吉田定理の小説以外

赤崎火凛(吉田定理)

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公開中の作品のプロット『ハンドパンの導き』

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この作品はエブリスタさんの妄想コンテスト『運命のふたり』に応募するために書きました。

本文はこちら ⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/105216602/213785058

●ブレインストーミング

 まずはアイデア出しのためにブレインストーミングをしました。


●出てきたアイデア

どうしても急に「こんなもの持っている人がいるはずない」と思える何かが必要になり、それを運命の相手が持っていた。

 ⇒ここで、どんなものを持っていたら面白いかなと考えて、いろいろ調べたりして、ハンドパンにしました。


●それをもとにして作ったあらすじ

 OLのA子は大事なプレゼンを控えて緊張していた。本番直前、緊張のあまり気分が悪くなり、気持ちを落ち着かせるためにハンドパンに触りたくなる。しかしそんなものがここにあるはずもなく、絶望していると、通りかかったB太が「ハンドパンがあれば」という呟きをたまたま聞いて、「俺、いまハンドパン持ってますけど」と声をかける。カバンからマジでハンドパンが出てくる。これは運命だ、と確信するA子。「お名前は?」「B太です」「私はA子です。ありがとうございます」緊張がなくなり、すっきりとした顔でプレゼンへ向かうA子。END
 ⇒ハンドパンとはどんなものか? をあえて読者に説明せずに進んでいく。その際、主人公の周りの人物が「パン? お腹すいたんですか?」などと読者の代わりにツッコミを入れる。


●さらに詳しいあらすじ

【1】大事なプレゼンの直前、緊張でお腹が痛くなる「私」。ハンドパンを触って緊張を和らげようと思ったが、ハンドパンを置いてきたことに気づく。
【2】取りに行こうかと思うが、どうやっても間に合わぬ。代わりになる物を探してみるが、ダメ。ダメ元で「どなたかハンドパンをお持ちの方はいますか」と聞いてみるけど、「??」っていう顔。
【3】刻々とプレゼンの開始時間が近づき、ますます腹痛は激しくなり、絶望的状況。「誰かハンドパン・・・ハンドパン・・・」と呟いたところ、通りがかった男性が「僕のハンドパンでよければお貸しします」「え?ホントに?」
【4】ホントにカバンからハンドパンが出てくる。なでなでしながら「でもどうしてハンドパンを会社に?」「自分でもわかりませんが、ハンドパンが自分を持って行けと言っているような気がして」運命だと感じる主人公。「私、こういう者です」名刺交換。「B太さん、助かりました」「お役に立てて何よりです」完全回復した主人公はプレゼンへと向かった。「これは運命だ。プレゼンが終わったら、B太さんに告白しよう」

・メモ:何度も「ちなみに、ハンドパンというのは」までしゃべって切れる(誰かに話しかけられる)。

●キャラ設定(めちゃくちゃざっくりとだけ決めて、本文を書き始めると同時に名前も適当に決めました。他にもキャラは出てきますが、そういう人たちは出てきたときに全部その場で決めました)

・主人公はOL、29歳、そろそろ結婚を前提の恋人がほしい。
・B太、同じ会場で別のことしてた、別の会社の人。27歳、恋人なし。


●ここまでがプロットで、次は本文を書き始めました。


●タイトル案(深く考えずに適当に決めました。本文を書きつつ並行して案を出しました)

ハンドパンのおみちびき、運命のハンドパン、ハンドパンを落とした(忘れた)だけなのに

●本文を全部書いたあと、WEB掲載用のあらすじを書きました。


おわり
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