205 / 270
第六章 山口観光騒動記
第二百三話 りんご園の巨大りんご
しおりを挟む
零夜達は空を飛びながら次の目的地に移動し、修吾達は車で移動していた。次の目的地の内容は阿東徳佐で、とあるりんご園へと向かっていたのだ。
「なんでりんご園に向かうのかしら?阿東徳佐と萩に関しては終わった筈なのに……」
ヒカリがりんご園に行く事に疑問に思い、他の皆も同様に頷く。萩と阿東徳佐に関しては刺客は倒し終えていて、松下村塾の観光でスタンプを手に入れた。後は山口だけなのに、何故行くのか気になるのも無理はない。
「実はりんご園で巨大りんごがあって、それがかなりデカいのですよ。そこの園長さんが困っているので、お父さん達に依頼していましたからね」
ミミは事の内容をヒカリ達に説明していて、彼女達は納得の表情をする。
普通りんごの大きさはだいたい掌に乗るぐらいのサイズだが、今回の大きさはだいたい二メートルぐらいの高さである。それによって園長が困るのも当然だが、どうやってその大きさになるのか疑問に感じるのだろう。
「まあ、これは困っているとなると、放っておける理由にはいかないからね」
「それにりんごが好きに食べられるのなら別に良いけどね」
「早く依頼を解決させましょう!」
ヒカリ達は困っている人は放っておけず、りんご園を助ける事を決断。それに大きいりんごは勿論、好きなだけりんごが食べれるのなら、一石二鳥と言えるだろう。
「俺もりんごは大好物だからな。早くりんご園に行こうぜ!」
零夜の合図に全員が笑顔で頷き、そのまま目的地となるりんご園へとスピードを上げ始めた。しかし、この時の彼等は気付いてなかった。大きいりんごは一つだけではない事を……
※
「……って、何よこれ!」
りんご園に着いた零夜達を待ち受けていたのは、普通の木のりんごだけでなく、二メートル程の大きなりんごがなっている木もあったのだ。しかもその大きさはとても重く、エヴァぐらいでないと持ち上げる事は不可能である。
おまけに木も大きい為、どうやって成長したのか気になるのも無理はない。ミミが叫んでしまうのも当然である。
「かなり大きいわね」
「どうやったら大きくなるのよ……」
ユナは興味深そうに見ていて、アミは真顔で大きな木をじっと見ていた。りんごも大きければ木も大きくなるのも当然の事である。
するとりんご園の園長である吹田豊作が姿を現し、この原因について説明を始めた。
「私としても驚きましたが、まさかここまで成長するとは思いませんでした」
「けど、一体何の肥料を使ったのですか?」
「こちらです」
零夜は気になる表情で質問する中、吹田はとある肥料を取り出す。それは「何でも成長!ジャイアント」という特殊肥料であり、何でも巨大化できる特殊肥料なのだ。
「「「ららーっ!」」」
文香、恵、ユナ以外は当然ずっこけてしまい、彼女達はあらあらとした表情をしていた。まさかこの肥料によって、巨大化したりんごが出てくるのは知らなかっただろう。
「こんな肥料を使うからですよ!」
「いやー……巨大作物に挑戦しようとしたら失敗でしたわ。お陰で巨大りんごが落ちる毎に地震が出るわ、収穫も難しく、お客もさっぱりで……」
吹田は退屈座りで落ち込んでしまい、どうすれば良いのか困ってしまう。このままにしては放っておけず、野放しにしたらまた被害が大きくなるだろう。
「こうなると木ごと移動した方が良いかも知れないわね……エヴァ、やれる?」
「任せて!こういうのは得意だから!」
コーネリアが真剣な表情で推測し、エヴァに声を掛ける。彼女はグッドサインで答えたと同時に、大きなりんごがなる木の方へと向かい出した。
エヴァはそのまま両手でリンゴの木を引き抜こうとしているが、いくら何でも無謀過ぎる。大きなりんごの木の幹も太い為、引き抜く事は難しいと言えるだろう。
「大丈夫なのか?」
「心配するなよ。エヴァはこう見えても怪力なんだし、何か策があるはずだ」
心配する修吾に零夜がフォローしたその直後、エヴァはりんごの木に手を当てて魔力を発動させる。するとりんごの木がゴゴゴと揺れ始めたと同時に、地面に罅が入り始めた。
「ん?地面が揺れている?」
「エヴァ……もしかして……」
マリーが地面の揺れを感じ取った直後、コーネリアはその揺れをすぐに察した。そのままエヴァに声を掛けようとした途端、大きなりんごの木が地面から引っこ抜かれたのだ。
りんごの木は宙に浮いたままふわふわ浮かんでいて、光のオーラが纏わっている。そのオーラはエヴァによる魔力によって、発動されているのだ。
「マリー、りんごの木の転移をお願い!」
「ええ、分かったわ!」
エヴァの合図でマリーは指を鳴らしたと同時に、大きなりんごの木を別の場所に転移させる。残ったのは大きな穴となったが、自動的に埋められて草むらになった。
