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小宮山ふたば(元気で明るいロリを触手攻め)
小宮ふたば①
しおりを挟むひと気のない郊外の林の中で、制服姿の少女――小宮(こみや)ふたばと、植物型の妖魔が戦っている。
ふたばの、愛用するリボルバーを持つ細い右腕に、触手が巻き付いた。
「こ、こいつ!」
自由の利く左手で触手を振り払おうとしたとき、その左手にまで別の触手が巻き付いて、両手の自由を奪われてしまう。
「このっ! 何するのよ!」
さすがにこの状況はまずいと思ったのだろう――ふたばのまだ幼さを残す顔は、焦りの色が濃くなった。
この林は偶然人が通りかかるような場所ではないため、助けは望めないのだ。
植物型妖魔の無数の触手が、首をもたげ、怪しく揺れる。獲物をどこからいたぶっていくか、想像して嬉々としているかのように……。
「放しなさい! このっ!」
小宮ふたばは退魔師である。人間に害を為す妖魔を滅ぼすことが、退魔師の悲願だ。
ふたばは高校一年生にしては小柄で、幼い顔立ちをしているので、よく小中学生に間違えられてしまう。顔立ちだけでなく体のほうも凹凸が少ない幼児体型なのだが、退魔師としてはすでに一人前だと本人は豪語している。
髪はロングだが、普段は頭の片側でネコのキャラクターの髪留めで結んで垂らしている。その髪留めまで、どこか子供っぽいデザインなので、なおさら小中学生っぽく見えてしまうのだ。キラキラした大きい瞳は、好奇心が強そうで、色気がない代わりに元気が弾(はじ)ける。
そんな退魔師のふたばが両手を拘束されたまま、虚しい抵抗をしているうちに、さらに別の触手が――しかも複数――地面を伝って這い寄ってくる。
触手はふたばの脚――短いスカートの下の、白の二―ソックスと学校指定のローファーの辺りに、一斉に巻き付いた。
「うそっ……」
完全に動きを封じられてしまい、ふたばは青ざめた。こうなってしまうと、ふたばのまとっている高校の制服は、身軽で動きやすいことが仇(あだ)となり、あまりに無防備だ。
植物型妖魔は、醜くずんぐりしたトゲのないサボテンのような本体部分から、さらに多くの触手を伸ばし、拘束を強める。意外にも肉質な触手の力は想像以上に強く、簡単に抜け出すことも、千切ることもできそうにない。
(やばい、やばい、やばい、やばいっ……!)
悪化していく状況に、ふたばは我を失いそうになるが、何とか自分を落ち着かせようとした。
(何でもいいから隙を作って、こいつから逃げないと……)
ふたばの唯一の武器である、対妖魔用リボルバーだけは意地でも握り続けて離さないが、いつもの向日葵のような笑顔は消え失せ、瞳には大粒の涙が浮かんでいる。
触手は今度はふたばの脚にツタのように巻き付きながら、白のニ―ソックスをなぞって上へと上ってくる。剥き出しの太ももを這い、短いスカートの中へ潜り込んでいく。
(気持ち悪い……!)
嫌悪感をにじませ、ふたばは唇を噛む。
そのとき、触手の蕾(つぼみ)のように膨らんだ先端が、ふたばのショーツ越しに『大事なところ』に触れた。
「ひゃうっ!?」
その瞬間、ふたばはビクンと体を震わせた。触手はマッサージをするかのように、ぐいぐいと脚の付け根の辺りを押してくる。未知の感覚に戸惑い、少女の頬がほのかに赤く染まる。
(この触手……なんで、そんなところを……)
理解が追い付く前に、腕を縛っている触手まで体の中心のほうへ伸び、ブラウス越しに薄い胸の辺りを弄り始めた。
(こいつ、やっぱりおかしい……。気持ち悪いよ……)
身をよじるようにして愛撫から逃げようとするが、触手はふたばの敏感な部分を狙ってくる。先端をグリグリと擦り付けるように。と思えば優しく撫でるように。
そんな不快感に畳みかけるように、また別の触手がふたばの顔に押し付けられる。
(ぐんんっ……!?)
ふたばの口の中に入ろうとしているらしい。ふたばは固く口を閉じて凌ぐが、触手は身をくねらせながら、執拗に口周りにまとわりつく。ヌルッとしたものが顔に付いて気色悪い。
(い、息が……)
触手に口と鼻の周りを塞がれてしまい、だんだんと苦しくなってくる。耐えられなくなり、ついに口を開けたとき、触手が口の中へ押し入ってきた。それはふたばの喉の奥まで差し込まれ、いきなり先端から何かの熱い液体を放出した。
(……!?)
ふたばの体は反射的にその液体を吐き出そうとするが、胃に流れ込んでくる量が多すぎて吐き出すこともできず、無理やり全てを飲み込むしかなかった。呼吸できない苦しさで意識が飛びそうになったが、その後、口の中の触手が出ていってくれたおかげで何とか呼吸を再開することができた。
「えほっ……えほっ……」
激しく咳き込み、口の中に残っている液体を吐き出す。黒い土の上に白い液体が染みを作った。まだ舌に苦味が残っていて、喉の奥がヒリヒリと焼けるように痛い。気分も悪くなってきた。
(だいぶ飲んじゃった……どうしよう……)
不意に、ドクン、と心臓が大きく脈打った。体の奥底に何か熱いものが生まれるのを感じる。
「んっ♡ あっ♡」
鼻にかかった、粘着質な声が漏れた。下半身にかゆいような、じれったいような、妙な感覚がある。
(はあ……はあ……♡ 熱い……あそこが……)
「うっ……、くっ……! ふああっっ♡♡」
声を必死で押し殺そうとするが、体が言うことを聞かず、息が漏れるのを抑えることができない。体全体が急速に熱を帯びていき、くすぐったいような、ヒリヒリするような未知の感覚が広がっていく。ふたばの発達途上の体を塗り替えていく――。
「んあっ!? だめッ……、あっ……あっ……♡ 来る……!? あ゛ああああッッ!!!♡♡♡」
熱が膨張して弾(はじ)け、ふたばの絶叫が林にこだまする。同時に両足の付け根の間から、ショーツを押しのけて、短いスカートの布越しに、何かが力強く突き出した。それは生まれてきたことを喜ぶかのように、ビクン、ビクビクと震え、存在を誇示する。
「はあ……♡ はあ……♡ はあ……♡」
ふたばは息も絶え絶えに、自分の下半身を見下ろして、そこに生えている『本来はありえないもの』を目の当たりにした。
「うそ……でしょ?」
太くたくましい男根が、ふたばの股間からそそり立っていた。
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