?」
先っぽだけが、アルラウネのうるみ肉に沈んだり出たりしている。愛奈の全身はそれだけで歓喜に打ち震えて、喘ぎ声が漏れそうだった。焦らすようにゆっくりとした動き。たぷ、たぷ、ちゃぽ、ちょぽ、と粘液がいやらしい音を響かせる。
「……っ♡ いらない……! こんなの、気持ちよくない……!」
「おちんちんビクビクさせながら言っても、説得力がないわ」
「そうよ、ビクビクしてるわ」
男根の先がうるみ肉に沈むと、まるで肉と肉が溶けて混ざり合って一つにになってしまうかのような、言葉にできない快感が襲ってくる。もしも根元まで全部を肉壺の中に思い切り突っ込んだら、どれほどの快感が得られるだろうか。想像もできないが、愛奈の意思に反して、体はそれを求めて疼く。
「フゥ……♡ フゥ……♡ フゥ……♡」
(こんなことを続けられたら、頭がおかしくなる……)
「さあ、ご主人様にお願いしなさい?」
「そうよ、奥まで全部入れたいって、言いなさい?」
「いら、ない……っ。いらない!」
愛奈は歯を食いしばって首を横に振った。
***
道沿いにある、観光客向けの公衆トイレ。男子トイレの一番奥の個室で、タクミとアヤカは体がくっつきそうな態勢で向かい合っていた。
二人とも浴衣の帯がほどけて、肌と下着が見えている。アヤカは先ほどからタクミの股間を、トランクスの上から何度も手で擦りあげていた。くっきりと浮かび上がる形は、勃起した男のモノ。
「こんなに硬くなってるよ。ねえ、タクミくんも触って。私の大事なところ」
熱っぽい上目遣いで頼まれて、タクミは視線を下に向けた。ブラジャーと同じ薄ピンク色のパンツ。おへそと太ももの抜けるような肌の白さ。
タクミはごくりと唾を飲み込み、抗いがたい欲望に負けて、アヤカの股に手を伸ばした。パンツの上から太ももの間を、縦になぞる。
「アヤカの、ここ……」
「濡れてるでしょ? タクミくんのせいだよ」
アヤカはタクミのトランクスに手を入れ、直接触り始めた。最初は手のひらでさするようにしていたが、じれったくなったのか、トランクスを完全に下げ、肉棒を露出させて握った。しごきながら、アヤカにキスを求められ、応じてしまう。
「アヤカ……やばい。気持ちいい……」
「まだダメ」
タクミが達しそうになると、アヤカは手を止めていたずらっぽく笑った。
「私も気持ち良くして?」
アヤカは薄ピンク色のパンツを自分で下ろし、薄く毛の生えた陰部をタクミに見せた。透明な蜜が滴っている。タクミはそこへ人差し指を這わせ、小さな突起を探り当てると、円を描くように刺激した。
「んっ♡ タクミくん、もっと……」
アヤカは再びタクミの硬いものを手のひら全体を使って撫でる。何度もキスを求められ、タクミは全て応じた。
「もっと触って。もっと」
こんなに情熱的に誰かに求められたことは、今までなかった。だから、自分を求めてくれるアヤカのために、もっと何かをしてあげたいという気持ちが芽生えた。アヤカの舌が口の中に入ってくると、タクミは自分の舌を絡ませて期待に応える。二人の唾液が混ざり合って、粘ついた水音を立てる。そうしているうちに、股間が一層熱くたぎってくるのだった。
「タクミ……タクミ……」
「アヤカ……アヤカ……」
唇が離れて、ほんの数センチの距離で二人は見つめ合っている。アヤカの瞳は星空のように輝いて、その中心にタクミ自身の顔が映っていた。
「タクミくんの瞳に、私がいる」
アヤカの屈託のない微笑み。男なら誰もがドキリとしてしまうだろう。
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