「これでもう大丈夫!りんごの木はヒーローアイランドに転移させたから!」
「ありがとうございます!助かりました!」
エヴァの笑顔に吹田はペコペコ礼をしながら、感謝の言葉を述べていた。これでお客さんが安全に来るだけでなく、普通のりんご園の営業もできるので大助かりだ。
「エヴァ、今の魔術は何?力を使わずに何かしたけど……」
するとアミが今の魔術が気になり、エヴァに質問してきた。あんなに大きなりんごの木が簡単に抜けてしまう事はあり得ず、何か凄い魔術を使っていたのではないかと気になっているのだ。
エヴァは笑顔を見せつつ、今の魔術を説明する。
「この木に超能力で細工したからね。重力をゼロにしたと同時に、簡単に引き抜く様にしたから」
「なるほど……怪力とは聞いたけど、超能力まで使える様になるとは……見事としか言いようが無いわね」
エヴァの説明にアミは納得の表情をするが、コーネリア、ユナ、文香、恵以外の面々はポカンとするしかなかったのだ。
エヴァは怪力自慢のワーウルフだという事は知っているが、まさか超能力を使えるとは予想外と言えるだろう。
「エヴァ、数日前から超能力の修行をしたからね。格闘だけでなく、様々な能力を付けようと努力したの。その結果、クラスもサイキックファイターにクラスアップしたわ!」
「だから超能力が使えるのね。見事としか言えないわ」
コーネリアの説明にミミ達も納得の表情をしていて、エヴァは笑顔で応えていた。
エヴァは努力家の一面もある為、自身が強くなる為には何でもチャレンジする事が多い。料理などの家事ができる様になったのは、その精神があるからなのだ。
「まあ、取り敢えずは依頼も無事に終わったし、これでようやくりんごが食べられるな……」
零夜はすぐにりんごを取りに行こうとしたその時、吹田が大量のりんごを持ってきた。依頼を引き受けてくれたお礼として、こんなにも用意していたのだ。
「皆さんでどうぞお食べください。お代はタダで」
「どうもすみません。よし、家に帰ってから夕食後に食べよう!さあ、運ぶぞ!」
「やっぱりかー!」
修吾の宣言でりんごはお預けとなってしまい、零夜は前のめりに倒れながらずっこけてしまう。この様子にミミ達はため息をつくしかなく、同情するのも無理なかった……
「なんでりんご園に向かうのかしら?阿東徳佐と萩に関しては終わった筈なのに……」
ヒカリがりんご園に行く事に疑問に思い、他の皆も同様に頷く。萩と阿東徳佐に関しては刺客は倒し終えていて、松下村塾の観光でスタンプを手に入れた。後は山口だけなのに、何故行くのか気になるのも無理はない。
「実はりんご園で巨大りんごがあって、それがかなりデカいのですよ。そこの園長さんが困っているので、お父さん達に依頼していましたからね」
ミミは事の内容をヒカリ達に説明していて、彼女達は納得の表情をする。
普通りんごの大きさはだいたい掌に乗るぐらいのサイズだが、今回の大きさはだいたい二メートルぐらいの高さである。それによって園長が困るのも当然だが、どうやってその大きさになるのか疑問に感じるのだろう。
「まあ、これは困っているとなると、放っておける理由にはいかないからね」
「それにりんごが好きに食べられるのなら別に良いけどね」
「早く依頼を解決させましょう!」
ヒカリ達は困っている人は放っておけず、りんご園を助ける事を決断。それに大きいりんごは勿論、好きなだけりんごが食べれるのなら、一石二鳥と言えるだろう。
「俺もりんごは大好物だからな。早くりんご園に行こうぜ!」
零夜の合図に全員が笑顔で頷き、そのまま目的地となるりんご園へとスピードを上げ始めた。しかし、この時の彼等は気付いてなかった。大きいりんごは一つだけではない事を……
※
「……って、何よこれ!」
りんご園に着いた零夜達を待ち受けていたのは、普通の木のりんごだけでなく、二メートル程の大きなりんごがなっている木もあったのだ。しかもその大きさはとても重く、エヴァぐらいでないと持ち上げる事は不可能である。
おまけに木も大きい為、どうやって成長したのか気になるのも無理はない。ミミが叫んでしまうのも当然である。
「かなり大きいわね」
「どうやったら大きくなるのよ……」
ユナは興味深そうに見ていて、アミは真顔で大きな木をじっと見ていた。りんごも大きければ木も大きくなるのも当然の事である。
するとりんご園の園長である吹田豊作が姿を現し、この原因について説明を始めた。
「私としても驚きましたが、まさかここまで成長するとは思いませんでした」
「けど、一体何の肥料を使ったのですか?」
「こちらです」
零夜は気になる表情で質問する中、吹田はとある肥料を取り出す。それは「何でも成長!ジャイアント」という特殊肥料であり、何でも巨大化できる特殊肥料なのだ。
「「「ららーっ!」」」
