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第26話 エッチ禁止令
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「ニハルさん、女神様の言っていることは、本当なの?」
「う……」
ニハルは言葉に詰まった。どうやら、忘れていたわけではなく、憶えていたけれど、そのことは考えないようにしていたみたいである。
処女でなくなると、スキル「ギャンブル無敗」を失ってしまう。
それは、ニハルにとって、唯一の強みをなくしてしまう、ということと同義であった。
「女神様、女神様! その、処女を捧げるのは、しばらく諦めるけど、他のエッチなことはしてもいいよね⁉」
「他のエッチなこと、とは?」
「お口でするとか!」
ニハルは口をあんぐりと開けて、握り拳を前後に動かした。あまりにもその場面を想起させるストレートなジェスチャーに、イスカは顔を赤らめ、見て見ない振りをする。
「ええと……そうですね……」
砂漠の女神は、分厚い本をめくり始めた。何かを探している。
「ああ、ありました。神からスキルを授かりし者は、清らかな体でなければいけない。ゆえに、以下の行為を禁じる……という中に、口でする行為も含まれていますね」
「ええー! そんなあ!」
至極残念そうに叫んだ後、なお、ニハルは食い下がった。
「じゃあ! じゃあ! お互いに自分で自分を慰めて、最後は顔にかけてもらうとか、そういうプレイはどう⁉ これならいいよね!」
「いえ、ダメです」
「なんでーーー⁉ 処女を失ってないじゃない!」
「この場合の処女とは、肉体だけでなく、精神的なものもさしています。自ら進んで、そのようなエッチな行為を行うことは、すなわち処女のすることではない……という判断ですね」
「じゃ、じゃあ、もしかして、私……この先ずっと、イスカ君とエッチができないの⁉」
「スキルを失ってもいいんでしたら、どうぞ」
「まだ……手放すわけにはいかないもん……!」
ニハルは悔しそうに歯噛みした後、上目づかいで探るように、女神のことを見た。
「あの……キスは、何回でもして、いいんだよね……?」
「それはどうぞ。お好きなだけ」
「おっぱいを触らせたり、お尻を揉んでもらったりは……?」
「ギリギリ……大丈夫ですね」
「体を触ってもらうのはアリなんだね……よかった♡」
「あー、でも、それで絶頂を迎えたりしたら、アウトです。それは処女のする行為ではありません」
「あああああ! どんどん可能性が狭まっていくー!」
その時、砂漠の女神は、ポンッと手を叩いた。何かを思い出したようだ。
「そういえば、例外がありました」
「え⁉ なに! なに! 教えて!」
「あくまでも心が屈していない条件ですが、好きでもない他人に無理やりエッチなことをされるのは、情状酌量の余地あり、で許されています。もちろん、それで処女を奪われたりしたらダメですけど」
「え……なにそれ……そんな情報、別に嬉しくない……」
「だから、あなたが心の底から『気持ちいい♡』とか、『もっとくださぁい♡』とかハッキリと言い出さない限りは、好きでもない他人に、あれこれ汚されたとしても、大丈夫です。それこそ、お顔にかけられたり、大事なところをいじられたり……」
口調は丁寧ながら、言っていることはとんでもなく卑猥だ。しかも、『気持ちいい♡』や『もっとくださぁい♡』を言う時は、わざわざ腰をくねらせて、色っぽい声で実演してみせていた。この女神、なかなかにぶっ飛んでいる。
砂漠の女神は、体にピッタリとまとわりつく白い衣を着ている。その一枚だけか、透けて、うっすらと乳首や股間が見えている。露出度は高くないものの、これはこれでかなりエロい女神様だ。
「つまり、好きな人とのエッチはほとんどアウトだけど、そうじゃない連中に犯されたとしても、処女を失わない限りは大丈夫、ってこと……?」
