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~番外編~
パンツの話
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新婚時代、まだ優月を妊娠する前のお話です。
ちょい下品。
千鶴と朧がやたらとパンツパンツ言ってるので、苦手な方はご注意を!
********************************************
「ふんふん、ふふーん♪」
ある日の夕暮時、私はお茶の間で鼻歌を歌いつつ、取り込んだ洗濯物を畳んでいた。
今日はとっても天気が良かったから、洗濯物が乾くこと乾くこと。
「ふんふーん」
乾いた洗濯物の山から、次に畳むものを手に取る。
おっとお、次なる獲物は正宗さんのパンツじゃないですか!
ぴらりと広げたのは、シンプルな黒地のボクサーパンツ。
正宗さんはもっぱらボクサーパンツを愛用されているんだ。
いいよね、ボクサー。男性物のパンツの中で一番格好良いと思う。
ちなみに正宗さんはあまり派手なものは好まず、黒系の無地や、柄はあっても目立たないシックでシンプルなデザインのものが多い。
でもなあ……たまにはこう、冒険してみるのも良いと思うんだ。
正宗さんならちょっと派手な柄も似合いそう。イケメンだから。
キャラ物のワンポイントも良いかもしれない。可愛いやつ。
(きゃー! ギャップ萌え!!)
可愛い柄のパンツを穿く旦那様の姿を妄想して、一人悦に入る。
あっ、それでいくとトランクスとかもいいかも!
あのラフな感じが可愛いよね、トランクス。
正宗さんに穿いてもらうなら、これまたちょっと派手な柄のパンツがいいなあ。見てみたい。
あ、受け狙い系のイロモノパンツも面白いかも~!
真面目な黒髪眼鏡のイケメン。でも脱ぐとパンツが……ふふふふふふっ!!
「今度こっそり買ってみようかなあ、正宗さんのパンツ」
穿いてくれるかなあ? と思いつつ、旦那様のパンツ姿妄想にふけっていたら……
「お前、何一人でキモイこと言ってんだ」
「ぴゃっ!」
ろ、ろろろろろ朧さん!?
なんでここに!? いつの間にっ!?
「玄関で呼んでも出ないし、鍵開いてたから入ってきた。そしたらお前がニヤニヤ笑いながらパンツパンツ連呼してて……」
「えええええっ」
なんとっ、無意識のうちに心の声を口に出していたみたいです。
い、いつから聞かれてたんだろう……。恥ずかしい……!
「ほれ。ちょっと仙台まで行って来たんで、その土産」
「わあ、ありがとうございます!」
今日も今日とて素敵な和服姿の朧さんは、お土産を届けに来てくれたらしい。
手渡された紙袋には、仙台の銘菓や笹かま、牛タンスモークなどが入っていた。
美味しそう! 嬉しい~!!
恥ずかしい独り言を聞かれた恥ずかしさも吹っ飛ぶよ!
「……で? なんでそんなパンツパンツ言ってたんだ?」
私の向かいにあぐらをかき、朧さんはにやっと意地悪な笑みを浮かべて言う。
うう……、完全に面白がってるな……
「いえ、その……。正宗さんのパンツはシンプルなデザインのものが多いから、たまには違う系統のデザインもどうかなあ? と思いまして……」
「ああ、アイツつっまんねえパンツ穿いてそうだよな」
「つ、つまんなくないですよ! 格好良いですよ! 似合ってますよ!」
正宗さんのボクサーパンツ姿、破壊力すごいんですからね!
