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第六章 山口観光騒動記
第百八十三話 観光の掟
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デビュー戦から数日後、ヒーローアイランドにある広場では、メディアが皆に説明を行おうとしていた。因みにアーニャとサーシャについては、昨日選ばれし戦士の者達として覚醒。それによって三上達のチームに入る事になり、不在となっているのだ。
「皆、よく集まったわ。これより最後の会議である山口県観光のルールを説明するわ!」
メディアからの宣言にその場にいる全員が息を呑み、緊迫感の空気が流れ始める。巫山戯ていたら失敗となってしまう可能性があるので、何としてでもクリアしないといけないだろう。
「観光のルールは周囲に迷惑を掛けず、マナーを守って行動する事。これが第一の基本よ」
「まあ、観光の基本中の基本だから、それぐらいは覚えて当然だよね」
メディアの説明にエヴァはミミ達の方に視線を移すと、彼女達もコクコクと頷きながら同意していた。当然マナーを守らなければ来ないで欲しいと言われるし、二度と行きたくなくなる事もあり得る。だからこそ、マナーは守らなければならないのだ。
「その通り。そして、観光メンバーについては零夜達選ばれし八人と契約サポーター、美津代の十七人で行動して貰うわ」
「じゃあ、トラマツとノースマンは参加できないのね……」
メンバーの内容を聞いた倫子は寂しそうな表情をしてしまう。今まではトラマツとノースマンがいたが、今回は参加できない状態となっている。それにより、今回は神からの使いのサポート無しで、課題を達成しなければならないのだ。
「その通り。僕とノースマンは猫と狼だから、ホテルには入れないからね……」
「それを考えたら、課題のレベルを上げるには良いかも知れないな」
トラマツとノースマンの正確な意見に、メディア達も同意する。今までの戦いはトラマツとノースマンのサポートがあったからこそ乗り越えたが、彼等がいないとなるとピンチになる。そこで零夜達がレベルアップする為にも、メンバー編成を考えたのだ。
「なるほどな。トラマツとノースマンが不在となった以上、この課題は難しくなるだろう……」
零夜は真剣な推測で課題の事を考えるが、その様子を見たミミは彼に近付き始める。そのまま零夜に飛びついたと同時に、彼の頭を優しく撫で始めた。
「気持ちは分かるけど、今回の任務は観光。事前に皆で話し合って計画して、予定通りに進みながら楽しむ事が大事でしょ?」
「そうだったな……」
ミミからの優しい指摘に、零夜は頰を赤くしながら項垂れてしまう。観光は楽しみながらする物であり、真剣な表情にならなくても良いと言える。更に現地で学ぶ事も沢山ある為、いい経験となるだろう。
「それに山口県は私と零夜の地元。折角だから私達の案内で観光するのもありだと思うわ」
「そうだな。だったら皆を楽しませて貰わないと!」
ミミからのアドバイスに零夜も賛同しながら頷き、二人で皆を楽しませる観光をしようと決断。地元出身なのでその利点を活かし、皆を楽しませようと心から決断しているのだ。
「確かに地元のあなた達なら心強いわ。けど、観光のルールも決められているわ」
「ルール?」
メディアは零夜とミミの意見に同意するが、観光のルールがある事も伝える。それに皆が首を傾げる中、メディアはスタンプカードを召喚する。それは何の変哲もないスタンプカードだが、七つのスタンプを押す場所が用意されているのだ。
「あなた達は山口県内のそれぞれの観光場所に赴くけど、県内の各七エリアにある様々な場所に向かってもらうわ。どの場所でも構わないけど、エリアは限られているからね」
メディアは観光課題の内容を説明しつつ、各エリアの範囲も説明する。
山口県内の各エリア内にある一箇所の場所を巡り終えると、スタンプが一個自動で手に入れられる。更に制限時間は四泊五日の為、どの様にスケジュールを立てるかが鍵となるだろう。
因みにエリアはこうなっているのだ。
・山口市
・下関、宇部市
・防府市
・萩市、阿東徳佐
・下松市、光市
・周南市
・岩国、柳井市
その各エリアの内容を見た零夜達は納得の表情をするが、問題はこのエリア内で何処を巡るかだ。おまけに県外に行ったら即アウトとなるので、油断は出来ないと言っても良い。
「エリア内で各一個となると、同じエリア内での二つの観光はカウントできないのですね」
「ええ。その場合は課題を時間内にクリア次第、好きに観光して良いわ。あなた達が気が済むまでね」
