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二十二章
Ⅳ
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なんともいえないむずがゆく、ほんわかとした空気を漂わせて工房を出た。疲労ではなく、満ち足りたルウと語り合ったのは長くはなかったけど、その残滓は今も心地の余韻となっている。
ああゆう風にやりとりできたのも、俺とルウの心がぐっっっっと近づいている証。いや、むしろもう俺と心が一つになっているからといっても差し支えない。
それも、ルウのほうから示してくれた。
「えへへへ・・・・・・」
心だけじゃなく、体まで弾んでしまう。だいぶ古くなっているベッドがギシギシギシギシと不安な軋みを発する。
「あまりはしゃがないでください。弾みすぎてベッドが壊れてしまいます」
「いや。もうベッドなんて必要ないし」
二つなくても、いいじゃない。だって婚約しているんだもの。
一緒に寝てもいいじゃない。だって相思相愛なんだもの。
「地べたで寝るおつもりですか? さっさと早く横になってください。明日は試験で早起きしないといけないのでしょう」
「うん。そうだったね」
どうやら俺は浮かれすぎていた。だけど、どこまでも冷静なルウのおかげで起きる時間を再認識できたんだから。
「それではご主人様、脱いでください」
「うん・・・・・・・・・・うん?」
いそいそと横になって寝る体勢になった俺は、違和感をかんじた。
今なんて?
「脱 い で く だ さ い 。そう申したのですが」
・・・・・・・・・聞き間違いじゃなかった。それはどういうことだろう。普段俺は寝るとき服を着ている。全裸にならなきゃ睡眠できないって特殊な体質でもない。
ちょっと待て。そもそもルウはどうしてこっちに?
「はぁ・・・・・・もうよろしいです」
「あっ」
覆い被さるようにして、ルウは俺の上にのって、シャツのボタンを外しにかかった。あっという間に上半身を剥かれ、今はズボンにとりかかっている。
「え? え? え?」
なに? なにをしているの? 俺はなにをされているの? なんで俺婚約者に全裸にされてるの?
「まったく、無駄に時間がかかってしまいました」
これはもしや、あれか? 心だけじゃなく、体でも一つになりたいっていう意志表示か? ルウ自ら俺と肉体関係を持ちたいという願望からの暴挙なのか?
やだ、ルウって大胆。
「いや、待ってくれルウ早まっちゃいけないこういうときはムードや流れやお互いの合意が必要不可欠で――――」
そうじゃない。いくらなんでも急すぎるし、明日も早いし。
「だからこそです。明日ご主人様には全力で取り組んでもらいたいからです。できるだけ身も心もすっきりとした状態で試験に臨んでいただきたいのです」
ちょ、健気。でもすっきりとしすぎて逆に気が抜けてしまうんじゃ。というか初めてなのにこのままじゃルウが主導で進んでしまうんじゃ?
「だ、だめだろルウ。ルウだって初めてなのに」
「別に私は初めてではございませんが」
「ええええ!?」
「よくやっていました。父親にも」
「ええ!?」
「姉にも、母にも。というか村でもあちこち盛んにやっていましたが」
「歪んでる! ウェアウルフの家庭も村も!
