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第一章 パンダにされた弱小戦士
フリキントン森林のセイレーン
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「「「最強パーティー?」」」
家に住んでから1週間後、シェリアの提案にファンク達は疑問に感じる。
「そう!ギルドで一番の最強パーティーにするの!そうすれば多く依頼も来るし、お金も稼げて一石二鳥よ!」
「なるほど!それはありだな!アミ、フローラ、椿、アリア、エリン、マリス。俺達で最強パーティーを目指してみようぜ!」
シェリアの提案にファンクは同意し、アミ達に呼びかける。
「最強パーティーか……確かにこの家で継続的に生活するにはとことん頑張る必要があるかもね。お金も貯まるし」
「アミはお金の事に関しては煩いからね……私も協力するわ!」
アミはお金の事で興味を示し、フローラも付き合う事に。
「私も付き合います!」
「私も興味あるからね」
「私も手助けします!」
「僕も!」
椿達も付き合う事を決断し、全員一致という形になった。
「決定ね!そうと決まればギルドへ行きましょう!」
シェリアは指を鳴らしたと同時に、そのまま皆と共にギルドへと向かい出した。
※
「まず、ギルドでは次々とクエストをこなしてレベルアップする事。ランクについては現在Eランクだから……まずはDランクを目指さないと」
ギルドに着いた後、シェリアは現在のランクを確認し、すぐにEランクのクエストボードに視線を移す。
Eランクは大きなボスモンスターを倒す物もある為、難易度はちょっと高くなっている。
「最高はSランクだからね……まずはこのクエストに行きましょう」
シェリアは一枚のクエスト用紙を手に取り、その内容を皆に見せる。
「なるほど。スルーズ滝にいる巨大魚を捕まえる事か」
「ええ。そこはフリキントン森林を抜けるとその場所に着くわ。けど、フリキントン森林にはセイレーンがいるの。それにバリウスが勇気の盾の回収をしにフリキントン森林に行っているからね。彼との鉢合わせは避けられないと思ったほうが良いみたい」
シェリアの忠告にファンクは真剣な表情で頷く。
「ファンクとシェリアは元勇者パーティーだからね。見つけたら一発銃弾を当てようかしら?」
アミはウルフガンを構えながら、バリウスを殺そうと企む。
「気持ちは分かるわ。けど、勇者を殺したら駄目だからね!彼が闇堕ちしない限りは」
「じゃあ、強制的に闇堕ちで」
「それはOK」
「良いのかよ!」
シェリアはアミの行動に指摘するが、彼女の更なる意見にOKサインを出してしまい、ファンクがそれにツッコむ。
「ですが、フリキントンの森林はセイレーンの魔力で迷いやすいわ。私なら安全に行けるルートを知っているから」
「じゃあ、頼んだぞ!」
「OK!そうと決まれば出発よ!」
アリアを先導にファンク達はそのままフリキントンの森へと向かい出した。
※
フリキントンの森の中では、バリウス一行がまだ森の中を彷徨っていて、入ってから1週間経っていたのだ。
「くそーっ……全然着かない……どうなってんだ……」
「同じところを行ったりしているからな……幻術については分かっているが……」
「ああ……それにしても回復役にボルスがいてくれて助かったぜ」
「こう見えても回復術は忘れずに覚えているからな。けど、シェリアが離脱したのは大きな痛手だな……」
ボルスのため息にバリウスは反応する。
「裏切り者のシェリアか。あいつは僕達と同じかと思ったら、ファンクの事を心配していたんだ!そんなにパンダにされたバカを心配していたのかよ!」
「だが、半分はお前のせいだからな。それにこれまでの旅でファンクがどれだけ役に立ったかを知らないのか?」
「っ!そ、それは……」
ボルスからの忠告にバリウスは急に焦ってしまう。
「あいつはヒョロヒョロなのに頭脳は良かったからな。森の通り道を一瞬で見抜いたり、モンスターの弱点を教えてくれたりしていた。そのお陰があったからこそ、今の俺達がいるんじゃないか?」
「そうかも知れない……けどな!それだけじゃ駄目なんだ!これからの戦いは厳しくなるし、強くならなければ魔王は倒せない!だからこそ、ここで立ち止まる理由にはいかないんだよ!」