「もう。そういう朧さんは、どんなパンツ穿いてるんですか?」
「お前……。よく聞けるな、そういうこと」
普通にセクハラ、つーか変態発言じゃねーかと朧さんは呆れる。
まあ、確かにそうですけど……
「羞恥心より好奇心の方が勝りました」
それに、相手が朧さんだからこういう話もできるというか……
なんだかんだ、朧さんってこういうアホな話にも付き合ってくれるしさ。
ちなみに、なんとなーくだけど、朧さんはブランド物のパンツを愛用していそう。めっちゃ高いやつ。
「で、どうなんです? 朧さんはボクサー派ですか? トランクス派ですか? それともブリーフ派?」
「穿いてない」
「えっ」
「だから、穿いてない」
「嘘っ!」
私はぎょっとして、朧さんの股間に視線を向けてしまう。
「ばーか、嘘だよ」
朧さんはくっくっと笑った。
「び、びっくりしたぁ……」
朧さんならありえる! とか思っちゃいましたよ。
あやうく妖しい妄想を展開してしまうところだったー。危ない危ない。この妄想はあとで一人になってからゆっくりと……
「俺もボクサー派だな。トランクスはなんか落ち着かない」
「へえ~、そうなんですね」
ボクサーパンツなら女性物もあるから穿いたことあるけど、トランクスは穿いたことないからなあ。感覚がよくわからない。あれかな、短パンを穿くような感じなのかな。
「ち、ちなみに……幸村先生は?」
「あいつは半々。たまにバカみたいな柄のトランクス穿いてるぞ」
わー! 幸村先生なら穿いてそう! そして似合いそう!!
「波打ち際の絵がプリントされてて、そこに毛筆で『海開き』ってでっかく書かれてるやつとか」
「ぶふっ」
そ、そんなパンツが……
「ケツのところにでっかくハートが描かれてて、前の方に『愛、フォーエバー』って書かれてるやつとか」
「ぶはっ」
そ、それ、朧さんへのメッセージなんじゃ……
駄目だ面白い。
「まあ、そんなアホみたいなパンツを面白がって穿いてるアホな男だアイツは」
「あはははは。でも、似合いそうですよね、そういう面白柄」
「……まあ、似合ってない、ことも……ない」
おやおやおやあ?
その反応、なんだかんだ幸村先生の面白パンツを気に入ってるんじゃないですか?
もう、可愛いなあ。萌えるなあ。
「で、お前は?」
「えっ」
「お前、人にさんざん聞いておいて、自分は話さないつもりなのか?」
「ええええっ」
だ、だって、朧さん別に私のパンツのことなんて興味ないでしょう?
私が聞いたのは、その……、正宗さんの新しいパンツを買うための参考というか……
………………すみません嘘を吐きました。腐女子的な好奇心ゆえに聞いただけですごちそうさまでした!
「お前、色気のないパンツとか穿いてそうだよな。ダッセーやつ」
「ななななっ。そんなことないですよっ! そりゃあ色気はないかもしれませんが、ダサくないです。可愛いやつです! 独身時代はちょっと手を抜いていたけど、結婚してからは正宗さんの目があるので、一応下着選びには気を遣っているんですよ! ちなみにうちの旦那様は清純可愛い系がお好きみたいです」
……って! 何を口走っているんだ私!!
「へえ~、そうなんだ」
あああ、朧さんがニヤニヤいじめっ子な笑みを浮かべているうううう!
「も、もう! パンツの話はこれで終わり! パンツ終わりです!」
いたたまれず、私は無理やり話を切り上げた。
「はいはい、パンツ終わりな」
「ううう、朧さんの意地悪。……お茶、淹れてきますね。いただいたお土産のお菓子、一緒に食べましょう」
「おう。緑茶で頼む」
「りょうかいでーす」
そして私は二人分のお茶を淹れ、朧さんと仙台銘菓を味わったのだった。
ちなみに、最近はご当地パンツなんてものもあるらしい。(結局またパンツの話ですよ)
お土産物を買う時に見かけたんだって。なんでも、ご当地にちなんだ柄や台詞が描かれたネタ系のパンツらしい。
あとでネット検索してみようっと。
…………正宗さん、穿いてくれるかな……?
********************************************
千鶴と朧はこういう馬鹿話ができるくらいには仲良しです。
ちなみにもし千鶴がご当地パンツを買ったとして、正宗さんはおそらく「無言で目を見開き、しばし固まる→一転して笑顔→笑顔のまま、これを穿く代わりに千鶴も自分が用意したパンツを穿くよう約束させる→ご当地パンツを穿く。意外に似合う」となります(笑)
ちょい下品。
千鶴と朧がやたらとパンツパンツ言ってるので、苦手な方はご注意を!
