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第八章 激闘!トーナメントバトル
第二百五十九話 メテオファルコンズVSスノーホワイト(後編)
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アメリアが覚悟の本気を出し始め、目の前にいるアーニャに接近してくる。近付いたら殺されるのは確定であるが、下手したら命に関わる大怪我になるだろう。
しかし、アーニャも戦士としての意地があるだけでなく、エヴァと戦いたい気持ちが心の奥底からある。だからこそ、ここで負けられないのだ。
(本気になったアメリア姫は手強いかも知れない。けど、私だってやる時はやるんだから!シルバーウルフはエヴァだけじゃないんだからね!)
アーニャは心の中で決意を固めたと同時に、素早いスピードでタックルを仕掛ける。しかし攻撃は回避されてしまい、逆に右手首を掴まれて後ろに曲げられてしまう。
「うぐっ!」
「これで終わると思ったら大間違いですよ?」
するとアメリアはアーニャの右手首を離し、彼女を仰向けに押し倒す。すかさず相手の両膝裏に両手を交互に挟み込みながら胡座をかくように交差させ、そのままゴロンと反転させたのだ。
「パラダイスロック炸裂!アメリア姫はこの様な技も持っていた!」
「姫様!なんて技を覚えたのですか!恥ずかしいですぞ!」
ラビリンの実況に観客達は大興奮する中、レジーは両腕をブンブン上下に振りながら大慌てとなっている。アメリアがパラダイスロックを覚えるなど前代未聞であり、プリンセスがこんな技を覚えたらはしたないと言えるだろう。
※
「アメリア……こんな技を覚えていたのかよ……」
控室でもアメリアの行動をテレビで見ていた零夜ではえ、彼女の大胆なやり方に唖然としていた。まさか姫君がこんな技を覚えているのは、想定外と言えるだろう。
「練習熱心に取り組んだのはええんやけど、これは流石にどうかと……」
「そうかも知れないわね。けど、アーニャはこれで倒れる輩じゃないし、サーシャと二人で力を合わせればどんな強敵でさえも倒せるわ」
倫子の唖然とした表情にエヴァも苦笑いする中、彼女はテレビに映るアーニャの姿に真剣な表情をする。
アーニャとサーシャの事を一番よく知っているのはエヴァであり、いつも彼女達の訓練を担当していた。だからこそ、この勝負はメテオファルコンズが勝つ事を信じているのである。
「それなら良いけど、相手は手強いと思いますよ……アメリア姫が覚醒したとなると……」
ジェニーが言い切ろうとしたその時、テレビの画面で動きがあった。アメリアがカウントを取ろうとしたところをサーシャがカットし、アーニャを仰向けに寝かせて拘束をほどいたのだ。
「サーシャが駆け付けてきた!」
「ここからが始まりよ。シルバーウルフのハイパータッグが披露されるわ」
サーシャがアーニャを助けに駆け出した事で、ここから反撃が始まろうとしていた。果たして二人が何処までアメリアに喰らいつくかで、この場にいる全員が真剣な表情をしていたのだ。
※
「行くわよ、サーシャ!」
「ええ。アーニャ!」
アーニャとサーシャは素早く駆け出したと同時に、ブートキックをアメリアの顔面に放つ。しかしその程度ではアメリアを倒す事は不可能であり、彼女は平然としているのが証拠だ。
「それなら最大のドロップキックで!」
「ダブルドロップキックなら、いくらあなたでも耐えきれないかもね!」
アーニャとサーシャはコーナーポストに移動し、そこから勢いよくダッシュしてアメリアにドロップキックを放ってきた。しかしアメリアは跳躍したと同時に、急降下しながらサーシャに襲い掛かってきた。そのスピードはスズメバチの様で、狙った獲物は逃がさないのだ。
「そこです!」
「がはっ!」
「アメリアの急降下キックがサーシャに炸裂!ドロップキックを出したのが仇になった!」
アメリアのドロップキックはサーシャの腹に激突し、彼女は大ダメージを喰らってリングマットを転がってしまう。そのままサーシャがリングマットから落下したと同時に、アーニャがすぐにココアにタッチしたのだ。
「ここは私が行くわ!アーニャはゆっくり休んで!」
「ええ。ピンチになったら助けるから!」
ココアがリングインしたと同時に、アーニャはリングの下へと移動する。リング上ではココアとアメリアの一騎打ちとなり、観客達だけでなく誰もがこの戦いの予測を感じ取る。この一騎打ちで勝敗が決まると。
「たとえ誰が相手でも、私は一歩も引かない。それがあなたであっても!」
「私も同じです!ここからは……本気で向かいます!」
ココアとアメリアの一騎打ちが再び始まり、先手を取ったのはココア。強烈なハイキックをアメリアの側面に浴びせる事に成功するが、彼女はニヤリと笑っていた。
「この瞬間を待っていました!」
