わたくしは悪役令嬢……そうだ、ヒロインを攻略対象から寝取りましょう♪

Ryo-k

文字の大きさ
上 下
11 / 13

11話

しおりを挟む
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうのですね。
ゲームの時間も残りわずか。

「アニエスさん? そろそろ負けを認めていただけます?」

「――――」

あらあら、反応が無くなってしまいました。
これで心が壊れるの何度目でしょうか。
わたくしは、精神回復の魔法を彼女にかけて差し上げます。

「! ――っ! ――っ!」

よかった。ちゃんと意識が戻ったわ。
わたくし、ものは大事に扱う主義ですの。

「まだ壊れていないようで安心しましたわ」

おもむろにわたくしはアニエスの拘束をすべて解いた。
ドサッと床に倒れこんで、ピクピク体を痙攣させているアニエスに対して、今度は体力回復の魔法もかけて差し上げます。
回復魔法のおかげで自由に動けるようになった彼女ですが、わたくしに歯向かってくるかと思いきや、床に膝と手をつき、頭を垂れている。
前世でいう『土下座』です。

「あ……あたしの、負け……です」

「あらそう? じゃあゲームはわたくしの勝ちね。あなたは今日からわたくしのペット。いいわね?」

「は、はい……わかりました……ご主人様」

「あら? 最初から『ご主人様』呼び出来て偉いわね。立派なペットにはご褒美あげなくてはね」

とわたくしは自身に魔法をかける。
女性に男性の象徴を一時的に生やすことのできる魔法を。

わたくしに生えた象徴を見たアニエスは、一目散に駆け寄ってきて舐め始めました。
美味しそうにむしゃぶりつくその姿は、わたくしの求めるペットに相応しい姿。
乙女ゲームのヒロインはペットになる才能もあったのかしらね。

「これ、どこにほしい?」

「あ、あたしの中に……ほしいです」

「いいの? あなたの純潔でしょ?」

「はいっ。ご主人様にあたしの純潔を奪ってほしいです」

とアニエスは、両足を大きく開き両手で股を開いてこちらにおねだりしてきた。
その姿にわたくしの感情も昂ってきて、それに合わせて象徴も反り立っている。

「それでは…………いただきます」

ズブリとわたくしのものが彼女の中に入っていきました。

「んぐっ! ああああっ! ――――っ!」

破瓜の痛みとこれまでの調教で高められた感度による気持ちよさが混ぜ合わさって、声にならない喘ぎを出しているアニエス。
その姿はわたくしの欲情を更に誘うもので、腰の動きが一段と早くなっておりました。

「このまま中に出しますわよ!」

「は、はいっ! ご主人様の、あたしの中にください!!」

腰の動きに合わせて高められたものを、彼女の中の一番奥に押し付けたタイミングで一気に吐き出した。
アニエスも、それに合わせて全身をビクッと痙攣させた。

「まだまだ萎える気がしませんわ。どんどんいきますわよ!」

「ご、ご主人様……少し休ませ――ひぎっ!」

魔法との相性がいいのかしらね。
全然萎える気がしなかったわたくしは、あれから2桁はゆうに超える回数彼女で致してしまったわ。
途中からアニエスは気絶してたけど、そのことに気付くことすらありませんでしたわ。

これは……魔法の改良が少し必要かもしれませんね。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

【完結】これでよろしいかしら?

ここ
恋愛
ルイーザはただの平民だった。 大人になったら、幼馴染のライトと結婚し、畑を耕し、子どもを育てる。 そんな未来が当たり前だった。 しかし、ルイーザは普通ではなかった。 あまりの魅力に貴族の養女となり、 領主の花嫁になることに。 しかし、そこで止まらないのが、 ルイーザの運命なのだった。

婚約破棄の甘さ〜一晩の過ちを見逃さない王子様〜

岡暁舟
恋愛
それはちょっとした遊びでした

悪役令嬢とヒロインをくっつけたいモブ令嬢の話

Ryo-k
恋愛
エマ・ミュラー伯爵令嬢は前世の記憶を思い出した。 そしてここが自分の押しキャラのいる乙女ゲームの世界だということに気付いた。 ところが攻略対象も転生者。 しかも原作の面影が全く感じられないほどのクズ野郎ばかり。 「あんな人たちにレイチェル様とサラを任せられない!!」 エマが目指すのは、どの攻略対象とのルートでもない。 ヒロインと悪役令嬢が友情を深めて終わる通称悪役令嬢ルートのその先。 レイチェル様とサラ様が、友情ではなく愛情を深めるルート…… その名も真の悪役令嬢ルート!

よくある父親の再婚で意地悪な義母と義妹が来たけどヒロインが○○○だったら………

naturalsoft
恋愛
なろうの方で日間異世界恋愛ランキング1位!ありがとうございます! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 最近よくある、父親が再婚して出来た義母と義妹が、前妻の娘であるヒロインをイジメて追い出してしまう話……… でも、【権力】って婿養子の父親より前妻の娘である私が持ってのは知ってます?家を継ぐのも、死んだお母様の直系の血筋である【私】なのですよ? まったく、どうして多くの小説ではバカ正直にイジメられるのかしら? 少女はパタンッと本を閉じる。 そして悪巧みしていそうな笑みを浮かべて── アタイはそんな無様な事にはならねぇけどな! くははははっ!!! 静かな部屋の中で、少女の笑い声がこだまするのだった。

王族に婚約破棄させたらそりゃそうなるよね? ……って話

ノ木瀬 優
恋愛
ぽっと出のヒロインが王族に婚約破棄させたらこうなるんじゃないかなって話を書いてみました。 完全に勢いで書いた話ですので、お気軽に読んで頂けたらなと思います。

お針子と勘違い令嬢

音爽(ネソウ)
恋愛
ある日突然、自称”愛され美少女”にお針子エルヴィナはウザ絡みされ始める。理由はよくわからない。 終いには「彼を譲れ」と難癖をつけられるのだが……

覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―

Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。

処理中です...