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「ふんふん、ふふーん♪」
ある日の夕暮時、私はお茶の間で鼻歌を歌いつつ、取り込んだ洗濯物を畳んでいた。
今日はとっても天気が良かったから、洗濯物が乾くこと乾くこと。
「ふんふーん」
乾いた洗濯物の山から、次に畳むものを手に取る。
おっとお、次なる獲物は正宗さんのパンツじゃないですか!
ぴらりと広げたのは、シンプルな黒地のボクサーパンツ。
正宗さんはもっぱらボクサーパンツを愛用されているんだ。
いいよね、ボクサー。男性物のパンツの中で一番格好良いと思う。
ちなみに正宗さんはあまり派手なものは好まず、黒系の無地や、柄はあっても目立たないシックでシンプルなデザインのものが多い。
でもなあ……たまにはこう、冒険してみるのも良いと思うんだ。
正宗さんならちょっと派手な柄も似合いそう。イケメンだから。
キャラ物のワンポイントも良いかもしれない。可愛いやつ。
(きゃー! ギャップ萌え!!)
可愛い柄のパンツを穿く旦那様の姿を妄想して、一人悦に入る。
あっ、それでいくとトランクスとかもいいかも!
あのラフな感じが可愛いよね、トランクス。
正宗さんに穿いてもらうなら、これまたちょっと派手な柄のパンツがいいなあ。見てみたい。
あ、受け狙い系のイロモノパンツも面白いかも~!
真面目な黒髪眼鏡のイケメン。でも脱ぐとパンツが……ふふふふふふっ!!
「今度こっそり買ってみようかなあ、正宗さんのパンツ」
穿いてくれるかなあ? と思いつつ、旦那様のパンツ姿妄想にふけっていたら……
「お前、何一人でキモイこと言ってんだ」
「ぴゃっ!」
ろ、ろろろろろ朧さん!?
なんでここに!? いつの間にっ!?
「玄関で呼んでも出ないし、鍵開いてたから入ってきた。そしたらお前がニヤニヤ笑いながらパンツパンツ連呼してて……」
「えええええっ」
なんとっ、無意識のうちに心の声を口に出していたみたいです。
い、いつから聞かれてたんだろう……。恥ずかしい……!
「ほれ。ちょっと仙台まで行って来たんで、その土産」
「わあ、ありがとうございます!」
今日も今日とて素敵な和服姿の朧さんは、お土産を届けに来てくれたらしい。
手渡された紙袋には、仙台の銘菓や笹かま、牛タンスモークなどが入っていた。
美味しそう! 嬉しい~!!
恥ずかしい独り言を聞かれた恥ずかしさも吹っ飛ぶよ!
「……で? なんでそんなパンツパンツ言ってたんだ?」
私の向かいにあぐらをかき、朧さんはにやっと意地悪な笑みを浮かべて言う。
うう……、完全に面白がってるな……
「いえ、その……。正宗さんのパンツはシンプルなデザインのものが多いから、たまには違う系統のデザインもどうかなあ? と思いまして……」
「ああ、アイツつっまんねえパンツ穿いてそうだよな」
「つ、つまんなくないですよ! 格好良いですよ! 似合ってますよ!」
正宗さんのボクサーパンツ姿、破壊力すごいんですからね!
