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多々良美幸(妖魔ハーレムで連続射精)

★多々良美幸アフター(おわり)

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 ばちゅん、ばちゅんと肉のぶつかり合う音が鳴り響き、喘ぎ声が無数に重なり合う。
 人里離れた洞窟の中。怪しく揺らめく松明(たいまつ)の炎が照らし出すのは、女たちの汗ばんだ裸体――性行為である。
 女たちは人間に似て非なるもの――妖魔だ。黄色い目、紫色の肌、大きな胸。周りを気にすることなく、肉欲を貪(むさぼ)る。
 その狂気の宴の中に、一人だけ人間の女がいた。まだ年端の行かぬ高校二年生の少女――名前は多々良美幸(たたらみゆき)。ショートヘアで、少し垂れ目でおっとりとした印象だが、今は唇を引き結んで、妖魔の女の腰をつかみ、一心不乱の目をして腰を振っている。
 本来ありえないことだが、美幸の股間からは立派な男根が突き出している。美幸が正常位で腰を前後に動かすたびに、妖魔の陰部から、その太く逞しい肉棒が顔をのぞかせる。それがあまりに大きいものだから、妖魔の女はなまめかしい声で喘ぎ、切羽詰まった声で鳴くのだ。
 しかも美幸が相手をしているのは一人だけではない。美幸の周りには四人の女型妖魔が集まり、豊満な胸を美幸の腕に擦り付けたり、抱き着いて美幸の乳首をいじったり、キスをしたり、物欲しそうな目で順番待ちをしたりしている。
 さらにその周りには、放心してだらしなく寝そべっている女もいれば、開いた股の間から精液をしたたらせている女もいる。そして異様なことに、ここにいる女型妖魔の半数以上は、腹が異常に膨らんでいる。つまり子を孕んでいるのだ。
「あぁん♡ もっと♡ 退魔師さん♡」
 まぐわっている女型妖魔が、美幸の首に両手を回し、より強い刺激を求める。美幸はどこか疲れたような表情だが、期待に応えるように、もっと激しく腰を振った。
「ずるい。退魔師さん、こっちもちゃんと触って?」
 別の妖魔は美幸の片手を自分の陰部へといざなう。美幸は濡れそぼった割れ目を指先で探り当てると、二本指を潜り込ませ、女の喜ぶ場所をこねてやる。すると妖魔は熱っぽい息を吐いて、びくっと体を痙攣させた。そうしている間も、美幸は腰を打ち付けるのをやめない。
「こっちを向いて、キスして」
 また別の妖魔が美幸の唇をせがむので、美幸は頭だけ回してキスに応じた。舌と舌が絡まり合い、粘っこい水音を立てる。
「んっ♡ んぅん……♡」
 美幸も快楽に喘ぐ。人間として平凡な生活をしていれば、一生味わうことがなかったであろう快感の海に、身も心もどっぷりと浸かっていた。
 女たちの体は濡れて火照って、湯気が立ち昇るほどだ。玉になった汗が美幸の白い肌を伝い落ちる。乱れて額に貼り付いた前髪を直しもせず、ただひたすら、性行為にふける。濃い愛液の匂い、こだまする喘ぎ声、怪しく揺らめく影。押し寄せる快感の波。
 美幸は腰の動きを速めた。
「出そう……ですっ……♡!」
「来て! ちょーだい♡ 出して! 中にいっぱい出して!」
「んっ♡ うぅ♡ ぁん♡ ……ん゛ぅう゛♡♡♡♡!!!」
 最後の瞬間は思い切り腰を突き出して、女型妖魔の中に射精した。子種を受け止めた妖魔も、白目を剥いて背中をのけぞらせ、びくびくと痙攣している。
「フゥ――♡ フゥ――♡」
 長い射精の間も、周りの妖魔たちは美幸の体を撫でたり、胸を揉んだりしていた。美幸は洞窟の天井を仰ぐと、少しぐったりと頭を垂れた男根を妖魔の蜜穴から引き抜いた。かと思えば、すぐに横から女が男根を手に取って舐め始める。
