JK退魔師の受難 あらかると♡ ~美少女退魔師たちは今日もふたなり化して凌辱される~

吉田定理

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小早川千秋(バンドやってる赤髪ロリ娘に寸止めとか)

小早川千秋②

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「ちがう……!」
 小早川千秋(こばやかわ ちあき)は妖魔の言葉を何としても否定しなければならない、というように首を振った。
「そんなわけ、ない……」
「じゃあ、ここにある立派なものは何だというのかしら?」
 妖魔は千秋のスカートの下で盛り上がったものを、まるで赤ん坊の頭を撫でるように優しくさする。すると千秋はまた小さく「うっ……♡」と唸って、腰を引いた。『それ』を撫でられると体が言うことをきかなくなる。
「それ、やめて。体がおかしくなる……」
 千秋が嫌がる姿を見て、むしろ妖魔は楽しげに手を動かして千秋を翻弄した。千秋はギュッと目を閉じて快楽の波を無視しようとしているが、妖魔が千秋の乳首も同時にいじり始めると、三秒もじっとしていられない。
 妖魔は千秋のスカートに隠れた凛々しいものを、手のひらで包み込み、その存在を確かめるようにゆっくりと動かす。
「感じるわ。あなたの力強い精気」
「だめっ……」
「喜んでる」
「ちがうっ……!」
 否定し続けなければ、自分を見失ってしまう。そう思って千秋は何度も首を振る。だが妖魔の愛撫のせいで、布越しの何とも言えない快感が絶えず襲ってきて、凛々しいものはすでに破裂寸前だった。
 ビュクッ、ビュクッと、それが布の下で身震いし、千秋は体が浮き上がるような快感を覚える。妖魔が手を止めたのは、スカートに染みが広がっていくのを千秋によく見せるためだ。
「フゥ……♡ フゥ……♡」
 千秋は怯えた目をして、顔色も悪く、呼吸は浅く速い。自分の体に起こったことを受け入れられずに、ただただ戸惑っている。
「また漏らしてしまったの? そろそろ限界かしらね」
 限界という言葉を聞いて、これから何か想像を絶することが起こるのではないかと千秋は恐怖した。その一線を越えてしまったら、守り抜いてきた何かが崩れてしまうような。二度と元には戻れないような。
「いいのよ。このままじゃ辛いでしょうし、まずは一回、出させてあげる」
 妖魔が再び千秋の弱点をしごいていく。快感の波が退魔師の静かな心を波立たせ、プライドを削り取っていく。唇を強く閉じても激しい疼きは抑えられず、手足の指がせわしなく動いてしまう。
 床に転がった、ギグバッグが目に入った。
 ――千秋は高校の仲間とバンドを組んでいる。ライブハウスのステージに立ってギターをかき鳴らすのが好きだった。ちっぽけな自分が主役になれる場所。ステージは千秋にとって、自分を誇りに思える大切な場所だった。
 だが今は、妖魔に両腕を吊し上げられて、体を弄ばれている。誰にも見せたことのない醜態と裸をさらし、自分が自分でなくなりそうな恐怖心でいっぱいで、弱さと無力さを思い知らされているのだ。
「んぅ……っ……♡ は、ぁん……♡」
 わたしのステージを汚さないで……。
 いや……やめて……これ以上は、もう……!
「さあ、観客に向かって、あなたの欲望をぶちまけなさい」
 観客はいないが、千秋には姿が見えるような気がした。妖魔の手の動きは常に優しく、千秋を的確に高みへと導いていく。
 もしも、もっと痛めつけるような、乱暴でひどい愛撫をされていれば、憎しみや反抗心を鎧にして、抵抗できたかもしれない。だがこんなふうに、女性らしい柔らかな手つきで、やんわりと刺激されたら、心が刺激を受け入れてしまう。愛しい手のひらに、体を任せてしまえばいい。抵抗なんてしなくていい。我慢する必要なんてない。そんな誘惑に気持ちが傾いてしまう。
 千秋の悔しそうに歪んだ唇の端から、一筋のよだれが糸を引いて垂れた。何度も何度も体が痙攣する。妖魔が手の動きを速めると、弱点は限界まで硬く熱くなってビクビクが止まらない。
「いいのよ。出しちゃいなさい」
 千秋は首を振って最後まで妖魔の囁きを拒絶した。それが退魔師としてのプライドだったが、体は限界だった。
「んっ♡ はぁ、っ……♡ だめっ♡ う゛っ♡ あ゛ぅ♡! い゛やっ、ん゛ぅう゛ッッッ――!!♡♡♡♡」
 ドビュッ――♡ ドビュッ――♡ ドビュッ――♡
 頭の中が真っ白になった。
 千秋は小さな体全体を大きく波打たせて、スカートの布越しにもかかわらず、勢いよく精子を観客席のほうへ飛び散らせる。千秋が精子を放つタイミングに合わせて、妖魔は熱々のそれを何度となく絞るようにしごく。すると千秋も促されて力んで、ビュウッと大量の精液を飛ばす。そうやって長い長い絶頂を味わい尽くし、最後の一滴まで吐き出し終わると、千秋はもう疲れ切って、ぐったりとしてしまった。
「すごい量だわ。見て」
 妖魔が囁き、千秋は言われるがまま視線を客席のほうに向ける。遠くまでべったりと床に飛び散った白濁汁は、射精の勢いがどれほど激しかったかを物語っていた。千秋のギグバッグも無残に白く汚れている。同じ白濁液が、スカートからぼたり、ぼたりと、足元の水たまりへ滴り落ちている。
「そ、そんな……」
 ――ありえない。これは現実じゃない。
 否定しても否定しても、千秋の瞳に映っている光景は変わらなかった。
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