文香、恵、ユナ以外は当然ずっこけてしまい、彼女達はあらあらとした表情をしていた。まさかこの肥料によって、巨大化したりんごが出てくるのは知らなかっただろう。
「こんな肥料を使うからですよ!」
「いやー……巨大作物に挑戦しようとしたら失敗でしたわ。お陰で巨大りんごが落ちる毎に地震が出るわ、収穫も難しく、お客もさっぱりで……」
吹田は退屈座りで落ち込んでしまい、どうすれば良いのか困ってしまう。このままにしては放っておけず、野放しにしたらまた被害が大きくなるだろう。
「こうなると木ごと移動した方が良いかも知れないわね……エヴァ、やれる?」
「任せて!こういうのは得意だから!」
コーネリアが真剣な表情で推測し、エヴァに声を掛ける。彼女はグッドサインで答えたと同時に、大きなりんごがなる木の方へと向かい出した。
エヴァはそのまま両手でリンゴの木を引き抜こうとしているが、いくら何でも無謀過ぎる。大きなりんごの木の幹も太い為、引き抜く事は難しいと言えるだろう。
「大丈夫なのか?」
「心配するなよ。エヴァはこう見えても怪力なんだし、何か策があるはずだ」
心配する修吾に零夜がフォローしたその直後、エヴァはりんごの木に手を当てて魔力を発動させる。するとりんごの木がゴゴゴと揺れ始めたと同時に、地面に罅が入り始めた。
「ん?地面が揺れている?」
「エヴァ……もしかして……」
マリーが地面の揺れを感じ取った直後、コーネリアはその揺れをすぐに察した。そのままエヴァに声を掛けようとした途端、大きなりんごの木が地面から引っこ抜かれたのだ。
りんごの木は宙に浮いたままふわふわ浮かんでいて、光のオーラが纏わっている。そのオーラはエヴァによる魔力によって、発動されているのだ。
「マリー、りんごの木の転移をお願い!」
「ええ、分かったわ!」
エヴァの合図でマリーは指を鳴らしたと同時に、大きなりんごの木を別の場所に転移させる。残ったのは大きな穴となったが、自動的に埋められて草むらになった。
「これでもう大丈夫!りんごの木はヒーローアイランドに転移させたから!」
「ありがとうございます!助かりました!」
エヴァの笑顔に吹田はペコペコ礼をしながら、感謝の言葉を述べていた。これでお客さんが安全に来るだけでなく、普通のりんご園の営業もできるので大助かりだ。
「エヴァ、今の魔術は何?力を使わずに何かしたけど……」
するとアミが今の魔術が気になり、エヴァに質問してきた。あんなに大きなりんごの木が簡単に抜けてしまう事はあり得ず、何か凄い魔術を使っていたのではないかと気になっているのだ。
エヴァは笑顔を見せつつ、今の魔術を説明する。
「この木に超能力で細工したからね。重力をゼロにしたと同時に、簡単に引き抜く様にしたから」
「なるほど……怪力とは聞いたけど、超能力まで使える様になるとは……見事としか言いようが無いわね」
エヴァの説明にアミは納得の表情をするが、コーネリア、ユナ、文香、恵以外の面々はポカンとするしかなかったのだ。
エヴァは怪力自慢のワーウルフだという事は知っているが、まさか超能力を使えるとは予想外と言えるだろう。
「エヴァ、数日前から超能力の修行をしたからね。格闘だけでなく、様々な能力を付けようと努力したの。その結果、クラスもサイキックファイターにクラスアップしたわ!」
「だから超能力が使えるのね。見事としか言えないわ」
コーネリアの説明にミミ達も納得の表情をしていて、エヴァは笑顔で応えていた。
エヴァは努力家の一面もある為、自身が強くなる為には何でもチャレンジする事が多い。料理などの家事ができる様になったのは、その精神があるからなのだ。
「まあ、取り敢えずは依頼も無事に終わったし、これでようやくりんごが食べられるな……」
零夜はすぐにりんごを取りに行こうとしたその時、吹田が大量のりんごを持ってきた。依頼を引き受けてくれたお礼として、こんなにも用意していたのだ。
「皆さんでどうぞお食べください。お代はタダで」
「どうもすみません。よし、家に帰ってから夕食後に食べよう!さあ、運ぶぞ!」
「やっぱりかー!」
修吾の宣言でりんごはお預けとなってしまい、零夜は前のめりに倒れながらずっこけてしまう。この様子にミミ達はため息をつくしかなく、同情するのも無理なかった……
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
獣人の里の仕置き小屋
真木
恋愛
ある狼獣人の里には、仕置き小屋というところがある。
獣人は愛情深く、その執着ゆえに伴侶が逃げ出すとき、獣人の夫が伴侶に仕置きをするところだ。
今夜もまた一人、里から出ようとして仕置き小屋に連れられてきた少女がいた。
仕置き小屋にあるものを見て、彼女は……。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる