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◇後日談&番外編
古きモノたち
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◆本編「言祝ぎ」直後の黒幕サイド
一条の紫電が天よりもたらされてからしばらく、夜の野原は静寂と頼りない月明かりに再び包まれていた。
そこには何者かによる監視の目も、一見騒々しいだけの子供が再訪する気配もない。だからだろう、今となっては唯一人にしか聞こえぬ声で、ソレは泰然とした口調で言葉を紡いだ。
『やれやれ、また急に接触してきたかと思えば――レガリアの継承も、神位を手助けするのにも否やはないが、巻き添えは頂けぬ。オヌシは新しき神位の伴侶に相当嫌われておるようだな。ワレのように愛らしく振舞えばよいものを。』
パタパタとわざとらしく背の蝙蝠翼を羽ばたかせ、その長い首をこれみよがしにあざとく傾げて見せる白銀のドラゴン。それを横目にシュレイン・セフィリムという男の記憶を持つ獣人はため息交じりに嗤う。
「はてさて、このような爺に愛らしくとは、また難しい事をおっしゃいますな。」
『なんだ、もう以前の口調はやめるのか。先ほどまでの話しぶり、多少異様ではあったが懐かしくもあったぞ?』
老若男女の声音を混ぜて一つにしたような歪で聞き苦しいその声音を難なく、一言一句正しく聞き取りながら、今生をファイラル・エヴィンスとして生きる男は昔馴染みをその肩に止まらせたまま、ゆっくりと紡ぐように語った。
「生まれ変わる度に今の人格との齟齬が生まれるのも、結構面倒なんだよ?この『僕』は所詮、過去に生きた亡霊みたいなものさ。意識してこっち側に立たないと、口調なんてあっという間に変わるさ。」
それでもそう意識して、かつての自分のように先ほどまで振舞っていたのは、あの子の前だったからだ。
その茶色の瞳を眇めたシュレインは今しがた見送ったばかりの、新たな神位の姿を脳裏に思い浮かべる。
あっけなくこの手の上で踊り続け、最初から利用されていたとも知らずに必死に生きて、戦って、潰れた、異世界の短命種だった、子供を。
この世界の為ならば、何を犠牲にしようと胸の痛みなど全く感じなかった。それが、シュレイン・セフィリムという天霊人の人生だった。いや、『天霊人』という種族自体がそうだった。
だが『レガリア』という力によって、様々な人生を生きて、死んで、それを繰り返した今は、そうではない。
「……『僕』を殺すことで、あの子に背負わせたモノが少しでも軽くなるなら、それで良かったんだけどね。」
そうぽつりと口から零れる程度には、あの子の心に寄り添えるようにはなったのだろう。
それを自分には似合わぬ感傷だと思いながらも、シュレインは誰へともなく老いた男の声音で呟くように話し続ける。
「あの頃の僕が、あの子を少しでも慈しんであげられたなら、世界はもっと早く救われていたのかもしれない。500年前に仮とはいえ神位保持者となったのに、変わらず負化魔力が増大し続けたのはきっと、あの子がこの世界を憎み続けていたからだ。
僕が、そうさせたんだろう。でもだからと言って、生まれ変わった僕に出来る事は何もなかった。あの子が欲していたのはかつての僕だけだし、『レガリア』の制約と天霊人の誓約のせいで、特殊空間でもなければ僕だと名乗る事さえ出来ないし。名乗れたとしても、きっとあの子はこの姿の僕を拒絶しただろう。
あの子にとって必要だったのは『シュレイン・セフィリム』唯一人だった。だから、詰んだ。僕があの子を壊したからだ。
あんな事をしなくても、あの子ならきっと誰かが愛してあげるだけで、よかったのに。」
『―――フン、だからワレはオヌシたちに忠告したぞ?策を弄するより、誠意を示せば良いのではないかと。』