「えええええええ!?」
「狩りのときはとくにですね。一狩り終えたあと、ちょっとやってくれ~と頼まれてわかりました、と」
「仕事終わり飲みいくか的なノリで!?」
なんてことだ・・・・・・種族による考え方はここまで隔たりがあったのか・・・・・・・・・。ウェアウルフではそんなことは当たり前だったのか・・・・・・。
「そうじゃないとご主人様は緊張しすぎたり下手な失敗をしてしまいかねません」
「待ったルウ! だめだ!」
「暴れないでください」
体格差、腕力なんてものともしないでジタバタともがく俺を的確に押えこむ。押し返すことも逃げることもできない。というか改めてルウ強すぎる。
「縛りますよ?」
情けない。俺、好きな子に無理やり初めて奪われちゃの? こんな形で・
「優しく・・・・・・・・・お願い・・・・・・!」
「無理です」
涙を流しての懇願は、あっさりと切り捨てられた。無情。
「さっさと俯せになってください」
「う、ううう・・・・・・・・・うんって俯せ?」
チッ、と舌打ちをすると、俺の肩を掴みながらお腹に手を突っ込んでそのままえいや、とひっくり返された。そのまま俺の太もも、足の裏、腰、背骨と全体重をかけ、グリグリと拳をめり込ませたり、グッグッ、と指を押込む。
「ご主人様。力加減はいかがですか?」
「うん。気持ちいい。けどルウ? なにしてるの?」
「マッサージですが。それ以外になにがあると?」
あ・・・・・・・・・フゥ~ン・・・・・・。
「なにか勘違いしていたのではないですか?」
「ううん? そんなことないぞ」
恥ずかしい。とてつもなく死にたい。そうだよな。ルウがそんなふしだらなことしてくるわけがない。枕に顔を埋めて決して悟られまい。
「ご主人様の、とてつもなく硬くなっております。まったく、なにゆえにこのようになるまで放っておいたのですか?」
「奴隷である私にこのような奉仕をさせるなんて。まったくご主人様はどうしようもなくだめなお人です」
「ほら、わかりますか? ここほぐれてきておりますよ」「情けのない声をだして。恥ずかしくないのですか?」
と、ルウは嘲けりを含みながら、俺の凝りをほぐしていく。これは、けっこういいな。気持ちがいい。絶妙な力加減と優しく撫でる手つきの使いわけに感嘆が吐息が漏れる。
「痛いのがお好みなのですか? それではもう少し激しくいたします」
「ああ、奴隷にこんなことされて喜んでる、けどそれが気持ちよいというお声ですね。気持ち悪いです」
「情けのない姿を晒されながらご主人様にご奉仕しなければいけない私の気持ちが理解できますか?」
なんでだろう。マッサージされてるからかな。ルウの容赦ない罵倒も、悪くない。逆に心地よくなっていくような錯覚するすらある。
「それでは、次は上になってください」
うっとりとした快感に酔いしれたまま、のそのそと遅い動きで指示されたとおりに体の向きを変えた。俺の顔に巻かれている布を、ゆっくりと外した。
「目を、閉じてください」
ふんわりとした、この世のものともおもえない柔らかい感触。弾みがありながらもどこまでも優しく包みこんでいくあるかないかわからない重み。
匂いと感触だけでも判別できる。ルウの尻尾だ。それが手や足ではできない実に艶めかしい動きで、俺の顔の上で這いずりまわる。
それは、先程のマッサージでは到底辿りつけない快い興奮さえ湧きおこすものだった。時に優しく、時に激しく。叫びに近い声が、自然と出てしまう。
しかも、それだけでは終わらない。
「っ!? うあ、!?」
ほんのりとした熱まで加わる。熱いでなく、ほどよい温度。尻尾全体のすみずみにまでじんわりとした温かさが広がっていき、それでもって顔を揉まれていく。例えようのない気持ちの良さは、絶頂寸前にまで俺の気分を高まらせる。
瞼の上から、ぐ、ぐ、と眼球を圧され、我慢できず苦悶のような喘ぎを発する。荒く短い呼吸とともに情けない嬌声が。我慢しようとしても、力がおかしな具合に働いて、足がつんのめりシーツを握るので精一杯だ。
死んじゃう。このままじゃ俺快感に殺される。ルウの尻尾に殺される。
「ご主人様。次は体のほうに移りたいのですが・・・・・・」
「っ!?」
こんな、顔だけで死にそうになるのに。体だって?
