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4、姉妹
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風が木々をざわめかせる。桐葉の一結びにした髪が流れる。いつでも仕掛けられるように桐葉はわずかに腰を落とし、構える。油断はいけない。敵がまだ何か手を残している可能性はある。
じきに下級妖魔の討伐を終えた退魔師たちがあの二人と合流し、こちらに向かってくるだろう。要するに勝負を決めにいく必要はない。時間稼ぎだけでよい。
不意に視界の端で何かの影が動いた。木立ちから躍り出たのは敵か味方か……息を飲む。
「えっ!?」
思わず声をあげてしまった。あまりに予想外な姿があった。二人の少女……それも、桐葉がよく知っている退魔師。
「凜(りん)さん! 雪菜(せつな)さん! どうしてこんなところに!?」
柏崎家の双子の姉妹……凜と雪菜。伝説の退魔師・柏崎早苗(かしわざきさなえ)の娘。一学年下の後輩に当たるが、桐葉よりも先に頭角を現わし、天才退魔師と称されている。だが先週から行方が分からなくなっていた。妖魔に襲われて動けなくなっているのではないかと、大規模な捜索が行なわれたのだが、現在まで何も情報がなかったのだ。
その姉妹がそろって、目の前に現われた。桐葉は手に薙刀を構えていなければ、目をこすっていただろう。
「どこにいたんですか!? みんなすごく心配していたんですよ」
話しかけるが……様子がおかしい。何が面白いのか、唇を薄っすらとした笑みの形にして桐葉を見ている。妖魔を警戒している素振りもない。桐葉の知るクールな凜も、温かい雪菜もそこにはいない。
何かが変だ。
「凜さん? 雪菜さん? 私のことが分かるなら、返事をしてください!」
事態は急変した。何も答えず凜が桐葉のほうへ走り出したかと思うと、抜刀した。同時に雪菜がその場で弓を構えた。矢の先端は妖魔ではなく桐葉に向けられている。
(嘘でしょ……)
引き絞られた矢が放たれた。桐葉は飛来した矢を空中で叩き切った。もう一本。これは横に飛んでかわす。肉薄してきた凜が刀を横薙ぎに振るう。凜に接近戦で勝てるわけがない。しかも雪菜の援護付きとなれば……。再び飛来した矢を避けるが、その隙に死角から凜が懐に飛び込んできて対処できず、あっさりと勝負は決した。
凜が馬乗りになって、桐葉の喉に刀を突きつけている。背中に土の冷たさと湿り気を感じながら、桐葉は複雑な思いだった。恐怖、諦め、……疑問。
桐葉は立ち上がらされ、凜と雪菜に両側から腕をつかまれた。武器も奪われてしまった今となっては、逃げることさえできないだろう。妖魔がこちらに歩いてくる。裂けた口から長い舌がチロチロと出入りする。
生きたまま妖魔に食われる……その気持ちがどんなものか、被害者のことを想像してみたことがある。だがうまくできなかった。想像もつかなかった。しかし今なら分かる。そのおぞましさ。背筋が震える。ならば……そんな苦しみを味わうくらいなら、いっそ……。
龍ヶ崎家の名を継ぐ者として、どうあるべきかは幼少期から頭と体に叩き込まれてきた。受け継いだのは名ばかりではなく、退魔師としての才能もだ。しかし凜と雪菜が頭角を現わしてからは、周囲の目が変わった。優しかった母が急に厳格になり、桐葉をののしるようになった。血を吐くような毎日が続いた。
だからなのか、覚悟は思ったよりもすんなりとできた。
桐葉は舌を噛み千切ろうと、内心で自分に命令した。
それを凜に悟られた。桐葉が噛んだのは凜の指だった。二人がかりのすごい力で口をこじ開けられた。
「んんっ!?」
それだけではない。妖魔の長い舌が自分の口の中に入り、動いている。
(いやっ! 気持ち悪い!)