バリウスが叫ぶ中、オットーが向こうにいる人影を見つける。
「なんかパンダとその仲間が歩いているぞ」
「パンダ?まさか……」
バリウスが人影の方を見ると、なんとファンク達がこの森の中を歩いていて、迷わずに進んでいたのだ。
「まさか奴等がここにいるとは想定外だった。こうなったら……」
バリウスが接近しようとしたその時、いきなり彼は落とし穴に落ちてしまう。
「うわーっ!」
バリウスは尻餅をついてしまい、その様子にボルスはロープを取り出す。
(あいつ、この世で一番のツイてない男なんじゃ……)
ボルスはそう思いながらも、バリウスを助けに取り掛かった。
※
さて、ファンク達は森の中を迷わずに進んでいて、目的地まで後少しとなった。
「目的地まであと僅か。けど、セイレーンもいるから気を付けてね」
「セイレーンか。噂には聞いた事あるが、森属性の魔術なら倒せるんじゃないか?」
「ええ。そうなるとハードプラントなどの技が効果ありね」
アリアが説明する中、いきなり風が強くなる。
「近くにセイレーンがいるわ。この先にいるみたいよ」
「避けられない道となるけど……セイレーンを倒したら賞金貰えるかしら?」
「それは知らないけど……ともかく油断は禁物よ!」
「そうですね。何事も油断せず……ん?」
エリンが前の方を見た途端、白を基調とした盾が置かれていたのだ。
「あれは勇気の盾!真の勇者しか装着できない防具よ!」
「まさかこんな場所にあるなんて……」
「取り敢えず回収しておかないと!」
フローラが盾を回収しようとしたその時、二人のセイレーンが姿を現す。
「まさかお客さんがいるとはね……」
「あなた達を殺してあげるわ……」
「二人一組での行動を得意としているわね。皆、気を付けて!」
シェリアの合図に全員が頷き、セイレーン達に立ち向かう。
「「風の息吹!」」
セイレーン達が口から風の息を吹きかけ、ファンク達は飛ばされそうになるが、耐え凌いでいた。
「そう簡単にはいかないみたいね!」
「でも、ちょっと待って!なんか違和感を感じるの」
「違和感?」
アミがセイレーン達に違和感を感じ、椿が首を傾げる。
「ええ。なんか小じわがあるからおばさんと……」
「そ、それはまずいですよ!」
アミの指摘に椿が慌てたその時、セイレーン達の顔に青筋が浮かび上がる。
「「おばさん……」」
「うわっ!怒った!」
「当たり前です!」
セイレーン達は怒りで風を強くしてしまい、ファンク達はますますピンチになってしまう。
「火に油を注ぐバカはいないぞ!」
「弱点はどうなるの!?」
「弱点は……分かったわ!」
アミが素早く弱点を察知し、ファンク達の方を振り向く。
「セイレーン達の真下にハードプラントを!」
「よし!ハードプラント!」
シェリアが地面に両手を置いて魔術を発動した途端、樹木が伸びてセイレーン達を縛り上げた。
「な!?」
「動けない……」
「そしてそのまま……ウッドバレット!」
するとアミがウルフガンから森属性の弾丸を発射し、セイレーン達に直撃する事に成功した。
「「ここまでか……」」
セイレーン達が消滅し、素材と金貨が其の跡に置かれた。
「なんとか倒せましたね」
「ええ。後はこの盾を回収しないといけないけど……装着者は限られているからね……」
エリンが素材と金貨を回収し終え、シェリアは勇気の盾を手に取ってその能力を確認していた。
「勇者やそれ以上の者しか装着できないとなると……ファンクなら似合うんじゃない?」
「俺?いや、俺はそこまで似合わないけど……」
アリアからの提案にファンクは苦笑いしながらも首を横に振る。
「ほら、遠慮しないの」
「ちょっ!押し付け……あ」
シェリアがファンクに盾を押し付けた途端、なんと盾はファンクに自動装着されてしまったのだ。
「ファンク……どうだった……?」
「なんか……装着できたみたい……」
「「「ええーっ!?」」」
ファンクが装着できた事にアミ達が叫んだその時だった。
「ファンクー!余計な事をしてくれたなー!」
「ん?このアホな声は……」
ファンク達が声のした方を見ると、なんとボロボロのバリウス達が姿を現した。特にバリウスは落とし穴に落ちたせいか全身包帯まみれとなっていたのだ。
「まさかこんなところで出会えるとはな……バリウス!」