「な!?」
すかさずアメリアはタックルでココアを押し倒し、上半身を起こさせて強く抱き締め始める。その締め付けはまさに強く、身体を動かそうとしても苦しむばかりである。
「これが私のプロレス奥義の一つ。ハグデッドです!」
「うぐ……」
「「ココア!」」
苦しむココアを見たアーニャとサーシャは助け出そうとするが、アナスタシアとシオンに身体ごと抑え込まれてしまう。誰も助けは来なくなり、このままだとココアは絶体絶命だ。
「そっちがその気なら……私もあなたを抱き締める!」
「な!?」
なんとココアもハグデッドを繰り出し、アメリアを強く抱き締める。これはどちらが耐えきるかの勝負となり、完全に我慢比べとなってしまった。この光景を見るとスキンシップとしか見えないが、これも決着を着ける方法でもあるのだ。
「この我慢比べで勝敗が決まります!果たしてタップアウトしてしまうのはココアなのか?それともアメリアなのか?」
「ココア!最後まで諦めるな!ミミと戦いたいのなら、全力を尽くして勝つ事を考えろ!」
「姫様!あなたならやれます!ヴァルムントの民の為にも、必ず勝ってください!」
三上とレジーの声援は勿論、観客席からも大きな声援が聞こえてくる。二人の活躍に心打たれた者もいれば、感動して涙を流す者もいる。恐らく中継を見ている人達も、同じ気持ちで応援しているだろう。
(私は……ここで……負けられない!ミミと……戦う為にも……諦めたくない!)
するとココアが自力で踏ん張りながら立ち上がろうとしていて、アメリアを持ち上げながら少しづつ立ち上がっていく。同時に天井に向かって高く跳躍したと同時に、リングマットに向けて急降下し始めた。
「な!?」
「これが私の全力!スカイシューター!」
そのまま全体重ごとアメリアをリングマットの上に叩きつけ、押し潰しながらフォールを奪おうとする。今の一撃を喰らってしまったら、ひとたまりもないだろう。
「姫様!しっかりしてください!」
「ナイスだ、ココア!」
レジーは慌てながらアメリアに呼びかけ、三上はガッツポーズを決めながら勝利を確信する。そのままスリーカウントが決まり、試合の終わりを告げるゴングが鳴らされたのだ。
「決まったー!只今の時間は9分6秒!スカイシューターでココアがアメリアを撃破!よって、メテオファルコンズが準決勝進出です!」
ラビリンの実況と同時に歓声が響き渡り、ココアは立ち上がってガッツポーズをしながら応えた。同時に準決勝第一試合の組み合わせは、ブレイブペガサスとメテオファルコンズとなったのだった……
しかし、アーニャも戦士としての意地があるだけでなく、エヴァと戦いたい気持ちが心の奥底からある。だからこそ、ここで負けられないのだ。
(本気になったアメリア姫は手強いかも知れない。けど、私だってやる時はやるんだから!シルバーウルフはエヴァだけじゃないんだからね!)
アーニャは心の中で決意を固めたと同時に、素早いスピードでタックルを仕掛ける。しかし攻撃は回避されてしまい、逆に右手首を掴まれて後ろに曲げられてしまう。
「うぐっ!」
「これで終わると思ったら大間違いですよ?」
するとアメリアはアーニャの右手首を離し、彼女を仰向けに押し倒す。すかさず相手の両膝裏に両手を交互に挟み込みながら胡座をかくように交差させ、そのままゴロンと反転させたのだ。
「パラダイスロック炸裂!アメリア姫はこの様な技も持っていた!」
「姫様!なんて技を覚えたのですか!恥ずかしいですぞ!」
ラビリンの実況に観客達は大興奮する中、レジーは両腕をブンブン上下に振りながら大慌てとなっている。アメリアがパラダイスロックを覚えるなど前代未聞であり、プリンセスがこんな技を覚えたらはしたないと言えるだろう。
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「アメリア……こんな技を覚えていたのかよ……」
控室でもアメリアの行動をテレビで見ていた零夜ではえ、彼女の大胆なやり方に唖然としていた。まさか姫君がこんな技を覚えているのは、想定外と言えるだろう。
「練習熱心に取り組んだのはええんやけど、これは流石にどうかと……」
「そうかも知れないわね。けど、アーニャはこれで倒れる輩じゃないし、サーシャと二人で力を合わせればどんな強敵でさえも倒せるわ」
倫子の唖然とした表情にエヴァも苦笑いする中、彼女はテレビに映るアーニャの姿に真剣な表情をする。
アーニャとサーシャの事を一番よく知っているのはエヴァであり、いつも彼女達の訓練を担当していた。だからこそ、この勝負はメテオファルコンズが勝つ事を信じているのである。
「それなら良いけど、相手は手強いと思いますよ……アメリア姫が覚醒したとなると……」
ジェニーが言い切ろうとしたその時、テレビの画面で動きがあった。アメリアがカウントを取ろうとしたところをサーシャがカットし、アーニャを仰向けに寝かせて拘束をほどいたのだ。
