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第一章 パンダにされた弱小戦士
薬草採取とスライム騒動
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冒険者になってから翌日、ファンクとアミはギルドの方へと向かっていた。
「昨日、ガインさんからの話によると、強化素材はスライムの粘液と薬草が必要だと言っていたな」
「多くの薬草を採取するクエストがあれば良いわね」
「今日は、あの辺の森にある薬草を採取して来る予定だ。その依頼なら、パーティー全員で受けても大丈夫だろう」
「まあ、二人だけど分かったわ。じゃあ、早くギルドに依頼書を確認しましょう」
二人は急いで冒険者ギルドの中に入る。
すると、受付にいた受付嬢のジェシーが彼等に声を掛ける。
「あっ、ファンクさん!アミさん!」
「ジェシーさん!何かあったのですか?」
ジェシーの声掛けにファンクとアミは彼女に近付く。
「実は昨日、とある冒険者が帰ってきたのですよ。そしたら彼女、あなた達と共に戦いたいと!」
「本当ですか!?」
「ええ!確か……あっ!彼女です!」
ジェシーが指差す方を見ると、狐の獣人で肩と腕、膝に鎧を付けていて、黄色いチューブトップに青系のオーバーオールを着用していた。
「あっ!あなたもしかして……フローラ!?」
「ん?この声……アミじゃない!」
フローラとアミは同時に飛び出し、お互い抱き合いながら喜び合う。
彼は二人の元へ近付き、声を掛ける。
「ファンクとフローラ……二人は知り合いなのか?」
「ええ!私達は同じ村の出身なの!」
「進む道は違ったけどね。アミは賞金稼ぎ、私は騎士団に入ったわ」
「なるほど……色々大変だったな……」
二人の話を聞いたファンクは納得の表情をする。
「ところで今から何処に行くの?」
「薬草とスライムの粘液を取るクエストがあるか探しているけど……」
「それならこちらです!」
ジェシーはファンク達にとあるクエストを見せる。
「何々?アルメルの森で薬草採取。スライムも多く出ますか……よし!それにするか!」
ファンクはすぐに決断し、アミとフローラも頷く。
「分かりました!受注します!」
ジェシーはすぐに受注処理し、ファンク達はそのままクエストの方へ向かい出した。
※
ファンク達はアルメルの森の中を進みながら、薬草とスライムを探していた。
「ファンク、スライムは何処に居るのかしら?」
「そうだな……とりあえず、この辺りまで進もう。この森にはスライムが生息している筈だから」
ファンクはそう言うと、森の奥に進んで行く。
アミとフローラも彼の後に続き、アルメルの森を進んで行く。
途中、スライム以外のモンスターに出くわしたり、薬草を採取しながら進んで行く。
それから三十分ほどして、遂にスライムを発見する。
「見つかった!」
「ここは私が行くわ!」
するとアミが真っ先に飛び出し、スライムに向かってウルフガンを構える。
「ハートショット!」
ウルフガンの弾丸がスライムに直撃し、一撃で倒す。
スライムは消え去り、中から粘液の入った瓶が残った。
「やった!」
「見事だアミ!」
「やるじゃない!」
二人がアミに声を掛けると、彼女は得意気な表情でガッツポーズをする。
「さて、俺達は薬草を探そうか」
ファンクがそう言うと、アミとフローラは彼と共に森の奥へ進んで行く。
※
しばらくして、ファンクは薬草を発見する。
「これだな」
ファンクがそれを手に取ると、アミとフローラもそれに気付き、近寄って来る。
だが……
「うぉ!?」
突然、ファンクは地面に押し倒される。
「なんだ!?」
ファンクは何とか押し倒された相手を振り払うと、アミとフローラも慌てて距離を取る。
ファンクの目の前には巨大なスライムが居た。
大きさは三メートルほどで、身体全体が水色をしている。