「そういうことになりますね」
「ううう……そんなあ……やっと、イスカ君と、イチャラブエッチができると思ってたのにいいい」
砂漠の女神は、その姿が消えかかっている。どうやら、わざわざ、このことを伝えるために現れたようだ。これからニハルとイスカがまさにエッチをしようという、最悪のタイミングで。
「では、ご機嫌よう。頑張って生き抜いてくださいね」
「待って! まだ話は終わってない――!」
女神を相手に、なお交渉を試みようとしたニハルだったが、ダメだった。
光が消えるのとともに、砂漠の女神は空間へと溶けこむように姿を消してしまった。
「……ショックだよぉ。目の前に好きな人がいるのに、何も出来ないなんて……」
「ニハルさん……」
イスカは困り顔で、ニハルのことを見つめている。どうやって慰めればいいのか、わからない状況だ。
涙目のニハルは、顔を上げ、キッとイスカのことを強い眼差しで見た。
「イスカ君……!」
「は、はい」
「おっぱい、揉んでいいよ!」
「え……えええ⁉」
「さっきの話だと、おっぱい触らせるのはオーケーってことだから! せめて、私のおっぱい、揉んで!」
ズイ! とニハルは豊かな乳房を、イスカに向かって突き出した。その勢いで、プルルン、とGカップのおっぱいが揺れる。
ごくり……とイスカは喉を鳴らし、手を伸ばした。
柔らかな乳房に、指がゆっくりと沈んでゆく。
両のおっぱいを鷲掴みにされたニハルは、頬を染めて、
「ん……♡」
と心地良さげな声を上げた。
その瞬間――
ドンッ! と大寝室の壁が吹き飛んだ。
「え⁉ ちょっと! 今度はなに⁉」
ニハルは慌ててレオタードを上げて、おっぱいを隠す。
突然の異変に、イスカは即座に反応して、ベッド脇に置いていた刀を取ると、刃を抜いた。
壁に空いた大穴の向こうから、鎧を着た大柄な男が、ズンッと足音を響かせて入ってくる。
「お前は――⁉」
イスカは目を見開いた。
襲撃者の正体は――まさかの、ルドルフだった。
「う……」
ニハルは言葉に詰まった。どうやら、忘れていたわけではなく、憶えていたけれど、そのことは考えないようにしていたみたいである。
処女でなくなると、スキル「ギャンブル無敗」を失ってしまう。
それは、ニハルにとって、唯一の強みをなくしてしまう、ということと同義であった。
「女神様、女神様! その、処女を捧げるのは、しばらく諦めるけど、他のエッチなことはしてもいいよね⁉」
「他のエッチなこと、とは?」
「お口でするとか!」
ニハルは口をあんぐりと開けて、握り拳を前後に動かした。あまりにもその場面を想起させるストレートなジェスチャーに、イスカは顔を赤らめ、見て見ない振りをする。
「ええと……そうですね……」
砂漠の女神は、分厚い本をめくり始めた。何かを探している。
「ああ、ありました。神からスキルを授かりし者は、清らかな体でなければいけない。ゆえに、以下の行為を禁じる……という中に、口でする行為も含まれていますね」
「ええー! そんなあ!」
至極残念そうに叫んだ後、なお、ニハルは食い下がった。
「じゃあ! じゃあ! お互いに自分で自分を慰めて、最後は顔にかけてもらうとか、そういうプレイはどう⁉ これならいいよね!」
「いえ、ダメです」
「なんでーーー⁉ 処女を失ってないじゃない!」
「この場合の処女とは、肉体だけでなく、精神的なものもさしています。自ら進んで、そのようなエッチな行為を行うことは、すなわち処女のすることではない……という判断ですね」
「じゃ、じゃあ、もしかして、私……この先ずっと、イスカ君とエッチができないの⁉」
「スキルを失ってもいいんでしたら、どうぞ」
「まだ……手放すわけにはいかないもん……!」
ニハルは悔しそうに歯噛みした後、上目づかいで探るように、女神のことを見た。