だめだ。そんなことされたら、今度こそ俺保たない。発狂する。
「ご主人様?」
でも・・・・・・・・。
「あっ」
悩んでいる間もなく、ルウは有言実行に移った。顔よりも体の触覚のほうが敏感だからだろうか。ゾクゾクとした気持ちと毛先のさわさわした部分が肌を滑るたびに、ビクビクと痙攣してしまう。
「私の命より大切な尻尾でこのような醜悪なお顔になるなんて。それほどに私の尻尾はよいのですか?」
「い、いい。ルウの尻尾・・・・・・好き・・・・・・」
「ルナ様やガーラ様、シエナ様、マット様達よりもですか?」
「誰も・・・・・・なににも勝てない・・・・・・・・・ルウが一番だ・・・・・・・・・」
尻尾が、振るえた。ブルブルとなにかを我慢するように。少しだけ動きがとまって、そしてまた蹂躙のかぎりを尽くす。
「比較され下だと断じられた方々に同情を禁じえません。奴隷の尻尾になすがままにされてよがって情けない姿になる主に今後も仕えなければならないとは。自らを不幸であるとこれほど強く認識したことはありません」
ああ、俺はきっと今天国にいる。
快感に酔いしれ、喉も枯れるほど叫んで、最後にそれだけ考えて、意識がとんだ。
ああゆう風にやりとりできたのも、俺とルウの心がぐっっっっと近づいている証。いや、むしろもう俺と心が一つになっているからといっても差し支えない。
それも、ルウのほうから示してくれた。
「えへへへ・・・・・・」
心だけじゃなく、体まで弾んでしまう。だいぶ古くなっているベッドがギシギシギシギシと不安な軋みを発する。
「あまりはしゃがないでください。弾みすぎてベッドが壊れてしまいます」
「いや。もうベッドなんて必要ないし」
二つなくても、いいじゃない。だって婚約しているんだもの。
一緒に寝てもいいじゃない。だって相思相愛なんだもの。
「地べたで寝るおつもりですか? さっさと早く横になってください。明日は試験で早起きしないといけないのでしょう」
「うん。そうだったね」
どうやら俺は浮かれすぎていた。だけど、どこまでも冷静なルウのおかげで起きる時間を再認識できたんだから。
「それではご主人様、脱いでください」
「うん・・・・・・・・・・うん?」
いそいそと横になって寝る体勢になった俺は、違和感をかんじた。
今なんて?
「脱 い で く だ さ い 。そう申したのですが」
・・・・・・・・・聞き間違いじゃなかった。それはどういうことだろう。普段俺は寝るとき服を着ている。全裸にならなきゃ睡眠できないって特殊な体質でもない。
ちょっと待て。そもそもルウはどうしてこっちに?
「はぁ・・・・・・もうよろしいです」
「あっ」
覆い被さるようにして、ルウは俺の上にのって、シャツのボタンを外しにかかった。あっという間に上半身を剥かれ、今はズボンにとりかかっている。
「え? え? え?」
なに? なにをしているの? 俺はなにをされているの? なんで俺婚約者に全裸にされてるの?
「まったく、無駄に時間がかかってしまいました」
これはもしや、あれか? 心だけじゃなく、体でも一つになりたいっていう意志表示か? ルウ自ら俺と肉体関係を持ちたいという願望からの暴挙なのか?
やだ、ルウって大胆。
「いや、待ってくれルウ早まっちゃいけないこういうときはムードや流れやお互いの合意が必要不可欠で――――」
そうじゃない。いくらなんでも急すぎるし、明日も早いし。
「だからこそです。明日ご主人様には全力で取り組んでもらいたいからです。できるだけ身も心もすっきりとした状態で試験に臨んでいただきたいのです」
ちょ、健気。でもすっきりとしすぎて逆に気が抜けてしまうんじゃ。というか初めてなのにこのままじゃルウが主導で進んでしまうんじゃ?
「だ、だめだろルウ。ルウだって初めてなのに」
「別に私は初めてではございませんが」
「ええええ!?」
「よくやっていました。父親にも」
「ええ!?」
「姉にも、母にも。というか村でもあちこち盛んにやっていましたが」
「歪んでる! ウェアウルフの家庭も村も!