「ファンク!?」
「大丈夫!?」
アミとフローラが心配そうに声を掛けるが、ファンクは首を縦に降る。
すると彼は剣を抜いて盾を構え、巨大スライムと対峙する。
「二人とも下がっていろ!こいつは普通のスライムとは違うようだ!」
ファンクはそう言い、巨大スライムに立ち向かう。
「私達も戦うわ!」
「これは皆で協力しないと駄目かもね!」
アミはウルフガンを2つ構えて二丁拳銃スタイルとなる。
フローラは大きな盾と大剣を構え、戦闘態勢に入る。
「大剣とは考えたが、大丈夫か?」
「問題ないわ!」
フローラは駆け出したと同時に跳躍し、大剣を片手で構えながら振り下ろす。
「ガイアブレード!」
フローラは大剣で巨大スライムを一刀両断してしまい、スライムは二つに分かれる。
「やったのかしら?」
だが、すぐにくっ付いて復活する。
「ちっ!やっぱり普通のスライムと違うわね!」
フローラはバックステップをしながら盾を構える。
アミは二丁拳銃スタイルのまま巨大スライムを撃つ。
「ファントムバレット!」
一発の闇の弾丸は巨大スライムに直撃し、そのまま爆発を起こして分裂した。
「分裂とは考えたわね」
「けど、油断はならないわ。アミ、弱点は分かる?」
「任せて!昨日は勘だったけど、今回はキャットアイで見てみるわ!」
アミは目を光らせたと同時に、巨大スライムの弱点を察知する。
「巨大スライムの弱点は炎よ!ファンク!紅蓮斬撃を!」
「任せろ!」
ファンクは剣に炎を纏わせ、そのままジャンプして急降下しながら襲い掛かる。
「紅蓮牙突!」
巨大スライムに炎を纏わせた剣は突き刺さり、そのまま燃え上がって巨大スライムを溶かす。
そして、ファンクの目の前に緑色の核が現れた。
ファンクはすぐにそれを斬りつけ、巨大スライムは消滅する。
「ふう~何とかなったか……」
ファンクが安堵のため息をついた途端、アミが粘液を次々と回収する。
「これでなんとかなったわね……ん?」
アミが気配のした方を見ると、一匹のスライムが彼女達に近付いてきた。
「その様子だと、仲間になりたいの?」
アミの質問にスライムは頷く。
「じゃあ、仲間にしないとね。一緒に行こうか」
アミの笑顔にスライムは笑顔になり、彼女に抱き着く。
「モンスターも仲間にできるとは驚いたな」
「召喚士なら簡単に仲間にできるけど、私達は違うからね。後は名前を決めないと」
アミの提案に皆は考え始めて数分後、彼女は名前を提案する。
「よし!決めた!名前は……マリス!どうかな?」
すると、スライムのマリスは笑顔になり、アミの身体をスリスリする。
「よしよし。それじゃあ、ギルドに報告する為に戻りましょうか」
アミの提案に皆が頷いたその時、何処からか声が聞こえる。どうやらなにか事件があったに違いない。
「今の声……何かあったのか?」
「私達で助けに行かない?ファンク」
「そうするしか無いな!」
アミの提案に全員が賛成したので、彼女の案に従って森の中を進み始めた。
※
それから五分ほどして、ようやくファンク達は声の元へ向かう道に出る。
「やれやれ。やっと出た…な!?」
そこで見つけたのは、三人の冒険者の男達に襲われている三人の女性冒険者だった。
「お前達のせいで俺達の邪魔をしてくれた!これは罰だ!」
「ひゃっ!」
「ううっ!」
一人の男は女の胸に手を伸ばし、もう一人の男は別の女の尻を揉む。
更に三人目は別の女の手首に縄をかけている。
「あのようなことをするなんて許せない!」
アミはこの光景に怒り、ファンクとフローラも同じ気持ちだった。
「やるからには分かっているな!」
「「当然!」」
アミはウルフガンを2丁構え、フローラは大剣と盾を構える。
そしてファンクはウルフソードと盾を持って走り出した。
(こんな悪党達を野放しにしておくわけにはいかないわ!)
(俺達で奴らを倒そう!)
(私達が必ず助けてみせるわ!彼奴等を完全に倒す為にも!)
