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第13話 相思相愛
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「で、新領主様。さっそくどんなことを、このコリドールでするんだ?」
アイヴィーに尋ねられたニハルは、キョトンとした表情になった。
「ゆっくりスローライフを楽しもうかと思っていたんだけど……」
「税金は? 領主をやる以上、ガルズバル帝国に税金を納めないといけないぜ。それはどうやって払うつもりなんだ?」
「うそ、そんなめんどくさいこと、しないといけないの⁉」
「カジノの景品でもらうときに、説明無かったのかよ」
「全然。まったく。何も教えてもらわなかった」
「あー、それ……わざと隠してやがったな……最後の最後で、意地悪しやがったんだ」
憤りの表情で、アイヴィーは腕組みし、フンッ、と鼻を鳴らした。
「いいよ。親衛隊のオレが、手助けしてやる」
「ありがと、アイヴィー♪」
「税金の計算は正直めんどくさい。領民の数とか、畑の広さとか、そういうのを計算して、その土地ごとの税額を、帝国の税務官が決めるそうなんだ」
「領民は、私とイスカ君と、アイヴィー達になるのかな」
「オレとか、盗賊団の連中は、住民として登録されていないから、そこはカウント外だな。いまのところ、住民はお前とイスカの二人になる」
「それで、畑……ね」
二階の窓から、外を見る。
邸の前に広がる畑地帯。しかし、どれも土地が死んでいる。一度遺棄された場所で、果たして元通りの作物は育つのだろうか。
「畑仕事は、オレら盗賊団も手伝うよ」
「盗賊団? あなたは私の親衛隊でしょ」
「おっと、そうだったな。そうしたら、他の連中も、お前の親衛隊に鞍替えさせないといけないな」
「そうしてくれたら嬉しいな♪」
「とにかく、畑に関しては、親衛隊に任せてくれ。ほとんどが農家出身だから、知識はある」
その時、ベッドの上の美少女達が、うーん、と声を上げて、身を起こし始めた。
「あれえ、アイヴィー様ぁ……そのバニーさん、誰ぇ……?」
「新しい恋人ですかぁ?」
美少女達は、寝起きの甘ったるい声で、アイヴィーに問うてくる。
「いつかは抱きたいけどな、いまは手出しできないんだよ。なにせ、ここの新しい領主様だからな」
「ほええ、そんなセクシーなバニーさんが、領主様なんですかあ」
美少女の一人は、呑気な声を出して、目を丸くしている。
他の二人は、興味なさげに、寝ている間に乱れた髪の毛を指でいじりながら整えている。
そんな彼女らを見て、アイヴィーは、ムラムラ来たようだ。
「ったく、可愛い奴らだな」
ベッドに上がると、次々と、一人一人にキスをしていく。最初は軽く頬にチュッと触れるだけのキス。
それから、今度は唇を絡ませての、濃厚なキスを始めた。
「ぷぁ……ニハル、見てく?」
キスとキスの合間の息継ぎで、アイヴィーはニハルに対して挑発的な目を向けてきた。
「あー……私は、もうちょっと、お邸の中を見て回るね~♪」
さすがに恥ずかしくなったニハルは、いよいよ激しく愛し合い始めたアイヴィーと美少女達を放っておいて、部屋から出た。
女の子達が目をさましたら、寝室から追い出すんじゃなかったのか、というツッコミどころはあったが、そんな約束事、アイヴィーの振る舞いの前には全て吹っ飛んでしまった。
まあ、今日からニハル達の部屋のなるのだから、最後にじっくり愛のひとときを楽しませても悪くはないだろう。
といったようなことを考えて、寝室のドアを閉めると、すぐ横にイスカが立っていた。
「あ、イスカ君。待っててくれたんだね♪」
「ニハルさんの近くを離れるわけにはいかないから」
「だったら、もっと寄ってよ♪ 密着するくらい♪」
