221 / 270
第七章 おとぎの世界の大冒険
第二百十九話 ようこそ、おとぎの世界へ
しおりを挟む
零夜達がおとぎの世界を救う決意をした翌日、彼等はその世界に転移到着していた。ファンタジーの世界だが、様々な名作作品の建物や景色が多くある。流石はおとぎの世界と言うべきだ。
「ここがおとぎの世界か……凄い所だな……」
零夜はキョロキョロ辺りを見回しながら、目の前の景色に心を奪われていた。昔絵本で見ていた名作が、現実の世界である事に驚くのも無理ない。その証拠にミミ達もソワソワしながら、目の前の景色に興奮していた。
「そんな事よりも早く仲間に会いに行こう!皆、待っているんだから!」
「そうだったな。案内を頼む!」
「任せて!こっちだよ!」
ウサギは零夜達を連れて桃太郎達の元に向かう中、アミリスが足を止めて敵の気配を察する。ここでも敵の気配が察しているとなると、油断は禁物と言えるだろう。
「敵が来るわ!この人数は……数百!」
「数百か。確かおとぎの世界の敵は……」
トラマツが言い切ろうとしていたその時、茂みの中からトレント、ゴブリン、サイクロプス、オーガ、インプ、ハーピー族、オーク、ガーゴイル、が姿を現した。数は多く、今までのモンスターよりは手強いと言えるだろう。
「手強い奴等ばっかりね。サイクロプスもいるみたい」
「どれも凶暴ばかりで下手したらやられてしまう……気を引き締めないとね!」
エヴァとコーネリアの意見に皆も同意する中、零夜は真剣な表情で敵の大群に視線を移していた。すぐにこの状況を察したと同時に、ヒカリに視線を移し始める。
「ヒカリさん、モンスター達の召喚を!少しでも戦力は必要です!」
「了解!皆、出てきて!」
零夜からの指示にヒカリは頷き、バングルから次々とスピリットを放出する。そのまま彼女のモンスター達が一斉召喚し、ミノタウロスを筆頭に戦闘態勢に入り始める。
メンバーはミノタウロス、スライム三匹、ラビットナイト、ファルコス、ブラックボア、カーバンクル、ジャックライダー、トレント、パンダファイター、バット、リトルドラゴン、リトルペガサス。更にペンギンナイト、イエティ、ホワイトベアーの群れだ。彼等は心強い為、戦力としても十分に活躍できるだろう。
「更にトレントにはこれを付けないと。ちょっとごめんね?」
「ん?」
ヒカリはオーバーオールの胸ポケットから人形を取り出し、トレントの身体にくっつけた。すると彼の身体が光り出して変化し始め、新たな姿に変化したのだ。
「成功!ウッドゴーレムになった!」
ヒカリはトレントの姿が進化した事に喜んでいて、目の前には進化した姿であるウッドゴーレムの姿が映っていた。その姿はまさにゴーレムの姿其の物だが、木をメインとした特殊岩石となっている。其の為、水や火、風などの属性攻撃に耐え切る事ができるのだ。
「これがウッドゴーレム……動きやすくなったし、力が湧いてきた!」
ウッドゴーレムは自身の姿に驚きを隠せずにいる中、直ぐに気を切り替えて敵に視線を移す。ヒカリの手助けで自身が進化した以上、その恩を返す為に動くしかないだろう。
「ここで一気に攻める!アースブレイカー!」
ウッドゴーレムは地面に拳を叩いたと同時に、強烈な振動で地面から岩を出現させた。同時にモンスター達は次々と地面からの岩攻撃を喰らってしまい、金貨と素材になってしまった。
「まさか多くを倒すとは……俺達も後に続くぞ!」
「「「おう!」」」
ウッドゴーレムの活躍の影響はとても強く、ミノタウロス達も負けじと敵に向かって駆け出し始めた。連携攻撃と強烈な威力でモンスターの数を減らしていき、半数を倒す事に成功したのだ。
「まさか皆がここまで頑張るなんて……私達も手助けしましょう!選ばれし戦士として立ち向かわないと!」
「そうだな。ブレイブペガサス、戦闘開始だ!」