全員がそれぞれ心の中で怒りを募らせながら、男性冒険者達を止めるために走り出した。
「昨日、ガインさんからの話によると、強化素材はスライムの粘液と薬草が必要だと言っていたな」
「多くの薬草を採取するクエストがあれば良いわね」
「今日は、あの辺の森にある薬草を採取して来る予定だ。その依頼なら、パーティー全員で受けても大丈夫だろう」
「まあ、二人だけど分かったわ。じゃあ、早くギルドに依頼書を確認しましょう」
二人は急いで冒険者ギルドの中に入る。
すると、受付にいた受付嬢のジェシーが彼等に声を掛ける。
「あっ、ファンクさん!アミさん!」
「ジェシーさん!何かあったのですか?」
ジェシーの声掛けにファンクとアミは彼女に近付く。
「実は昨日、とある冒険者が帰ってきたのですよ。そしたら彼女、あなた達と共に戦いたいと!」
「本当ですか!?」
「ええ!確か……あっ!彼女です!」
ジェシーが指差す方を見ると、狐の獣人で肩と腕、膝に鎧を付けていて、黄色いチューブトップに青系のオーバーオールを着用していた。
「あっ!あなたもしかして……フローラ!?」
「ん?この声……アミじゃない!」
フローラとアミは同時に飛び出し、お互い抱き合いながら喜び合う。
彼は二人の元へ近付き、声を掛ける。
「ファンクとフローラ……二人は知り合いなのか?」
「ええ!私達は同じ村の出身なの!」
「進む道は違ったけどね。アミは賞金稼ぎ、私は騎士団に入ったわ」
「なるほど……色々大変だったな……」
二人の話を聞いたファンクは納得の表情をする。
「ところで今から何処に行くの?」
「薬草とスライムの粘液を取るクエストがあるか探しているけど……」
「それならこちらです!」
ジェシーはファンク達にとあるクエストを見せる。
「何々?アルメルの森で薬草採取。スライムも多く出ますか……よし!それにするか!」
ファンクはすぐに決断し、アミとフローラも頷く。
「分かりました!受注します!」
ジェシーはすぐに受注処理し、ファンク達はそのままクエストの方へ向かい出した。
※
ファンク達はアルメルの森の中を進みながら、薬草とスライムを探していた。
「ファンク、スライムは何処に居るのかしら?」
「そうだな……とりあえず、この辺りまで進もう。この森にはスライムが生息している筈だから」
ファンクはそう言うと、森の奥に進んで行く。
アミとフローラも彼の後に続き、アルメルの森を進んで行く。
途中、スライム以外のモンスターに出くわしたり、薬草を採取しながら進んで行く。
それから三十分ほどして、遂にスライムを発見する。
「見つかった!」
「ここは私が行くわ!」
するとアミが真っ先に飛び出し、スライムに向かってウルフガンを構える。
「ハートショット!」
ウルフガンの弾丸がスライムに直撃し、一撃で倒す。
スライムは消え去り、中から粘液の入った瓶が残った。
「やった!」
「見事だアミ!」
「やるじゃない!」
二人がアミに声を掛けると、彼女は得意気な表情でガッツポーズをする。
「さて、俺達は薬草を探そうか」
ファンクがそう言うと、アミとフローラは彼と共に森の奥へ進んで行く。
※
しばらくして、ファンクは薬草を発見する。
「これだな」
ファンクがそれを手に取ると、アミとフローラもそれに気付き、近寄って来る。
だが……
「うぉ!?」
突然、ファンクは地面に押し倒される。
「なんだ!?」
ファンクは何とか押し倒された相手を振り払うと、アミとフローラも慌てて距離を取る。
ファンクの目の前には巨大なスライムが居た。
大きさは三メートルほどで、身体全体が水色をしている。
「ファンク!?」
「大丈夫!?」
アミとフローラが心配そうに声を掛けるが、ファンクは首を縦に降る。
すると彼は剣を抜いて盾を構え、巨大スライムと対峙する。
「二人とも下がっていろ!こいつは普通のスライムとは違うようだ!」