「えええええええ!?」
「狩りのときはとくにですね。一狩り終えたあと、ちょっとやってくれ~と頼まれてわかりました、と」
「仕事終わり飲みいくか的なノリで!?」
なんてことだ・・・・・・種族による考え方はここまで隔たりがあったのか・・・・・・・・・。ウェアウルフではそんなことは当たり前だったのか・・・・・・。
「そうじゃないとご主人様は緊張しすぎたり下手な失敗をしてしまいかねません」
「待ったルウ! だめだ!」
「暴れないでください」
体格差、腕力なんてものともしないでジタバタともがく俺を的確に押えこむ。押し返すことも逃げることもできない。というか改めてルウ強すぎる。
「縛りますよ?」
情けない。俺、好きな子に無理やり初めて奪われちゃの? こんな形で・
「優しく・・・・・・・・・お願い・・・・・・!」
「無理です」
涙を流しての懇願は、あっさりと切り捨てられた。無情。
「さっさと俯せになってください」
「う、ううう・・・・・・・・・うんって俯せ?」
チッ、と舌打ちをすると、俺の肩を掴みながらお腹に手を突っ込んでそのままえいや、とひっくり返された。そのまま俺の太もも、足の裏、腰、背骨と全体重をかけ、グリグリと拳をめり込ませたり、グッグッ、と指を押込む。
「ご主人様。力加減はいかがですか?」
「うん。気持ちいい。けどルウ? なにしてるの?」
「マッサージですが。それ以外になにがあると?」
あ・・・・・・・・・フゥ~ン・・・・・・。
「なにか勘違いしていたのではないですか?」
「ううん? そんなことないぞ」
恥ずかしい。とてつもなく死にたい。そうだよな。ルウがそんなふしだらなことしてくるわけがない。枕に顔を埋めて決して悟られまい。
「ご主人様の、とてつもなく硬くなっております。まったく、なにゆえにこのようになるまで放っておいたのですか?」
「奴隷である私にこのような奉仕をさせるなんて。まったくご主人様はどうしようもなくだめなお人です」
「ほら、わかりますか? ここほぐれてきておりますよ」「情けのない声をだして。恥ずかしくないのですか?」
と、ルウは嘲けりを含みながら、俺の凝りをほぐしていく。これは、けっこういいな。気持ちがいい。絶妙な力加減と優しく撫でる手つきの使いわけに感嘆が吐息が漏れる。
「痛いのがお好みなのですか? それではもう少し激しくいたします」
「ああ、奴隷にこんなことされて喜んでる、けどそれが気持ちよいというお声ですね。気持ち悪いです」
「情けのない姿を晒されながらご主人様にご奉仕しなければいけない私の気持ちが理解できますか?」
なんでだろう。マッサージされてるからかな。ルウの容赦ない罵倒も、悪くない。逆に心地よくなっていくような錯覚するすらある。
「それでは、次は上になってください」
うっとりとした快感に酔いしれたまま、のそのそと遅い動きで指示されたとおりに体の向きを変えた。俺の顔に巻かれている布を、ゆっくりと外した。
「目を、閉じてください」
ふんわりとした、この世のものともおもえない柔らかい感触。弾みがありながらもどこまでも優しく包みこんでいくあるかないかわからない重み。
匂いと感触だけでも判別できる。ルウの尻尾だ。それが手や足ではできない実に艶めかしい動きで、俺の顔の上で這いずりまわる。
それは、先程のマッサージでは到底辿りつけない快い興奮さえ湧きおこすものだった。時に優しく、時に激しく。叫びに近い声が、自然と出てしまう。
しかも、それだけでは終わらない。
「っ!? うあ、!?」
ほんのりとした熱まで加わる。熱いでなく、ほどよい温度。尻尾全体のすみずみにまでじんわりとした温かさが広がっていき、それでもって顔を揉まれていく。例えようのない気持ちの良さは、絶頂寸前にまで俺の気分を高まらせる。
瞼の上から、ぐ、ぐ、と眼球を圧され、我慢できず苦悶のような喘ぎを発する。荒く短い呼吸とともに情けない嬌声が。我慢しようとしても、力がおかしな具合に働いて、足がつんのめりシーツを握るので精一杯だ。
死んじゃう。このままじゃ俺快感に殺される。ルウの尻尾に殺される。
「ご主人様。次は体のほうに移りたいのですが・・・・・・」
「っ!?」
こんな、顔だけで死にそうになるのに。体だって?
だめだ。そんなことされたら、今度こそ俺保たない。発狂する。
「ご主人様?」
でも・・・・・・・・。
「あっ」
悩んでいる間もなく、ルウは有言実行に移った。顔よりも体の触覚のほうが敏感だからだろうか。ゾクゾクとした気持ちと毛先のさわさわした部分が肌を滑るたびに、ビクビクと痙攣してしまう。
「私の命より大切な尻尾でこのような醜悪なお顔になるなんて。それほどに私の尻尾はよいのですか?」
「い、いい。ルウの尻尾・・・・・・好き・・・・・・」
「ルナ様やガーラ様、シエナ様、マット様達よりもですか?」
「誰も・・・・・・なににも勝てない・・・・・・・・・ルウが一番だ・・・・・・・・・」
尻尾が、振るえた。ブルブルとなにかを我慢するように。少しだけ動きがとまって、そしてまた蹂躙のかぎりを尽くす。
「比較され下だと断じられた方々に同情を禁じえません。奴隷の尻尾になすがままにされてよがって情けない姿になる主に今後も仕えなければならないとは。自らを不幸であるとこれほど強く認識したことはありません」
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