ファンクはバリウスに対して怒りの表情で睨みつけ、シェリア達も警戒態勢に入った。
家に住んでから1週間後、シェリアの提案にファンク達は疑問に感じる。
「そう!ギルドで一番の最強パーティーにするの!そうすれば多く依頼も来るし、お金も稼げて一石二鳥よ!」
「なるほど!それはありだな!アミ、フローラ、椿、アリア、エリン、マリス。俺達で最強パーティーを目指してみようぜ!」
シェリアの提案にファンクは同意し、アミ達に呼びかける。
「最強パーティーか……確かにこの家で継続的に生活するにはとことん頑張る必要があるかもね。お金も貯まるし」
「アミはお金の事に関しては煩いからね……私も協力するわ!」
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「私も付き合います!」
「私も興味あるからね」
「私も手助けします!」
「僕も!」
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「決定ね!そうと決まればギルドへ行きましょう!」
シェリアは指を鳴らしたと同時に、そのまま皆と共にギルドへと向かい出した。
※
「まず、ギルドでは次々とクエストをこなしてレベルアップする事。ランクについては現在Eランクだから……まずはDランクを目指さないと」
ギルドに着いた後、シェリアは現在のランクを確認し、すぐにEランクのクエストボードに視線を移す。
Eランクは大きなボスモンスターを倒す物もある為、難易度はちょっと高くなっている。
「最高はSランクだからね……まずはこのクエストに行きましょう」
シェリアは一枚のクエスト用紙を手に取り、その内容を皆に見せる。
「なるほど。スルーズ滝にいる巨大魚を捕まえる事か」
「ええ。そこはフリキントン森林を抜けるとその場所に着くわ。けど、フリキントン森林にはセイレーンがいるの。それにバリウスが勇気の盾の回収をしにフリキントン森林に行っているからね。彼との鉢合わせは避けられないと思ったほうが良いみたい」
シェリアの忠告にファンクは真剣な表情で頷く。
「ファンクとシェリアは元勇者パーティーだからね。見つけたら一発銃弾を当てようかしら?」
アミはウルフガンを構えながら、バリウスを殺そうと企む。
「気持ちは分かるわ。けど、勇者を殺したら駄目だからね!彼が闇堕ちしない限りは」
「じゃあ、強制的に闇堕ちで」
「それはOK」
「良いのかよ!」
シェリアはアミの行動に指摘するが、彼女の更なる意見にOKサインを出してしまい、ファンクがそれにツッコむ。
「ですが、フリキントンの森林はセイレーンの魔力で迷いやすいわ。私なら安全に行けるルートを知っているから」
「じゃあ、頼んだぞ!」
「OK!そうと決まれば出発よ!」
アリアを先導にファンク達はそのままフリキントンの森へと向かい出した。
※
フリキントンの森の中では、バリウス一行がまだ森の中を彷徨っていて、入ってから1週間経っていたのだ。
「くそーっ……全然着かない……どうなってんだ……」
「同じところを行ったりしているからな……幻術については分かっているが……」
「ああ……それにしても回復役にボルスがいてくれて助かったぜ」
「こう見えても回復術は忘れずに覚えているからな。けど、シェリアが離脱したのは大きな痛手だな……」
ボルスのため息にバリウスは反応する。
「裏切り者のシェリアか。あいつは僕達と同じかと思ったら、ファンクの事を心配していたんだ!そんなにパンダにされたバカを心配していたのかよ!」
「だが、半分はお前のせいだからな。それにこれまでの旅でファンクがどれだけ役に立ったかを知らないのか?」
「っ!そ、それは……」
ボルスからの忠告にバリウスは急に焦ってしまう。
「あいつはヒョロヒョロなのに頭脳は良かったからな。森の通り道を一瞬で見抜いたり、モンスターの弱点を教えてくれたりしていた。そのお陰があったからこそ、今の俺達がいるんじゃないか?」
「そうかも知れない……けどな!それだけじゃ駄目なんだ!これからの戦いは厳しくなるし、強くならなければ魔王は倒せない!だからこそ、ここで立ち止まる理由にはいかないんだよ!」
バリウスが叫ぶ中、オットーが向こうにいる人影を見つける。
「なんかパンダとその仲間が歩いているぞ」
「パンダ?まさか……」