ニハルは、イスカの腕に手を絡ませ、グイグイと引っ張った。豊かな乳房が、イスカの上腕に当たり、むにむにとした感触を伝えてくる。
「こ、これは、逆に護衛がしづらいよ……!」
「へーきへーき♪ イスカ君なら、誰か襲ってきても、チャチャッとやっつけちゃうでしょ」
「それに、その……腕に、当たってて……!」
「当てたくて、当ててるの♡」
それから、ニハルは、イスカの耳元に囁きかけた。
「ねえねえ。さっき、アイヴィーに、私のことが好きかどうか、って聞かれたじゃない」
「う、うん」
「あの時、護衛だから、って答えてたけど……本当はどうなの?」
「本……当……?」
「イスカ君は、私のこと、好き?」
そう囁いた後、ギュッ、と、ニハルはイスカの腕を抱き締めた。
「私は、イスカ君のこと、大好き♡」
甘い声に、ゾクゾク、とイスカは背筋を震わせた。耳まで顔が赤くなっている。
「イスカ君は……?」
ちょっと不安そうな眼差しで、イスカのことを見つめてくるニハル。
間近で、そんな可愛い顔をされて、とうとうイスカは我慢出来なくなった。
「僕も、ニハルさんのこと、好きです」
「やった♪ 相思相愛、だね♪」
ちゅ。
おもむろに、ニハルは、イスカの唇にキスをした。
お互いこれが、人生で初のキス。
二人とも、ちょっと唇同士が軽く触れただけのキスなのに、恥ずかしそうに顔を背けた。
「そうしたら、約束ね。君はこれから、ただの護衛じゃない。私と一緒に人生を歩んでくれるパートナー……恋人になってもらうから♡」
「こ、恋人」
「あれれ? もしかして、もっと、距離感を楽しんでいたかった? 私は、もう、けっこう我慢の限界だったんだけど」
「そういうわけじゃないですけど、あの、急なことだから、戸惑っちゃって」
「いきなり結婚して、とか言われるよりは、マシでしょ♪」
ニハルはますます、イスカにギュウッと抱きつく。
「あーん♡ 楽しみ♡ 今日からどんな風に暮らそうかなあ♡」
そんな風にウキウキしているニハルを見て、イスカもまた笑みを浮かべつつ、目元はまだ動揺して泳ぎっぱなしになっていた。
アイヴィーに尋ねられたニハルは、キョトンとした表情になった。
「ゆっくりスローライフを楽しもうかと思っていたんだけど……」
「税金は? 領主をやる以上、ガルズバル帝国に税金を納めないといけないぜ。それはどうやって払うつもりなんだ?」
「うそ、そんなめんどくさいこと、しないといけないの⁉」
「カジノの景品でもらうときに、説明無かったのかよ」
「全然。まったく。何も教えてもらわなかった」
「あー、それ……わざと隠してやがったな……最後の最後で、意地悪しやがったんだ」
憤りの表情で、アイヴィーは腕組みし、フンッ、と鼻を鳴らした。
「いいよ。親衛隊のオレが、手助けしてやる」
「ありがと、アイヴィー♪」
「税金の計算は正直めんどくさい。領民の数とか、畑の広さとか、そういうのを計算して、その土地ごとの税額を、帝国の税務官が決めるそうなんだ」
「領民は、私とイスカ君と、アイヴィー達になるのかな」
「オレとか、盗賊団の連中は、住民として登録されていないから、そこはカウント外だな。いまのところ、住民はお前とイスカの二人になる」
「それで、畑……ね」
二階の窓から、外を見る。
邸の前に広がる畑地帯。しかし、どれも土地が死んでいる。一度遺棄された場所で、果たして元通りの作物は育つのだろうか。
「畑仕事は、オレら盗賊団も手伝うよ」
「盗賊団? あなたは私の親衛隊でしょ」
「おっと、そうだったな。そうしたら、他の連中も、お前の親衛隊に鞍替えさせないといけないな」
「そうしてくれたら嬉しいな♪」
「とにかく、畑に関しては、親衛隊に任せてくれ。ほとんどが農家出身だから、知識はある」
その時、ベッドの上の美少女達が、うーん、と声を上げて、身を起こし始めた。
「あれえ、アイヴィー様ぁ……そのバニーさん、誰ぇ……?」
