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第四章
4-13*
しおりを挟む「クローディア、今から君を抱くけれど、これは治療だ。君は悪くない、いいか、これは治療なんだ」
はぁ、はぁと呼吸している彼女の唇を吸う。零れ落ちるようなクローディアの唾液を舐めると、彼女は舌を差し出してきた。こんなキスを教えたのは、私ではない。そう思うと焼ききれるような嫉妬を覚えるが、今はそれどころではない。
赤く熟れたような舌先を吸い込み、絡める。まるで犯すように口内に入ってくるクローディアの舌を吸い上げながら乳房を揉みしだく。次第に固くなる乳頭を摘まめば、くぐもった声を上げてクローディアは身体を震わせた。
「はぁっんっ……ああっ……んっ……んんっ……」
クローディアは足先をピンと伸ばし、背をのけぞらせた。私の手で、彼女がイッた。その痴態をみるだけで血が滾ってくる。
スッとクローディアの手が下半身の辺りをさ迷い始め、滾り始めた肉棒をトラウザーズの上から握った。
「これ……、クレイグ……、お願い……」
彼女の要求はストレートだ。もう既に一糸まとわぬ姿になっているクローディアに対し、私はまだネクタイを外しただけだ。上着を脱いでシャツを脱ぐ間に、クローディアは自分の手で花芽をいじりだした。
「あぁぁっ……ふっ……ううっぅ……うぅ……」
こんな少しの間も我慢できないのか、そんな媚薬に犯されているクローディアを早くイかせたい。素早くトラウザーズも全て脱ぎ去ると、彼女は肌をぴたりと合わせるように腕を伸ばして胸をくっつけてきた。ベッドに優しく寝かせると、その柔らかい身体の上に添うように私の身体を乗せる。
「ね、ねぇ……お願い。もう……ここ、触って……」
くちゅくちゅと自分の指だけではイケないのか、可愛い声をだしておねだりしてくる。そしてそそり立つ肉棒を手で握りしめた。
「この、おっきいので、お願い……突いて欲しいの……ね、クレイグ……お願い……もうっ……」
はぁ、はぁっと息苦しそうに呻く彼女の手が、肉棒を上下に扱く。その温かく包み込むような手の感触に思わずううっと呻いてしまう。
「気持ち、いい?クレイグ……私、上手にできてる?」
そんなことを聞くクローディアに、「いいよ」と言った後に黙らせるつもりで口を塞ぐ。今度は舌をねじ込めば、クローディアは応えるように唾液を飲む。掌で乳房を包み込み、そして乳首をいじりながら優しく愛撫すると、甘い吐息が漏れてくる。彼女の手は相変わらず滾りを包んで離さない。
次第に腰を動かしはじめたクローディアが、足りない、とねだるように私の手をとって己の秘裂を触らせてきた。もう十分に濡れているそこは、花芽もぷくりと膨らんでいる。
耳朶を甘く噛むと、「はぁっ」と甘い声が出る。「ここがイイのか」と耳を舐めると、身体を捩じらせながら懇願してきた。
「ああっんんっ……も、もうっ、イかせてっ」
耳に舌を入れながら、利き手で花芽を摘まみ上げる。その刺激で一気に駆け上がるように感じたクローディアが、一層高く甘い嬌声を上げた。同時に強く握られた肉棒の刺激で射精感が高まる。
「あああっ!」
「ううっ」
ドクっと情けないほど呆気なく吐精してしまう。どんな美女を抱いてもこんなに早く出したことはない。理性が飛ぶように興奮したのも、初めてだ。
——クローディア、お前だけだ。私をこれほどまで狂わせるのは。
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