バリウスが人影の方を見ると、なんとファンク達がこの森の中を歩いていて、迷わずに進んでいたのだ。
「まさか奴等がここにいるとは想定外だった。こうなったら……」
バリウスが接近しようとしたその時、いきなり彼は落とし穴に落ちてしまう。
「うわーっ!」
バリウスは尻餅をついてしまい、その様子にボルスはロープを取り出す。
(あいつ、この世で一番のツイてない男なんじゃ……)
ボルスはそう思いながらも、バリウスを助けに取り掛かった。
※
さて、ファンク達は森の中を迷わずに進んでいて、目的地まで後少しとなった。
「目的地まであと僅か。けど、セイレーンもいるから気を付けてね」
「セイレーンか。噂には聞いた事あるが、森属性の魔術なら倒せるんじゃないか?」
「ええ。そうなるとハードプラントなどの技が効果ありね」
アリアが説明する中、いきなり風が強くなる。
「近くにセイレーンがいるわ。この先にいるみたいよ」
「避けられない道となるけど……セイレーンを倒したら賞金貰えるかしら?」
「それは知らないけど……ともかく油断は禁物よ!」
「そうですね。何事も油断せず……ん?」
エリンが前の方を見た途端、白を基調とした盾が置かれていたのだ。
「あれは勇気の盾!真の勇者しか装着できない防具よ!」
「まさかこんな場所にあるなんて……」
「取り敢えず回収しておかないと!」
フローラが盾を回収しようとしたその時、二人のセイレーンが姿を現す。
「まさかお客さんがいるとはね……」
「あなた達を殺してあげるわ……」
「二人一組での行動を得意としているわね。皆、気を付けて!」
シェリアの合図に全員が頷き、セイレーン達に立ち向かう。
「「風の息吹!」」
セイレーン達が口から風の息を吹きかけ、ファンク達は飛ばされそうになるが、耐え凌いでいた。
「そう簡単にはいかないみたいね!」
「でも、ちょっと待って!なんか違和感を感じるの」
「違和感?」
アミがセイレーン達に違和感を感じ、椿が首を傾げる。
「ええ。なんか小じわがあるからおばさんと……」
「そ、それはまずいですよ!」
アミの指摘に椿が慌てたその時、セイレーン達の顔に青筋が浮かび上がる。
「「おばさん……」」
「うわっ!怒った!」
「当たり前です!」
セイレーン達は怒りで風を強くしてしまい、ファンク達はますますピンチになってしまう。
「火に油を注ぐバカはいないぞ!」
「弱点はどうなるの!?」
「弱点は……分かったわ!」
アミが素早く弱点を察知し、ファンク達の方を振り向く。
「セイレーン達の真下にハードプラントを!」
「よし!ハードプラント!」
シェリアが地面に両手を置いて魔術を発動した途端、樹木が伸びてセイレーン達を縛り上げた。
「な!?」
「動けない……」
「そしてそのまま……ウッドバレット!」
するとアミがウルフガンから森属性の弾丸を発射し、セイレーン達に直撃する事に成功した。
「「ここまでか……」」
セイレーン達が消滅し、素材と金貨が其の跡に置かれた。
「なんとか倒せましたね」
「ええ。後はこの盾を回収しないといけないけど……装着者は限られているからね……」
エリンが素材と金貨を回収し終え、シェリアは勇気の盾を手に取ってその能力を確認していた。
「勇者やそれ以上の者しか装着できないとなると……ファンクなら似合うんじゃない?」
「俺?いや、俺はそこまで似合わないけど……」
アリアからの提案にファンクは苦笑いしながらも首を横に振る。
「ほら、遠慮しないの」
「ちょっ!押し付け……あ」
シェリアがファンクに盾を押し付けた途端、なんと盾はファンクに自動装着されてしまったのだ。
「ファンク……どうだった……?」
「なんか……装着できたみたい……」
「「「ええーっ!?」」」
ファンクが装着できた事にアミ達が叫んだその時だった。
「ファンクー!余計な事をしてくれたなー!」
「ん?このアホな声は……」
ファンク達が声のした方を見ると、なんとボロボロのバリウス達が姿を現した。特にバリウスは落とし穴に落ちたせいか全身包帯まみれとなっていたのだ。
「まさかこんなところで出会えるとはな……バリウス!」
ファンクはバリウスに対して怒りの表情で睨みつけ、シェリア達も警戒態勢に入った。
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