呆れたようにそう口にした昔馴染みの言葉通り、遠い昔、異世界から最後の賭けを招いた時に彼はそう主張していた。
心身を傷つけ弱らせてつけこむよりも、無理矢理攫ったことを詫び、その後の人生全てをかけて誠意を尽くしてから、この世界の救済を希うべきだと。
『だが、オヌシたちはそういった事が理解できぬ種族であったからな。今となっては何とでも言えるが、あの頃はあれが最善であったろうよ。』
かつての罪を慰めるようにそう付け足すドラゴンの声音に、白く長い獣耳が小さく揺れる。
「ふぉっふぉ……お気遣い、感謝いたしますよ。」
『……………オヌシ、本当にそれは無意識なのか?』
「疑り深いねぇ。まぁ、因果応報………相応しき罰を与えてもらったから、僕としてはこれでも気が楽な方だよ。あの子は、これからまた永い時を喪失に怯えながら過ごすのかもしれない。それに比べたら、ね。」
それはどういうことだ、と心なしその黒いつぶらな瞳を見開いて尋ねる存在に、穏やかな微笑のまま彼は告げた。
「『俺の世界にお前はいらない』と神位に拒絶されたからね。僕は今後、他の天霊人のようにドラゴンに生まれ変わることもない。おそらくこの肉体の死と共に、僕の魂はこの世界から弾き出される。
『エリューティア02』が、あの子に完全拒否されて消滅したようにね。」
冷たい夜風が静かに草木を揺らす中、黒く平べったい嘴が何かを言い淀むように小さく開け閉めされる。ただ、それが明確な声音として意思を伝える前に、再びシュレインが口を開いた。
「あの子の弟君にも悪い事をしたからね。封鎖世界の起点となってくれるよう、色々干渉しちゃったから……結果的にあれも完璧に破られた分、精神状態はともかく、肉体的には弟君の負担もそうないはず……精々二、三日寝込むくらいだといいんだけど。時空間干渉魔術って一度発動させておけば理論上は永久効果だったよねぇ?」
『オヌシ、まさに全方面に敵をつくっておるな……。今上神位を害した上に、その伴侶の不興も買い、異なる世界にいるとはいえ弟君にまで……。
それではいくら――この世界の為に最も尽力してきた古きモノであろうと、追放されても致し方無いか……』
まるでそう口にすることで自らを納得させるような、それでいて尚、呑み込み切れぬ苦汁を滲ませる人とは違う不可思議な声音に、変わらぬ笑みを少しだけ更に深めて茶色の瞳は眇められた。
「だから、相応しい罰だと言ったよね?
誰よりも何よりもこの世界を優先し続けた僕が、僕らの創造主から唯一そう望まれた僕が、この世界から放逐される。それも、自らが招いた新しき神位によって。
《神の代理》たる僕はもう必要ないのだから、それも当然だよ。」
ただそれでも、まだこの獣人としての生を終えるまではもう少しばかり、時間が残されている。それを思えばあまりにも軽い罰なのかもしれないと、永き時を巡ってきた男は思う。
(まだ、この世界の行く末を眺める時間が、ある。あの子が………カナタが、この世界を許してくれたから、あの陛下がいるから、おそらくこれから先、少しずつ安定していくこの世界を僅かでも見送ることが出来る。
本当にどこまでも甘ちゃんだけど……まだそれを心配させてくれる時間もくれたとは――これはしっかり、最期までお勤めさせてもらわないといけないねぇ。)
『…………オヌシが納得しておるなら、ワレから言う事は何もない。が、唯一つ言うなれば―――この世界をエリューティアの改変から守り続けてくれた事、大儀であった。と我らが創造主なら労うであろうな。』
旧友からのその言葉を耳に、世界の守り人を務めあげた男は作り物めいたそれではなく、心からの穏やかな笑みを、その口元に小さく浮かべて見せた。
そうして古きモノたちは今暫く、静かな薄暗い月夜の中で懐かしい話に花を咲かせたのだった。
【後書き】
