亡国の姫君は婚約者を選べない
旧サルベニア王国の姫、アイリスはサザン帝国の学園で学んでいる妖銃使い。でも普段は弱くて役に立たない。
いつもは騎士団に所属している、従兄のソルディーエル元王太子がアイリスの傍にいるが、最近、同級生のレオンハルト皇子との距離が近くなってきた。そうしていると、妖銃使いの師匠のサボが、戻って来て突然アプローチをし始めた。
サザン帝国では、「赤の日」という強制お見合い制度がある。18歳になったアイリス達は、その対象者となった。運命の赤の日に、自分が婚約者に選ばれようと画策するレオンハルト皇子に、ソルディーエル王子。そしてサボはアイリスに外国に行こうと誘う。
3人の男性にアプローチされ翻弄されるアイリス。一体、誰がアイリスの婚約者になるのか?
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