「もう。そういう朧さんは、どんなパンツ穿いてるんですか?」
「お前……。よく聞けるな、そういうこと」
普通にセクハラ、つーか変態発言じゃねーかと朧さんは呆れる。
まあ、確かにそうですけど……
「羞恥心より好奇心の方が勝りました」
それに、相手が朧さんだからこういう話もできるというか……
なんだかんだ、朧さんってこういうアホな話にも付き合ってくれるしさ。
ちなみに、なんとなーくだけど、朧さんはブランド物のパンツを愛用していそう。めっちゃ高いやつ。
「で、どうなんです? 朧さんはボクサー派ですか? トランクス派ですか? それともブリーフ派?」
「穿いてない」
「えっ」
「だから、穿いてない」
「嘘っ!」
私はぎょっとして、朧さんの股間に視線を向けてしまう。
「ばーか、嘘だよ」
朧さんはくっくっと笑った。
「び、びっくりしたぁ……」
朧さんならありえる! とか思っちゃいましたよ。
あやうく妖しい妄想を展開してしまうところだったー。危ない危ない。この妄想はあとで一人になってからゆっくりと……
「俺もボクサー派だな。トランクスはなんか落ち着かない」
「へえ~、そうなんですね」
ボクサーパンツなら女性物もあるから穿いたことあるけど、トランクスは穿いたことないからなあ。感覚がよくわからない。あれかな、短パンを穿くような感じなのかな。
「ち、ちなみに……幸村先生は?」
「あいつは半々。たまにバカみたいな柄のトランクス穿いてるぞ」
わー! 幸村先生なら穿いてそう! そして似合いそう!!
「波打ち際の絵がプリントされてて、そこに毛筆で『海開き』ってでっかく書かれてるやつとか」
「ぶふっ」
そ、そんなパンツが……
「ケツのところにでっかくハートが描かれてて、前の方に『愛、フォーエバー』って書かれてるやつとか」
「ぶはっ」
そ、それ、朧さんへのメッセージなんじゃ……
駄目だ面白い。
「まあ、そんなアホみたいなパンツを面白がって穿いてるアホな男だアイツは」
「あはははは。でも、似合いそうですよね、そういう面白柄」
「……まあ、似合ってない、ことも……ない」
おやおやおやあ?
その反応、なんだかんだ幸村先生の面白パンツを気に入ってるんじゃないですか?
もう、可愛いなあ。萌えるなあ。
「で、お前は?」
「えっ」
「お前、人にさんざん聞いておいて、自分は話さないつもりなのか?」
「ええええっ」
だ、だって、朧さん別に私のパンツのことなんて興味ないでしょう?
私が聞いたのは、その……、正宗さんの新しいパンツを買うための参考というか……
………………すみません嘘を吐きました。腐女子的な好奇心ゆえに聞いただけですごちそうさまでした!
「お前、色気のないパンツとか穿いてそうだよな。ダッセーやつ」
「ななななっ。そんなことないですよっ! そりゃあ色気はないかもしれませんが、ダサくないです。可愛いやつです! 独身時代はちょっと手を抜いていたけど、結婚してからは正宗さんの目があるので、一応下着選びには気を遣っているんですよ! ちなみにうちの旦那様は清純可愛い系がお好きみたいです」
……って! 何を口走っているんだ私!!
「へえ~、そうなんだ」
あああ、朧さんがニヤニヤいじめっ子な笑みを浮かべているうううう!
「も、もう! パンツの話はこれで終わり! パンツ終わりです!」
いたたまれず、私は無理やり話を切り上げた。
「はいはい、パンツ終わりな」
「ううう、朧さんの意地悪。……お茶、淹れてきますね。いただいたお土産のお菓子、一緒に食べましょう」
「おう。緑茶で頼む」
「りょうかいでーす」
そして私は二人分のお茶を淹れ、朧さんと仙台銘菓を味わったのだった。
ちなみに、最近はご当地パンツなんてものもあるらしい。(結局またパンツの話ですよ)
お土産物を買う時に見かけたんだって。なんでも、ご当地にちなんだ柄や台詞が描かれたネタ系のパンツらしい。
あとでネット検索してみようっと。
…………正宗さん、穿いてくれるかな……?
********************************************
千鶴と朧はこういう馬鹿話ができるくらいには仲良しです。
ちなみにもし千鶴がご当地パンツを買ったとして、正宗さんはおそらく「無言で目を見開き、しばし固まる→一転して笑顔→笑顔のまま、これを穿く代わりに千鶴も自分が用意したパンツを穿くよう約束させる→ご当地パンツを穿く。意外に似合う」となります(笑)
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