「「「了解!」」」
ヒカリの提案にトラマツも頷き、彼の合図で零夜達も敵に向かって駆け出す。彼等の連携攻撃とトラマツの指示によるコンビネーションも炸裂し、敵はあっという間に五分の一に減らされてしまったのだ。
「凄い!これがブレイブペガサスの実力……!」
「彼奴等の本気はまだまだこれからだけどな。まあ、戦いを見れば分かるさ」
ウサギは零夜達の活躍に目を奪われていて、その様子を見たノースマンはウインクしながら応える。すると増援となる敵が姿を現し、その数は千ぐらいだ。
「増援が来たが、なんか数が多くないか!?」
「ご尤もだが……なんでジャックランタンだらけなんだ?おとぎの世界と言えども、多過ぎるだろ……」
ソニアと杏は冷や汗を流しながら敵に視線を移すが、何故か来たのはジャックランタンだらけとなっていた。まさかの光景に唖然とするのも無理ないが、戦いの最中に気を緩ませるとやられてしまうだろう。
「無駄口は厳禁だ!一気に倒すぞ!」
「そうだな!アタイとした事が情けないぜ。やるからには倒すのみだ!」
零夜の合図にソニアは真剣な表情で頷き、目の前にいる敵を次々と斬り裂き倒す。しかし倒しても倒してもどんどん増援が出てくるので、キリがない状態だ。
「増援がいる為、キリがないわ!恐らく元凶が何処かにいるはずよ!」
「それなら私が行くわ!千里眼発動!」
マーリンからの報告を聞いたアミリスは、千里眼を発動させて敵の位置を探し出す。敵は何処かに隠れているが、アミリスの千里眼なら一発で見抜けるのだ。
「敵は確か……いたわ!木の陰よ!」
アミリスが指差す方を見ると、大きな一本の木が立っているのが見える。するとその後ろから元凶のノームが姿を現すが、人間サイズの大きさとなっていた。
「アンタが増援の元凶ね!」
「バレてしまったか!カボチャ男爵様からの命令で、お前達を足止めしていたんだよ!お前等が桃太郎と合流すれば、こっちとしてもピンチになるからな!」
ノームはあくどい笑みを浮かべながら、零夜達に説明する。このまま零夜達と桃太郎達が合流すれば、苦戦になる事は確定と言えるだろう。
「そういう事か!だったらまとめて倒してやる!この最大奥義で!」
零夜はすぐに跳躍したと同時に、拳に力を込めながら地面に向けて急降下。そのまま地面に拳を叩き込もうとしているのだ。
「この奥義……」
「嫌な予感が……」
「早く逃げないと!」
「また喰らいたくない!」
ミミ達が冷や汗を流しながら逃げようとした途端、零夜は拳で地面を叩いてしまう。すると地面から強烈な光が放たれ、そのまま全員を巻き込んでしまった。
「最大奥義、自来也!」
零夜の宣言と同時に大爆発が発生し、モンスター達は一斉に素材と金貨になってしまった。更にノームも金貨となってしまい、敵は全滅してしまったのだ。
「まさか敵を全部倒すとは……恐るべき力を持つ男だな」
ウサギは驚きの表情で零夜を見つめていて、まさに最強のヒーローの様に思えていた。因みにウサギはトラマツの特殊バリアにより、彼とノースマンと共に攻撃を喰らわずに済んでいたのだ。
「零夜、取り敢えずお疲れ様。けど……これから先は地獄を見るぞ」
「へ?それって……」
トラマツからの指示に零夜が後ろをよく見ると……なんとミミ達が怒りの表情でこちらに接近してきた。しかも彼女達は爆発に巻き込まれてしまい、ボロボロの状態となっていたのだ。
「零夜……またやってくれたわね」
「覚悟はできているかゴラ」
「しまった……ア゙ア゙ァァァァァァァァァ!!」
零夜はミミ達に囲まれたと同時に、強烈なお仕置きを喰らってしまった。その断末魔は辺り一面に響き渡り、トラマツ達はガタガタ震えながら見つめるしか無かったのだった。
「ここがおとぎの世界か……凄い所だな……」