妖魔の醜い顔面が目と鼻の先にあって、腐った魚のような匂いが鼻を突く。涙がこぼれる。名門・龍ヶ崎家の一人娘である桐葉は大切に育てられ、当然ながら男性経験など皆無だった。初めてのキスがこんなに最低なものになろうとは想像だにしていなかった。
桐葉は妖魔に押し倒された。必死でもがこうとするが、手や足は凜と雪菜によって押さえ込まれていた。何もさせてもらえず、口の中をざらついた舌が這い回る。舌は太く、噛み千切るなど不可能だ。口を閉じることも許されない。舌はさらに深く、喉に入ってくる。吐きそうになる。突っ込まれたまま激しく咳き込む。
桐葉は不快な感触にハッとした。妖魔の手が自分の胸を揉んでいる。
(なんなの、この妖魔!?)
乱暴な手つきで制服の上から鷲づかみだ。ひたすら不快、気持ち悪い。ある種のヒト型妖魔には人間を食う前に意図的に肉体を弄んだり犯したりするものがいる、と聞いたことがあった。今自分は犯されようとしているのか。信じたくない現実に押しつぶされそうになる。
逃れようと手足に力を入れる。全く動かせない。妖魔の爪が制服を引き裂いた。形の良い胸を純白のブラが包んでいる。妖魔はそんなもの邪魔だとばかりにブラと肌の間に爪を差し入れ紐を切った。
(いやああああッ!!)
悲鳴にならない悲鳴。大粒の涙が頬を伝う。家族以外に肌を晒すのも初めてだ。羞恥以上に恐怖と不快さが強い。目の前を黒い幕が降りていくように絶望に染まっていく。形の良い胸を妖魔が直接揉みしだく。自分でもろくに触ったことがないのに、妖魔が胸を揉んでいる。その手には鋭い爪があって、簡単に肌を切り裂くことが出来ると思うと、なお恐ろしくなる。(誰か……ッ! 助けて!)
泣きながら叫ぶが声は出ない。くぐもった音がかすかに漏れるのみ。舌が舌に絡んでくる。妖魔の唾液と自分の唾液が混ざる。
(凜さん、雪菜さん! 目を覚まして……!)
必死の願いも二人には届かない。願うほどむしろ強く体を押さえつけてくるようだ。
冷たいものが太ももに触れた。
「……!?」
桐葉は即座に妖魔が何をしようとしているのか悟った。冷たさは爪だ。探るように太ももの辺りを這う。別の力が足をぐいぐい開かせる。抵抗できない。爪の感触は内ももに移動する。制服の短いスカートは破るまでもないだろう。爪は弾力を楽しむように内ももを押す。足の付け根のほうへ上がってくる。
(いやあっ! お願い、誰か! 誰か……)
爪が純白のショーツを縦になぞった。自分でも触ったことのないところを、妖魔の爪が撫でている。
(気持ち悪い……)
何もできない悔しさで涙がぼろぼろと落ちた。
唐突に、どっと口の中に熱い液体があふれた。ドロッとして苦い。呼吸ができない。体が反射的に吐こうとする。それでも流し込まれる。苦しい。辛い。何もできない。何度もその液体が喉を下っていった。すると急に体内……おなかの下あたりに熱源が生まれたのを感じ取った。それは心臓のように脈打った。心臓が血液を送り出すごとく、何か熱いものを全身に向けて送り出した気がした。その瞬間、体温が五度上がったのではないかと思った。指先までその熱が到達したのが分かった。すると体が疼いた。下腹部に別の生き物が宿ったかの感覚だった。
呼吸できない苦しさと未知の感覚に襲われ、桐葉の頭は混乱していた。
(息が……)
意識が遠のく。視界が暗くなっていく。音や匂いが遠ざかる。漆黒の闇の中、誰かの声を聞いた。懐かしく、温かい声。優しい声。力強い声。かすかだった声たちは次第に大きくはっきりと聞こえるようになった。
「桐葉さーん!」「急げ! 早く!」「おーい!」