「サーシャが駆け付けてきた!」
「ここからが始まりよ。シルバーウルフのハイパータッグが披露されるわ」
サーシャがアーニャを助けに駆け出した事で、ここから反撃が始まろうとしていた。果たして二人が何処までアメリアに喰らいつくかで、この場にいる全員が真剣な表情をしていたのだ。
※
「行くわよ、サーシャ!」
「ええ。アーニャ!」
アーニャとサーシャは素早く駆け出したと同時に、ブートキックをアメリアの顔面に放つ。しかしその程度ではアメリアを倒す事は不可能であり、彼女は平然としているのが証拠だ。
「それなら最大のドロップキックで!」
「ダブルドロップキックなら、いくらあなたでも耐えきれないかもね!」
アーニャとサーシャはコーナーポストに移動し、そこから勢いよくダッシュしてアメリアにドロップキックを放ってきた。しかしアメリアは跳躍したと同時に、急降下しながらサーシャに襲い掛かってきた。そのスピードはスズメバチの様で、狙った獲物は逃がさないのだ。
「そこです!」
「がはっ!」
「アメリアの急降下キックがサーシャに炸裂!ドロップキックを出したのが仇になった!」
アメリアのドロップキックはサーシャの腹に激突し、彼女は大ダメージを喰らってリングマットを転がってしまう。そのままサーシャがリングマットから落下したと同時に、アーニャがすぐにココアにタッチしたのだ。
「ここは私が行くわ!アーニャはゆっくり休んで!」
「ええ。ピンチになったら助けるから!」
ココアがリングインしたと同時に、アーニャはリングの下へと移動する。リング上ではココアとアメリアの一騎打ちとなり、観客達だけでなく誰もがこの戦いの予測を感じ取る。この一騎打ちで勝敗が決まると。
「たとえ誰が相手でも、私は一歩も引かない。それがあなたであっても!」
「私も同じです!ここからは……本気で向かいます!」
ココアとアメリアの一騎打ちが再び始まり、先手を取ったのはココア。強烈なハイキックをアメリアの側面に浴びせる事に成功するが、彼女はニヤリと笑っていた。
「この瞬間を待っていました!」
「な!?」
すかさずアメリアはタックルでココアを押し倒し、上半身を起こさせて強く抱き締め始める。その締め付けはまさに強く、身体を動かそうとしても苦しむばかりである。
「これが私のプロレス奥義の一つ。ハグデッドです!」
「うぐ……」
「「ココア!」」
苦しむココアを見たアーニャとサーシャは助け出そうとするが、アナスタシアとシオンに身体ごと抑え込まれてしまう。誰も助けは来なくなり、このままだとココアは絶体絶命だ。
「そっちがその気なら……私もあなたを抱き締める!」
「な!?」
なんとココアもハグデッドを繰り出し、アメリアを強く抱き締める。これはどちらが耐えきるかの勝負となり、完全に我慢比べとなってしまった。この光景を見るとスキンシップとしか見えないが、これも決着を着ける方法でもあるのだ。
「この我慢比べで勝敗が決まります!果たしてタップアウトしてしまうのはココアなのか?それともアメリアなのか?」
「ココア!最後まで諦めるな!ミミと戦いたいのなら、全力を尽くして勝つ事を考えろ!」
「姫様!あなたならやれます!ヴァルムントの民の為にも、必ず勝ってください!」
三上とレジーの声援は勿論、観客席からも大きな声援が聞こえてくる。二人の活躍に心打たれた者もいれば、感動して涙を流す者もいる。恐らく中継を見ている人達も、同じ気持ちで応援しているだろう。
(私は……ここで……負けられない!ミミと……戦う為にも……諦めたくない!)
するとココアが自力で踏ん張りながら立ち上がろうとしていて、アメリアを持ち上げながら少しづつ立ち上がっていく。同時に天井に向かって高く跳躍したと同時に、リングマットに向けて急降下し始めた。
「な!?」
「これが私の全力!スカイシューター!」
そのまま全体重ごとアメリアをリングマットの上に叩きつけ、押し潰しながらフォールを奪おうとする。今の一撃を喰らってしまったら、ひとたまりもないだろう。
「姫様!しっかりしてください!」
「ナイスだ、ココア!」
レジーは慌てながらアメリアに呼びかけ、三上はガッツポーズを決めながら勝利を確信する。そのままスリーカウントが決まり、試合の終わりを告げるゴングが鳴らされたのだ。
「決まったー!只今の時間は9分6秒!スカイシューターでココアがアメリアを撃破!よって、メテオファルコンズが準決勝進出です!」
ラビリンの実況と同時に歓声が響き渡り、ココアは立ち上がってガッツポーズをしながら応えた。同時に準決勝第一試合の組み合わせは、ブレイブペガサスとメテオファルコンズとなったのだった……
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