零夜はキョロキョロ辺りを見回しながら、目の前の景色に心を奪われていた。昔絵本で見ていた名作が、現実の世界である事に驚くのも無理ない。その証拠にミミ達もソワソワしながら、目の前の景色に興奮していた。
「そんな事よりも早く仲間に会いに行こう!皆、待っているんだから!」
「そうだったな。案内を頼む!」
「任せて!こっちだよ!」
ウサギは零夜達を連れて桃太郎達の元に向かう中、アミリスが足を止めて敵の気配を察する。ここでも敵の気配が察しているとなると、油断は禁物と言えるだろう。
「敵が来るわ!この人数は……数百!」
「数百か。確かおとぎの世界の敵は……」
トラマツが言い切ろうとしていたその時、茂みの中からトレント、ゴブリン、サイクロプス、オーガ、インプ、ハーピー族、オーク、ガーゴイル、が姿を現した。数は多く、今までのモンスターよりは手強いと言えるだろう。
「手強い奴等ばっかりね。サイクロプスもいるみたい」
「どれも凶暴ばかりで下手したらやられてしまう……気を引き締めないとね!」
エヴァとコーネリアの意見に皆も同意する中、零夜は真剣な表情で敵の大群に視線を移していた。すぐにこの状況を察したと同時に、ヒカリに視線を移し始める。
「ヒカリさん、モンスター達の召喚を!少しでも戦力は必要です!」
「了解!皆、出てきて!」
零夜からの指示にヒカリは頷き、バングルから次々とスピリットを放出する。そのまま彼女のモンスター達が一斉召喚し、ミノタウロスを筆頭に戦闘態勢に入り始める。
メンバーはミノタウロス、スライム三匹、ラビットナイト、ファルコス、ブラックボア、カーバンクル、ジャックライダー、トレント、パンダファイター、バット、リトルドラゴン、リトルペガサス。更にペンギンナイト、イエティ、ホワイトベアーの群れだ。彼等は心強い為、戦力としても十分に活躍できるだろう。
「更にトレントにはこれを付けないと。ちょっとごめんね?」
「ん?」
ヒカリはオーバーオールの胸ポケットから人形を取り出し、トレントの身体にくっつけた。すると彼の身体が光り出して変化し始め、新たな姿に変化したのだ。
「成功!ウッドゴーレムになった!」
ヒカリはトレントの姿が進化した事に喜んでいて、目の前には進化した姿であるウッドゴーレムの姿が映っていた。その姿はまさにゴーレムの姿其の物だが、木をメインとした特殊岩石となっている。其の為、水や火、風などの属性攻撃に耐え切る事ができるのだ。
「これがウッドゴーレム……動きやすくなったし、力が湧いてきた!」
ウッドゴーレムは自身の姿に驚きを隠せずにいる中、直ぐに気を切り替えて敵に視線を移す。ヒカリの手助けで自身が進化した以上、その恩を返す為に動くしかないだろう。
「ここで一気に攻める!アースブレイカー!」
ウッドゴーレムは地面に拳を叩いたと同時に、強烈な振動で地面から岩を出現させた。同時にモンスター達は次々と地面からの岩攻撃を喰らってしまい、金貨と素材になってしまった。
「まさか多くを倒すとは……俺達も後に続くぞ!」
「「「おう!」」」
ウッドゴーレムの活躍の影響はとても強く、ミノタウロス達も負けじと敵に向かって駆け出し始めた。連携攻撃と強烈な威力でモンスターの数を減らしていき、半数を倒す事に成功したのだ。
「まさか皆がここまで頑張るなんて……私達も手助けしましょう!選ばれし戦士として立ち向かわないと!」
「そうだな。ブレイブペガサス、戦闘開始だ!」
「「「了解!」」」
ヒカリの提案にトラマツも頷き、彼の合図で零夜達も敵に向かって駆け出す。彼等の連携攻撃とトラマツの指示によるコンビネーションも炸裂し、敵はあっという間に五分の一に減らされてしまったのだ。
「凄い!これがブレイブペガサスの実力……!」
「彼奴等の本気はまだまだこれからだけどな。まあ、戦いを見れば分かるさ」
ウサギは零夜達の活躍に目を奪われていて、その様子を見たノースマンはウインクしながら応える。すると増援となる敵が姿を現し、その数は千ぐらいだ。