メディアからの更なる情報に、ヒカリ達はピクリと反応。そのまま零夜とミミに接近して詰め寄ってきたのだ。彼女達も山口県内で行きたい所がある為、今の内に言わなければ後悔すると思っているのだろう。
「私、錦帯橋行きたい!」
「防府天満宮!」
「分かった!分かったから落ち着け!」
ヒカリ達のリクエストに、零夜は慌てながら彼女達を落ち着かせる。いきなり問い詰められても混乱するばかりで、まずは落ち着かせるのが優先と感じていたのだろう。
その状況にメディアは苦笑いしていて、トラマツ達は唖然とするしかなかった。まあ、エヴァ達の気持ちは分からないでもないが。
「まあ、こんな事になるのは……想定内でしたけどね……」
リリアは苦笑いしながら、こうなるんじゃないかと予測していた。エヴァ達はこの世界の事をまだ知らない部分がある為、興味が湧いて行きたいところがあるのも無理はない。其の為、色んなところに行きたくなるのは当たり前であるのだ。
「そうね。他の皆も行きたいところはあるし、私も日本だけでなく、世界の事を知りたいわ」
「其の為にもメディア様にはマナーを守る必要がありますけどね」
メディアも日本以外にも、地球の様々な国に行ってみたいと考えている。しかし、トラマツからの指摘に顔を赤面しながら縮こまってしまった。
確かに女神だからといって、何をしても良い訳では無い。女神としての振る舞いは勿論、馬鹿な行動は厳禁である。もし、それを破ればダメ人間の烙印を押される為、笑い者になるのも時間の問題である。
「言われなくても分かっているわよ……それに、現在最後の課題に取り組んでいるのは私達だけじゃないからね」
「え?他にもいるのですか?」
メディアは真剣な表情をしながら今の状況を語り、その内容に零夜達が食いつく。自身達の他にも最後の課題に取り組んでいる者もいるとなると、ますます油断ならないからだ。
「ええ。ヒューゴ率いるシャイニングナイツ、風子率いるプリンセスヴァルキリーズ、そしてヒコマツ率いるスパイラルエアーズの三チームよ。あと、アメリア率いるスノーホワイト、三上率いるメテオファルコンズもチームが揃ったわ」
「となると、ますます油断は禁物ですね……」
メディアからの説明を聞いた零夜達は真剣な表情をしつつ、今後の展開を予測し始める。アメリアや三上もチームが揃った以上、ヒーローズエイトに向けて課題をクリアしに行く事になる。更に油断すれば、先に出場権を手に入れる事もあり得るのだ。
(何れにしても油断大敵。早めにクリアしないとまずいかもな……)
零夜は心の中で焦りを感じつつも、早く課題をクリアする事を決意を固めた。
「皆、よく集まったわ。これより最後の会議である山口県観光のルールを説明するわ!」
メディアからの宣言にその場にいる全員が息を呑み、緊迫感の空気が流れ始める。巫山戯ていたら失敗となってしまう可能性があるので、何としてでもクリアしないといけないだろう。
「観光のルールは周囲に迷惑を掛けず、マナーを守って行動する事。これが第一の基本よ」
「まあ、観光の基本中の基本だから、それぐらいは覚えて当然だよね」
メディアの説明にエヴァはミミ達の方に視線を移すと、彼女達もコクコクと頷きながら同意していた。当然マナーを守らなければ来ないで欲しいと言われるし、二度と行きたくなくなる事もあり得る。だからこそ、マナーは守らなければならないのだ。
「その通り。そして、観光メンバーについては零夜達選ばれし八人と契約サポーター、美津代の十七人で行動して貰うわ」
「じゃあ、トラマツとノースマンは参加できないのね……」
メンバーの内容を聞いた倫子は寂しそうな表情をしてしまう。今まではトラマツとノースマンがいたが、今回は参加できない状態となっている。それにより、今回は神からの使いのサポート無しで、課題を達成しなければならないのだ。
「その通り。僕とノースマンは猫と狼だから、ホテルには入れないからね……」
「それを考えたら、課題のレベルを上げるには良いかも知れないな」
トラマツとノースマンの正確な意見に、メディア達も同意する。今までの戦いはトラマツとノースマンのサポートがあったからこそ乗り越えたが、彼等がいないとなるとピンチになる。そこで零夜達がレベルアップする為にも、メンバー編成を考えたのだ。
「なるほどな。トラマツとノースマンが不在となった以上、この課題は難しくなるだろう……」
零夜は真剣な推測で課題の事を考えるが、その様子を見たミミは彼に近付き始める。そのまま零夜に飛びついたと同時に、彼の頭を優しく撫で始めた。
「気持ちは分かるけど、今回の任務は観光。事前に皆で話し合って計画して、予定通りに進みながら楽しむ事が大事でしょ?」
「そうだったな……」
ミミからの優しい指摘に、零夜は頰を赤くしながら項垂れてしまう。観光は楽しみながらする物であり、真剣な表情にならなくても良いと言える。更に現地で学ぶ事も沢山ある為、いい経験となるだろう。
「それに山口県は私と零夜の地元。折角だから私達の案内で観光するのもありだと思うわ」
「そうだな。だったら皆を楽しませて貰わないと!」
ミミからのアドバイスに零夜も賛同しながら頷き、二人で皆を楽しませる観光をしようと決断。地元出身なのでその利点を活かし、皆を楽しませようと心から決断しているのだ。
「確かに地元のあなた達なら心強いわ。けど、観光のルールも決められているわ」
「ルール?」
メディアは零夜とミミの意見に同意するが、観光のルールがある事も伝える。それに皆が首を傾げる中、メディアはスタンプカードを召喚する。それは何の変哲もないスタンプカードだが、七つのスタンプを押す場所が用意されているのだ。
「あなた達は山口県内のそれぞれの観光場所に赴くけど、県内の各七エリアにある様々な場所に向かってもらうわ。どの場所でも構わないけど、エリアは限られているからね」
メディアは観光課題の内容を説明しつつ、各エリアの範囲も説明する。
山口県内の各エリア内にある一箇所の場所を巡り終えると、スタンプが一個自動で手に入れられる。更に制限時間は四泊五日の為、どの様にスケジュールを立てるかが鍵となるだろう。
因みにエリアはこうなっているのだ。
・山口市
・下関、宇部市
・防府市
・萩市、阿東徳佐
・下松市、光市
・周南市
・岩国、柳井市
その各エリアの内容を見た零夜達は納得の表情をするが、問題はこのエリア内で何処を巡るかだ。おまけに県外に行ったら即アウトとなるので、油断は出来ないと言っても良い。
「エリア内で各一個となると、同じエリア内での二つの観光はカウントできないのですね」
「ええ。その場合は課題を時間内にクリア次第、好きに観光して良いわ。あなた達が気が済むまでね」
メディアからの更なる情報に、ヒカリ達はピクリと反応。そのまま零夜とミミに接近して詰め寄ってきたのだ。彼女達も山口県内で行きたい所がある為、今の内に言わなければ後悔すると思っているのだろう。
「私、錦帯橋行きたい!」
「防府天満宮!」
「分かった!分かったから落ち着け!」
ヒカリ達のリクエストに、零夜は慌てながら彼女達を落ち着かせる。いきなり問い詰められても混乱するばかりで、まずは落ち着かせるのが優先と感じていたのだろう。
その状況にメディアは苦笑いしていて、トラマツ達は唖然とするしかなかった。まあ、エヴァ達の気持ちは分からないでもないが。
「まあ、こんな事になるのは……想定内でしたけどね……」
リリアは苦笑いしながら、こうなるんじゃないかと予測していた。エヴァ達はこの世界の事をまだ知らない部分がある為、興味が湧いて行きたいところがあるのも無理はない。其の為、色んなところに行きたくなるのは当たり前であるのだ。
「そうね。他の皆も行きたいところはあるし、私も日本だけでなく、世界の事を知りたいわ」
「其の為にもメディア様にはマナーを守る必要がありますけどね」
メディアも日本以外にも、地球の様々な国に行ってみたいと考えている。しかし、トラマツからの指摘に顔を赤面しながら縮こまってしまった。
確かに女神だからといって、何をしても良い訳では無い。女神としての振る舞いは勿論、馬鹿な行動は厳禁である。もし、それを破ればダメ人間の烙印を押される為、笑い者になるのも時間の問題である。
「言われなくても分かっているわよ……それに、現在最後の課題に取り組んでいるのは私達だけじゃないからね」
「え?他にもいるのですか?」
メディアは真剣な表情をしながら今の状況を語り、その内容に零夜達が食いつく。自身達の他にも最後の課題に取り組んでいる者もいるとなると、ますます油断ならないからだ。
「ええ。ヒューゴ率いるシャイニングナイツ、風子率いるプリンセスヴァルキリーズ、そしてヒコマツ率いるスパイラルエアーズの三チームよ。あと、アメリア率いるスノーホワイト、三上率いるメテオファルコンズもチームが揃ったわ」
「となると、ますます油断は禁物ですね……」
メディアからの説明を聞いた零夜達は真剣な表情をしつつ、今後の展開を予測し始める。アメリアや三上もチームが揃った以上、ヒーローズエイトに向けて課題をクリアしに行く事になる。更に油断すれば、先に出場権を手に入れる事もあり得るのだ。
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