本編に入りきらなかった設定を語る会
出席者:カモノハシドラゴンの親玉・元凶で黒幕の『元』人でなし
でしたorz
次話の後日談でひとまず最後になる予定ですので、お付き合い頂ければ幸いです(*´▽`*)
一条の紫電が天よりもたらされてからしばらく、夜の野原は静寂と頼りない月明かりに再び包まれていた。
そこには何者かによる監視の目も、一見騒々しいだけの子供が再訪する気配もない。だからだろう、今となっては唯一人にしか聞こえぬ声で、ソレは泰然とした口調で言葉を紡いだ。
『やれやれ、また急に接触してきたかと思えば――レガリアの継承も、神位を手助けするのにも否やはないが、巻き添えは頂けぬ。オヌシは新しき神位の伴侶に相当嫌われておるようだな。ワレのように愛らしく振舞えばよいものを。』
パタパタとわざとらしく背の蝙蝠翼を羽ばたかせ、その長い首をこれみよがしにあざとく傾げて見せる白銀のドラゴン。それを横目にシュレイン・セフィリムという男の記憶を持つ獣人はため息交じりに嗤う。
「はてさて、このような爺に愛らしくとは、また難しい事をおっしゃいますな。」
『なんだ、もう以前の口調はやめるのか。先ほどまでの話しぶり、多少異様ではあったが懐かしくもあったぞ?』
老若男女の声音を混ぜて一つにしたような歪で聞き苦しいその声音を難なく、一言一句正しく聞き取りながら、今生をファイラル・エヴィンスとして生きる男は昔馴染みをその肩に止まらせたまま、ゆっくりと紡ぐように語った。
「生まれ変わる度に今の人格との齟齬が生まれるのも、結構面倒なんだよ?この『僕』は所詮、過去に生きた亡霊みたいなものさ。意識してこっち側に立たないと、口調なんてあっという間に変わるさ。」
それでもそう意識して、かつての自分のように先ほどまで振舞っていたのは、あの子の前だったからだ。
その茶色の瞳を眇めたシュレインは今しがた見送ったばかりの、新たな神位の姿を脳裏に思い浮かべる。
あっけなくこの手の上で踊り続け、最初から利用されていたとも知らずに必死に生きて、戦って、潰れた、異世界の短命種だった、子供を。
この世界の為ならば、何を犠牲にしようと胸の痛みなど全く感じなかった。それが、シュレイン・セフィリムという天霊人の人生だった。いや、『天霊人』という種族自体がそうだった。
だが『レガリア』という力によって、様々な人生を生きて、死んで、それを繰り返した今は、そうではない。
「……『僕』を殺すことで、あの子に背負わせたモノが少しでも軽くなるなら、それで良かったんだけどね。」
そうぽつりと口から零れる程度には、あの子の心に寄り添えるようにはなったのだろう。
それを自分には似合わぬ感傷だと思いながらも、シュレインは誰へともなく老いた男の声音で呟くように話し続ける。
「あの頃の僕が、あの子を少しでも慈しんであげられたなら、世界はもっと早く救われていたのかもしれない。500年前に仮とはいえ神位保持者となったのに、変わらず負化魔力が増大し続けたのはきっと、あの子がこの世界を憎み続けていたからだ。
僕が、そうさせたんだろう。でもだからと言って、生まれ変わった僕に出来る事は何もなかった。あの子が欲していたのはかつての僕だけだし、『レガリア』の制約と天霊人の誓約のせいで、特殊空間でもなければ僕だと名乗る事さえ出来ないし。名乗れたとしても、きっとあの子はこの姿の僕を拒絶しただろう。
あの子にとって必要だったのは『シュレイン・セフィリム』唯一人だった。だから、詰んだ。僕があの子を壊したからだ。
あんな事をしなくても、あの子ならきっと誰かが愛してあげるだけで、よかったのに。」
『―――フン、だからワレはオヌシたちに忠告したぞ?策を弄するより、誠意を示せば良いのではないかと。』
呆れたようにそう口にした昔馴染みの言葉通り、遠い昔、異世界から最後の賭けを招いた時に彼はそう主張していた。