「あの……キスは、何回でもして、いいんだよね……?」
「それはどうぞ。お好きなだけ」
「おっぱいを触らせたり、お尻を揉んでもらったりは……?」
「ギリギリ……大丈夫ですね」
「体を触ってもらうのはアリなんだね……よかった♡」
「あー、でも、それで絶頂を迎えたりしたら、アウトです。それは処女のする行為ではありません」
「あああああ! どんどん可能性が狭まっていくー!」
その時、砂漠の女神は、ポンッと手を叩いた。何かを思い出したようだ。
「そういえば、例外がありました」
「え⁉ なに! なに! 教えて!」
「あくまでも心が屈していない条件ですが、好きでもない他人に無理やりエッチなことをされるのは、情状酌量の余地あり、で許されています。もちろん、それで処女を奪われたりしたらダメですけど」
「え……なにそれ……そんな情報、別に嬉しくない……」
「だから、あなたが心の底から『気持ちいい♡』とか、『もっとくださぁい♡』とかハッキリと言い出さない限りは、好きでもない他人に、あれこれ汚されたとしても、大丈夫です。それこそ、お顔にかけられたり、大事なところをいじられたり……」
口調は丁寧ながら、言っていることはとんでもなく卑猥だ。しかも、『気持ちいい♡』や『もっとくださぁい♡』を言う時は、わざわざ腰をくねらせて、色っぽい声で実演してみせていた。この女神、なかなかにぶっ飛んでいる。
砂漠の女神は、体にピッタリとまとわりつく白い衣を着ている。その一枚だけか、透けて、うっすらと乳首や股間が見えている。露出度は高くないものの、これはこれでかなりエロい女神様だ。
「つまり、好きな人とのエッチはほとんどアウトだけど、そうじゃない連中に犯されたとしても、処女を失わない限りは大丈夫、ってこと……?」
「そういうことになりますね」
「ううう……そんなあ……やっと、イスカ君と、イチャラブエッチができると思ってたのにいいい」
砂漠の女神は、その姿が消えかかっている。どうやら、わざわざ、このことを伝えるために現れたようだ。これからニハルとイスカがまさにエッチをしようという、最悪のタイミングで。
「では、ご機嫌よう。頑張って生き抜いてくださいね」
「待って! まだ話は終わってない――!」
女神を相手に、なお交渉を試みようとしたニハルだったが、ダメだった。
光が消えるのとともに、砂漠の女神は空間へと溶けこむように姿を消してしまった。
「……ショックだよぉ。目の前に好きな人がいるのに、何も出来ないなんて……」
「ニハルさん……」
イスカは困り顔で、ニハルのことを見つめている。どうやって慰めればいいのか、わからない状況だ。
涙目のニハルは、顔を上げ、キッとイスカのことを強い眼差しで見た。
「イスカ君……!」
「は、はい」
「おっぱい、揉んでいいよ!」
「え……えええ⁉」
「さっきの話だと、おっぱい触らせるのはオーケーってことだから! せめて、私のおっぱい、揉んで!」
ズイ! とニハルは豊かな乳房を、イスカに向かって突き出した。その勢いで、プルルン、とGカップのおっぱいが揺れる。
ごくり……とイスカは喉を鳴らし、手を伸ばした。
柔らかな乳房に、指がゆっくりと沈んでゆく。
両のおっぱいを鷲掴みにされたニハルは、頬を染めて、
「ん……♡」
と心地良さげな声を上げた。
その瞬間――
ドンッ! と大寝室の壁が吹き飛んだ。
「え⁉ ちょっと! 今度はなに⁉」
ニハルは慌ててレオタードを上げて、おっぱいを隠す。
突然の異変に、イスカは即座に反応して、ベッド脇に置いていた刀を取ると、刃を抜いた。
壁に空いた大穴の向こうから、鎧を着た大柄な男が、ズンッと足音を響かせて入ってくる。
「お前は――⁉」
イスカは目を見開いた。
襲撃者の正体は――まさかの、ルドルフだった。
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