「少し疲れちゃったかしら?」
「私っ♡ ん゛っ……♡ 大丈夫です」
 舐められながら答える美幸の表情は、快感に震えつつも苦しげだ。だが言葉通り、男根は力を取り戻し、再び上を向く。
「次は……誰ですか」
「ワタシ、いいかしら?」
 順番待ちをしていた妖魔が名乗り出て、美幸の前で大股を開いて見せつけた。それを見て、美幸はごくりと生唾を飲み込む。醜い欲望が体の奥底で疼くのだ。
「もう我慢できないのよ。早く入れてほしくて……」
「分かりました」
 美幸は開脚している妖魔に近づき、腰を落として狙いを定める。
「お願い。退魔師さんの熱いもの、いっぱい注いでほしいの」
「任せて、ください。まだまだ、やれますから」
 男根の先が、愛液で光る妖魔の陰部に触れた。温かく柔らかな肉のひだをヌルリ、ヌルリと押しのけて、奥へと進んでいく。
「うくっ……♡」
 美幸の背筋をゾクゾクする快感が駆け上がってくる。少しずつ少しずつ、肉棒が埋まる。
「いいわ……♡ 来て! 一番奥まで……!」
「うぅ♡ なかが、ぎゅうぎゅう締め付けて……♡!」
「そうよ。あなたの精子がほしいって言ってるわ。でもあんまり早く出さないで? ワタシも楽しみたいの」
「でも……これじゃあ、気持ち良すぎて、すぐ……」
「ダメ。ワタシより先にイクのは許さないわ」
「そんな……」
「ほら、早く動かなきゃ。皆あなたの子が欲しくて待ってるんだから」
 周りの妖魔たちが、美幸の体を押し、ピストン運動を促す。
「ちょっと、待って……! ぬぅう゛っ♡!? うぅ♡ んぁっ♡!」
「さあ、もっと動いて♡ まだまだやれるんでしょ?」
「ん゛ぅうッ♡!? すごいっ♡」
 美幸は歯を食いしばり、急速に込み上げる射精感を堪えながら、自らも腰を動かす。同時に、群がってくる女たちを愛撫し、愛撫され、濃厚な口付けを交わす。
「あぁっ♡! いいわっ♡ 退魔師さん♡」
 ぱちゅん、ぱちゅんと腰を打ち付ける音が響き、美幸の脳を震わせる。ここでは、ただひたすら多くの女たちに種付けすることを求められる。慣れてしまえば悪くない、むしろ充実さえ感じられる日々だ。明日も明後日も、休みなくまた妖魔の女たちと体を重ね、交わる。それ以外は、食事をして寝るだけの生活。
 まるで獣のような生活だが、今の美幸にとって、それがすべてだ。だから美幸は、自分が意識を失う寸前まで、髪を振り乱し、よだれを垂らしながら、激しく腰を打ち付ける。
「ああっ♡! おっきい♡! 激しい♡! んぅう゛♡! イグッ! イグゥウウウ――ッ♡♡♡♡!!」
 先に妖魔が痙攣して絶頂した。肉棒をくわえ込んだ膣肉がぎゅっと収縮して、美幸も限界に達し、低く唸りながら、大量の精液を膣に流し込んだ。頭の中は真っ白に塗りつぶされた。
 しばし絶頂の余韻に浸り、それが消えると、妖魔は横たわったまま自分の膨らんだ腹を愛おしそうに撫でた。美幸は男根を蜜穴から抜き、息も絶え絶えに、黒い光を宿した十代らしからぬ瞳で、周りを見回した。
「はぁ……♡ はぁ……♡ 次は……」
「ワタシよ」
 女の媚びるような視線と、美幸の視線が交差する。豊満な乳房と、細くくびれた腰。美幸の下腹部に、とくん、と新たな熱が生まれる――。
 洞窟には、何時間も女たちの喘ぎ声が響き続けた。


 その後、多くの妖魔が人間とのハーフの赤ん坊を出産したという。その赤ん坊たちは、妖魔と人間の退魔師の両方の力を持っていた。やがて成長したその者たちは、人間社会に溶け込み、妖魔と退魔師との戦いをより複雑化することとなったのだ。


<おわり・多々良美幸アフター ハッピーエンド?>
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