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灼熱の太陽
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陽が16歳となって半年ほどが過ぎた頃、少年と言うには過ぎる艶やかさを纏うようになっていた。
と言っても、身体はそれほど大きくならず華奢なままで儚げな印象も変わってはいない。
誕生日の夜から時折繰り返されている朔也との睦事の真似事が、その原因であることは確かだろう。
義務教育を受けた子供なら誰もが知っているような性知識も、同年代の仲間からもたらされるような卑猥な経験談も陽の耳に入ることなく、ここまで来てしまった。
世間から隔離された生活を送っている陽にとって心も身体も傷つける輩との接触は皆無だ。性的な接触が危険を伴う可能性が少なからずあるなど思ってもいないだろう。朔也が与える快感以外、陽は知る術がない。
それでも、健康的な生活を送る16歳の少年が抱える性衝動は、それなりに強いものとなっているようで、白濁を放ちたい欲求は短いスパンで訪れる。
しかし同年代の奴等のように自慰でどうにか、と言う思考は生まれない。誰にも教えられていないのだから当然だ。
今日も今日とて、2人で入浴中に陽は爆弾を投下する。朔也をターゲットに投下する。
『さくや ゴシゴシする』
ゴシゴシの対象は、まぁソレだ。
そして、そこに羞恥心などない。無菌室で大切に育てられている陽には、こう言った行為に羞恥心も罪悪感もない。
おそらく、ここに来た当初からの『おしっこ』と同等だろう。したいから朔也に伝える。ただそれだけだ。
いつものように、朔也の膝の上で横抱きにされ身体を洗ってもらった後は自ら太腿を少しだけ開き、そこから朔也の剛直を通す。
こうすれば、朔也が2本纏めて擦ってくれることを学習している。
朔也が擦れば、白濁を放ち快感を得られることも知っている。
この体勢になれば、朔也のソレも常に臨戦態勢となってしまうことも問題ではある。
無菌培養もどうかと思い、これまで何度か陽に、これは誰かにやってもらうようなことではなく、自分で処理できることなのだと伝えてきたが、全く聞く耳を持っていない。
誕生日パーティーの後、風呂とトイレは一人で。そう伝えた時と同じ反応だ。
月日が浅いとは言え、陽と共に過ごした日々で解ったことがある。
陽はなかなかに強情だ。
そして、朔也はそれに弱い。陽が望んでいるのなら叶えてやりたいと思う。
例えそれが淫靡なお願いだとしてもだ。
『ああ。ゴシゴシしようか』
仰せのままに、2人のソレを纏めて擦れば、たちまち陽から嬌声が上がる。
それに煽られ朔也も手の動きを早める。
毎度呆気なく精を放つ陽だが、朔也が同じタイミングで欲を吐き出せることは、ほとんどない。
その度に潮吹きさせてしまい、またその痴態に煽られる。
事後、必ず訪れる賢者タイムでは、本当にこれでいいのかと頭を抱える朔也だが、最近の陽に対して気掛りがもう1つあったのだ。
と言っても、身体はそれほど大きくならず華奢なままで儚げな印象も変わってはいない。
誕生日の夜から時折繰り返されている朔也との睦事の真似事が、その原因であることは確かだろう。
義務教育を受けた子供なら誰もが知っているような性知識も、同年代の仲間からもたらされるような卑猥な経験談も陽の耳に入ることなく、ここまで来てしまった。
世間から隔離された生活を送っている陽にとって心も身体も傷つける輩との接触は皆無だ。性的な接触が危険を伴う可能性が少なからずあるなど思ってもいないだろう。朔也が与える快感以外、陽は知る術がない。
それでも、健康的な生活を送る16歳の少年が抱える性衝動は、それなりに強いものとなっているようで、白濁を放ちたい欲求は短いスパンで訪れる。
しかし同年代の奴等のように自慰でどうにか、と言う思考は生まれない。誰にも教えられていないのだから当然だ。
今日も今日とて、2人で入浴中に陽は爆弾を投下する。朔也をターゲットに投下する。
『さくや ゴシゴシする』
ゴシゴシの対象は、まぁソレだ。
そして、そこに羞恥心などない。無菌室で大切に育てられている陽には、こう言った行為に羞恥心も罪悪感もない。
おそらく、ここに来た当初からの『おしっこ』と同等だろう。したいから朔也に伝える。ただそれだけだ。
いつものように、朔也の膝の上で横抱きにされ身体を洗ってもらった後は自ら太腿を少しだけ開き、そこから朔也の剛直を通す。
こうすれば、朔也が2本纏めて擦ってくれることを学習している。
朔也が擦れば、白濁を放ち快感を得られることも知っている。
この体勢になれば、朔也のソレも常に臨戦態勢となってしまうことも問題ではある。
無菌培養もどうかと思い、これまで何度か陽に、これは誰かにやってもらうようなことではなく、自分で処理できることなのだと伝えてきたが、全く聞く耳を持っていない。
誕生日パーティーの後、風呂とトイレは一人で。そう伝えた時と同じ反応だ。
月日が浅いとは言え、陽と共に過ごした日々で解ったことがある。
陽はなかなかに強情だ。
そして、朔也はそれに弱い。陽が望んでいるのなら叶えてやりたいと思う。
例えそれが淫靡なお願いだとしてもだ。
『ああ。ゴシゴシしようか』
仰せのままに、2人のソレを纏めて擦れば、たちまち陽から嬌声が上がる。
それに煽られ朔也も手の動きを早める。
毎度呆気なく精を放つ陽だが、朔也が同じタイミングで欲を吐き出せることは、ほとんどない。
その度に潮吹きさせてしまい、またその痴態に煽られる。
事後、必ず訪れる賢者タイムでは、本当にこれでいいのかと頭を抱える朔也だが、最近の陽に対して気掛りがもう1つあったのだ。
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