「新しい恋人ですかぁ?」
美少女達は、寝起きの甘ったるい声で、アイヴィーに問うてくる。
「いつかは抱きたいけどな、いまは手出しできないんだよ。なにせ、ここの新しい領主様だからな」
「ほええ、そんなセクシーなバニーさんが、領主様なんですかあ」
美少女の一人は、呑気な声を出して、目を丸くしている。
他の二人は、興味なさげに、寝ている間に乱れた髪の毛を指でいじりながら整えている。
そんな彼女らを見て、アイヴィーは、ムラムラ来たようだ。
「ったく、可愛い奴らだな」
ベッドに上がると、次々と、一人一人にキスをしていく。最初は軽く頬にチュッと触れるだけのキス。
それから、今度は唇を絡ませての、濃厚なキスを始めた。
「ぷぁ……ニハル、見てく?」
キスとキスの合間の息継ぎで、アイヴィーはニハルに対して挑発的な目を向けてきた。
「あー……私は、もうちょっと、お邸の中を見て回るね~♪」
さすがに恥ずかしくなったニハルは、いよいよ激しく愛し合い始めたアイヴィーと美少女達を放っておいて、部屋から出た。
女の子達が目をさましたら、寝室から追い出すんじゃなかったのか、というツッコミどころはあったが、そんな約束事、アイヴィーの振る舞いの前には全て吹っ飛んでしまった。
まあ、今日からニハル達の部屋のなるのだから、最後にじっくり愛のひとときを楽しませても悪くはないだろう。
といったようなことを考えて、寝室のドアを閉めると、すぐ横にイスカが立っていた。
「あ、イスカ君。待っててくれたんだね♪」
「ニハルさんの近くを離れるわけにはいかないから」
「だったら、もっと寄ってよ♪ 密着するくらい♪」
ニハルは、イスカの腕に手を絡ませ、グイグイと引っ張った。豊かな乳房が、イスカの上腕に当たり、むにむにとした感触を伝えてくる。
「こ、これは、逆に護衛がしづらいよ……!」
「へーきへーき♪ イスカ君なら、誰か襲ってきても、チャチャッとやっつけちゃうでしょ」
「それに、その……腕に、当たってて……!」
「当てたくて、当ててるの♡」
それから、ニハルは、イスカの耳元に囁きかけた。
「ねえねえ。さっき、アイヴィーに、私のことが好きかどうか、って聞かれたじゃない」
「う、うん」
「あの時、護衛だから、って答えてたけど……本当はどうなの?」
「本……当……?」
「イスカ君は、私のこと、好き?」
そう囁いた後、ギュッ、と、ニハルはイスカの腕を抱き締めた。
「私は、イスカ君のこと、大好き♡」
甘い声に、ゾクゾク、とイスカは背筋を震わせた。耳まで顔が赤くなっている。
「イスカ君は……?」
ちょっと不安そうな眼差しで、イスカのことを見つめてくるニハル。
間近で、そんな可愛い顔をされて、とうとうイスカは我慢出来なくなった。
「僕も、ニハルさんのこと、好きです」
「やった♪ 相思相愛、だね♪」
ちゅ。
おもむろに、ニハルは、イスカの唇にキスをした。
お互いこれが、人生で初のキス。
二人とも、ちょっと唇同士が軽く触れただけのキスなのに、恥ずかしそうに顔を背けた。
「そうしたら、約束ね。君はこれから、ただの護衛じゃない。私と一緒に人生を歩んでくれるパートナー……恋人になってもらうから♡」
「こ、恋人」
「あれれ? もしかして、もっと、距離感を楽しんでいたかった? 私は、もう、けっこう我慢の限界だったんだけど」
「そういうわけじゃないですけど、あの、急なことだから、戸惑っちゃって」
「いきなり結婚して、とか言われるよりは、マシでしょ♪」
ニハルはますます、イスカにギュウッと抱きつく。
「あーん♡ 楽しみ♡ 今日からどんな風に暮らそうかなあ♡」
そんな風にウキウキしているニハルを見て、イスカもまた笑みを浮かべつつ、目元はまだ動揺して泳ぎっぱなしになっていた。
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