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土井麻陽菜(長身・黒髪ストレート・クール和美人、苗床になる。依桜ちゃんにイカされます)
土井麻陽菜①
しおりを挟む土井麻陽菜(どい まひな)は幼い頃から、退魔師になるべく修行をさせられてきた。
学校から帰ってくれば、友だちと遊ぶ暇もなく弓の技術を仕込まれた。勉強も、退魔師として必要な知識を学ぶだけでなく、学校の成績も常に上位をキープすべく家庭教師が毎日家にやってきた。
長い黒髪は、短くしたりアレンジしたりすることを親が許さなかったから伸ばしているだけだ。いいか、女というものは……退魔師というものは……と、耳にタコができるほど聞かされたものだ。
そんな家で育った麻陽菜(まひな)は、当然のことながら、年頃になっても恋愛や男女の仲には疎かった。もともと口数はあまり多くなかったし、身長が男子並みに高くて、落ち着きがあって、さらに美しい黒髪と端正な顔立ちをしていれば、クラスメイトたちも話しかけるのを躊躇(ためら)った。
土井家が厳しい家柄であることは退魔師の間でもよく知られていたため、退魔師たちからは一緒に行動することを避けられていた。もしも麻陽菜と組んで妖魔退治に向かい、彼女の身に何かあったら、どんな追及を受けるか分かったものではない。麻陽菜自身も、積極的に周りと関わっていくような性格ではなかったから、学校でも妖魔退治でも、たいてい一人だった。
しかし、あるとき、一人の少女が麻陽菜に声をかけてきた。
「ねえ、あたしと組まない? あんた、強そうだし、弓を使うなら、あたしをテキトーに援護してくれればいいからさ」
背の小さい、クノイチの格好をした少女。年下で、生意気で、馴れ馴れしいハーフツインテール――それが、浅倉依桜(あさくら いお)だった。
***
人里離れた森の中の、洞窟の奥。
麻陽菜(まひな)は絶頂の余韻で、ガクガクと脚を痙攣させている。
両手両足をクモの糸で縛られて、衣服は何もまとっていない。地面には麻陽菜がまとっていた弓道着やサラシが捨て置かれている。
麻陽菜の前に立っているのは、小柄なハーフツインテールの少女――依桜(いお)だ。クモ型妖魔に凌辱され、体に卵を産み付けられたため、裸で、腹が妊婦のように膨れ上がっている。しかも妖魔の毒によって、立派な男根も生えていた。
「だいぶ、ほぐれてきたようだな」
上半身は妖艶な女、下半身は巨大なクモの体をした妖魔が、麻陽菜の白い肌を見て舌なめずりした。
麻陽菜は依桜に三回連続でイカされた直後だ。体の下には滴り落ちた愛液が染みを作っている。
妖魔が麻陽菜に近づき、下腹部に手を当て、若々しい肌を愛おしげに撫でる。
「人間の女の肉は、しなやかだが弱い。ベビーたちの良質な苗床になるには、男の肉の強靭さも必要だ」
そう言って、すらっと水平に伸びる麻陽菜の腕に噛み付いた。
鋭い痛みとともに、妖魔の牙から妖毒が注入される。ドクン、と麻陽菜の心臓が大きく脈打った。そして燃えるような痛みが全身の血管を駆け巡り、麻陽菜は悲鳴をあげた。
どのくらいの時間が経ったか。頭に霧がかかったようにぼんやりしていた。目の前にはクモ型妖魔。自分の手足は今もクモの糸で縛られたままだ。
(そうか、私は気を失って……。そういえば、依桜は……)
依桜が見当たらない。下半身にむずがゆさを感じ、顔を下に向けると、いびつなものが目に飛び込んでくる。自分の股間から、立派な男根が生えており、それを、しゃがみこんだ依桜がチロチロとなめているではないか。
「依桜!? それに、これは……」
「マヒナの、おっきくて、すごい……。ほしい……」
依桜の目は、とろんとしていて理性を感じられず、頬も赤らんでいる。まるで発情した犬のように、麻陽菜の男根を求めていた。しかしなめ方がぎこちなく、舌の先だけを使っているので、刺激が微弱な電流のようで、くすぐったく、じれったい。
「貴様! 依桜に何をした!?」
麻陽菜は妖魔を睨みつける。
「お前の立派なものを見て、メスの血が騒いでるんだろう」
「くっ……。依桜、やめるんだ。目を覚まして」
「もう……いいよね?」
依桜は麻陽菜の言葉を無視して夢中で肉棒をなめていたが、それだけでは飽き足らないのか、小さな口で一生懸命に、先のほうをくわえ込んだ。
「あっ♡ 依桜っ、だめだっ……」
じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ、と水音を立てて、依桜の頭が上下に動く。そのたびに、体験したことのない快感が肌を上ってくる。
(これが……男の人の快楽……)
麻陽菜は腰を引いて依桜の口から逃れようとするが、依桜は肉棒に執着して放さない。肉棒は依桜の舌になめまわされ、熱く硬くなって、意志とは関係なくビクついている。
「マヒナが、んっ、口の中で、暴れて……っ」
「依桜、そんなに……だめ……ああっ♡」
(おかしい……私、変な気分に……)
気持ち良さに身も心も任せてしまいそうだった。そうしてしまいたい、と強く望んでいる自分がいる。
(依桜の口の中、あったかくて……舌はザラザラして……)
いけないと分かっていても、押し寄せてくる快楽。
肉棒の筋肉の繊維がピンと張っているのが分かる。そこに意識が持っていかれて、他のことを考えることができない。どこかから、何かが込み上げてくる。何かは分からないし、知らない。不安なのに待ち遠しい。体はその瞬間を待ちわびて、震えていた。
「ああっ♡ もう♡ だめだ……♡ 依桜っ♡ ああっ♡ くるっ♡ あぁん゛んんんっ♡♡♡♡♡!!!」
「んっー!?」
その瞬間、依桜が目を見張り、一滴も逃すまいとするように、棒を喉(のど)の奥深くまでくわえ込んだ。
どくん、どくん、どくん……と麻陽菜の肉棒は大きく跳ねて、依桜の口の中に、大量の精液を放出した。
絶頂が落ち着くと、依桜は口の中の物を垂らさないように、吸い付きながら、口を放し、麻陽菜を見上げた。麻陽菜の恥辱に歪んだ顔を見ながら、どこか満足げに微笑を浮かべると、口の中にたっぷりと溜まったものを、ごくり、ごくりと、二口(ふたくち)で飲み込んだ。
「依桜!? そんなもの、飲んじゃだめだ」
「ううん、おいしかった。これが、マヒナの味なんだね」
依桜はなんとも幸せそうな、恍惚の表情をしていた。
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