桐葉は目を開けた。地面に転がったまま横を向いて、熱い液体を吐き出した。拘束が緩んでいた。三つの足音が遠ざかり、代わりにいくつもの足音が近づいてくる。
「桐葉さん、無事ですか!?」
誰かが桐葉を抱き起こした。退魔師たちが合流したのだ。
じきに下級妖魔の討伐を終えた退魔師たちがあの二人と合流し、こちらに向かってくるだろう。要するに勝負を決めにいく必要はない。時間稼ぎだけでよい。
不意に視界の端で何かの影が動いた。木立ちから躍り出たのは敵か味方か……息を飲む。
「えっ!?」
思わず声をあげてしまった。あまりに予想外な姿があった。二人の少女……それも、桐葉がよく知っている退魔師。
「凜(りん)さん! 雪菜(せつな)さん! どうしてこんなところに!?」
柏崎家の双子の姉妹……凜と雪菜。伝説の退魔師・柏崎早苗(かしわざきさなえ)の娘。一学年下の後輩に当たるが、桐葉よりも先に頭角を現わし、天才退魔師と称されている。だが先週から行方が分からなくなっていた。妖魔に襲われて動けなくなっているのではないかと、大規模な捜索が行なわれたのだが、現在まで何も情報がなかったのだ。
その姉妹がそろって、目の前に現われた。桐葉は手に薙刀を構えていなければ、目をこすっていただろう。
「どこにいたんですか!? みんなすごく心配していたんですよ」
話しかけるが……様子がおかしい。何が面白いのか、唇を薄っすらとした笑みの形にして桐葉を見ている。妖魔を警戒している素振りもない。桐葉の知るクールな凜も、温かい雪菜もそこにはいない。
何かが変だ。
「凜さん? 雪菜さん? 私のことが分かるなら、返事をしてください!」
事態は急変した。何も答えず凜が桐葉のほうへ走り出したかと思うと、抜刀した。同時に雪菜がその場で弓を構えた。矢の先端は妖魔ではなく桐葉に向けられている。
(嘘でしょ……)
引き絞られた矢が放たれた。桐葉は飛来した矢を空中で叩き切った。もう一本。これは横に飛んでかわす。肉薄してきた凜が刀を横薙ぎに振るう。凜に接近戦で勝てるわけがない。しかも雪菜の援護付きとなれば……。再び飛来した矢を避けるが、その隙に死角から凜が懐に飛び込んできて対処できず、あっさりと勝負は決した。
凜が馬乗りになって、桐葉の喉に刀を突きつけている。背中に土の冷たさと湿り気を感じながら、桐葉は複雑な思いだった。恐怖、諦め、……疑問。
桐葉は立ち上がらされ、凜と雪菜に両側から腕をつかまれた。武器も奪われてしまった今となっては、逃げることさえできないだろう。妖魔がこちらに歩いてくる。裂けた口から長い舌がチロチロと出入りする。
生きたまま妖魔に食われる……その気持ちがどんなものか、被害者のことを想像してみたことがある。だがうまくできなかった。想像もつかなかった。しかし今なら分かる。そのおぞましさ。背筋が震える。ならば……そんな苦しみを味わうくらいなら、いっそ……。
龍ヶ崎家の名を継ぐ者として、どうあるべきかは幼少期から頭と体に叩き込まれてきた。受け継いだのは名ばかりではなく、退魔師としての才能もだ。しかし凜と雪菜が頭角を現わしてからは、周囲の目が変わった。優しかった母が急に厳格になり、桐葉をののしるようになった。血を吐くような毎日が続いた。
だからなのか、覚悟は思ったよりもすんなりとできた。
桐葉は舌を噛み千切ろうと、内心で自分に命令した。
それを凜に悟られた。桐葉が噛んだのは凜の指だった。二人がかりのすごい力で口をこじ開けられた。
「んんっ!?」
それだけではない。妖魔の長い舌が自分の口の中に入り、動いている。
(いやっ! 気持ち悪い!)