ファンクはそう言い、巨大スライムに立ち向かう。
「私達も戦うわ!」
「これは皆で協力しないと駄目かもね!」
アミはウルフガンを2つ構えて二丁拳銃スタイルとなる。
フローラは大きな盾と大剣を構え、戦闘態勢に入る。
「大剣とは考えたが、大丈夫か?」
「問題ないわ!」
フローラは駆け出したと同時に跳躍し、大剣を片手で構えながら振り下ろす。
「ガイアブレード!」
フローラは大剣で巨大スライムを一刀両断してしまい、スライムは二つに分かれる。
「やったのかしら?」
だが、すぐにくっ付いて復活する。
「ちっ!やっぱり普通のスライムと違うわね!」
フローラはバックステップをしながら盾を構える。
アミは二丁拳銃スタイルのまま巨大スライムを撃つ。
「ファントムバレット!」
一発の闇の弾丸は巨大スライムに直撃し、そのまま爆発を起こして分裂した。
「分裂とは考えたわね」
「けど、油断はならないわ。アミ、弱点は分かる?」
「任せて!昨日は勘だったけど、今回はキャットアイで見てみるわ!」
アミは目を光らせたと同時に、巨大スライムの弱点を察知する。
「巨大スライムの弱点は炎よ!ファンク!紅蓮斬撃を!」
「任せろ!」
ファンクは剣に炎を纏わせ、そのままジャンプして急降下しながら襲い掛かる。
「紅蓮牙突!」
巨大スライムに炎を纏わせた剣は突き刺さり、そのまま燃え上がって巨大スライムを溶かす。
そして、ファンクの目の前に緑色の核が現れた。
ファンクはすぐにそれを斬りつけ、巨大スライムは消滅する。
「ふう~何とかなったか……」
ファンクが安堵のため息をついた途端、アミが粘液を次々と回収する。
「これでなんとかなったわね……ん?」
アミが気配のした方を見ると、一匹のスライムが彼女達に近付いてきた。
「その様子だと、仲間になりたいの?」
アミの質問にスライムは頷く。
「じゃあ、仲間にしないとね。一緒に行こうか」
アミの笑顔にスライムは笑顔になり、彼女に抱き着く。
「モンスターも仲間にできるとは驚いたな」
「召喚士なら簡単に仲間にできるけど、私達は違うからね。後は名前を決めないと」
アミの提案に皆は考え始めて数分後、彼女は名前を提案する。
「よし!決めた!名前は……マリス!どうかな?」
すると、スライムのマリスは笑顔になり、アミの身体をスリスリする。
「よしよし。それじゃあ、ギルドに報告する為に戻りましょうか」
アミの提案に皆が頷いたその時、何処からか声が聞こえる。どうやらなにか事件があったに違いない。
「今の声……何かあったのか?」
「私達で助けに行かない?ファンク」
「そうするしか無いな!」
アミの提案に全員が賛成したので、彼女の案に従って森の中を進み始めた。
※
それから五分ほどして、ようやくファンク達は声の元へ向かう道に出る。
「やれやれ。やっと出た…な!?」
そこで見つけたのは、三人の冒険者の男達に襲われている三人の女性冒険者だった。
「お前達のせいで俺達の邪魔をしてくれた!これは罰だ!」
「ひゃっ!」
「ううっ!」
一人の男は女の胸に手を伸ばし、もう一人の男は別の女の尻を揉む。
更に三人目は別の女の手首に縄をかけている。
「あのようなことをするなんて許せない!」
アミはこの光景に怒り、ファンクとフローラも同じ気持ちだった。
「やるからには分かっているな!」
「「当然!」」
アミはウルフガンを2丁構え、フローラは大剣と盾を構える。
そしてファンクはウルフソードと盾を持って走り出した。
(こんな悪党達を野放しにしておくわけにはいかないわ!)
(俺達で奴らを倒そう!)
(私達が必ず助けてみせるわ!彼奴等を完全に倒す為にも!)
全員がそれぞれ心の中で怒りを募らせながら、男性冒険者達を止めるために走り出した。
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