心身を傷つけ弱らせてつけこむよりも、無理矢理攫ったことを詫び、その後の人生全てをかけて誠意を尽くしてから、この世界の救済を希うべきだと。
『だが、オヌシたちはそういった事が理解できぬ種族であったからな。今となっては何とでも言えるが、あの頃はあれが最善であったろうよ。』
かつての罪を慰めるようにそう付け足すドラゴンの声音に、白く長い獣耳が小さく揺れる。
「ふぉっふぉ……お気遣い、感謝いたしますよ。」
『……………オヌシ、本当にそれは無意識なのか?』
「疑り深いねぇ。まぁ、因果応報………相応しき罰を与えてもらったから、僕としてはこれでも気が楽な方だよ。あの子は、これからまた永い時を喪失に怯えながら過ごすのかもしれない。それに比べたら、ね。」
それはどういうことだ、と心なしその黒いつぶらな瞳を見開いて尋ねる存在に、穏やかな微笑のまま彼は告げた。
「『俺の世界にお前はいらない』と神位に拒絶されたからね。僕は今後、他の天霊人のようにドラゴンに生まれ変わることもない。おそらくこの肉体の死と共に、僕の魂はこの世界から弾き出される。
『エリューティア02』が、あの子に完全拒否されて消滅したようにね。」
冷たい夜風が静かに草木を揺らす中、黒く平べったい嘴が何かを言い淀むように小さく開け閉めされる。ただ、それが明確な声音として意思を伝える前に、再びシュレインが口を開いた。
「あの子の弟君にも悪い事をしたからね。封鎖世界の起点となってくれるよう、色々干渉しちゃったから……結果的にあれも完璧に破られた分、精神状態はともかく、肉体的には弟君の負担もそうないはず……精々二、三日寝込むくらいだといいんだけど。時空間干渉魔術って一度発動させておけば理論上は永久効果だったよねぇ?」
『オヌシ、まさに全方面に敵をつくっておるな……。今上神位を害した上に、その伴侶の不興も買い、異なる世界にいるとはいえ弟君にまで……。
それではいくら――この世界の為に最も尽力してきた古きモノであろうと、追放されても致し方無いか……』
まるでそう口にすることで自らを納得させるような、それでいて尚、呑み込み切れぬ苦汁を滲ませる人とは違う不可思議な声音に、変わらぬ笑みを少しだけ更に深めて茶色の瞳は眇められた。
「だから、相応しい罰だと言ったよね?
誰よりも何よりもこの世界を優先し続けた僕が、僕らの創造主から唯一そう望まれた僕が、この世界から放逐される。それも、自らが招いた新しき神位によって。
《神の代理》たる僕はもう必要ないのだから、それも当然だよ。」
ただそれでも、まだこの獣人としての生を終えるまではもう少しばかり、時間が残されている。それを思えばあまりにも軽い罰なのかもしれないと、永き時を巡ってきた男は思う。
(まだ、この世界の行く末を眺める時間が、ある。あの子が………カナタが、この世界を許してくれたから、あの陛下がいるから、おそらくこれから先、少しずつ安定していくこの世界を僅かでも見送ることが出来る。
本当にどこまでも甘ちゃんだけど……まだそれを心配させてくれる時間もくれたとは――これはしっかり、最期までお勤めさせてもらわないといけないねぇ。)
『…………オヌシが納得しておるなら、ワレから言う事は何もない。が、唯一つ言うなれば―――この世界をエリューティアの改変から守り続けてくれた事、大儀であった。と我らが創造主なら労うであろうな。』
旧友からのその言葉を耳に、世界の守り人を務めあげた男は作り物めいたそれではなく、心からの穏やかな笑みを、その口元に小さく浮かべて見せた。
そうして古きモノたちは今暫く、静かな薄暗い月夜の中で懐かしい話に花を咲かせたのだった。
【後書き】
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