妖魔の醜い顔面が目と鼻の先にあって、腐った魚のような匂いが鼻を突く。涙がこぼれる。名門・龍ヶ崎家の一人娘である桐葉は大切に育てられ、当然ながら男性経験など皆無だった。初めてのキスがこんなに最低なものになろうとは想像だにしていなかった。
桐葉は妖魔に押し倒された。必死でもがこうとするが、手や足は凜と雪菜によって押さえ込まれていた。何もさせてもらえず、口の中をざらついた舌が這い回る。舌は太く、噛み千切るなど不可能だ。口を閉じることも許されない。舌はさらに深く、喉に入ってくる。吐きそうになる。突っ込まれたまま激しく咳き込む。
桐葉は不快な感触にハッとした。妖魔の手が自分の胸を揉んでいる。
(なんなの、この妖魔!?)
乱暴な手つきで制服の上から鷲づかみだ。ひたすら不快、気持ち悪い。ある種のヒト型妖魔には人間を食う前に意図的に肉体を弄んだり犯したりするものがいる、と聞いたことがあった。今自分は犯されようとしているのか。信じたくない現実に押しつぶされそうになる。
逃れようと手足に力を入れる。全く動かせない。妖魔の爪が制服を引き裂いた。形の良い胸を純白のブラが包んでいる。妖魔はそんなもの邪魔だとばかりにブラと肌の間に爪を差し入れ紐を切った。
(いやああああッ!!)
悲鳴にならない悲鳴。大粒の涙が頬を伝う。家族以外に肌を晒すのも初めてだ。羞恥以上に恐怖と不快さが強い。目の前を黒い幕が降りていくように絶望に染まっていく。形の良い胸を妖魔が直接揉みしだく。自分でもろくに触ったことがないのに、妖魔が胸を揉んでいる。その手には鋭い爪があって、簡単に肌を切り裂くことが出来ると思うと、なお恐ろしくなる。(誰か……ッ! 助けて!)
泣きながら叫ぶが声は出ない。くぐもった音がかすかに漏れるのみ。舌が舌に絡んでくる。妖魔の唾液と自分の唾液が混ざる。
(凜さん、雪菜さん! 目を覚まして……!)
必死の願いも二人には届かない。願うほどむしろ強く体を押さえつけてくるようだ。
冷たいものが太ももに触れた。
「……!?」
桐葉は即座に妖魔が何をしようとしているのか悟った。冷たさは爪だ。探るように太ももの辺りを這う。別の力が足をぐいぐい開かせる。抵抗できない。爪の感触は内ももに移動する。制服の短いスカートは破るまでもないだろう。爪は弾力を楽しむように内ももを押す。足の付け根のほうへ上がってくる。
(いやあっ! お願い、誰か! 誰か……)
爪が純白のショーツを縦になぞった。自分でも触ったことのないところを、妖魔の爪が撫でている。
(気持ち悪い……)
何もできない悔しさで涙がぼろぼろと落ちた。
唐突に、どっと口の中に熱い液体があふれた。ドロッとして苦い。呼吸ができない。体が反射的に吐こうとする。それでも流し込まれる。苦しい。辛い。何もできない。何度もその液体が喉を下っていった。すると急に体内……おなかの下あたりに熱源が生まれたのを感じ取った。それは心臓のように脈打った。心臓が血液を送り出すごとく、何か熱いものを全身に向けて送り出した気がした。その瞬間、体温が五度上がったのではないかと思った。指先までその熱が到達したのが分かった。すると体が疼いた。下腹部に別の生き物が宿ったかの感覚だった。
呼吸できない苦しさと未知の感覚に襲われ、桐葉の頭は混乱していた。
(息が……)
意識が遠のく。視界が暗くなっていく。音や匂いが遠ざかる。漆黒の闇の中、誰かの声を聞いた。懐かしく、温かい声。優しい声。力強い声。かすかだった声たちは次第に大きくはっきりと聞こえるようになった。
「桐葉さーん!」「急げ! 早く!」「おーい!」
桐葉は目を開けた。地面に転がったまま横を向いて、熱い液体を吐き出した。拘束が緩んでいた。三つの足音が遠ざかり、代わりにいくつもの足音が近づいてくる。
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