「増援が来たが、なんか数が多くないか!?」
「ご尤もだが……なんでジャックランタンだらけなんだ?おとぎの世界と言えども、多過ぎるだろ……」
ソニアと杏は冷や汗を流しながら敵に視線を移すが、何故か来たのはジャックランタンだらけとなっていた。まさかの光景に唖然とするのも無理ないが、戦いの最中に気を緩ませるとやられてしまうだろう。
「無駄口は厳禁だ!一気に倒すぞ!」
「そうだな!アタイとした事が情けないぜ。やるからには倒すのみだ!」
零夜の合図にソニアは真剣な表情で頷き、目の前にいる敵を次々と斬り裂き倒す。しかし倒しても倒してもどんどん増援が出てくるので、キリがない状態だ。
「増援がいる為、キリがないわ!恐らく元凶が何処かにいるはずよ!」
「それなら私が行くわ!千里眼発動!」
マーリンからの報告を聞いたアミリスは、千里眼を発動させて敵の位置を探し出す。敵は何処かに隠れているが、アミリスの千里眼なら一発で見抜けるのだ。
「敵は確か……いたわ!木の陰よ!」
アミリスが指差す方を見ると、大きな一本の木が立っているのが見える。するとその後ろから元凶のノームが姿を現すが、人間サイズの大きさとなっていた。
「アンタが増援の元凶ね!」
「バレてしまったか!カボチャ男爵様からの命令で、お前達を足止めしていたんだよ!お前等が桃太郎と合流すれば、こっちとしてもピンチになるからな!」
ノームはあくどい笑みを浮かべながら、零夜達に説明する。このまま零夜達と桃太郎達が合流すれば、苦戦になる事は確定と言えるだろう。
「そういう事か!だったらまとめて倒してやる!この最大奥義で!」
零夜はすぐに跳躍したと同時に、拳に力を込めながら地面に向けて急降下。そのまま地面に拳を叩き込もうとしているのだ。
「この奥義……」
「嫌な予感が……」
「早く逃げないと!」
「また喰らいたくない!」
ミミ達が冷や汗を流しながら逃げようとした途端、零夜は拳で地面を叩いてしまう。すると地面から強烈な光が放たれ、そのまま全員を巻き込んでしまった。
「最大奥義、自来也!」
零夜の宣言と同時に大爆発が発生し、モンスター達は一斉に素材と金貨になってしまった。更にノームも金貨となってしまい、敵は全滅してしまったのだ。
「まさか敵を全部倒すとは……恐るべき力を持つ男だな」
ウサギは驚きの表情で零夜を見つめていて、まさに最強のヒーローの様に思えていた。因みにウサギはトラマツの特殊バリアにより、彼とノースマンと共に攻撃を喰らわずに済んでいたのだ。
「零夜、取り敢えずお疲れ様。けど……これから先は地獄を見るぞ」
「へ?それって……」
トラマツからの指示に零夜が後ろをよく見ると……なんとミミ達が怒りの表情でこちらに接近してきた。しかも彼女達は爆発に巻き込まれてしまい、ボロボロの状態となっていたのだ。
「零夜……またやってくれたわね」
「覚悟はできているかゴラ」
「しまった……ア゙ア゙ァァァァァァァァァ!!」
零夜はミミ達に囲まれたと同時に、強烈なお仕置きを喰らってしまった。その断末魔は辺り一面に響き渡り、トラマツ達はガタガタ震えながら見つめるしか無かったのだった。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
獣人の里の仕置き小屋
真木
恋愛
ある狼獣人の里には、仕置き小屋というところがある。
獣人は愛情深く、その執着ゆえに伴侶が逃げ出すとき、獣人の夫が伴侶に仕置きをするところだ。
今夜もまた一人、里から出ようとして仕置き小屋に連れられてきた少女がいた。
仕置き小屋にあるものを見て、彼女は……。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる